「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2024年7月10日水曜日

アライグマの轢死体     The roadkill of a young racoon

昨日は境川遊水地の駐車場に車を置いて、真っ直ぐ階段を登りくわくわ森への近道を探して辿る。が、上手く行かなかった。しかし、途中の道で久しぶりにタテハチョウの仲間を撮った(図1)。ヒメアカタテハだ。この裏面の模様にジャノメチョウの仲間のような模様がある(図2)。
図1.ヒメアカタテハ
図2.ヒメアカタテハ
入口から階段を登ったところにヤブランの花があった(図3)。何だか山ではなくこのような場所でヤブランの花を見ると不思議な感じもする。シオカラトンボとオオシオカラトンボが小径の目の前の綱の上に停まった(図4&5)。
図3.ヤブランの花
図4.シオカラトンボ
図5.オオシオカラトンボ
図6.休み台の横に一輪咲いていたヤマユリ
図7.カブトムシがバラバラになって転がっていた
休み台の横にヤマユリが一輪咲いている(図6)のでザックを下ろし、水を飲む。ヤブカが多いので座らないで尾根道を右の奥まで歩いた。途中でアオダイショウに会い、道の上にはヒヨドリかカラスに遣られたカブトムシが黒アリたちにバラバラにされて運ばれていた(図7)。何だか、急にテン糞でも見つかるかな?っと思いながら歩いた。が、すぐ新興住宅地に出たので引き返し。ヤマユリの匂いを嗅ぎながらくわくわ森から出た。
道路沿いの水田では登る前にはスタイルの良い男性が畦道の草を草刈り機で刈っていた。今は刈った草を熊手で引き寄せている(図8)。凄く暑いだろう。全身から汗が吹き出している。
図8.水田の回りの草取りをする人
田圃を隔てて道路があり、その向こうがくわくわ森
折り畳み傘をザックに入れていたが、曇ってはいるが雨は降らなかった。くわくわ森にもっともっと近い駐車場もあった。しかし、こちらは散歩も兼ねているので、遠い場所でも問題ない。帰路、車で走っていると、ん?何だ?カラスが飛び去った。タヌキの死体かな?車を側に寄せて見ると、アライグマだった(図9)。若いアライグマで既に腹部が食われているし、アリもたかっている(図10)。一瞬、持ち帰ろうかと思ったが、暑い中での剥皮と解剖し内臓取りを考えて止めた。少し歩いただけなのに汗だくになり、帰宅後シャワーと缶ビールのハイネケンを飲む。うん、ハイネケンは上手い。お昼はソーメンを連れ合いが作ってくれた。連れ合いにアライグマの轢死体の事を話したら、持って来なかったでしょうネと云われてしまった。
図9.アライグマの轢死体
図10.若いアライグマだった
きっと母親から分散して間もないのだろう

2024年7月9日火曜日

くわくわ森のヤマユリが咲いていた!           Yamayuris in Kuwakuwa forest have bloomed!

 車を境川遊水地の駐車場に停めて、くわくわ森のヤマユリを見に行ってきた。咲いていた。やったー!

見つけたが後ろ姿なので道を回って横から撮った(図1)。これでは不満なので小径を登って斜めから(図2)、正面から撮ろうと思い、さらに道を登り尾根道から周り混むと正面だ。どうにか邪魔な木の葉や枝の隙間から撮れた(図3)。このカメラは60倍までズームで拡大できる。

図1.ヤマユリ横から
図2.少し回ってやや正面から
図3.正面から カメムシが上の花弁にいる
トンボやチョウさらにはアライグマの轢死体に出会った。それらは次回にアップする。


