「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2021年6月5日土曜日

尾根を登って山頂で早めのお昼を食べる  Clibmed the ridge and ate early lunch on the peak

 尾根を登り始めてすぐにオニシバリの実が赤くなっているのを見つけた。最初のピークまでは歩きやすく。実にスムーズに登れた。見ても判るように林床には下草が無い。これが現在の丹沢山塊一帯の様子だ。見慣れてくると何だかこれが当たり前のように思ってしまうが。シカによる下草の食害とともに酸性雨等の公害による土壌汚染を疑っている。

7:58 赤くなったオニシバリの果実
8:00 登ってきた方を見下ろす。下草が生えてない。
8:09 この倒木の根元にリスが隠れた
8:25 エビネがここと一株10メートルくらい離れたところに、、
8:28 尾根に古いシカ柵が張られている
8:31 歩き辛くなってきたので、休みを兼ねてGeographicaで位置を確かめる。まだ、山頂までは500m以上ある。
8:43 間伐されたスギの丸太が横たわる
シカ柵の左側に小さな祠が二つ木を挟んで並んでいる。昔は広沢寺や清川の金翅の人々はここを通っていたのだ。何と云う場所なんだろう?しかし、今はシカ柵が張ってあるので、ぼくはシカ柵の間から祠を撮る。
8:50 祠(ほこら)がある。
スギの根元の樹皮を齧り剥がした食痕がある。縦に細い歯型が付いている。歯の幅は10円玉の10の文字の幅よりも狭い。ネズミだ!ウサギの前歯の歯型ではない。しかし、ネズミがどうやって体長よりも長く樹皮を剥がしたのだ?
9:04 スギの根元を齧った痕が二つあった
っと尾根道?の正面に何やらいわくありげな平仮名が彫られた石碑にぶつかった。一昨日、昨日の午前中からこの変体文字で書かれた石碑の意味を知りたいと取り組んできたがお手上げだ!で、20代の時に万葉平仮名の書道を習っていた連れ合いに訊いたり、高校の同期であるTGこと五本兄にメールで訊いた。すると「ひだり せんけん みち」と書いてあると知らせてくれた。尚、TGは大手のゼネコンを退職後、一の宮を巡って全国を歩き回ったのだ。
9:18 不思議な石碑がある
上の石碑の場所が歩いたGPS上の軌跡の〇印のところであり、五本兄の解釈が適切であることがわかる。

石碑から木の枝や幹に捉まったりしながら尾根を登る。ここの30分くらの歩きが一番きつかった。山頂に到達した時は休み台に先ず腰掛けた。ポカリを飲み、ガスストーブにコッヘルを乗せて水を250ccほど入れて沸かし、インスタントラーメンを半分に割って容れる。すぐお湯が沸きラーメンがほぐれたので、そのお湯を椀に入れてスープの基と混ぜ合わせ、残りのラーメンを椀に空けて完成だ。梅干しオニギリを食べながら熱いインスタントラーメンを食べる。ラーメンの汁がオニギリのスープ代わりになって量としても丁度良い。あの捨てたナラタケモドキを1本だけ残しておけば良かったかな?尾根歩きでは食べられそうな草や葉はなかった。
早めの昼食を終え、自撮りをして片付けているとハイカーが一人やってくる互いに「こんにちは!」っと挨拶してから、「お先に失礼!」っと云うと「気をつけて!」という言葉を掛けられる。「ありがとう!」っと返答するんだったと歩きながら思う。
9:44 鐘ヶ嶽の山頂だ!
10:13 アナグマがウンチをするために掘った穴だろう。しかし、何故かここでウンチをしなかった。
10:21 このスギの木の根の下は使用中のアナグマの巣穴だ!
10:38 鞍部に到着だ!
この鞍部からどちらへ降りるかちょっと迷う。足腰がしっかりしてきたのでトンネルの前に下りる鎖がついている道を行く。しかし、ぼくの歩き方は変った。今までは鎖に頼ることは無かったのに、鎖があるところは8割かた鎖を持つ。それは、無意識の歩きで転倒したり足を滑らしてしまうことを恐れ始めたからだ。今まで思いもしなかった気持ちの変化が起きている。後期高齢者の75歳になったと云う思いが強い。
二の足林道に下りたら二人のハイカーが話し合っている。ぼくにも声が掛けられる。「おー、足元はヒル対策してますね!」っと云われる。が、両腕の軍手は血で赤く濡れている。が、ヒルは見当たらない。両手とも親指の付け根だ。今(5日)その部分を見ると少し赤く盛り上がっている。少し痒い。
10:58 毛虫だ!
卒業生のSAさんに訊きました。
クワゴマダラヒトリの幼虫で、毒はないようです。6/12
11:05 ハサミツノカメムシ♂
昆虫の専門家の豊田浩司さんに教えてもらう。尚、工藤、小笠原(2017)www.jstage.jst.go.jp/article/kontyu/20/2/20_56/_pdf/-char/enによるとこのカメムシの♀は卵や孵化した幼虫を保護するようだ。
11:22 テン糞だ! ヤマザクラの種子が見える
11:25 橋の端にある古いキツネ糞?今までいつもこの場でテン糞があった。ウサギを食べたような毛で出来ている。
11:31 ミヤマカワトンボ?
11:32  ニガイチゴ
11:33 テン糞
11:35 ベニシジミ
11:37 クロアゲハ
11:42 尾を踏んで撮ったヤマカガシの子供
11:43 エゾカタビロオサムシ歩くのが早い!
これもKTさんに同定してもらう。

