ジャコウネズミの腓骨は脛骨の遠端から中頃まで癒合し、残りの半分の近端部は脛骨の中頃から飛び出しているかのようだ。このような腓骨と脛骨の癒合はモグラ科やトガリネズミ科に共通したものである。
さらに、同じような腓骨と脛骨の癒合はウサギやネズミの仲間にも見られ、シカ・カモシカでは腓骨が痕跡として残るくらい腓骨が全面的に脛骨と癒合している。
しかし、ジャコウネズミの骨はどれも頑丈だ。ホルマリン漬けに30年以上もしていたからだろうか?不思議な事にジャコウネズミの瓶に入っていたトガリネズミは未だない腐敗していない。毛が抜けてきただけだ。
図1. ジャコウネズミの右と左の前面からの脛骨・腓骨
日本にとって8月は広島・長崎の平和祈念式典があり、終戦記念日がある。何れも戦争の被害者としての追悼である。日本が東南アジア、中国で犯した加害者としての他国民に対する追悼は行われない。それどころかそのような事は無かったことにしようとしている。
シンガポールや中国では日本の戦争犯罪を暴いた博物館がある。日本国民は加害者であると云う事と向き合わなければならない。
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