「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2022年8月28日日曜日

この蛹は誰? Who is this pupa?

 このところ日差しが弱くなり始めた4時を過ぎてから散歩に出る。今までは鳴くセミの声がジージーというアブラゼミだったが、この頃はミーンミーンというミンミンゼミだ。以前もそうだったかな?

それにしても今夏は暑かった!夏の暑さは大好きになっていたのに、今年の猛暑には、散歩はもちろん、山にも足が向かわなかった。暑さでまいっているが、体重だけは増加する。これはぼくは子供の頃からそうだ。夏痩せではなく夏太りするのだ。その原因はもちろん、大好きな甘いスイカ、モモ、ブドウ、プラム、ナシを食べ、アイスクリームを食べ、好きなジャガイモやトウモロコシを腹一杯食べるからだ。まるで、野生のサルとほとんど同じだ!

ところで、下図(1,2,3)の蛹は誰の蛹が解かりますか?

我が家の駐車場の床から20センチくらい上の壁にぶら下っている。連れ合いの話しでは先週25日にはもう既にぶら下っていたようだ。モンシロチョウの蛹よりも一回り大きく、3センチくらいの長さがある。

これは、チョウの蛹だと思うが、これから羽化して飛び回るのだろうか?4日後はもう9月である。羽化して飛び回って相手を見つけ交尾したとしても、幼虫は食草の葉や草ももう固くなっていて食べられないだろう。とすると成虫で越冬するチョウなのだろうか?

図1.
図2.
図3.
どんなチョウになるか、我が部屋で見守りたいが、、、このままにしておこう。


2022年8月26日金曜日

安倍元首相の国葬の中止を求めます  Calls for the cancellation of former Prime Minister Abe's state funeral

安倍元首相の国葬が9月27日にあります。 以下に上野千鶴子さん、佐高信さん、田中優子さん等が求めたデジタル反対署名があります。

「安倍元首相の国葬の中止を求めます」これにアクセスして下さい。下記のアドレスです。

キリマンジャロ 1994年3月 最後の山小屋から

https://www.change.org/kokusouhantai 

7月22日の閣議で政府は、故安倍晋三氏の「国葬」を9月27日に行うことを決定しましたが、これには、多くの皆さんが疑問と反対の声をあげています。

報道各社の世論調査でも、「国葬反対」(47.3%、時事通信社8月)、国葬を行うことを「評価しない」(50%、NHK8月)など、「反対」、「評価しない」が多数です。

このような世論には理由があります。1)個人の葬儀を国が行う根拠法が存在しないこと、2)特定の個人の葬儀費用を税金で執行することが、法の下の平等、思想や良心・信教・表現の自由、財政民主主義を定めた憲法に反すること、3)安倍氏の政治的な業績に対する評価は定まっておらず、むしろ「モリカケ・サクラ疑惑」など行政の私物化や、国会軽視、官僚統制のあり方などに厳しい批判があること、などの点が主なものです。「国葬」が日本国憲法の諸原則と相いれないという指摘も各方面から行われています。

くわえて、連日報道される旧統一教会と政治との癒着の中心に安倍氏が存在していたことは、同氏の評価をさらに厳しいものにしています。

7月12日に行われた安倍氏の家族葬にあたって、全国でいくつかの教育委員会が弔意を示す半旗の掲揚を学校に求めたと報じられています。この事態は国葬にあたり、行政や学校などをつうじて市民に弔意が強要され、基本的人権が侵害されるおそれをいだかせます。

岸田首相は、記者会見などで「世界各国がさまざまな形で弔意を示し、我が国としても弔意を国全体として示すことが適切」などと述べていますが、葬儀の政治利用といえる理由を市民が受け入れていないことは、先の世論調査結果でも明らかです。

むしろ、国会開催を求める野党の要求に背をむけ、説明責任を果たそうともしない姿勢は厳しく批判されるべきです。

すでに多くの市民、団体が「国葬反対」、「国葬中止」の声をあげ、行動に立ちあがっています。私たちは、これらの市民の声と運動に連帯し、より多くの皆さまの声をみえる形にするために、このアピールへの賛同署名をよびかけます。