2024年7月8日月曜日

トガリネズミの上腕骨と肩甲骨      Scapula and humerus of shrew

これは高校同期の友人TGが網走駅近くの天都山の丘で拾ったトガリネズミ科トガリネズミ亜科のトガリネズミ属の動物だ。しかし、2,3度踏まれたようで頭骨も骨格も折れていて晒骨にした時にバラバラになり、オオアシトガリネズミかバイカルトガリネズミか判断ができず、死骸の前足が大きかったでオオアシトガリネズミとした。ぼくが持っている唯一の歯先が赤褐色のトガリネズミ属だ。(不思議な事にこの歯先の赤褐色は未だに色が褪せない)
肩甲骨は多分折れているようだが、片割れがどれなのか見つけられない。上腕骨はトガリネズミ科ジネズミ亜科のジネズミとは違って、モグラ科ヒミズ亜科のヒミズに似ている。が、肩甲骨はモグラ科のものは細長いが、これはどちらかというとジネズミに似ている。
図1.トガリネズミ属オオアシトガリネズミSorex unguiculatusの肩甲骨(上)と上腕骨(下)
コヤツの上腕骨がジネズミよりもヒミズに似ていると云う事は、コヤツは前足を使って地中に潜ることもあるのかな?肩甲骨が折れているので、判断に苦しむ。しかし、モグラやヒミズのように細長くはなさそうだ。
いずれにしても他のトガリネズミ科の肩甲骨や上腕骨を見たいものだ。

都知事選で小池氏が3選した。国政選挙ではないが、英・仏・イランのように野党が勝つことは日本ではないのかも知れない。それだけ現状維持を望む人々が多いのだ。

2024年7月7日日曜日

ヒミズとジネズミの肩甲骨と上腕骨の違い                 Differeces between scapula and humerus of shrew mole and shrew

気になることがあって、真無盲腸目モグラ科ヒミズ亜科のヒミズとトガリネズミ科ジネズミ亜科のジネズミの肩甲骨と上腕骨を比べてみた。ヒミズの肩甲骨は細長い。しかし、ジネズミの肩甲骨も細長いが哺乳類特有の形状をしている。ヒミズの上腕骨は太く短く、他の哺乳類とは異なるが、ジネズミは哺乳類特有の上腕骨をしている。(なお、ヒミズの肩甲骨と上腕骨の形状はモグラもほぼ同じだ)
図1.左:ヒミズUrotrichus talpoides 右:ジネズミCrocidura dsinezumiの肩甲骨(上)と上腕骨(下)
これらのヒミズとジネズミの違いは食性では昆虫類やミミズなどの土壌動物を食べており、大差がない。しかし、両者の一番の生態上の違いは地中に潜るか否かである。ヒミズはモグラと同じように地中に潜るが、ジネズミは地中には潜らない。その違いが肩甲骨と上腕骨に反映されていると考えられる。

2024年7月6日土曜日

GPS画像:くわくわ森と境川遊水地公園      GPS imagery: Kuwakuwa forest and Sakaigawa retarding basin park

昨日は、車を境川遊水地の駐車場に置いて「くわくわ森」に行ってきた。自分にとっては少し物足りないが、丹沢山麓を歩いているような気がする。植物ばかりでなく、チョウやトンボやカエルやトカゲまで顔を出してくれる。昨日はウグイスまで鳴いていた。もしかしたらテンやタヌキなどの糞が落ちているのではないかと散策している。知らないが恐らく昔のこの辺りの雰囲気が漂う民家の天王森泉館があり、いつも5,6人の男女が草刈りや枝払いなどの作業をしている。ボランティアなのかな?
図1.境川遊水地とくわくわ森
上のGPSのGoogleMap画像は、GL-770をPCのGPS-Photo Taggerで読み取ってもらたものだ。さらにこれをPhoto Taggerのファイルでトラックデータの保存をし、それをカシミール3Dに読んでもらうと、図2である。この丸2年全くGPSの画像をカシミール3Dに変換したことが無かったので、やり方が忘れかかっていた。
図2.境川遊水地とくわくわ森
今日も暑い日になりそうだ。これが夏だ。北海道生まれだが、今は寒い冬よりも暑い夏が好きだ。
 

2024年7月5日金曜日

まだ、ヤマユリは咲いていなかった。   Yamayuri had not yet bloomed!

