「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年6月6日木曜日

紫陽花の色 The color of Hydrangea.

昨日、学校から帰ってきてお昼を食べ、我が家の近くの小田急線の踏切間の線路沿いにある道を
散歩した。線路の回りには傍の家やお店の人々が植えた花々が咲き誇っている。
 上は藤沢方面に向かって湘南台駅を見る。
こんな鮮やかな朱色のフヨウが咲いている。 
 これはマーガレットかな?
下は、我が家の紫陽花、色づき始めたが雨が降らないので色が濃い感じだ。 
 
今日も雨ナシのようなので、土山峠に行ってみよう。
清川トンネルをくぐり、ハタチガ沢林道を歩き、宮ケ瀬尾根に登り、堤川林道を歩いてこよう。
実は、カメラの試し撮りなのだ。一眼レフは山を歩き回るぼくにはレンズ交換が面倒で、2台カメラを持ち歩いたが、これも不便、専門学校の動物カメラマンであるH先生のおすすめのデジカメだ。
なんと、4万円以下だ!



2013年6月5日水曜日

大きなペット? A big pet or companion animal?

新学期に入ってから専門学校でウマが飼われるようになった。
北海道生まれのぼくから見るとこのウマが可哀想に思える。
 
運送業をしている家の友人がいた。
当時の運送業は荷馬車で荷物を運んでいた。
彼の家には厩舎があって、3、4頭の馬が飼われていた。
厩舎の二階は馬の餌となる枯草が山のように積んであった。
厩舎の裏には馬糞がまた山のように積んであった。
ぼくは友人と馬の下に入ったり、乗ったり、二階の枯草の山や馬糞の山で遊んだ。
仕事が無い馬は厩舎の中で休んでいたが、いざ鞍をつけられて外に引き出されると
これが厩舎の中にいた馬かと思うほど目が輝き、たくましく感じた。
馬ながらにこれから荷物を乗せて引っ張るという意識に変わっていくのが分かった。
 
馬はもちろん道産子で荷車を引く仕事用の家畜であった。
原野に草刈に行く時も何回か馬車に乗ってついて行った。
そんな時の馬は大きな車の荷車であるが、軽やかな足取りであった。
厩舎で寝転がっているよりも、外に出て原野の中を歩くことが楽しがっているように思えた。
 
しかし、専門学校で飼われ始めた馬は、草むらの中を歩き回ることはおろか、外を歩くこともできない。これから狭い空間で暮らしていくのだ。
ぼくが写真を撮ってると、この馬は柵を何度か蹴った。
外へ出たいという気持ちを表していると感じた。
 
人に飼われる動物は、ぼくらの食糧になる家畜や、使役される馬や牛、愛玩動物としてのペットや伴侶としてのコンパニオン・アニマルがあるが、それぞれ人の都合で動物たちを扱っているにすぎない。飼うならできるだけその動物が生活していたような環境で飼いたいものだ。
動物たちもぼくらと同じ哺乳類であり、喜び悲しみを知っている。

2013年6月4日火曜日

テン糞の内容物  The contents of marten's scats.


5月31日金曜日の宮ケ瀬から金沢林道の往復で見つけた糞である。

 9時31分、テン糞①
長さ18ミリの植物繊維と1ミリ前後の植物質、さらに草本の茎(ハルジョオンの茎?、長さ4ミリ)が残った。大半が0.5ミリメッシュの網目から流れた。
 15時42分、テン糞②
甲虫の外骨格多数、ムカデ1匹分の外骨格と脚

 
テン糞①はハルジョオンの花食いをしたのかな?ハルジョオンを気にして見たことがないが、注意しなければいけない。テン糞②は土壌動物と云われる節足動物食いである。
 
テンたちはまだキイチゴやヤマグワ食いになってはいない。湖岸林道沿いのモミジイチゴやニガイチゴはまだ熟していないのがかなりあったが、クサイチゴは見つけた一株は大きな熟した実をつけていた。クワはまだまだ大半がピンク色から赤で、黒熟しているのは少なかった。
今週辺りからこれらの果実食になるだろう。、

身体が硬くなっている!My body has become hard!