9月27日の「国葬」中止の一点で、賛同いただける皆さまのご協力をお願いします。

【呼びかけ】

飯島滋明(名古屋学院大学教授)   石村修(専修大学名誉教授)

稲正樹(元・国際基督教大学教授)  上野千鶴子(東京大学名誉教授)

内田樹(神戸女学院大学名誉教授)  落合恵子(作家)

鎌田慧(ルポライター)       清末愛砂(室蘭工業大学大学院教授)

五野井郁夫(高千穂大学教授)    斎藤美奈子(文芸評論家)

佐高信(評論家)          澤地久枝(作家)

島薗進(東京大学名誉教授)     清水雅彦(日本体育大学教授)

田中優子(法政大学名誉教授・前総長)中島岳志(東京工業大学教授)

永山茂樹(東海大学教授)

2022年8月24日水曜日

2時間ちょっとの山歩き! A little over two hours' walking in the mountains!

今日ほど起きてから山歩きの目的地が変わった事がなかった。5時に起きたので、山へ行くつもりであったが、なかなか便意がもよおさない。朝起きて階下に降りたらすぐウンチがしたくなるのだが、、、、。それならと思い、お湯を沸かしインスタントコーヒーを飲む準備をしながら、持って行く必要な物はザックやショルダーバックに容れる。そうこうする内にトイレに駆け込むことになる。起きた時は久しぶりに伊勢沢林道の焼小屋橋から尾根を登り焼山・姫次の登山道まで行き、姫次に行き、昼寝しよう。っと考えていた。それが、不動尻から唐沢峠・三峰山稜線を歩いて戻ってこよう。イヤ、久しぶりに唐沢峠から梅ノ木尾根を下って日向山を通って戻ってこよう。車の乗ったのが6時を回っていた。案の定、朝の通勤の渋滞だ。
広沢寺温泉無料駐車場には一台の車もない。日中、木の陰になって陽が当たらない奥の場所に着ける。ん?目の前に初めて見るが、ヒガンバナ科の有名な花が咲いている。造花?っと思ったほどだ。車を降りて写真を撮る(図1)。なんと左奥の斜面には多くのキツネノカミソリが咲いている。
図1.7:43 キツネノカミソリの花
図1.駐車場の奥にキツネノカミソリ
GPSをセットして車から離れる。行ける所まで行って戻れば良いので、ゆっくり歩くことにする。食料も水もたっぷりある。不動尻に行くのは止めて、ゲートの扉を開けて、滑岩がある道に入る。左側の山沿いにヤブミョウガの花が顔を出している(図2)。沢側のコボタンヅルも満開で白い花で覆われている(図3)。タマアジサイも今が盛りだ。ぼくは蕾が好きだ(図4)。
図2.7:53 これはヤブミョウガの花
図3.7:56 コボタンヅル
図4.タマアジサイの蕾
ダラダラ歩きから、ふぅふぅ、はぁはぁとリズムと整えた歩き方となる。滑岩にはロッククライマーはいない(図5)。大釜弁財天の前を過ぎ(図6)、間もなく日向山と見城山の鞍部への登り口だ(図7)。そう、今日は、もうここから登って稜線に出て見城山で休み、車に戻ることにする。
図5.8:11 滑岩

