「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2021年9月22日水曜日

久し振りの山歩き! Mountain walking /Trekking after a long time!2)

昨夜の夕食時に採ってきたキノコを味噌汁にして食べたが汁もキノコも苦くて、汁を啜ったものの途中で飲むのを止め、キノコも1x2センチ状の少ししか食べなかった。一緒に容れた具の2個のオクラには苦みは移っていなかったので、オクラは二つとも食べた。このキノコの苦みは以前にも口にした味だ。ともかく残念だ。

見城山への稜線上は木の根が浮き出ている。そんな根の間に不思議な岩が頭を出している。この岩は、宮ヶ瀬尾根や鐘ヶ嶽の尾根でも見られる。少し丹沢の岩石を知ろうと8月に「かながわの自然図鑑1 岩石・鉱物・地層」(有隣堂)を買ったが、この本には載っていない。

ぼくは、丹沢が太古に海底にあった時のマグマが海水中に噴き出た痕ではないかと勝手に想像している。薄く剥がれる頁岩のようでもある。

「この岩、玉ねぎ石とも呼ばれ、圧縮された砂岩や花崗岩、斑れい岩など見られる球状風化・玉ねぎ状風化とも呼ばれているようです。9・24に大山で出遭ったやまぼうしさんに教わりました。」

図1. 不思議な岩
図2. 見城山から
8:53 見城山山頂の休み台に座る。前方左下方の赤い木の実?(図3)が気になるので双眼鏡で覗くクマノミズキの実だと分かった。果柄が赤いのだ。ぼくくらいの年齢の登山者がやってきてもう一つの休み場の方に座る。ぼくも彼もマスク無しなので無言だ!
図3. クマノミズキの赤く見える果柄
日向山に向かう。彼が後ろに手を組みながらゆっくり歩いている。ぼくはさらにゆっくり下る。鞍部にでる。ここから亀石か大釜弁財天の方に下りられる。
図4. 鞍部の道標
9:16 おー、初めてのテン糞だ!クマノミズキの実を食べたのかな?もちろんゲットだ!
図5. テン糞1
9:26 何とまたテン糞だ。これは少し古い。何を食べているか洗うのが愉しみだ。
図6. テン糞2
これは、糞ではなかった。変形菌の乾燥した塊りのようなゴム状のものであった。
9:29 日向山の直前で、またまたテン糞だ!アケビの種子が見えている。他に何を食べているかな? 
図7. テン糞3
9:31 日向山に着いた。赤いヒガンバナが目に飛び込む。休み台でブランチだ。ガスストーブをつけてお湯を沸かすまでもない。買ってきたパン1個食べる。10分くらい休んで来た道を鞍部まで戻ることにする。
図8. ヒガンバナが咲く日向山山頂

2021年9月21日火曜日

久し振りの山歩き!  Mountain walking/Trekking after a long time!

今朝、6時に家を出て広沢寺温泉無料駐車場に車を置き、愛宕大権現神社の石段を登り、見城山、日向山へと歩いてきた。5キロちょっとの距離であったが、約3時間かかった。

石段からシカ柵の扉までは、久しぶりの山歩きの登りで足が腿がスムーズに出なかった。それはストックを使わないで登ったせいもある。扉の手前にヤマホトトギスが頭をもたげていた。

扉を開けて、登り始めるとキノコを見つけた。アカモミタケかと思ったがこれは何だ?ベニタケやハツタケ型のキノコだ。食べられそうなので、持ってきた。今夏はタマゴタケを食べなかった。

イノシシの掘り起しが至る所に見られた。ミミズでも探したのか?カンアオイがあったので枯葉をどけて花の状態を見た。これは蕾かな?

ヤマホトトギス
ハツタケ型のキノコ
イノシシは何を掘り起こして食べた?
カンアオイの蕾
先ほど、シャワーを浴び缶ビールを飲んで、採ってきたキノコを洗った。

今年度いっぱいで専門学校を辞めようと思っている。それは自分が思うような丹沢実習ができないからだ。来年から残り少ない10年か20年をどのように楽しんで生活するか? 一人でできるのは野山を歩きながらの自然探索、手持ちの骨の観察、古典と云われる若い時読んだ本を読みたい、一冊くらい本を書きたい。もう、計画など立てずノホホンと生きるのも良いかな?もう一本缶ビールだ!

