馬渡橋を渡って引地川右岸の道を歩く。対岸の桜並木にはソメイヨシノの間に3本まとまって八重桜が植えられている(図2)。そんな箇所が2ヶ所あった。散歩をしている人、家族連れ、恋人同士、サクラの下のベンチで飲み食いしているグループ、皆温かい陽射しと青い空とサクラを満喫している。二人の写真を撮りましょうか?っと声を掛けてくれる人もいた。
「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2024年4月14日日曜日
八重桜が咲いている Yaezakura’blossoms are blooming
昨日の昼過ぎ、連れ合いとサクラがどうなっているかと散歩に出た。2週間振りの散歩である。太陽の光が気持ちが良い。スポーツシャツを腕まくりし、連れ合いの後ろを必死に追い掛けるように歩く。今まで、庭が八重桜の木で埋め尽くされていた家の前を通る。お!まだ2本残っている。八重桜が咲いている。毎年ここの八重桜の花を見てから部屋のラン鉢を屋外に出すことにしていたのだ。八重桜の咲く頃はもう霜が降りないようだ。
図1.我が家の近所の八重桜の花
小学校の横を通り、横断歩道橋を渡って引地川沿いに出る。河津桜は既に葉をたくさん広げている。楠も柔らかそうな緑色の葉を広げて陽射しを遮っている。何だかいつの間にか初夏になっているような感じだ。無理してでも出てきた甲斐があった。図2.引地川左岸の桜並木の中に3本づつ八重桜がある
2024年4月13日土曜日
齧歯類の前顎骨は底面長の約5分の1を占める The rodent premaxilla occupies about one-fifth of the basal length
齧歯目の前顎骨を頭骨底面から見ると(図1&2)、一対の切歯とともに突き出した骨が前顎骨であると考えて差し支えないだろう。約5
分の1の長さである。
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図1.左:マウスMus musculus 中:ハタネズミMicrotus montebelli 右:アメリカモモンガGlaucomys volans
齧歯目の大きい前顎骨に比べると食肉目のは前の方にほんと少しだけだ(図3)。そのため切歯は小さくなりイエネコやタヌキでは米粒より小さい。が、犬歯は大きい。齧歯目と切歯と食肉目の犬歯はそれぞれの目では食物となる獲物を獲得するには重要な歯であることが判る。
左:ハクビシンPaguma larvata 中:イエネコFelis catus 右:ツキノワグマUrsus thibetanus
イラクがイスラエルにミサイルを撃ち込んでいる。恐ろしい事態が起こっている。いよいよ本当に第三次世界大戦が起こるのだろうか?日本がアメリカの片棒を担いで参戦する事だけは絶対止めさせなければならない。
2024年4月12日金曜日
キンバトの思い出 Memory of Emerald dove
台東の近郊に住んでいる友人YNから、ガラス戸にドン大きな音がしたので外を見るとキンバトが死んでいたっと写真を送ってきた(図1)。このキンバトは55年前のタイワンザル調査で、台東のすぐ南の知本温泉の山に猟師の温さんたちと入った時に確か食べたハトだ。
当時は台湾の山に入る時に持って行く食料は、米と塩と唐辛子だった。山を歩きながら、山菜を摘み、温さんたち猟師が、このキンバトやリスを撃ち、食料になった。夕食後はヘッドランプをつけてムササビを狙った。ムササビは夜ヘッドランプの光が当たると目が光るので撃ちやすかったようだ。
リスもムササビは毛を焼いて腹を割いて内臓をだし、身体を沢で洗った。キンバトは翅を毟って、内臓を取り出して、頭からバンバンと大雑把に骨ごと叩き切り、塩と唐辛子のスープだった。このスープ、アフリカでアフリカオニネズミを食べる時も同じ調理法だった。ぼくはイヤだった。スープにも肉にも焼いた毛の臭いが浸み込んでいた。でも、食べなきゃ体力が落ちるので仕方なく食べた。
図1.キンバトChalcophaps indica
南西諸島から台湾、東南アジアやインドに生息する
2024年4月11日木曜日
ヒトやサルの最後位の臼歯は頭骨底面の半分以上前にある。 The last position molars in human and monkeys are more than half anterior to the skull base.