図6.8:16 大釜弁財天
図7.8:20 稜線への登り口
登る前に足元を見ると大きなヒルがズボンに付いている。ズボンをたくし上げるが中にはいないようだ。草叢を少ししか歩いていないのにヒルは流石だ! この稜線までの道は湿っぽい、階段上の作りになっている。ちょっと休むとヒルたちが鎌首をもたげて這いよってくる。ぼくから汗と共に出る炭酸ガスに反応しているのだろう。一度、ザックに取り付けたストックを取り出すために休んだが、ヒルを避けるため登り続ける。稜線が見えるのでどれくらい登ったかを判断できるので、急坂だが、登り易い。
図8. 8:37 稜線着
見城山への道を進む。ん?これはホコリタケの仲間だ(図9)。中がマシュマロのように白ければ食べられるのでお持ち帰りだ!しかし、ダメだった(図10)。
図9.8:46 ホコリタケ科
図10. ナイフで半分に切る
図11. 8:55 見城山着
図12. 見城山からの横浜方面展望
山頂の休み台に座って横浜方面を見ながら水を飲み、パンを食べる。身体に当たる風が涼しい。もう秋風が吹き始めている。疲れていないので、このまま車に戻ることにする。もう一つの休み台の側にニワトリの卵か?っと思われるものが二つあった(図13)。一つを採る。タマゴタケ科の猛毒のドクツルタケだ(図13')。っと、休み台の下に白くて大きなキノコがあった(図14)。この時はドクツルタケの成長した姿だと思ったが、いやー、引っこ抜いて良く調べてみれば良かった!食べられるベニタケ科のツチカブリかもしれないのだ。
図13. 9:14
図13’. 猛毒のドクツルタケの幼菌
図14. 9:18 ツチカブリ?
10時過ぎには駐車場に着き、水道で手や顔を洗い、車の5つの窓を開け放してトイレで用を足す。GPS上では3.6キロで2時間15分のハイキングだ(図15)。
11時半過ぎに帰宅し、シャワーを浴び、冷たい発泡酒を飲み、お昼をぼくがコンビニで買ったパンやオニギリで連れ合いや娘と食べる。1時過ぎに”一転俄かに掻き曇り”雷と豪雨となる。あー、早く帰ってきて大正解だ!
図15. 歩いたルート




2022年8月23日火曜日

ぼくの肩鎖関節脱臼  My acromioclavicular joint dislocation

7月下旬に塩水橋から丹沢山を目指した時もそうだったが、このところ右肩が重苦しく痛い。右肩は東京駅北口の階段を踏み外して転んだ時に右肩をぶつけてしまって、肩鎖関節脱臼になってしまっている。その時診てもらった整形外科医が手術しなくても腕は使えますよ。しかし、固まらないように痛みが無くなったら肩を良く回して下さいと云われた。
それが、間違いだった。このところ山歩きの時はもちろん、散歩の時もこうやってPCに向かっている時も、居間でTVを見ている時もこの右肩が重苦しい。右腕、肩、背の筋肉を揉んでもらうと一時的に重苦しさは無くなる。「手もみ」師は手術すべきだったと云うのだ。事故ってからもう9年経つ。

図1はニホンザルの肩甲骨と上腕骨、鎖骨である。
図1. 後からみたニホンザルの左側の肩甲骨(左)、鎖骨(中)と上腕骨(右)
このニホンザルは秩父で有害鳥獣駆除で射殺されたオスだ!友人のYNが送ってくれた。

肩甲骨は上腕骨と③と④で接する。鎖骨の⑤と肩甲骨の肩峰①は肩鎖靭帯で繋がり、烏口突起②は鎖骨とさらに二つの烏口鎖骨靭帯で結び付き、烏口突起は肩峰と間に烏口肩峰靭帯が走る。つまり、肩甲骨は鎖骨と①と⑤の肩鎖靭帯と、②と鎖骨本体との2本の烏口鎖骨靭帯の三つの靭帯で繋がっている。
ぼくの右肩は肩鎖靭帯が切れ、更には烏口鎖骨靭帯も切れてしまっているのだ。だから、右の鎖骨の肩峰端の方が浮き上がっている。そのため、山歩きで疲れてくるとこの鎖骨が浮き上がり痛くなる。タオルを当てるがザックの背負いバンド(ショルダーハーネス)が当たって痛い。

ぼくらヒトは、哺乳類の中では唯一2足歩行をして前足を地面に着けないため他の哺乳類とはこの肩甲骨と鎖骨との結び付きもそうだが似ているようで異なる。

2022年8月20日土曜日

怖い! Grisly/Terrible/Forbidding

ソウルで日本の旧統一教会に対する報道に対してのデモがあった。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000265506.html

参加者の多くはあの合同結婚式で韓国人に嫁いだ日本人妻とのことだ。
日本の報道は旧統一教会に対して偏向していると訴えている。
日本人記者が参加女性に問うても無言だ!
そして教会関係者と見られる男が割り込む。