2021年9月16日木曜日

ミョウガが出ている!  The flowers of Myoga have bloomed from the ground!

お昼過ぎに庭に下りて木に吊り下げているラン類を見たり、水蓮鉢のメダカの様子を眺めていた。っと!ミョウガが出ているのに気が付いた。もちろん茎は春に出るが花芽が地面から出るのは我家のミョウガでは秋になってからだ。ミョウガを探していたら、顔や手が蚊に刺された。我家の蚊に刺されると猛烈に痒い。が、15分も我慢すると痒みが無くなる。
6個のミョウガを取ることができた。写真に撮りながら、刻んでナスとキュウリ、キャベツの一夜漬けを作ろう。豆腐には刻んだヤツをオカカと乗せ、や納豆にも刻んで入れようと酒の肴の事ばかりだ。さぁ、先ずは一夜漬けを作ろう。シソの蕾も伸びているので、それも今採ってきた。塩加減は適当だ。先ず、軽く揉んで塩を馴染ませからプラの一夜漬け器に容れて、グイグイ回して締めた。
さぁ、今夕のウィスキーが楽しみだ!
実は、前期の試験が終わり、来週、再来週とお休みだ。一昨年までなら、どこかへ旅行へ行ったが、昨年、今年と釧路への帰省もしていない。時間はたっぷりある。吞む!

2021年9月13日月曜日

1年目で咲いた桔梗 The balloonflower has bloomed within a year

 萩・尾花・葛・撫子・女郎花・桔梗・藤袴の秋の七草の一つ、桔梗が咲いている。今年、6月頃に鉢にどこからかもらったタネを植えたものだ。そのタネの袋には2年目から咲きだすとあった。タネは20個以上あったが、発芽してもどれが桔梗の双葉か分らなかった。1センチ位に育ってから雑草を抜き、桔梗だけにした。残った桔梗は6,7本だ。夏に伸びたが、しっかりした太い茎とはならなかった。しかし、ヒョロヒョロと伸びた先に蕾が付き白い袋状となって、とうとう花が咲いたのだ。嬉しい。花は来年だと思っていたが、このところの涼しさで蕾が付き開花してくれたのだ。多年草の植物なので、ホトトギスと同じように来年はそのまま秋になると花をつけてくれるのだ。

今日、昼過ぎにauの外交員がきた。ぼくのもっているのはもう何年も使っているガラ携だ。その携帯が、半年くらい前から調子が悪い。c-mailやe-mailの送受信の調子が悪く、2週間前からとうとうc-mail1は受信できるが送信は不可、e-mailは送受信ともできなくなってしまった。auはガラケーからスマホに変えさせるためにアクドイやり方をする、それでも電話ができるからまー良いか!と考えていた。

インターホン越しにauの外交員はぼくの姓名を云い、携帯のことで話しがしたいと云っている。結論、新しいガラケーに変えた。できるのは電話とc-mailだけだ。ネットやe-mailはパソコンでやるし、外出したら電話とc-mailで十分だ。一か月税込みで817円なのでOKだ!

山歩き用にGPSとして使うスマホは持っている。我家ではスマホでLINEもできるし、東京メトロの電車内でもスマホが使える。ぼくが乗る小田急線、相鉄線、JR線もWiFiが使えるようにしてもらいたいものだ。以前は、プリペイドSIMカードをネットで買っていたが、それはスマホを購入した1年くらいだった。今は海外にも出かけないし、プリペイドSIMは必要ナシだ。

2021年9月9日木曜日

我家で友人夫婦と昼食だ!   Lunchi with our friend’s marrieds! 

 昨日からの昨日の試験の採点が終わりかかった時に連れ合いからTさん夫婦がお昼に来ると云う。もちろん、OKだ! 