今日は車で横浜市の境川遊水地公園の駐車場に行き、そこからくわくわ森に歩いた。片道1キロくらいなものであったが、駐車場が境川の川底くらい低い窪地にあり、まるで中華鍋の中で太陽を浴びるようなものだった。

くわくわ森の丘陵地脇を流れる側溝に沿って入口まで歩く。途中、カメラを持ち三脚をザックに入れている人に挨拶し、入口の階段を登る。すぐ目の前にアマガエルが一匹、葉の上に留っている。ザックを静かに下ろし、カメラを取り出し撮る(図1)。イイコだ!動かないでくれた。アマガエルを撮っただけでここへ車で来たのは正解だったかな?っと思う。連れ合いは30度を超える暑さになるから外に出るのは止めろと煩かった。それで車で行くと云うと、それだけで安心してくれた。ヤマユリは今日辺り咲いているだろうと思ったので、もう何であろうとくわくわ森に行きたくなっていたのだ。

図1.小さなアマガエルだ!
ヤマユリの蕾は大きくなっていたが、このヤマユリの蕾も白いカイガラムシにヤラレている。しかし、ここは陽が直接当たるので無事咲く事ができるだろう。明後日、また来よう。
図2.ヤマユリの蕾は大きくなっているが、、、
チョウのようにヒラヒラとハグロトンボが飛んでいる(図3)。ん?この木は何だ?実がついている。厚い奇数羽状複葉だ。ゴンズイだ。この青い実が赤くなり、割れて中から真っ黒な種子を出す。
図3.このハグロトンボの翅が
図4.ゴンズイの青い実
他のヤマユリを見て周ったが、いずれも元気がない。暑さか病気か?尾根道を行き、住宅街を通って見晴らしの丘を過ぎて天王森泉館の横に出る。ここから車まで戻る。稲を植えたばかりの水の張った田圃の横を歩く。イトトンボの仲間がたくさん飛んでいる。
図5.天王森泉館
図6.アジアイトトンボが停まってくれた
田圃を過ぎ、遊水地公園の道路に入る。遊水地の一部が見える(図7)。ぼくが子供の頃はこのような場は雑魚掬いの恰好の場所だが、立ち入り禁止だ。グランドの側にビオトープと称した小さな池がある(図8)。
図7.境川遊水地
図8.ビオトープ
図9.黄色い花の水草が
図10. シオカラトンボが停まった
車に入る前に4つのドアを開け放す、風が通り抜ける。GPSの記録では2.6キロを3800歩で1時間4分掛かったことになる。何か少し物足りないが、、ヨシとしよう。

2024年7月4日木曜日

ヤマユリはコナカイガラムシにやられていた!   

昨日は、ヤマユリの状態を見に横浜市の「くわくわ森」に行ってきた。何とヤマユリは病気になっていた。花はまだだ!暑くならない午前中に出かけたが、日向は暑く、賢治の「雨にも負けず」の詩を思い出しながら歩いた。

今田遊水地公園の二面とも中高年のグループのソフトボール大会が行われていた。ぼくは中に入らずに外周を回り、トイレに入る。このところトイレが無いところは散歩が出来ない感じだ。トイレの前の鉄作にゴマダラカミキリがいた(図1)。ここからソフトボールをちょっと眺める(図2)。こちらは歩いているだけで大変なのにソフトボールの皆さんは元気だ!