身体が非常に硬くなってきている。
靴下を履くとき、靴の紐を結ぶときや足の爪を切るときに、身体を前に屈めるのが苦痛に感じる。
何よりも丹沢でスパッツのゴムを登山靴の底に
回す時、もう無理・不可能、誰か助けてと叫びたいくらいだ。
 
子供の頃から前屈は苦手で指先がようやく着くくらいだった。
が、それでも靴下や足の爪を切るときに苦痛と感じたことはなかった。
 
当初はメタボで腹に肉がいっぱいついたためだと思っていた。
だが、違うのだ、相撲取りはあんなに腹が出ているのに、ぼくよりはるかに柔らかい。
それと、「丹沢サル観察し隊」の皆さんと1月に大山に登ったとき、アイゼンをつけるときに、痩せているKさんがうーん、うーんと唸っている。どうしたのと聞くと最近お腹が出てきたようで、前屈が難しくなったと云う。イヤ、お腹ではない、身体が硬くなったんだ!と云うと、彼女も子供の頃から身体が硬かったと云う。
前屈ばかりでなく、左右にも曲げてストレッチをして柔らかくしなければ、病気になる前に身体が固まって動けなくなる。
腹筋や背筋もすごく落ちている。老年になるということは、筋力はどんどん落ち、
身体はどんどん固くなるんだ。
腕立て伏せをやってみた。なんと1回がようやくできるだけだ。
腹筋はがんばって5回だった。これはダメだ。
毎朝、前屈を含めたストレッチと腕立て伏せと腹筋をしなければ!
幸い、毎週丹沢を歩いているので、足腰はOKだ。


2013年6月3日月曜日

青い果実 The young fruits of variable trees.

5月31日の実習では、山の幸を少し頂いた。
モミジイチゴの黄色の果実、ニガイチゴの赤い果実、クサイチゴの大きくて真っ赤な果実、
さらにヤマグワの黒紫になった果実。それとウグイスカグラの橙色の実、どれも甘くおいしい。
学生たちは知らないので、ぼくが率先して食べて教える。
積極的に採ろうとしない女子には採って渡す。一粒のキイチゴの実で白い歯がこぼれる。
そんな笑顔を見るのが大好きだ!
キブシの青い実だ。
ダンコウバイの青い実だ。 
コクサギの実だ!
サルトリイバラの青い実だ。 
これらの青い実は、誰もがこれ食べられる?とは聞いてこない。
緑色の果実は未熟で美味しくないと判るのだ。
もちろん、チドリノキの果実や下のオオバヤシャブシの木の実も聞いてこない。
オオバヤシャブシ 
しかし、これには???食べられそうと思ったのだ。
学生たちはウグイスカグラの実を見て、食べられるかどうか迷っていた。
赤い色の果実は食べられそうというイメージを持つのはどうしてだろうか?
クワの実は赤よりも黒っぽくなった方がはるかに甘い。
しかし、いくら赤い実や黒い実でも、マムシグサあるいはヨウシュヤマゴボウやマルミノヤマゴボウ、さらにはドクウツギやゴンズイの実をおいしそうとは感じなく、
かえって毒々しい気味悪い感じがする。
ぼくは、北海道生まれなので、このような植物には子供の頃接しなかった。
初めて見たときも食べてみたいと思わなかった。
 
そのため、数年前の学生がマムシグサのあの実を果茎ごと口に容れて咬むとは
考えたこともなかった。その学生は咬んだだけで、口内が細い針で刺されるような痛さに襲われ、
口を閉じることもできず。口を下にしてヨダレをだらだら流すだけだった。
うがいをすることもできない状態だった。
もちろん、話しもできないので、ぼくが質問をして学生は携帯で状態を説明してくれた。
もちろん、救急病院だ。彼とは、メールで毎日その状況を知らせてもらった。
一週間以上口内の不快感が取れなかったのだ。
一咬みしただけで、果汁は飲んでいないのだ。
 
シュウ酸カルシュームの針状の結晶が柔らかい皮膚に刺さるようだ。死亡する例もあったようだ。こんな危ないものを食べて、その状態を試しているブログがある。
その試験によると、真っ赤に熟した実よりまだ青みがかった実の汁を舐めただけで、飛び上がるほどの痛さに襲われたようだ。

2013年6月2日日曜日

ヨウシュヤマゴボウが食べられている! The pokeweed has been eaten!