Tさんのすぐ上の兄さんが2週間前コロナで逝った。皆で、カンボジア・ベトナムへ行った仲である。彼はビールが好きだったので、彼が亡くなってから、ウィスキーを飲んだ後の夕食時に彼が飲みたがっているので彼の代わりにビールを飲むと云って缶ビールを飲んでいた。

コロナでの死は、大変苦しむようだ。先ず肺炎になる。ぼくは20代の頃2度急性肺炎になっているので、肺炎だけにはもうなりたくない。息を大きく吸うだけで胸が痛い。アクビをしても痛い。声を出そうとしても痛い。子犬がじゃれついてきても痛い。もちろん、大股に歩くことなどできない。だから、先日、高齢者23価肺炎球菌ワクチン予防接種を受けた。

肺炎になったら、ともかく安静だ!

コロナでは肺炎から他の臓器の腎臓、肝臓、膵臓が不調になり、亡くなることになる。イヤだ!

芸能人の野々村真さんがコロナで生死を彷徨ってから、政府を批判している。これから、政府を批判するだけでなく、損害賠償を求める人も出て来るではないかと思っている。そう思うくらい政府には国民の生命の安全に真剣に取り組んでもらいたい。そう云う人たちを選びたいものだ。

庭のタイワンホトトギス

2021年9月7日火曜日

今日の予報は晴れだった! Today's forecast was shine!

予報は晴れだった。朝6時前は久しぶりの陽の光が注いでいた。見上げると青空だ!車は数日前に定期点検から戻ってきているので、フロントガラスも汚れていない。快適な青空のもと車を走らす。目の前には初冠雪の富士山が聳え立つ。が、246号線から宮ヶ瀬方面の道に入る頃には曇り空となり、水沢橋を渡って林道ゲート前に車をとめた時には、今にも降り出しそうな雲行き。それでも予報は晴れなので、それを信じて伊勢沢林道を歩く。早朝まで雨が降っていたのか林道に覆いかぶさる木の枝からは雨雫が落ち、林道は濡れている。
音見橋を過ぎてヘアピンカーブのところで休み、お湯を沸かして甘いコーヒをコンビニで買ってきたパンを食べながら飲んでいた。霧雨状態になってきたので、早々に出した物をザックに納め戻ることにした。
車の置いたところに着くまでに肩や腕が濡れた。が、車を走らし奥野隧道を潜る頃には雨は止んだ。が、もう戻る気持ちはないので、そのまま帰った。11時半頃に帰宅した。
そらは雲に覆われている
ヘアピンカーブのところでお湯を沸かす
1個も糞を拾ってないので、帰路は糞目となって捜しながら歩いた。が、1個も今回は見つけられなかった。テンを含む動物たちは雨模様の日は巣穴から出ないようだ。そうとうお腹が空くだろう。

2021年9月6日月曜日

秋が来た時、夏が恋しいのは何故?  Why do we miss summer when autumn has just come?

 もう、9月になった。今年も後残り3ヶ月もない。あんなに暑かった夏が恋しいと思うのは毎年だ。秋になって夏を恋しく思う気持ちは、他の季節の変わり目の時には起こらない。秋から冬になった時、秋を懐かしく恋しいとは思わない。冬から春になった時も、春から夏になった時も前の季節を恋しいとは思わない。 否、それ以上にかえって逆の感情が沸き上がる。子供の時から秋から冬への変り目に雪虫が飛んでいるのを追いかけ、初雪、初氷を嬉しく楽しく迎え入れる。さらに冬から春は、早く来い!来い!と春を待ち焦がれる。春から夏も同じように温かくなる日を待ち望み、夏の暑さが到来しても春を懐かしく思い出しはしない。

しかし、夏から秋に変ると、あのイヤだった蒸し暑さを焦がれる。どうしてなのだ。蒸し暑さをあんなに嫌がっていたのにその暑さに焦がれるとは、どうかしている。しかし、何故か、ぼくは毎年そうなのだ。

