「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2022年7月13日水曜日

食用のオニユリ  Edible tyger lilies

庭のオニユリが咲いている。このオニユリはもう何年も前の暮れにスーパーの野菜売り場でユリ根として売っていたものを買ったものだ。ぼくは茶碗蒸しの中にユリ根とギンナンが入っているのが好きだ。茶碗蒸しに容れる鱗茎の小さな一つを冬に植えたら、これが今では毎年庭の至るところに出てきて花を咲かせてくれる。暮れに食べようと思っても茎が枯れて消えてしまっているので上手く掘り出すことができない。写真のオニユリは何と置きっぱなしの鉢の中から出てきたやつだ。これだと簡単に掘り出せるだろう。でも咲いている花と蕾が一つしかない。根茎はまだまだ小さいだろう。拳くらいの大きさの根になるには花がたくさん咲くものではないとダメだ。
庭の鉢から出てきたオニユリの花
このところ何か気持ちがすっきりしないので、山へ行きたい。だが、前日の天気予報は雨だ。で、家に留まっていても降るんだか降らないんだかはっきりしない曇り空だ。散歩にも行きづらい。そんな中一昨日は昼間に飲み友達が来て、先ずビール、それからジャックダニエルを飲んだ。少し憂さが晴れた。コロナ禍であろうと窓という窓を開け、扇風機を回して換気を良くすれば屋外で飲んでいるのと変わらない。今月下旬か来月頭には彼の家に飲みに行こう。

2022年7月12日火曜日

足根骨と脛骨と腓骨の不思議5) Mystery of ankle, tibia and fibula for Ruminantia

さて、哺乳類の後肢の脛骨と腓骨の話しを取り上げる。

 鯨偶蹄目の反芻亜目Ruminantiaのシカ(シカ科)やカモシカ(ウシ科)の下肢を大腿骨から末節骨までの骨を図1に示す。中足骨が大腿骨とほぼ同じくらいの長さになっている。脛骨にそってある筈の腓骨が見当たらない。紛失した訳ではない。中足骨がぼくらヒトの骨とは違って第三中足骨と第四中足骨が癒合・合体し、しかも長くなって移動するための重要な機能を持っている。

図1.シカの右の後肢
図2では、シカやカモシカの脛骨・腓骨としている。が、脛骨に沿ってある腓骨がやはり無い。しかし、拡大した図3を見ると腓骨の名残りが脛骨の上部と下部に見られる。腓骨は脛骨の外側に並んである骨である。前回示したマウスやアカネズミやウサギなどでは腓骨が脛骨の中頃で癒合合体していた。
図2. シカ(左の二つ)とカモシカ(右の二つ)の脛骨と腓骨
シカの脛骨と腓骨は二つとも右のものだ。カモシカの脛骨と腓骨は右:右脛骨・腓骨で左:左脛骨・腓骨

図3.カモシカの右の脛骨・腓骨
赤で囲った部分は腓骨頭の残骸 黄色で囲った部分は腓骨外顆の痕跡
シカやカモシカでは腓骨外顆の痕跡は骨にすると離れるのでボンドで着けている。

腓骨は膝から下の外側にあるのをぼくらの自分の足で確かめることができる。踵(かかと)の外側の踝(くるぶし)が腓骨の末端の腓骨外顆(図3の黄色で囲った)である。次に膝頭の外側の少し下にあるのが腓骨頭である。ここは椅子に座って足先を床につけて踵を上げたり下げたりすると自分の指で確認できる。右足なら右手を着けて踵を上げると不明になるが、踵を下げると浮き出てくるのが判る。つまり、腓骨は脛骨の外側にあるのだ。脛骨は「弁慶の泣き所」の向こう脛(ずね)だから判るね。

腓骨が脛骨の外側にあることをノウサギ(図4)やアマミノクロウサギ(図5)の足で確かめよう。脛骨の外側にあるね。シカやカモシカでは腓骨頭と腓骨外顆が残ったが、他は消えてしまった。
図4.ノウサギの右の脛骨・腓骨
図5.アマミノクロウサギの後ろからみた両足の脛骨・腓骨
腓骨が脛骨の外側にある

次に鯨偶蹄目のイノシシ亜目の脛骨と腓骨を取り上げる。

参議院選挙は終わった。ぼくら日本国民は現政権をはっきりと認めている。英国では首相が嘘をついたと云うことで、閣僚が辞めた。韓国では大統領選挙ごとに左右に動く。日本は自然災害が多いのでせめて政治だけは安定を望んでいるのかな?しかし、熱海の土石流災害や3・11の原発事故は人災だ。つまり、政治で解決できた。

2022年7月9日土曜日

日本は地勢を生かした水力発電を! Japan needs hydroelectric power that takes advantages of its geography

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のテタニー症で、思い出した。

3.11の地震・津波による事故で、日本のような地震国では原発は適さない。っと云われたのに、また原発に目を向けられている。ぼくが小中学生の頃の社会科では日本は山岳が急峻で梅雨や台風があり、雨が多いので水力発電に適している。っと習った。修学旅行では水力発電所見学もあった。どうして、水力発電をもっと見直さないのだろうか?

