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2022年7月8日金曜日

Ca.不足よりなるテタニー症   Tetany caused by Ca deficiency

 実は、1日に三峰山から帰ってきて、シャワーを浴び、缶ビールを飲んだ夕食時に箸を持つ右手の小指や親指が攣り始め、直ぐ左手の手指も攣り始めたのでスポーツドリンクをコップ一杯飲んだ。しかし、攣りは治まらない。この時、これはCa.不足よりなるテタニー症の前兆だと気づき自分の部屋に戻り、昨年ネットで購入したCa,Mg, &Znの錠剤を3錠飲んだ。間もなく攣りは治まり、他の筋肉が攣ることはなかった。夜、寝ていても問題ナシだった。

猛暑の中、6月28日の石尊沢まで、1日の三峰山までの山行で、想像以上に必要なCaを消費したようだ。

ぼくが最初にテタニー症の症状が出たのは、タイワンザル調査で知本の山を歩き回ってベースにしている台東の旅館に戻って来た時に手足、腹、脇腹、顔のありとあらゆる全身の筋肉が引き攣ったのだ。腿や脹脛が攣っただけでも痛いのは多くの人たちが経験し知っていることだろう。それが、全身の筋肉が引き攣るのだからどうしようもない痛さである。しかし、病院でリンゲル液を腕に打たれるとスーット攣りが痛みが無くなっていく。この時にテタニー症だと教えてもらった。

図1.知本川 奥の山に踏み入った
その後、真夏の奥湯河原のサル調査で熱が出たように引き攣り、病院に運ばれてリンゲル液を打たれて快復した。もう一度はやはり奥湯河原のサル調査で帰ってから風邪を引いたようになり攣り始め、病院でリンゲル液を打たれて快復した。この時以来、ぼくは人よりもカルシュームの摂取能力が劣るかあるいは排出してしまう体質であると考えている。

以降、サル調査には煮干しを持っていて一人で食べていたが、皆の前で堂々と食べられないし、調査仲間と酒の摘みとしても食べるのですぐ無くなるので、Ca剤を持つようになった。アフリカのチンパンジー調査も中国のキンシコウ調査にもカルシュームの錠剤を持っていって毎朝一粒飲んでいた。だから、真夏の調査で大汗をかいて疲れ果ててもテタニー症になった事はなかった。

図2.マハレから東のムエシへのサファリ

スポーツドリンクは変に甘く嫌いであったが、ある時丹沢実習の帰りに駅ホームの販売機で買って飲んでみたところ、手足の指の先まで目が醒めるような感じで効いていくのが解かった。以来、山に行く時はスポーツドリンクを持つようになってからCa剤の事はすっかり忘れていた。

それが幸か不幸か手の指の攣りでテタニー症を思い出させてくれた。ぼくの体内・血液中のCaが不足しやすいので、Ca剤を1日1錠、摂取するようにしたい。しかし、膝痛、腰痛もそうだが痛みが無くなれば自分がなりやすい筈の病気を忘れてしまう。忘れずに注意を払いたいものだがそうはいかないものだ。喉元過ぎれば熱さを忘れる!

2 件のコメント:

やまぼうし さんのコメント...

福田様

テタニー症、初めて聞きました。
怖いですね!覚えておきます。

私も6月30日朝、起き上がろうとしたらそのまま
倒れてしまいました。
目まいが酷く頭を動かすだけでグワンとして、
午後やっとの思いで耳鼻科に行きました。

「良性発作性頭位めまい症」(耳石が動く、剥がれる、良くある老化)
と診断され安静に
と言われ目まいの薬をもらってきました。
2日たっても少しも良くならず、ネットで調べると
安静はダメのようなので、病院を変えてみました。

治す運動があるので目まいがしてもしなさい。
と言われ吐き気止めを飲みながら3日ほど続けたら
治りました。安静にしていたら本当に動けなくなると
言われ、怖くなりました。

2日寝ていただけでも目まい以外に腰が痛くて大変でした。

今日病院に行って完治と言われホッとしました。

鈍った体を戻さなくては!

年を取るといろいろ大変ですね。
暑い夏をどうにか乗り切りましょう!!

セカンドオピニオンって大切ですね!

fukuda, fumio さんのコメント...

やまぼうしさん

それはメニエール症ではないでしょうか?
連れ合いが若い時からなり、ぼくも50歳になってからなりました。
目覚めて、起きようとしても起き上がれない。
眩暈が酷くてだめ!
ぼくがなる時は学校でのストレスが溜まって疲れている時になりました。
連れ合いは勤めていたのでストレスが溜まる事が多かったのでしょう。

気をつけて下さい。
ぼくが初めてなったのはアフリカに居る時に、連れ合いが来た時です。
連れ合いがメニエールになっていたので、ぼくの症状をメニエールだと判断しました。
その後、日本に戻ってからもなりました。

今はネットで調べる事が出来るので、そういう意味ではセカンドオピニオンは大事にしたいです。