夏は、子供や若者が生き生きとした精気みなぎる季節だ。だから、秋が来ると物悲しく物思いに耽るは当然だ。しかし、夏、老人は涼しい木陰やエアコンの効いた部屋に閉じ籠る。ぼくは後期高齢者の老人になったのにも関わらず秋を歓迎する事はできず。若い時と同じように暑い夏を懐かしがる。

涼しい秋を待ち望んでいた筈なのに、涼しくなると暑い日々を懐かしく思う。暑い夏はたくさんの楽しい思い出を作ってくれたからか?しかし、今年の夏は自粛生活、Stay Homeだ!楽しい思い出は無い。かえって友人の前立腺ガンが全身に転移していてもう手術はできない事を知り、海外旅行を一緒にした知人がコロナで亡くなった。にも関わらずあの暑い夏を懐かしく思うのは何故なのだろう?

ボタンヅル 8/26早戸川林道で


2021年9月3日金曜日

ヘクソカズラはクチナシと同じアカネ科  Skunk vine and Cape jasmine are same family RUBIACEAE

今日お昼過ぎ、霧雨の中を傘を持って散歩に出かけた。ルートは線路沿いに長後方面に歩いて、引地川の方に曲がり、川を渡って作られている遊水地沿いを通り、湘南台高校横を通って戻ってくる4キロのコースである。可能な限り人と出合わない道を選んでいる。と云うのはこのコロナ禍でマスクをして歩くのはイヤだからだ。人とすれ違う時は口をタオルで覆う。
ぼく以外の人はほとんどマスクをして歩いている。

遊水地はまだ未完成なので人が入られないように編み目状のフェンスをしている。そのフェンスに絡まっている雨に濡れたヘクソカズラの花が美しいと思った。こんなことは初めてだ。学名を調べたらアカネ科でこのアカネ科には素晴らしい香りのクチナシGardenia jasminoidesがある。クチナシは良い匂いの花なのに、ヘクソカズラは花も葉もイヤな臭いである。

ヘクソカズラ Paederia scandens
ヘクソカズラの英名がSkunk vineで、クチナシがCape jasmineなんて分かり易い。

2021年9月2日木曜日

早戸川林道上の肉食獣糞の内容物  The contents of carnivora's droppings on the Hatogawa forest road.

昨日は前日に引き続いてと西葛西の専門学校へ行った。が、昨日は前日とは打って変って寒いくらいの気温。教室内は窓を開けて外気を入れているものの冷房をしているので寒いので、学生に冷房を消してもらった。
帰りの電車の中は相変わらず冷房をしているので半袖のぼくは冷風が当たらないようにする。帰宅したら居間へのドアは開いているエアコンをつけていない。自分の部屋に入って窓を開けると涼し過ぎる冷気が入ってくる。まるで、夏の釧路に行った感じ!夜、寝る時もエアコン無し、窓も閉め、毛布1枚かけるが、連れ合いが寒いでしょうと上にもう一枚かけてくれる。イッキに秋に突入したのだ。今朝も冷たい雨が降り窓を少ししか開けられない。

さて、今回早戸川林道を歩いて見つけ拾ったテン糞2個、アナグマ糞1個、タヌキ糞1個の計4個の糞を洗ったので、内容物をアップする。
8:18  テン糞1
サルナシ種子・果肉果皮、ヤマボウシ種子・果肉果皮、昆虫外皮・肢
8:24 テン糞2
サルナシ種子・果肉果皮、ヤマボウシ種子・果肉果皮、甲虫脚・外骨格・触覚
ヤマボウシを食べると種子や果肉付き果皮が消化されないで出てくる。ヤマボウシの果実の果皮表面のあのブツブツ模様がそのまま出てくる。今の時季のサルナシの果実は皮が硬いようでゴワゴワした感じで消化されないでそのまま出てくる。
8:38 アナグマ糞
サルナシ種子・果肉果皮、ミズキ種子、カマドウマ脚、昆虫脚・触覚、サワガニ脚