宮ヶ瀬ダム 2015年10月

そうそう、2000年からの秦嶺山脈のキンシコウ調査でベースにしていた村では幅1メートルくらいの沢の水流で水力発電をやっていた。そして村の全ての家の電力を源だった。もっとも、泊まった家では、ブタ糞を発酵させて作ったメタンガスで青白い光のガス灯も点けていたし、ガス台もあった。あるいは、宮ヶ瀬ダムができる前に唐沢上流にあった会社の山荘をサル調査に使わせてもらった。そこでは沢の水を引いた水路に発電用のタービンを設置して電気があった。山荘から数日離れる時はタービンを外した。何故、このように簡単な水力発電ができないのか?

ぼくらは子供頃から自転車の車が回ると車輪に接している発電機が回って発電し、それを自転車の明かりになることを知っていたので、それを使って明かりを作ろうと遊んだものだ。

何故、日本の地の利を利用した水力発電が発展していかなかったのか?不思議でもある。利権争いのために水力発電ができないのなら、天然資源の水力をむざむざ捨ててきたようなものだ。政治は何をやってきたのか?日本の山の水という無限のエネルギー源を利用することを怠ってきたなんてぼくら日本人はバカだ!

2022年7月8日金曜日

Ca.不足よりなるテタニー症   Tetany caused by Ca deficiency

 実は、1日に三峰山から帰ってきて、シャワーを浴び、缶ビールを飲んだ夕食時に箸を持つ右手の小指や親指が攣り始め、直ぐ左手の手指も攣り始めたのでスポーツドリンクをコップ一杯飲んだ。しかし、攣りは治まらない。この時、これはCa.不足よりなるテタニー症の前兆だと気づき自分の部屋に戻り、昨年ネットで購入したCa,Mg, &Znの錠剤を3錠飲んだ。間もなく攣りは治まり、他の筋肉が攣ることはなかった。夜、寝ていても問題ナシだった。

猛暑の中、6月28日の石尊沢まで、1日の三峰山までの山行で、想像以上に必要なCaを消費したようだ。

ぼくが最初にテタニー症の症状が出たのは、タイワンザル調査で知本の山を歩き回ってベースにしている台東の旅館に戻って来た時に手足、腹、脇腹、顔のありとあらゆる全身の筋肉が引き攣ったのだ。腿や脹脛が攣っただけでも痛いのは多くの人たちが経験し知っていることだろう。それが、全身の筋肉が引き攣るのだからどうしようもない痛さである。しかし、病院でリンゲル液を腕に打たれるとスーット攣りが痛みが無くなっていく。この時にテタニー症だと教えてもらった。

図1.知本川 奥の山に踏み入った
その後、真夏の奥湯河原のサル調査で熱が出たように引き攣り、病院に運ばれてリンゲル液を打たれて快復した。もう一度はやはり奥湯河原のサル調査で帰ってから風邪を引いたようになり攣り始め、病院でリンゲル液を打たれて快復した。この時以来、ぼくは人よりもカルシュームの摂取能力が劣るかあるいは排出してしまう体質であると考えている。

以降、サル調査には煮干しを持っていて一人で食べていたが、皆の前で堂々と食べられないし、調査仲間と酒の摘みとしても食べるのですぐ無くなるので、Ca剤を持つようになった。アフリカのチンパンジー調査も中国のキンシコウ調査にもカルシュームの錠剤を持っていって毎朝一粒飲んでいた。だから、真夏の調査で大汗をかいて疲れ果ててもテタニー症になった事はなかった。

図2.マハレから東のムエシへのサファリ

スポーツドリンクは変に甘く嫌いであったが、ある時丹沢実習の帰りに駅ホームの販売機で買って飲んでみたところ、手足の指の先まで目が醒めるような感じで効いていくのが解かった。以来、山に行く時はスポーツドリンクを持つようになってからCa剤の事はすっかり忘れていた。

それが幸か不幸か手の指の攣りでテタニー症を思い出させてくれた。ぼくの体内・血液中のCaが不足しやすいので、Ca剤を1日1錠、摂取するようにしたい。しかし、膝痛、腰痛もそうだが痛みが無くなれば自分がなりやすい筈の病気を忘れてしまう。忘れずに注意を払いたいものだがそうはいかないものだ。喉元過ぎれば熱さを忘れる!