独協医科大の哺乳類頭蓋データベースやミシガン大学のADWのヒトの頭骨を見ていて、歯が前の方にちょっとあるだけだ(図1)。つまり歯列が前半分よりさらに前にある。スローロリスとリスザル(図2)やサバンナモンキーとハヌマンラングール(図3)の頭骨を裏から見ると最後位の臼歯は、頭骨の前から半分以上前にある。
図1.ヒトHomo sapienceの頭骨 from ADW
図3.左:サバンナモンキーChlorocebus aethiops 右:ハヌマンラングールSemnopithecus entellus
しかし、齧歯目や偶蹄類の最後位の歯は頭骨の長さの半分くらいの位置かそれ以上後ろにある(図4)。


図4.左:ハタネズミMicrotus montebelli 右:イノシシSus scrofa
サルの仲間は口吻が短い。口吻を形成するのが前顎骨と上顎骨、鼻骨とするとこれらの骨の割合がネズミやイノシシに比べて短くなっていることと、大孔が頭骨の真後ろから中央に移動し、さらに頭頂骨が大きくなったことが要因だろう。
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この歯列の頭骨の中での位置について、他の頭骨を眺めると、モグラの歯列もサルのように前に位置し、イヌ科を除く食肉目の動物も歯列が前半部に位置していた(図5)。
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2024年4月10日水曜日
トキワハゼ?サギゴケ? Same genus, Mazus
庭のプランターの中にサギゴケが出ていると思ったが、どうもトキワハゼのようだ。もう少し成長するとランナーが出てくればサギゴケになるのだが、花だけではどうも一つ同定できない。
ネットで両者の違いを調べたが、判らない。花弁が白っぽいからトキワハゼかな?
図1.Mazus sp.
2024年4月9日火曜日
シカやカモシカの眼窩輪形成は視覚のため? Is orbital ring formation in deer and serow for sight?
霊長目直鼻亜目のヒト、ゴリラ、ニホンザルは眼窩が骨で囲まれている(図1)。しかし、曲鼻亜目のスローロリスは眼球の回りの眼窩輪は形成されるが、眼球は骨で囲まれてはいない(図2)。つまり、眼窩と側頭窩は骨によって分けられていない。スローロリスもニホンザルもゴリラもヒトも視覚の動物である。視覚によって食物を見つける。サルたちの眼窩輪形成は眼球を守るためである。
図1.頭骨正面から左:ヒト 中:ヒガシゴリラ 右:ニホンザル
図2.頭骨正面からスローロリス
しかし、スローロリスのように眼窩輪が形成されている動物にシカやカモシカの仲間がいる(図3)。しかし、シカやカモシカの眼球は骨に覆われるわけではない(図4)。シカやカモシカはどうしてスローロリスのように眼窩輪が形成されているのだろうか?シカやカモシカの仲間は目が悪い。カモシカやシカに山の中でばったり会っても、こちらを何だろうっとじっと伺うだけで逃げない。しかし、100mも離れている前の斜面からぼくが歩いている音に気が付いて警戒音を上げて逃げる。警戒音を出さなければシカがいたなんて気が付かなかったのにと思う。聴覚は良いが視覚はダメだ。図3.眼窩輪が形成されているカモシカの頭骨
図4.側頭窩と眼窩は骨で分けられてはいない
左:シカ 右:カモシカ
視覚の動物ではないのにどうして眼窩輪が形成されているのだろうか?遠方にいる外敵を見つけるには視力が弱すぎる。眼球が頭骨の横にあるため前後左右の幅広い範囲を見渡すことができる。しかし、5,6メートル前にぼくがいるのに何だろうとこちらを伺う時間が長すぎる。つまり、両眼が正面を向いていないため焦点を合わせづらいのだ。霊長類やシカやカモシカの眼窩輪は、前頭骨からの後眼窩突起(前頭骨頬骨突起)と頬骨からの頬骨前頭骨突起が癒合して眼窩輪が形成される。猪豚亜目を除く偶蹄類の眼窩輪形成は、♂は角をぶつけ合うので角を支えるために後眼窩突起と頬骨前頭突起が癒合しているのかな?っと考えてしまう。
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しかし、獨協医科大学の哺乳類頭蓋の画像データーベースに因るとウマの仲間は角が出ないのに眼窩輪が形成される。ウマの眼窩輪は後眼窩突起と側頭骨が癒合する。サルや反芻類などとは違う。これはウマの仲間だけかもしれない。
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2024年4月8日月曜日
台東のコカブト Eophileurus chinensis in Taitung
台東に居る友人YNから小さなカブトムシの仲間の写真が送られてきた。ネットで調べたらコカブトムシEophileurus chinensisだと判った。胸部が丸く凹んでいるのが♂で、♀は細長く凹んでいるようだ。
両股関節の前辺りが痛くて散歩に出られてないので、骨ばかり眺めていたが、飽きていた。このコカブトは樹液を吸うのではなく肉食のようだ。
図1.胸部の背が凹んでいる
図2.ライターから判断すると3センチもないくらいの体長か!