9:24 タヌキ糞
サルナシ種子・果皮、ミズキ種子・果皮、昆虫産卵管・肢
どうして、アナグマの糞はしっかりした形状のものにならないのだろうか?アナグマ糞とタヌキ糞の内容物は、殆んど同じ果実(サルナシ、ミズキ)や昆虫を食べている。アナグマもタヌキも木に登ってサルナシやミズキの実を食べたのではなく、林床に落ちている実を食べたのであろう。
でも、どうしてクマノミズキではなくてミズキの果実なのだろう。早戸川付近では、伊勢沢林道付近に比べてミズキもクマノミズキも花季が遅いということかな?
拾った糞の位置をみると(図1)、テン糞2個とアナグマ糞は100メートルの範囲にある。しかし、テン糞にはヤマボウシの種子が含まれるがアナグマ糞にはそれはなくミズキの種子となっている。しかし、直線で1.5キロくらい離れた魚止橋手前のタヌキ糞の内容物とアナグマ糞のそれとは似ている。タヌキとアナグマはイヌ科とイタチ科の動物であるが、似たような生態的地位をもつようになったと考えられる。一方、アナグマとテンはイタチ科の動物であるが、アナグマは地上に落下した果実にテンは樹上になっている果実を食べるように棲み分けているとも云える。
図1. 糞の位置

2021年8月30日月曜日

伝導まで早戸川林道を歩く5)  Walked to Dendou on the Hayatogawa forest road 5)

左にゴーゴーと流れる早戸川を見て暑い日差しの中を歩く。伝導の木洩れ日の下に辿り着く。もう、暑いのでまっすぐ河原に直行だ。
9:51 伝導に着く
日陰になる所を探し、ザックとバックを下ろし、手袋をとり、上のシャツを脱ぎ、メガネを外して流れる水を梳くい顔を洗う。何度も洗う。濡れた手で首を撫でる。顔を洗っては首を撫でる。気持ちが良い。下着も取り去って水浴びしたくなる。が、コッフェルに水を汲む。ブランチの用意だ!
 ガスコンロを組み立て、火をつけサッポロ一番 みそラーメンを半分に割ってコッフェルに容れる。煮だったのでお湯を椀に注ぎ、粉スープを掻き混ぜて、出来上がったラーメンを椀に移す。熱いスープを少し啜る。何も入ってない胃が喜ぶ。買ってきた辛子明太子入りオニギリを一口食べ、スープを飲む。胃がもっと欲しがる。ラーメンを食べ。オニギリ1個を全部食べ、ラーメンのスープを飲み干す。もう一つオニギリや餡パンがあるが、もう、十分だ。椀を洗う次いでに冷たい水を汲んで飲む。あー旨い。ここで昼寝をしていきたいくらいだ。

ガスコンロを仕舞い、後片付けをし、シャツを着て記念の自撮りをして、ここを後にする。

10:32 ブランチ後
帰路は始めっからストックを仕舞う。「転ばぬ先の杖」という言葉があるように両手のストックにバランス頼っていることに気が付いたのだ。ストックはザックに付け、ストックに頼らないで歩く。バランスが悪くなったのは、歳をとったせいもあるだろう。しかし、この25年ストックに頼り過ぎてきた感がある。っと考えながら歩いているうちにヘアピンカーブを過ぎる。もうすぐ魚止橋だ!

11:04 ウン!魚止橋の上は涼しい
11:14 ボタンヅルだ!
大平方面への道標を過ぎると一層早戸川の流れる音が大きくなる。涼しそうな流れだ。写真を撮り、動画でも撮る。
11:52 清流早戸川
早戸川で涼んで!
12:08 三日月橋で休憩だ
この正面に奥野林道方面への小道がある。一度、登ってみたいものだ。
12:57 ヤマボウシの実が1個落ちている。
ヤマボウシの実が1個落ちていた。口に放り込む。甘い!上を見上げたらヤマボウシの木があり、実が生っている。動物たちもまた甘い実を楽しむことだろう。13時6分に車を置いた場所に着く。堰堤から流れる水で顔を洗い、手を洗い、水を飲み、しばらく頭を水に浸す。冷たくて気持ち良い! あー、暑い夏は大好きだ!