宮ケ瀬ビジターセンターの前から湖岸林道に入っていくと、
林道山側の石垣の上や下に生えているヨウシュヤマゴボウがシカかカモシカに
食べられている。一本や二本ではなく、もうかなりたくさん食べられていた。
ヨウシュヤマゴボウは有毒植物であるようだが、これはどうしたことか?
ミヤマシキミもシカは食べるがそれと同じことか?
 シカかカモシカのどちらかが食べたのだが、茎やその先の新葉が食べられている。歯型などを詳しく見てこなかった。もし、葉が食べられていたなら、誰が食べたのは判ったと思うので、
ちょっと残念だ。
どうもフィールドワーカとしての資質が、暑かったり疲れたりすると、すご消失してしまう。
 
初夏なのにこのような有毒植物のヨウシュヤマゴボウを食べたのは、
やはり春が過ぎ夏が近づいてきても草本類が少ないないので、仕方なくヨウシュヤマゴボウを食べるようになったのだろうか?でも、その回りに結構草本が生えているではないか?
あるいは、シカやカモシカにとっては結構イケル食べ物なのかな?
 もっとも、この若い茎や葉を湯がいて、毒を抜いてから食べる人が日本人の中にもいるようだ。
あるいは、あの紫色の果実を噛み潰して果汁を味わいながら
10個ほど食べているブログ報告も載っている。
 ぼくは、これは草本なのでカモシカではなくシカではないかと思っている。
あー、歯型を見てくるんだった。気力が載らない時でも奮い立たせて動かなければ、
こうやって後悔する。

2013年6月1日土曜日

この虫は? What's these bugs?

昨日は、天気が良かったが、少し草むらや枯れ枝や枯草の吹き溜まりのようなところを歩くと、
すぐヒルに襲われた。
ヒルの心配のない、金沢の堰堤上の河原でお昼にした。
お昼の海苔弁を食べながらふと前の枝を見ると、何だかちょっとおかしい。
近寄ってみると、わー、何だ!この虫たちは?と声が出てしまった。 
気味が悪いので小さくアップ。クリック拡大!
ゴキブリの幼虫のような姿だ!
この木はオオバヤシャブシである。
この虫は何だろう?
昼食後は念入りに靴下に飽和食塩水を噴霧した効果でヒルには無縁になった。
昼食後、鳥観察班と骨(死骸)探索班に分かれた。
もちろん、ぼくは骨探索班だ。女子2名、男子5名の班となる。
当初は、お昼を食べた河原を遡上することにしたが、面倒なので途中から林道を歩く。
林道終点の河原の岩場で、学生たちはヒル避けに没頭だ。
血を吸われて血が止まらないHi君やOga君、Chuさんは念入りに靴下をチェック。
皆、ヒルが気になるようだ。
ぼくは、沢の流れの中の大岩の上でうつらうつら休憩。
前もって、もし〇〇を見つけたらぼくがもらうなどと、取らぬタヌキの皮算用をしたのが間違いだった。シカの脚の骨さえ転がってはおらず。
鳥班との連絡も取れず、みな、足取り重くと宮ケ瀬のバス停に向かう。