図1.トイレの前の鉄柵の上にゴマダラカミキリ
図2.退職者?によるソフトボール
トイレから出て自動車道路を2本横切り、くわくわ森がある丘陵地の排水路に沿って歩く。スジグロチョウだ(図3)。斜面からヘクソカズラの花がこちらに赤い口を見せている(図4)。これはミゾホウズキだ(図5)。ようやくくわくわ森の入口に着く(図6)。暑い、汗だくだ。途中の自動販売機で130円のお茶を買ったが、150円出して大きなサイズを買えば良かった。
図3.スジグロチョウ
図4.ヘクソカズラ
図5.ミゾホウズキ
図6.くわくわ森の入口
何と、この階段の登りが一歩一歩だ。腿が上がらない。自分の腿なのに20センチも無い階段に苦労する。酷い体力の減退だ。ハグロトンボの仲間がフラフラと前を飛び、停まった(図7)。尾が青色なんだが、黒っぽく見える。排水路は年中水が流れているので、そこでヤゴも育つのかな?他に池でもあるのかな?
お!モグラ塚だ。何だか久しぶりに見たので嬉しい。それにしても暑いし足が上がらない。
図7.これはアオハダトンボの♂かな?
図8.モグラ塚
ジャノメチョウの仲間のヒカゲチョウだ(図9)。翅がボロボロだ。何回か交尾したんだ。 ん?この大きなカメムシの仲間は?帰宅して調べたら、キマダラカメムシと云う江戸時代に東南アジアからやってきた外来種だった。
図9.ヒカゲチョウ
図10. キマダラカメムシ
このカメムシの側に秋になるとサルトリイバラと良く似るシオデが蕾をつけていた。ようやく階段をり尾根道に出る。エ?ヤマユリがカイガラムシかアブラムシの仲間にヤラレている(図12)。この蒸し暑さと湿気で病気にヤラレタのだ。白いカイガラムシだろう。
図11. シオデ(ヒデコ)だ!
図12. ヤマユリがカイガラムシに、、、
図13. ガマズミの実が生っている
ここのヤマユリは蕾がついているが葉に元気がない。暑さにヤラレタ?
図14. ヤマユリだが元気がない
図15. アオハダトンボだ!
図16. 下りてきた
くわくわ森から出て、側溝に沿って来た方へ向かう。大きなカタツムリが葉裏にいた(図17)。うん、この沢山イボイボ状の果実をつけているのは?ヒサカキ、ハマヒサカキのどっちだ?葉が対生なのがヒサカキでハマヒサカキは互生だ。じゃーこれは?
またまた、ヒメウラナミジャノメだ。コヤツは小さいのでシジミチョウの仲間かな?と思ってしまう。が、目玉模様が裏にも表にもあるのですぐヒメウラナミジャノメと判る。
図17. ミスジマイマイ
図18. ハマヒサカキ
図19. ヒメウラナミジャノメ
GPSの記録によると9時41分に歩き出してゴマダラカミキリを撮ったのが10時31分、くわくわ森の入口が10時43分、出たのが11時15分、帰宅したのが12時15分だった。くわくわ森内を彷徨い歩いていたのは30分くらいなものだ。片道1時間もかかっている。往復は6.9キロで9500歩だった。帰宅後は即シャワーで缶ビールで、一息ついた。

2024年7月1日月曜日

梅雨空の中の散歩   Walking in the rainy sky.

 時々、小雨が降る中、カメラと傘を持って散歩してきた。帰路は雨にやられ傘を差した。今日のルートは小学校の方へ行き引地川沿いを少し下ってから湿地沿いを歩いて戻ってきた。6000歩ちょっとで約4キロの行程だった。

ヒメウラナミジャノメがクズの葉に停まった(図1)。また、ヒメウラナミジャノメだ!クロバーの花の蜜を吸っている。するとシジミの仲間が飛んできた(図2)。ヤマトシジミかと思ったが、、、、。

図1.ヒメウラナミジャノメYpthima argus
図2.ヒメウラナミジャノメとヤマトorルリシジミ
双翅目のツリアブの仲間、クロバネツリアブがクズの葉にいた(図3)。黒い翅と腹部の黄色の線が目立つ。このツリアブの仲間は花の蜜をホバリングして吸う。人には悪さをしない。が、幼虫は他のハチ類の幼虫や蛹に寄生して彼らを食べて成虫になるようだ。
図3.クロバネツリアブLigyra tantalus
ルリシジミがいた(図4)。図2のヒメウラナミシジミと共食していたのはルリシジミかもしれない。ヤブカンゾウが咲いている。コヤツは目立つが花弁がゴチャゴチャしていて綺麗だと思ったことがない。
図4.ルリシジミCelastrina argiolus ladonides
図5.ヤブカンゾウ
ぼくがルリシジミを撮っているとずーと吼え続けていた柴犬がぼくと顔を合わせてから吼えずに大人しく連れられていった。
図6.イヌの散歩
夕方になると部屋の中のフウランが香る。ぼくはこのフウランの香りが判るが連れ合いは香りを感じないようだ。どうも昨年、一家3人で軽い新型コロナに罹ったが、その後遺症のようだ。