2022年7月6日水曜日

猛暑の中の動物糞の内容物  The contents of animal's dung in heat wave

駐車場から石尊沢河原まで往復6月28日と三峰山までの往復7月1日に拾った糞を洗った。
各日で見つけた糞の位置を示す(図0)。両日とも不動尻までは同じ道を歩いたのにも関わらず不動尻の登山道口までに見つけた糞は6月28日のテン糞1である。他は全て唐沢峠・三峰山の稜線付近で見つけている。これは、動物たちも涼しい標高の高い地域に移動するためかどうかこれだけでは不明だ!
図0.駐車場から石尊沢と三峰山へのルートでテン糞やアナグマ糞を見つけた位置
黒色:6月28日 緑色:7月1日 数字は見つけた順番

先ず、6月28日に石尊沢河原まで往復した時に見つけ、拾った2個テン糞の内容物である。これら2つのテン糞は標高差が700メートルくらいあるが、2つとも甲虫を食べており、テンが食べた物としては違いがない。
図1.0628 7:09 テン糞1
大型甲虫内翅・外骨格・尾部・脚、砂泥
図2.0628 11:47 テン糞2
コクワガタ左大あご・外骨格・内翅・脚、コガネムシ外骨格・内翅・脚・尾部

次は、7月2日の三峰山までの往復で見つけた4つの糞の内容分析である。2つはアナグマ糞であり、二つはテン糞である。アナグマ糞は見つけた場所が近いので、同一個体か家族の糞であろう。両方から節足動物の外皮があったが、新しいアナグマ糞2ではヤマグワ種子が多数入っていた。標高が高い所のヤマグワの果実の熟成が遅くなり、しかも林床に落ちた果実を食べたものだ。さらに、アナグマ糞2ではネズミを食べたと思われる毛が入っていた。アナグマがネズミを捕まえて食べることができるんだ。しかし、動き回るネズミを捕まえて食べたとは考えられない。何らかの拍子に偶然に捕まえたか?あるいは怪我して弱っている個体か死んだ個体を食べたと考えられる。

図3.11:02 アナグマ糞1
ムカデ(節足動物)外皮、腐葉細片、土砂
図4.11:06 テン糞1
ムカデ外皮・脚、甲虫脚・外骨格、
図5.11:47 テン糞2
大型甲虫内翅・外骨格・脚
テンはムカデを食べ、甲虫を食べている。クマヤナギやヨコグラの木の果実は7月の下旬になってから食べるのだろう。
今回は2回の山行で見つけた動物糞をまとめてアップした。暑い中であったが、家に居てエアコンに風に当たっているのも好きではないので、ある願掛けをしながらの山歩きであったが、それが叶うかどうか分からない。
図6. 13:20 アナグマ糞2
ヤマグワ種子、ムカデ脚・外皮、齧歯目毛、砂泥

2022年7月5日火曜日

再び休み台で寝る。  Slept on the benchi, again!

三峰山の山頂の休み台で、もうしばらく休んでいきたいと思ったが、出かけることにする。こんなに暑いのにセミも鳴いてないことが不思議な感じもする。山頂の道標(図1)を左に下る登山道がある。ストックはザックに付けている。両手が空いているので岩、木の根、幹、鎖などに捉まって歩く。帰りは下りのせいもあって早い。
あのトレイルランの若者はどうやって走り降りたのかな?若いからバランスが良いから地面がざらざらして滑りそうでも難なく走っていけるのだろう。一方、後期高齢者のぼくは慎重だ。根や岩に捉まって登ったり下ったりするのがおもしろい。ザックが重く感じるので右肩の所にタオルを入れる。使いもしなかった、ラーメン用のペットボトルの水、ガスボンベ、コッヘルが重い。
図1.12:35 さぁー、出発だ!
下りは涼しい風が下から上がってくるので気持ちが良い。今まで下りはイヤだったが、登りよりも下りが楽だっと思った事がないなぁーと思う。
 最初にイノシシ糞やアナグマ糞があった近くにアナグマ糞があった(図2)。ぼくが往き過ぎてからしたものだ。まだ、柔らかい。そうそう、アナグマとテン糞には見た目の違いがある。アナグマ糞は大半が土砂や腐葉の細片で出来ていて柔らかそうである。古く固まっていると黒い粘土の固まりのようだ。もちろん臭いが違い、ツンっと鼻にくる。
図2.13:20 アナグマ糞
ほぼ1時間かかって馴染みの道標のある場所に戻って来た。休み台を見て、またザックを枕に寝ころび仰向けになる。