カロライナジャスミン
カロライナジャスミンの黄色い花が咲き始めた。ジャスミンと名がついているが、側に寄って鼻を近づけないと匂わない。このカロライナジャスミン名に惹かれて鉢植えを買って鉢のまま庭に置いたらそのまま根付き、今ではあまりにも暴れて伸びるので、毎年花が終わったら蔓を切って短くする。でも、夏場に伸びるため、手を焼いている。まー、蔓性植物は皆同じか!スイカズラも花が咲き終わったら、ゴリゴリに切り戻す。スイカズラの香は近づかなくてもするが、カロライナジャスミンは花が賑やかに咲くが、香りが漂ってこない。
図1.カロライナジャスミンGelsemium sempervirens
4月に入ってから、5時になると外は明るいので、5時には起きるようになった。ようやく日の出が5時頃になってきたので、嬉しい。なんせ夜は9時になるともう眠くなるので、ベットに入る。だから4時頃目覚めるが外は暗いので、寝ることになる。今は、もう目が覚めたら起きることができる。「春眠暁を覚えず」と云うことはぼくには無いのが残念でもある。
2024年4月7日日曜日
切歯が大事な動物は前顎骨は大きい? では、スナメリは? Animals with important incisors have large premaxilla? So, how about Finless porpoise?
前回は、ラット、タヌキ、シカ、アフリカゾウの頭骨の中での前顎骨の割合が大きいのは切歯が重要視されている動物だと考えた。が、ゾウの頭骨の前顎骨と鼻孔を見て、あれぇー、ゾウの頭骨に似た物があったなぁーと本棚の上から下げていたスナメリの頭骨を改めて見た(図1)。前顎骨(pm)がゾウの前顎骨のように太く長い。底面から見ると、前顎骨は小さい(図2)のでその部分を拡大する(図3)。
図1.上から見たスナメリNeophocaena asiaeorientalisの頭骨
pm:前顎骨 m:上顎骨 v:鋤骨 n:鼻骨 f:前頭骨
スナメリの上顎には同歯性の歯が18対生えている。切歯はちいちゃな歯で3対ある。こんな小さな歯でもシカのように消失しないで食肉目の動物たちのように残っている。きっと小さいが無くてはならない歯なのだ。
図2.裏から見たスナメリの頭骨
pm:前顎骨 v:鋤骨 m:上顎骨 la:涙骨 pal:口蓋骨 te:側頭骨
図3.図2の前部を拡大 前顎骨が判るかな?
2021年4月2日にスナメリの頭骨の各部分の骨の名称を記している。参照してみて!
可哀そうにこのスナメリは生前に頭部をスクリューで切られたために、その為に出血死したのだ。治癒した痕が残ってない(図1)。
2024年4月6日土曜日
切歯が大事な動物は前顎骨が大きい? A mammal with important incisors have large premaxillae?
ラットの頭骨を眺めていて、前顎骨は頭骨全体の各部分の骨の中で、占める割合が大きい(図1&2)。タヌキでは頭骨全体の中では小さくなり(図1&2)、シカではさらに薄ぺらく割合が小さくなる。前顎骨は切歯が出る骨である。これは面白い事に切歯が重要視されているラットでは大きく、切歯が出てこないシカでは前顎骨の割合は非常に小さいが判る。

図1.左からラットRuttus norvegicus、タヌキNyctereutes procyonoides、シカCervus nipponの前顎骨(↑より上部)の大きさの割り合い
図2.上右:ラット 上左:タヌキ 下:シカの前顎骨(緑色の部分)割合
では、大きな牙上の切歯を持つゾウではどうだろうか?ラットに匹敵するか、もしくはそれ以上の割合をゾウの前顎骨は占めている(図3)。ゾウにとって牙状切歯はとても大事な歯であることが判る。
図3.アフリカゾウLoxodonta africanaの前顎骨(in)
コンゴ民主共和国のカフジビエガ国立公園で
、、、っと前顎骨の大きさはその動物にとっての切歯の重要性と関連しているの???
2024年4月5日金曜日
2024年4月4日木曜日
蔓延り始めた移入種のツタバウンラン Ivy-leaved Toadflax, an introduced species that has began to spread.