ぼくは、これを見てて恐ろしくなった。
元首相を殺害した男の母親は、教会に謝りたいと云ってるようだ。
そして、このソウルでの日本人妻たちのデモ。
教会の教えによるマインドコントロールの恐ろしさを感じる。
多くの女性たちの人生を代えてしまった教え。
10年、20年、30年も彼女らは支配されてしまっている。
そして、彼女らを利用している人たちがいる。

2022年8月19日金曜日

サンゴジュの科名  Family name of sweet viburnum

昨日、散歩していて高校のグランドの道路際に植栽されている常緑樹のこの木の名前が出てこなかった。木の名前は出てこないが、この木の科名がすぐ出てくる。で、この科名/スイカズラ科を元に常緑樹・赤い実とネット検索した。が、すんなりぼくが求めている名前が出て来ない。それどころかスイカズラ科は今はレンプクソウ科と改められている。スイカズラはぼくの好きな香りの良い蔓性のスイカズラがあるので、科名がなくなったことは残念だ。
サンゴジュは赤い実のつき方が、竜宮城にある赤い珊瑚もこんな色なのだろう。
図1.レンプクソウ科のサンゴジュ
このところなかなか山へ行けない。暑くても関係なく山歩きできたのに、、、その暑さもあるが、何時どこにでも線状降水帯ができて大雨となっている。そんな大雨に遇いたくないと云う想いが足を山行から遠ざけている。部屋に居て、上腕骨・尺骨・橈骨を眺め、肩甲骨も机の上に並べて見ている。
哺乳類の多数は前足と後足がある陸生の動物だが、肩甲骨や上腕骨では地中生活をするモグラの仲間(トガリネズミ目)が変わっている。しかし、尺骨・橈骨はそう目立った違いは見られない。
上野の科博に行って、しっかり骨を見てきたい。しかし、展示されている骨は触ることができないので、レプリカで良いからいろいろ触れる場を提供して欲しいものだ。

2022年8月17日水曜日

早朝のアブラゼミの死骸  Carcass of a large brown Cicada in early morning

今朝とは云ってもまだ少し暗かった。異様な唸るような車の排気音が地鳴りのように響いてくる。何十台もの車がスピードを出して信号など無視して走っているのだ。時計を見た。4時半を少し回っている。きっと江の島方面にいた暴走族の車が藤沢・町田線を走っているのだ。10分くらいで途切れるかな?っと思っていたら、5時まで続いた。そして仲間の車を追っているのだろう時々数台の爆音が響いていた。5時になると明るいのでドバトが近くのマンションの屋上の高みで唸るように啼き始めた。まるで暴走音に対抗するかのようである。
ベッドから起きた。寝汗で汚れたパジャマを持って階下に降り、部屋のカーテンを開き、窓を開け外気を入れる。居間の雨戸を開け、窓を開け、台所の窓も開ける。
下駄を突っ掛けて玄関から出ると駐車場にセミのメスが転がっている。触ると足を弱々しく動かし翅をバタつかせる。カメラを持ってきて撮る(図1)。
このところ散歩していても路上にアブラゼミが転がっているのを見つける。いよいよ猛暑も終わりかな?っと思う。盛夏のセミの性活動の時期が終わりに近づいているのだ。駐車場に転がっていたメスはちゃんと交尾し産卵しただろうか?転がっているメスの死骸で産卵したか否かがすぐ判断できないものだろうか?
図1.メス アブラゼミの死骸

 

2022年8月14日日曜日

門を飛び越えた動物の類似行動  Similar behaviour of animals jumping over phylum

台風が来るというので、昨日の午前中に梅の木などに吊り下げているラン鉢を部屋に取り込んだ。デンドロビュームの鉢にオンブバッタが一匹いた。写真を撮ろうとするとデンドロの茎の裏に隠れようとする。ツユムシもそうだが、捕まえようと近づくと草の裏側に回って隠れる。そんな動きをするのはカヤネズミもそうだ。カヤのような単子葉の草では茎の周りを回るように隠れる。同じような隠れ方をする動物が他にもいた!タイワンリスもそうだ。木の幹の裏側に隠れる。手足を伸ばし、幹と一体化している。
種どころか属、科、目、門を飛び越えて動物たちは同じような逃避行動があることになる。
図1.ぼくが近づいてカメラを向けると動き出して茎の裏側へ回り、足を延ばす。

 ラン鉢を取り込んだが、台風は思っていたほどではなかった。雨戸も締めなくて良いくらいだった。良かった!