図3.13:25 戻ってきた!
図4.13:25 先ずは一休み
山で木の葉を見上げながら仰向けになるのは気持ちが良い。あのトレイルランの若者はどこを走っているのかな?ぼくも3,40代の頃、サルを追っていた時は山を走れたものだが、今は木の根に足を取られてすぐ転ぶだろう。そんな過去の事を想いながら目を瞑る。
図5. 13:33 見上げる
13:40 起き上がり、水を飲んで出発だ。ストックはザックにつけたままで下る。休む時間が長いせいか、膝が痛くならない。沢に出たので(図6)、岩に腰を下ろし手で水を掬って顔や腕を洗う。しばらくボーッと座って涼を取る。この水場はこの道標がある所だ(図6’)!登山靴を脱いで足を流れに浸したいと思いながら実行できず。濡れた足を拭いて靴下を履くことが面倒に思えたのだ。
図6. 14:56 沢で涼んだところ、図6’の方から
図6'. この道標がある水場
不動尻に着き(図7)、そのままゆっくり下る。広沢寺温泉無料駐車場に着いたのが、16:25であった。車の左右の4つのドアを開け放し、水道栓に行き顔を洗い、トイレに行く。車に乗って連れ合いに「今帰る」とSMSを送る。
図7. 15:14 不動尻着

2022年7月4日月曜日

フウラン香る! Neofinetia -scented!

 ん?この良い匂いは、、、。もう、ヤマユリとのこう配種のユリの花は終わったのに、、、。階下に降りて窓を開けると香りが漂ってくる。フウランが咲き始めている(図1&2)。

この場で、以前も書いたことがあるが、このフウランは2003年の小豆島のサル調査で寒霞渓の山頂の売店で一株を買ったのだ。最近は株分けしてないので、もう古い株を押しつぶすように太い根が覆っている。花が終わったら株分けしてやるかな?

図1.二つのフウランの鉢
右の鉢にはカヤラン()やヨウラクランと混生
はヨウラクランの鉢
図2.フウランの花

昨夜は時々小雨が降ったかな?曇り空で涼しい。扇風機の風が冷たく感じる。あー、今朝も寝起きに2度も腰?背?に電気が走り腰砕けになった。だから、そろりそろりと階段を下り、洗面所では右手にタオルハンカチを持って片手で顔を洗う。でも、1時間もするとこの恐ろしさはなくなるだろう。2日に4回目のワクチン接種をした。今回は初めて打った箇所を中心に腕が痛重苦しい。でも、もう大丈夫だ。コロナに罹るよりもこの程度の副反応が嬉しい。それまでの3回は何処に打ったのか判らない程だった。

2022年7月3日日曜日

山頂で30分の昼寝  Nap for thirty minutes at the top of Mt.Mitumine

休み台は木立に覆われて日陰になっていて、もっと休んでいたかった。スポーツドリンクを一口飲み、スマホで自撮りして出発だ(図1)。すぐ、この道標だ(図1’)。三峰まで0.7キロしかない。実は休んでいる時に地図を見て、休み台のある所から不動尻からほぼ直登して唐沢峠まで行くよりも、ここから三峰山に行った方がずーと距離が短いことを知った。しかし、ここからは登り降りが何度もあるが、唐沢峠方面はほぼ平坦な感じの稜線を行き、一度ぐーっと下り、登るがずーと楽に感じていたのだ。
図1.10:21 休み台にスマホを置き自撮り
今日は三峰山まで行くのだ。図1’の道標から軽やかな登りになる。ちょっとした広場になり糞がある(図2)。ひょー、イノシシ糞?アナグマ糞?アナグマ糞を拾う。イノシシ糞は固い。
図1’.10:22 三峰まで0.7キロの道標
図2.上はイノシシ糞、下はアナグマ糞 
登ったり、降りたりして、今度はテン糞だツガの葉をマークに置いた。テン糞は嬉しい。でも、先日の石尊沢往復で拾った2個のテン糞はまだ水に浸けたままだ。
図3.11:06 テン糞1
登り降りで少々、バテテきている。しかし、ストックをザックに納めたのは正解だった。ボルダリングの様に両手を使い、木の幹、根を持ち、岩を押さえる。鎖場が多く、以前は鎖は全く利用しなかったが、今回はもう鎖があると喜んで捉まる。
図4の場所は、谷太郎林道終点のところから尾根を登って来られる。しかし、最後は30センチもない細尾根である。今のぼくの年齢では足が震えるだろう。
三峰はここからまだまだだった!
図4.11:24 道標があり、注意の立看もある。
登り降りが続くので、前方に見える頂きこそ三峰山と思い、何度を期待を裏切られる。テン糞2だ。そして、とうとう三峰山のトップに着く(図5)。
図5. 11:47 テン糞2だ!
山頂に到着し、休み台は木陰になっており、一安心だ。先ずはスポーツドリンクを飲み、昼用のインスタントラーメンにしようと思ったが、その気にならない。オニギリ1個と菓子パン1個があるので、菓子パンを食べる。そして、休み台の上にザックを枕にして寝る。しばらくすると、ヒトの気配がしてくる。何とトレイルランの一人が上がってきたのだ。ぼくは当然この休み台を開けて、30代前半の彼に挨拶する。すると彼は今日は!っと云ってそのまま不動尻方面に走り去る。
エ!休まないんだ!っと思い、再び休み台に仰向けになる。
図6.12:05 山頂の到着
顔の上はこの葉に覆われ、僅かに陽が射すだけ(図7)。そして、自分を撮る(図7’)。缶ビールを飲みたい!これから缶ビールを1本持って歩こう。ぬるい缶ビールでもきっと凄く旨いだろう!
図7.12:21 休み台で仰向けになる。気持ちが良い!
図7’. もっと休んでいたい!風が気持ち良い!

