2025年11月4日火曜日

ニホンザルの筋突起、咬筋窩及び下顎頭           Coronoid process, Masseteric fossa and Codyloid process of Japanese macaque

ニホンザルの側頭筋は矢状隆起fに発して頭頂骨・側頭骨と張り付き下顎骨の筋突起aに着く。また、咬筋は頬骨弓dから発して下顎枝の真ん中辺りの咬筋窩a'に着く。側頭筋と咬筋の縮小する力が下顎骨に伝わり、犬歯や歯をグィっと引き締める事ができる。
図1.ニホンザルMacaca fuscataの左側面からの頭骨
a: 筋突起 b: 下顎頭 c: 犬歯 d: 頬骨弓 e: 側頭骨 f: 矢状隆起(オトナ♂はさらに矢状隆起が盛り上がる。狭鼻猿♂は隆起が著しい。) 
図2.ニホンザルの左側面からの下顎骨
a,a',b,cは図1と同じ
図1の個体と図2の個体は千葉県産の別個体
側頭筋や咬筋の他に外側翼突筋や内側翼突筋があり、これらは下顎骨を前後に動かしたり、噛み締めたりする筋肉である。これらの下顎骨を引き上げたり前後に動かす筋肉はシカ、カモシカ、イノシシやイヌやネコも同じである。が、ネズミは大きな眼窩下孔を通る咬筋まである。またの機会にアップしたい。

それにしてもまだガザへのネタニヤフ・イスラエルの攻撃が続き、ウクライナもロシアからの侵略戦争に戦っている。そんな中で、国防省から戦争省と名前を変え、核実験再開を指示したトランプ米大統領をノーベル平和賞に推す首相がいる。

2025年11月3日月曜日

タカサゴユリが咲いている                          Takasago lily is blooming

朝はすっかり寒くなった。それもその筈、もう11月の3日だ。そんな寒くなってきた庭にタカサゴユリが一輪咲いている。このユリは不思議だ。突然の出てきて花を咲かす。3,4年かけて球根が大きくなって花をつけるヤマユリとは違う。まるで1年草のようだ。もっとも花が複数さいた球根もゴルフボールよりも小さい。小さいが草丈は1メートルも伸びて大きなラッパ状の花を着ける。今年花屋で買ったヤマユリの一株がまだ青々とした葉をつけている。嬉しい限りだ。来年は球根も大きくなって二つくらい花を咲かせてくれそうだ。
図1.庭の縁に咲いているタカサゴユリ
週末に瀬戸内海の真鍋島でアフリカで知り合った人たちとの一泊二日の宴会に参加予定であったが、尻・腰・背の調子が悪いので断った。今日は体調が少し快復してきた感じだ。でも、まー仕方が無い。前屈みになってよたよたとしか歩けないので、皆さんに迷惑を掛けるだけだ。この腰部脊柱管狭窄症は全く予期できない時に悪さをする。朝目覚めベットから起き上がる時にその日の状態が判るのだ。

実は、明後日には上野で高校同期のTGと昼を食べる約束もしているのだ。これはどうにか行けるだろう。さらに、もう来年1月11日の飲み会の参加約束もした。これは、専門学校2012年卒業の野生動物のクラス会だ。彼らの時はこちらはまだ60代半ばだった。彼らは人生の盛りになっているのにこちらは棺桶に片足入れた状態だ。彼らの飲む量は凄いだろう。