2022年8月13日土曜日

ムクドリの大集団が電線に、、、   A large flock of White-cheeked Starlings on the power lines,,,

 昨夕6時頃、台所にいる連れ合いがたくさんのスズメが啼いていると、外に出ていった。戻ってきてスズメより大きな鳥が小田急線の架線の上に停まっていると云う。この鳴き声が聞こえない?っとぼくに云うが、ぼくにはまったく鳥の声は聞こえない。外に出ると、40メートルくらい離れた小田急線の架線の上の電線の上にたくさんの鳥が鈴なりになっている(図1)。高音部の音域が聞こえないぼくでも外にでると騒がしい鳴き声が耳に入ってくる。双眼鏡でみるとムクドリだ!電車が来ると一斉に飛び立ち(図2)、しばらくして舞い戻ってくる。

ムクドリが駅前広場の木に群れてとまっていたのを見たことがあるが、電線の上は初めてだ。この群れは1時間ばかりここにいたが、どこかのネグラを求めて飛んで行った。まー、ここでは電車が通る度に驚いて飛び立つのだから当然のごとく他の落ち着いた場所に行ったのだ。ムクドリという鳥は繁殖期は各ペアーは夕方に戻る巣なりの場所が決まっているが、ヒナが巣立ちして親たちと一緒になるともう特定の決まった場所には戻らずに集団で飛び回る。こんなに群れていると猛禽も近づけないだろう。

図1.電車の架線の上の電線にとまるムクドリ
図2.電車がくると一斉に飛び立つ

2022年8月12日金曜日

ミニカトレアが咲いた!  Mini Cattleyas have bloomed!

庭の梅の木に下げているカトレアが咲いている。このミニカトレアは四季咲きというか適温であれば年中、どの鉢かのカトレアが咲いている。株分けしなくてはいけないが、この2,3年もうそのままだ。だから、株の上に株が盛りがっている。幸い、害虫がいないようなので梅の木は6月頃、アブラムシにやられるのに、ランは問題ない。甘い蜜を出すのでアリがやってきて、時々ラン鉢内にアリが巣を造るくらいだ。こうなったら、鉢を壊し株をバラシて根を流水で洗うしかない。
猛暑が続いているので、山行は諦め、散歩も日差しが弱くなる夕方になってからだ。昨夜からの南西の風が今日も続いている。雨が今朝になって降り始めた。ちょうど良い雨だ。

 岸田改造内閣のメンバーが揃った。岸田は新しい資本主義を掲げているが、何をやりたいのか不明だ。日本は経済も科学分野も凋落傾向が続いている。もう20年以上も給与が上がらずだ。が、物価はウクライナへのプーチン侵攻によって上がっている。日本の研究者の論文投稿・引用数が世界12位になったようだ。当たり前だ!国は金を出さずに口を出す。大学を独立法人化させて、自分で稼げと云う。研究者が儲けることを考えて研究できるか!中国はこの科学論文数の分野でも1位になった。研究には金を出しているからだ。日本のような資源が無い国では、人に学校に研究に投資しなければ未来がない。

霊長類研究所が潰れたが、多くの国の研究機関が無くなり、合併して行っている。最近、東京医科歯科大と東京工業大が一緒になることが発表されたが、大学が生き残りをかけて必死だ。ぼくが非常勤講師をしていた共立薬科大と慶応大が一緒になったのも同じ流れだ。

日本の政治・経済が凋落しているのは自民党と旧統一教会がズブズブの関係になっていたからでないか!と危惧する。岸田を含む自民党はすっぱりと旧統一教会とは縁を切るべきだ。これをまた、安倍のモリカケサクラのような言い逃れによって治めようとすると、ますます日本の政治・経済は凋落傾向が続くことになる。先ず、安倍の国葬は止めるべきだ!