2022年7月2日土曜日

久しぶりに三峰へ!  To Mt.Mitsumine for the first time in a long time!

 昨日は、家を出たのが5時半頃、広沢寺温泉無料駐車場に車を置いて歩き出したのが6時半頃だ。目的は三峰山と決めていた。これまでは三峰山と唐沢峠を結ぶ稜線までは行くのだが、三峰山へは足が向かなかった。

図1.6:49 新大平橋
新大平橋(図1)で、Uターンしてくる地元の早朝散歩の男性と行違う。互いにおはよう!と声を掛ける。この人はぼくが駐車場のトイレに向かう時に歩いていた。橋下にはネムノキの花が咲いている(図2)。え?今だったかな?っと思いながら撮る。
この日はジョギングのように両腕を曲げて前後に振って歩く。ゲートが見えてきた(図3)。早く歩ける。
図2.6:50 橋の下にネムノキ
図3.7:12 二の足林道の車止めのゲートだ!
図4.7:19 山神隧道
先日休んだ所に来た。写真を撮って素通りだ!ここから蕾が大きく膨らんでいたヤマユリを探すが、帰りの時も見つけられず。しかし、滑岩へ行くゲートのところには2本あった。
アスファルトの道路上を沢水が流れており、吸水しているアゲハがいた(図6)。翅を広げると青銅色の輝きが素晴らしい。今、台東近くに仮移住したチョウに詳しいYNの事を考える。
図5.7:31 先日石尊沢へ行った時に休んだところだ!
図6.7:48  吸水しているミヤマカラスアゲハ
不動尻に着き、日の当たらない石段に腰かけて一休みだ(図7)。ズボンをたくし上げ、ストックを伸ばし、麦茶でオニギリ1個をたべる。20分くらい休んで出発! 今日は、三峰山を目指すと自分に言い聞かせる。
図7.7:55 不動尻の石段
図8.8:17 三峰・大山への登山口道標
乾いたイワタバコがある大岩を通り過ぎる(図9)。すぐ、汗が再び噴き出す。先日は水を飲み過ぎた感じがしていたので、必要最小の水しかとらないことにする。
図9.8:20 イワタバコが着く乾いた岩
図10. 8:39道標
鎖場だ(図11)!。この鎖場を登らずに、右に巻いて行き登山道に出る。帰路は鎖場を降りる。
図11. 9:15 鎖場
図12. 9:35 ノウサギの食痕だ!
9:50 すぐ上の方で、シカが警戒音を出す。みるとメスジカが2頭移動している。
図13. 10:17 キヨスミウツボだ!
図14. 10:19 もうすぐ稜線だ!
ぼくは思い違いをしていたようだ。この不動尻から三峰山へのこのルートは陽が当たる熱射地獄のようなルートだと思っていた。しかし、冬は広葉樹の葉が落ちて陽が当たる。が、今の時季は広葉樹の葉が生い茂り木漏れ日のルートがほとんどだ!でも、今年の山は乾いている。唐沢峠越えでは帰宅してからヒルが一匹血を吸っていたが、このコースは沢沿いでさえも乾いている。夏の水不足が早くも心配だ!
稜線に出て、休み台に座り、ストックを短くしザックに付け、スポーツ飲料を飲み、菓子バンを1個食べ、出発だ。 
図15. 10:22 休み台で一休み