ツタバウンランが玄関先まで蔓延り始めた。花の色や感じがムラサキサギゴケに似ているが、サギゴケはシソ目サギゴケ科であるが、ツタバウンランはシソ目オオバコ科のようだ。南ヨーロッパが原産地のようだ。
図1.ツタバウンランCymbalaria muralis
台湾・花蓮の地震は凄く大きかったようだ。台湾は学生時代の50数年前のタイワンザルの調査の時から、今までに何度となく行った所であり、娘も台中にサマースクールで2度行き、世話になっている。台湾の人たちからいつも歓待される。台湾の事はどんな事もいつも気になる。花蓮を含む、台湾の東側は山が海岸付近まで迫っており、日本以上に平地が少ない。能登地震から4ヵ月目に入ったが、日本と台湾は地震に対する備えを互いに共有して助け合って行きたい。
2024年4月3日水曜日
我が家の春の花 Spring flowers in our house
我が家の庭に植えっぱなしのフリージアの花が咲いている。しかし、ピンクのカタバミで覆いつくされているので、フリージアも負けてきている。フリージアの香りも良いので、カタバミに負けないで欲しい。このピンクのカタバミは厄介だ。根こそぎ掘り起こしても株の周りに3,4ミリのムカゴ上のイモがたくさん付いている。それがこぼれてまた蔓延る。ぼくは連れ合いにそのままにしておいたらっと云ってるが、、、。
庭木では今カイドウの花が咲きそうだ。このカイドウは鳥が運んできたものだ、2,3年前から一つ二つと咲き出した。
TVでは、与那国島を含む南西諸島の津波のNewsが続けられている。震源は台湾の花蓮沖で、花蓮の山が土煙を上げて大崩壊している映像が流れた。台東の少し北部の海岸近くにいるYNにLINEしたら、揺れが長かったようだ。
2024年4月2日火曜日
ヒトの下顎骨はどこが違うか? What is different about the human mandible?
ヒトHomo sapienceだけが下顎の先端にオトガイがある(図1の赤の→)。他のヒト属や他の動物にはオトガイが見られない(図1,2&3)。この下顎の先端の出っ張り(オトガイ)については機能的意味が解っていない。しかし、これまでアップしてきたように、ぼくは切歯を含む歯は全て動物たちの食物の採取の仕方や咀嚼に関わっていると考える。
極端な言い方をするとシカの仲間はもちろんの事、ウサギやキツネは切歯で咬んで食物を引っ張るなどと云う芸当は不可能だ。しっかり、咬んだとしても下顎の切歯が前方に突き出ているので、押さえが効かない筈だ。ニホンザル、チンパンジーのような真猿下目のサルになって、ようやく上下の切歯の先端同士が接触することになる。それを更に力強く下顎骨によってできるようになったのがオトガイをもつヒトだ。図1.左:ヒトHomo sapience from ADW 右:チンパンジーPan troglodytes 独協医科大学の哺乳類頭蓋画像データベースから
→はオトガイを示す
図2.左:ニホンザルMacaca fuscata 右:キツネVulpes vulpes
図3.左:シカCervus nippon 右:アナウサギOryctolagus cuniculus
図1、2、3のように、ヒト以外の動物の下顎はオトガイが無い。キツネ、シカ、ウサギはピンセットの先から切歯が出ているような感じだ。しかし、サルになると下顎体ば上下に厚くなり、さらにヒトになると顎がオトガイが出てくる。これだと上下の切歯でしっかり食物を咬める。
2024年4月1日月曜日
ソメイヨシノは2,3分咲きだ! Someiyoshino are in second or third bloom!
股関節が痛いがゆっくりなら歩けるので連れ合いと引地川沿いのサクラ並木を見に行ってきた。連れ合いの歩きは早い!痛い素振りを見せる訳には行かない。無理してついて行く。幸いにも雨が時々降ったり晴れたり、ヒョウが降ったりするので、歩くスピードがその度に緩やかになる。10分くらいで引地川に架かる橋を渡る。残念、まだ2,3分咲きだ(図2&3)。白い花のオオシマザクラは満開だ(図1)。
図1.オオシマザクラ
図2.ソメイヨシノは2,3分咲きだ!
図3.今週中にはどの蕾も開くだろう
ちょっと不思議な感じがする。梅や沈丁花はピンクの花が先に咲き、白花は後だ。しかし、サクラは白花のオオシマザクラの方が先に満開になっている。
では、サルの仲間の下顎の切歯は?:2 So, how about the incisors of mandible in monkeys?
曲鼻亜目のサルの下顎の切歯も前方に伸びていた。ネズミやウサギもシカの下顎の切歯も出っ歯だった。では、直鼻亜目のサルたちはどうなのだろうか?この亜目にはメガネザル下目とニホンザルやリスザルなどの真猿下目がある。先ずはフィリピンメガネザルの下顎の切歯を見ると、前方へ突き出ると云うよりも斜め上方へ伸びている(図1)。
図1.フィリピンメガネザルTarsius syrichtaの下顎右側面から
from ADW
では、真猿下目のリスザルを見ると、切歯は斜め上へ伸びている(図2)。
図2.リスザルSaimiri sciureusの下顎右側面から
では、ニホンザルの切歯はリスザルに比べると我々ヒトのように上に伸びている(図3)。ネズミやウサギ、シカあるいはタヌキやキツネの下顎骨のようにピンセットの先から切歯が出ているようではなく、リスザルやニホンザルの切歯は厚いブロックの上から出ているようになっている。図3.ニホンザルMacaca fuscataの下顎骨右側面から
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