暑くならない午前中に久しぶりに引地川沿いを下り、田圃がある所まで行ってきた。稲が既に刈り取られた田圃とまだ稲が残っている田圃と刈り取りが行われている田圃があった(図1)。ぼくはまだ水が張られていてカエルや雑魚やアメリカザリガニが見られるかな?っと思っていただけに早い稲刈りに少々驚いた。北海道釧路で生まれ育ち、神奈川県にはもうすでに50年以上も住んでいるのに、水田の様々な時季についてはまだまだ判らない。
図1.稲刈りが終わった田とこらからの田
この田圃に着く前から、ぼくの前を歩いていた夫婦も、この田圃が目的地であったようで、ここから戻って行った(図2)。
図2.散歩の初老夫婦
カナムグラが生い茂り、そこにキタテハがひらひらと飛んでいた。停まってくれたので撮れた(図3)。このカナムグラは千葉県の高后山のサルの調査で悩まされた蔓性植物だ。
図3.カナムグラとキタテハ
この田圃の東側は、湘南台から続く丘陵地なので、湧き水が流れ出ており、それも畑に利用されている。
図4.田圃に使う湧き水
タテハチョウの仲間のコミスジが2頭停まっていた。小さな動きで静かにザックを下ろし、コミスジの様子を見ながら中からカメラを取り出し撮る(図5&6)。
図5.コミスジ
図6.コミスジ
もう一つの田圃では機械で稲を刈り、刈った稲はすぐこの機械で脱穀し軽トラの荷台に積んだ袋に流し落としていた(図7)。一人で、この機械一台で稲刈りと脱穀までやってしまうんだ。
図7.刈り入れと脱穀を同時に!
脇の水路の水が堰き止められている所にウグイ?の稚魚が群れていた(図8)。たも網で掬っても網目から落ちてしまう稚魚だ。
図8.用水の中にウグイ稚魚
久しぶりに1万歩を越えた散歩であり、シャワーを浴び、冷たい麺の昼食後2時間近くも昼寝した。この所朝4時半に目覚め、5時前には起きる。少し前は4時半は既に明るかったが、今は5時でも少し薄暗い。秋が急速に迫ってきている。
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