2022年8月8日月曜日

上腕骨と橈骨、尺骨の部位の名称  The names of humerus, radius and ulna parts.

 食肉目の上腕骨と尺骨、橈骨について話そうと思ったが、骨の各部位の簡単な名称を知ってもらわなければ話しづらい。そこで簡単な骨の名称だけを述べることにした。図1はシカの外側から見た上腕骨、橈骨、尺骨である。ここで一つ解剖(骨)学で使う言葉でしばしば使われる言葉に「近位と遠位」があります。これは脊椎に近い骨の部分を近位と云い、離れた部位を遠位と云います。例えば、図1の右に尺骨があります。肘頭は尺骨の近位端にあり、遠位端には茎状突起があります。

図1.ニホンジカの外側からみた上腕骨、橈骨、尺骨の名称
上腕骨の近位部分には上顎骨頭や大結節、小結節があり、遠位部分には上顎骨滑車があります(図2&3)。橈骨の遠位部分には手根骨関節面があり、近位部分には上腕骨滑車と接する関節環状面や橈骨頭、橈骨頭窩などがあります。
図2.ニホンジカの後方からみた上腕骨と橈骨、尺骨
図3.ニホンジカの前方からみた上腕骨と橈骨、尺骨
上腕骨の遠位端には上顎骨滑車があって橈骨と尺骨が接します。上顎骨滑車の近位の裏には肘頭窩(図2)があり、この凹みがあるために肘から下を真っすぐ伸ばすことができます。また、表には鈎突窩(図3)あってそこも凹んでいるために肘を曲げることができるのです。

2022年8月7日日曜日

大きなスイカを貰った! Got a big watermelon!

夕方、NKさんが野菜とスイカを持ってきた。何とスイカは大きな1個だ。黄色いスイカだ。明日明後日朝昼晩スイカを腹一杯食べられる。連れ合いはこんなに食べられないからお隣にあげようと云う。しかし、ぼくは果物は大好きなので、ぼくが一人でも食べられると云う。嬉しい!幸い、我が家には冷蔵庫がぼくの部屋にもある。缶ビールが入っているが、飲んで場所を開ければ良いのだ。それは簡単だ!
子供の頃はスイカを丸々一個買ってきたものだ。それを割る(切る)時、熟れているのは包丁を入れると割れるように切れる。食べた皮はキリギリスやバッタにやったりしたものだが、大半は生ごみだった。屋久島のサル調査で各地からきた大勢の人たちと飲んだり食べたりした。その時、霊長類研究所のS.Azumaさんが皆が食べたスイカの皮を塩漬けの漬物にした。しかし、漬物好きのぼくもまだスイカの皮を漬物にしたことがない。
このところ毎日ナスやキュウリをNKさんから貰うので、焼ミョウバンを少しだけ水に溶いたのを塩漬けにしたナスの容器に注ぎ込み、色の良いナスの塩漬けを毎日のように楽しんでいる。キュウリも塩漬けだ!先日は山にも持っていて食べた。旨い!今度は、スイカの塩漬けも作って山に持っていこうかな?
図1.貰った大きなスイカとゴーヤやトマト、キュウリとミニトマト
昨夜は冷蔵庫を整理して半分に切ったスイカを容れた。今日は、TVで高校野球を見ながらスイカにかぶりつこう。先ず、これから少し食べてみよう。今、食べた。皮の白い部分が1センチくらいしかないので、緑色の皮の部分を落とすといくらも残らない。こりゃー漬物は無理かな?

2022年8月4日木曜日

久しぶりの散歩!  Long time no walk!