2021年8月29日日曜日

早戸川林道を伝導まで歩く4) Walked to Dendou on the Hyatogawa forest road.4)

 大平キャンプ場跡へ行く場所を過ぎて15分も歩かない内に丹沢観光センター前に辿り着く。門塀横の階段でタバコを吸っていた頃なら一服したいところだが、魚止橋までもうすぐだ。この丹沢観光センターに20年くらい前に丹沢実習で何度か泊まっているのだ。その時にはバスでここまで来ている。本間橋を過ぎる。ここも本間ノ頭を登る起点であった。

8:58 本間橋を通過

ん?自転車でここまで来た人がいるんだ!あの陥没のところを自転車を肩に担いで渡り、倒木地帯や瓦礫地帯も自転車を担いできたのだ。サイクリングをする人は凄い!もう、45年前の夏、連れ合い等と雌阿寒岳に登った時に、自転車を担いで山頂に上がってきたグループがいた。広島大学サイクリング部だった。今なら軽い自転車もあるだろうが、当時のものは重そうだった。何れにしても若いからできる事だ!
おー、あの岩だ。岩の上に細い石が乗っている。旨くバランスをとって乗せたんだ!
9:09 大岩の上に、、、
この大岩を過ぎて、右側に今まで車を停めていた場所を過ぎる。ここからはすぐ魚止橋だ。ここでブランチにしようと思っていたが、伝導まで頑張ることにする。
9:18 魚止橋で
この橋の上は涼しい。堰堤から流れ落ちる飛沫が飛んでくるようで、辺りの空気がひんやりする。ん?これは?タヌキのタメ糞だ!道の真ん中にあるのに気が付かなかった!
9:23 ストックの左側にタヌキのタメ糞
9:24 タヌキのタメ糞だ!
橋を渡ってすぐ左の斜面を登るショートカットの道をとり、デコボコ道を歩く。左に流れる早戸川の音がぼくの鼓膜をつんざくように大きくうるさく響く。

2021年8月28日土曜日

早戸川林道を伝導まで歩く3)  Walked to Dendou on the Hayatogawa forest road3)

三日月橋の処でブランチにしようと思ったが、座り心地の良さそうな適当な場所が見つからない。そのまま素通りだ!この橋の岩場にイワタバコとイワギボウシがあった。ブランチは魚止橋かな?小さな滝が落ちる早戸川は水量が多く流れが岩々にぶつかりながら流れ下る。その流れをみていて、一瞬、22歳の時にタイワンザル調査で知本温泉の奥山に分け入った時に早戸川のような渓流で水に浸かって10メートルほど流されたことを思い出した。
8:04 みかづきばし
歩く歩く、道路全面が日陰になっているとそこだけで涼しい風が吹いている。ん?テン糞だ!もちろんゲットする。

8:18 テン糞1
また、すぐテン糞だ。日陰なのでここで休みたくなる。でも魚止橋まで頑張ろう。
8:24 テン糞2
電信柱が2本倒れ、土砂崩れがありさらに倒木がその上を覆っている手前で、ハエがたくさん集っている糞だ。ハエは飛び立とうとしないので、登山靴でどんどん踏み鳴らす。
こんなに形がなく柔らかなのはアナグマの糞だ!素手で取らずに乾いた枝を箸にして拾って小袋に容れる。
8:26 ハエが群がっている糞
8:28 ハエがいなくなった糞
8:39 ようやく大平へ行く道の場所だ!ここから大平キャンプ場跡へ行くには登山靴を脱いで早戸川を渡渉しなければならない。夏はヒルに襲われ、冬は足が痛くなるような水の冷たさの中を素足で歩く。

2021年8月27日金曜日

早戸川林道を伝導まで歩く2)  Walked to Dendou on the Hayatogawa forest road 2)

