昨日のアメリカからのニュースは恐怖を感じるほど衝撃的なものであった。アメリカの連邦議会議事堂が大統領のトランプ支持者たちによって占拠された(図1&図2)。その時議事堂では次期大統領を決める最終手続きを行っていた。議長はペンス副大統領だ。これまでずーっとペンス氏はトランプ大統領を補佐・支持してきた。
また、共和党の中でもトランプの云う不正選挙というデマに乗る議員たちがいた。しかし、このトランプ支持者たちの議会占拠によってトランプの本質にようやく気が付いたようである。
恐ろしさを覚えたのは、それはトランプは民主的な手続きの選挙によって選ばれた大統領だからだ。かってはヒットラーも選挙で選ばれ、ナチス党員の議員を増やし、議会の多数を占めて、ユダヤ人のホロコーストへと突っ走って行った。
フランス革命後のロベスピエールによる恐怖政治、ロシア革命後のスターリンによる粛清をともなる恐怖政治、中国の毛沢東による文化大革命や、現在の中国共産党の一党独裁、カンボジアのポルポト政権による知識階級の殺戮、ブラジル、フィリピン、シリア、多くのアフリカの国々の独裁政治、そして、最近、蔓延ってきたヨーロッパ諸国のナショナリズムを掲げる政治家たち。
日本の政治はどうだろうか?ぼくらはしっかり政治を見守っていきたい。
図1. 米連邦議会議事堂に流れ込む暴徒
ナショナル・ジェオグラフのSpecial Edition :An American Insurrectonの動画から
図2. National Geographの図1の動画から
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