 今日は、少し雨模様だし涼しいのでお昼過ぎに散歩にでた。芙蓉が優し気な花を咲かせている。南国のハイビスカスの花にそっくりである。ムクゲもフヨウもアオイ目アオイ科のフヨウ属Hibiscusである。同属だもの花弁の数や柱頭の様子が良く似ている。暑い夏に向けて咲くというのも南国の花ハイビスカスの仲間なのが良く理解できる。

ムクゲもフヨウの花も何となく平安時代の貴族の嫋やかな女子という雰囲気がある。ムクゲが韓国の国花だと云うのは、韓国の民族衣装などから感覚的に理解できる。しかし、同属のハイビスカスの雰囲気は南国のはち切れそうな若い女性が髪に飾ると似合う。やはり南国の花である。


2022年8月3日水曜日

どこの骨か判りますか? Do you know where the bones are?

 図1の骨は、どこの骨か判りますか?

そうです!右前足の骨の上腕骨huと橈骨raと尺骨ulです(図1)。何の動物のものか判りますか?そうです。ニホンジカの上腕骨と橈骨と尺骨です。ヒトを含む陸生哺乳類の上腕骨と橈骨と尺骨は、図2から5に見られるように上腕骨の末端と橈骨と腓骨は滑車のように一定方向に動きやすい構造になっています。

図1.これは誰のどこの骨 右側面から

図2.右上腕骨後ろから
右端が肘に当たる部分、図3も同じ

図3.右上腕骨 前から

図4.右尺骨と橈骨 右斜め前から
ニホンジカの橈骨と尺骨は互いに接し、手首にあたる遠位端では癒合している。しかし、若い個体では接するが癒合していない。

図5.尺骨と橈骨 前から

このような上腕骨と橈骨・尺骨が接する肘にあたる部分の骨は、ほぼ全ての哺乳類において互いに滑車と歯車のような関係になっている。
シカの橈骨と尺骨のように一部で癒合しているのは、シカは前肢をぼくらが机の上で手のひらを上に向けたり、下に向けたり回転することができるが、シカでは手首から先きにあたる中手骨や蹄のついた部分を回転することができない事を示している。それはカモシカも同じである。
次回から食肉目や霊長目、齧歯目やウサギ目、トガリネズミ目の上腕骨と橈骨・尺骨をアップする。

暑い日が続く、昨日も今日も散歩しないで、部屋のエアコンの涼しさに浸っていた。これでは身体が鈍ってしまう。それにしても元統一教会と安倍元総理、自民党との関係は酷すぎる。国葬などはすべきではない!

2022年8月1日月曜日

何度も休みながら天王寺尾根を下る    Descending the Tennoji Ridge with many rests

 

図1.11:10 天王寺尾根着

天王寺尾根に着いてからは、丹沢方面へは一歩も足を踏み出さず、本谷林道出合を目指して下る。休み台があったらそこで仰向けになって寝たい。眠りたい仰向けになりたいという思いだけで下る。立派な木製の階段があり(図2)、そこに座るが、とても仰向けになれない。2度目か3度目の階段で10分以上ザックを下ろして休み、目を瞑る。背や右肩の痛さを感じる。ストレッチをすると改善するのは判っているが、それができないくらいバテテいる。そしてすぐ水を飲む。汗が出る。水を飲む。汗がでるから身体がバテル。

とうとうコンビニに買ったイチゴ入りのヨーグルトの蓋を開ける。中は水浸し状態と云うかヨーグルトが揺られて固まりがなくなり、しかも全く冷たくない。全部蓋を剥がし、そのまま飲み干す。そのままザックに容れると残りのヨーグルトで汚れるので、枯葉で中を拭き、最後に、トイレトペーパーで綺麗にする。

歩き出すと、おー、タマゴタケだ。真夏に出るタマゴタケが出ている(図3)。辺りを見回してもこれだけだ。もちろんゲットし、傘と茎を外してデジ袋に容れる。これ、帰宅してすぐ冷蔵庫に容れたままだ。今夕、食べよう!