令和元年2019年10月の台風19号はこの丹沢山塊にも大きな被害を及ぼした。我家はこの台風に遭ってから全てのガラス窓を厚手のビニールシートで覆った。それは防犯フィルムと云う名であった。工事担当者からは、そんな必要は無い、福田さんは心配症ですね!とまで云われた。台風19号の強風は家を揺らした。雨戸(シャッター)やガラス窓が押しつぶされまいとして歪み必至で耐えていた。それが恐ろしかったのだ。それまでは窓を少し開けて外の様子を見たりして、台風を楽しんでいた時もあった。

その台風19号の爪痕は東丹沢の各所に工事されないまま残っている。その中でもここは早戸川の瀬になる部分であり、急速な流れによって路肩のコンクリート部分は耐えたが、コンクリートが無い3メートルくらい下の底部がえぐられ、陥没したのだ。
この日は、早戸川を左に見ながら、三日月橋からは右に見ながら歩いた。白濁した飛沫と爽やかな薄青の水の急速な流れと早戸川を囲む谷の岩の露出。この流れの早さが早戸川の由来だとあらためて思った。
7:26 ガードレールを両手で支えてのカニ歩き
カニ歩きを終えた上流部分の山側に、ん、何だ?ホトトギスでもない。ツルリンドウ? ホタルブクロ?
7:32 この花は?
しばらく歩いていると後ろから人の足音、振り返ると渓流釣りの30代くらいの男子であった。足元は運動靴のようなものを履き、脹脛はゲートル状の物を巻き付け、上半身も薄手のぴったりした長袖を着ている。ズボンと荷物を覚えていない。20メートル位話しながら歩くが、ナンセ歩くスピードが違う。彼と別れるとすぐ視界から消えた。どこに登るのですか?と問われ最後の橋を渡ってからヘアピンカーブありますが、そこから登ります。あー、榛ノ木丸ですね!っと云われる。そこから調子が良ければ姫次に行きたいと応えたが、ぼくは彼の歩きに付いていけない。

で、榛ノ木丸にいつ行ったか調べると、何と3年前の2019年には3度も登っているし、姫次まで歩いている。今のぼくの歩きは遅すぎる。昨年は32回山歩きをしている。が、今年はまだ10回目だ。1月に腰部脊柱管狭窄症と診断され左足の座骨神経痛に悩まされた。そして7月には休講をするようなギックリ腰に襲われた。このため、歩かなくなり、足腰が弱っているのだ。この日、帰宅後シャワーを浴び体重を測ったら70.3キロだった。驚きだ!なんと念願の70キロ以下の体重に近づいている。もちろん、暑い中歩いたために2キロくらい減少したのだ。

7:46 土石がゴロゴロしている
7:57 奥野林道からも見える谷沿いの崩壊地

崩壊地を過ぎて、三日月橋はまだかな?っと思いながら歩く。三日月橋でブランチにしようと思う。っと、ん?シロヨメナ? シロヨメナを見てほっとする。っと間もなく三日月橋だ!
7:59 シロヨメナ
8:04 三日月橋だ!この橋の上は涼しい。

2021年8月26日木曜日

早戸川林道を伝導まで歩く   Walked to the Dendou on the Hayatogawa forest road.

今日は、朝5時半に家を出る。この所夜明けが遅くなっているので、4時ではまだ暗い。4時半頃ようやく薄明りとなり、5時を過ぎるとようやく明るくなる。今日の藤沢の日の出は5時9分だった。
暑くなりそうなので、早戸川林道を歩くことにする。この林道は魚止め橋を渡ると少し川から逸れるが、すぐ川沿いに伝導まで続く。
車をゲート手前の沢沿いの空き地に置く。7時近くだったが、一台置けるスペースを作って2台が止められていた。その真ん中に入り込む。いつもは6時を過ぎるともう満杯なのだ。今日は付いていた。
7:16 おー!イワギボウシが咲いている。
イワギボウシだ!
7:22 釣り人が一人、流れの早いところで四苦八苦しているようだ。
釣り人が見える
7:26 ここから道は陥没している。ガードレールを頼りにカニ歩きだ!
2019年の台風19号で道路が陥没した