宮ケ瀬金沢林道歩き  Walking on the Kanazawa forest road

昨日は、それまでの予報とは違って打って変って晴天だ!
本厚木駅前の7時40分発のバスに乗って8時半には宮ケ瀬に着いて、歩き出した。
初夏の爽やかな緑の風、良い花の香りの風に浸った。
ヤマボウシの白い花
マタタビの白い葉が眩しい。
移入種のイタチハギが湖岸林道で咲いている。 
 イボタノキも香りを放っている。
湖岸林道でもっとも目立つのはこの白い花のウツギだ。
初夏の香りはウツギの香りか? 
 ウリノキが蕾だった。
咲いているのもあった。
 金沢林道終点のオオバアサガラだ。
蕾がエゴノキに花によく似ている。
ヤマカガシ?を見つけて写真を撮る。 
ウグイスカグラの実がなっていた。学生たちが先生これ食べれますか?と聞くので、
触るな!猛毒だ!と叫んで写真を撮り、ぼくが摘まんで次々に口に放りこんだ。
学生たちが、ひどい先生だ!と言ってる。 
 エゴノキの白い花の傘がたくさん林道を照らす。
林道に落ちているエゴノキの花を踏まないように! 
 サルナシの目に着く花は何故か雄花ばかり、メス株は東丹沢は少ない。 
ガクウツギの白い花 
ガマズミの花 
 コクサギの果実
 金沢林道の木洩れ日の中を歩く学生たち
  これは、サルトリイバラの蕾だ。
 サルトリイバラの果実もなっていた。
 シラキの花穂はこうなのに、果実のつき方はちょっと違う。
大好きな香り! のスイカズラもいたるところの斜面で咲いている。
 林道終点の沢向こうにツリバナだ。
これはニセアカシアだ! 
なんとバイカウツギが満開だった。 嬉しいね。
宮ケ瀬から湖岸道路を歩き、金沢林道までの終点は、高度差はそんなにあるとは思われないのに、湖岸林道では終わっていたニセアカシアやオオバアサガラが
金沢林道では今が盛りだった。




 


2013年5月31日金曜日

2013年5月29日水曜日

多様な食物! The varied foods!

丹沢に生息する食肉目に属するテン、タヌキ、アナグマの糞を拾って見ている。
彼らの食物は果実、花、葉を含む不明植物質、昆虫やムカデを含む節足動物、ネズミや鳥、カエルやトカゲなどの脊椎動物と多種多様なものである。
 
ぼくはサルの食物に関しては調べてこなかった。
しかし、サルたちの行動を観察して、ン?と思う食べ物があった。
それは、1、2月の厳冬期に樹皮の裏や岩の隙間で越冬しているカメムシやテントウムシをおいしそうにポリポリ食べることである。
カメムシを食べる時は辺り一帯にあのカメムシの独特の匂いが漂う。
それは、まるで、やはり厳冬期にカラスザンショウの木の上で落ちてしまわないで残った黒い種子をパリポリを食べる時と変わらない感じである。カラスザンショウの黒い種子を食べているときもサンショウの匂いが漂う。
サルたちにとっては、カメムシもカラズザンショウの果実(残った種子)も大差ないかのようである。
と云うよりもカメムシを食べている時の方が多くの群れの個体たちが喜々としている。
 
下は、タンザニアのマハレ山塊国立公園で生活していたとき、山小屋の裏で発生した
シロアリの羽アリが地面の穴から出てくるところをつかまえてビニール袋に容れ、
それを塩を少しふって洗面器で煎ったものだ。
このシロアリの羽アリをクンビクンビとスワヒリ語で云う。
クンビクンビが発生する時は、チンパンジーやヒヒやサバンナモンキーはもちろんのこと
地元の人たちも争うようにして捕まえる。
穴から出てくるとフワフワと飛び出す、飛ぶ前に捕まえるのだ。
出てくるのをすぐ摘まんで口に運ぶ。まるで、クワの実を摘まんで食べるような感覚だ。
煎ったばかりのクンビクンビはカシュナッツのような味がして旨い。
生のは、カキをバターで軽く焼いたような高級な食材の味だ。
 
我が家の庭にダンゴムシやナメクジがいる。花鉢をどかすと底にダンゴムシやナメクジがたくさんついている。これらを食べる天敵がいないだろう。ダンゴムシはともかくナメクジは貝の仲間だ。
一度、これを焼いてみたら小さく固くなり、良い匂いがした。
 
ぼくがテンやアナグマだったら、きっとダンゴムシやナメクジも食べることだろう。
彼らが食べられる物はぼくらも食べられるはずだが、、、、。