図2.11:51 階段が続く

図3.11:54 タマゴタケ
何度も休んでいるので、今までなら下りは膝が痛くなるのに、今日は平気だ。本谷林道出合まで2.1キロの道標(図4)、そして間もなく1.8キロの道標(図5)。休み台があったら寝るぞ!っと思いながら下るが、とうとう本谷林道に出るまで無かった。
図4.12:49 本谷林道出合まで2.1キロの道標
図5.12:55  本谷林道出合1.8キロの道標
おー、このキノコ、イグチ科の仲間だ(図6)。食べられるが、採らずに撮っただけだ!
図7.12:58 イグチ科のキノコ
図8.13:97 本谷林道出合1.6キロの道標
図9.13:13 シカ柵扉
本谷林道出合まで0.7キロのところで小休憩だ(図10)。ここで道標の上にカメラを乗せて自撮りしようと思ったが、今回持ってきたのはNikonD5500だ。これまでいつも持ち歩いていたSonyCyber-shot DSC-HX300はスイッチが入りづらくなり、しかも入ったら切りづらくなったのだ。今は全くスイッチが入らない。4年半で壊れたことになる。これは軽く、600ミリ以上の望遠にもなるし、これ一つ持っていれば遠くのサルも目の前の花も撮れた。
Nikonのは重いのでレンズは持たない。小さなカメラが欲しくなった。それならスマホでも良いか!
さぁー、ここからはいよいよ沢沿いの一方的な下りとなる。恐らく2年前の台風19号の影響だろう。道が崩れたり寸断されたりしている。しかし、もう2年も経っているので、登山者が歩きやすいようにルートを作っていてくれている。あるいはザイルを繋いで対岸の道沿いに渡りやすいようにしてくれている。こんな事をしてくれる山人に頭が下がる。それまであまり耳にしなかった。アブラゼミのジージーと云う鳴き声が響く。
沢の近くの道を通る度に沢で顔を洗いたい。手を水に浸したいと思う。
図10. 14:11 本谷林道まで0.7キロの道標
急に見慣れない黄色道標が現れる(図11)。林道はすぐ側だ。ぼくは沢沿いを行き(本来の登山道は左の斜面を少し登ってから下る)堰堤の上に出る。堰堤の左端の斜面に幅10センチくらいの踏み跡がある。そこを伝って林道に出る(図12)。
図11. 14:31 本谷林道まで0.2キロ
図12. 14:41 本谷林道着
降り立った林道は日陰で以外に涼しかった。本谷川の左岸にこの林道があり、川に降りやすい所があったら、そこから河原に下りて上半身を川の水に浸けようと思いながら歩く。まもなく川へ下る道がある。河原は陽がさんさんと射して暑いが、流れの近くまで行き、岩の上にシャツを脱ぎ、メガネを外し、腰のタオルを取り外し、砂利の上に膝まづいて両手を流れに入れる。ヒョウ冷たい。そのまま顔や首、胸を流れに浸ける。あー、このまま寝てしまいたいと思うくらい気持ちが良い。汗で濡れたシャツを水に浸して絞る。
ここから塩水橋までのゲートが長かった。車に着いたのが15時17分であった。17.8キロの歩きであった。
図12. 14:41 本谷林道 日陰で以外に涼しい
図13. 17.8キロを8時間42分かかって一回りする。
今回の山行は殆ど周りの景色には注意を払わないものだった。塩水林道歩きでは堂平を目指しての歩きだったし、堂平から天王寺尾根はバテバテだったし、天王寺尾根の下りはただ仰向けになれる場所を探しながら歩いたようなものだ。暑くて汗が出ると、水補給の意味でスポーツ飲料を飲み過ぎてしまい、その為汗が酷く出て身体維持に必要なビタミンやミネラル分も汗となって排出されさらにバテテしまった。熱中症予防として水分補給が叫ばれるが、水分の摂り過ぎはかえってバテテしまうのでないだろうか?
暑い中のマラソンで有力視されていた選手が水の摂り過ぎでバテテしまうことがあるが、汗と水分補給の関係をもっと知りたいものだ。
乾季のマハレで川床を掘っても水が出てこないので、水の代わりに石コロを口に含んで歩き回ったことがある。口の中に石コロを入れて舐めると唾液が出てくる。それでも結構歩けるものだ。もちろん、汗は殆ど出ない。村の端の家でナオンバ マジ(水が欲しい)と云って水瓶からもらった柄杓一杯の水の味は特別のものだった。