2021年6月3日木曜日

尾根の登り口でキノコを捨てる!  Threw away the mushrooms at the entrance of ridge!

昨日は久しぶりの尾根歩きで手こずったせいか今朝は両足の脹脛と太腿の筋肉痛だ。210mの林道の登り口から尾根に登り561mの鐘ヶ嶽山頂までの標高差350mで距離にして約1200mを2時間もかかって登った。途中、乾いているスギの切り株に座ってコンビニで買ったクリームパンを食べ、ポカリを呑む。6:25に駐車場を出てから奥半谷林道から尾根の登り口に辿り着いたのが7:36で1時間も掛かっている。鐘ヶ嶽についてインスタントラーメン半分とオニギリ1個のブランチを食べ終えて出発したのが10:30であった。
駐車場を出て車道を下る。斜面に移入種のビロードモウズイカが大きな葉を広げている。

6:32 ビロードモウズイカ
浅間神社への参道の登り口を過ぎるとまもなく奥半谷林道へ通じるゲートが見える。その手前の階段を登り、シカ柵を通過してすぐ右に曲がって階段を下りてゲートを通り過ぎる。
6:46 ゲートが見える
奥半谷林道へ通じる林道を歩き始めて間もなく沢側の杉林の林床にキノコだ。キンシメジ科のナラタケモドキだろう。インスタントラーメンを買ってきたので、入れて食べようと思い2本採る。ナラタケの匂いだ!このナラタケモドキであたった話しを本で読んでいた。でもまー、2本くらいなら少しだから問題ないだろう。しかし、どうしてスギ林の林床に???ナラタケモドキ???
6:51 ナラタケモドキと思う
テン糞だ!内容物がおもしろそうだ!サクランボウの他の何を食べているだろうか?先ずは写真を撮って拾う!
7:01 テン糞1
まもなく、奥半谷林道の到着だ。ぼくは、左へ登らずに右に下る。
7:11 ここから左上に行くと浅間神社の参道に通じる登り口がある
我家ではもう終わったテイカカズラが今が盛りと咲いている。
7:16 テイカカズラ
アカショウマを何回もシャッターを下ろすが、何だかピントが合っていない。
7:19 アカショウマの白い花
この林道は見るべきものがないなぁーっと思いながら歩いていると林道一面に何かの果実が落ちている。
果実が散乱していると思った
近づいてよく見ると花だ!
花だ!ん?マメガキの花?
7:34 マメガキの花だ!
間もなく尾根への登り口のヘアピンカーブに到着し、そこでスパッツの内側にも飽和食塩水を噴霧し、ポカリを飲み一休みする。バックの中のナラタケモドキを捨てる。山の中でキノコ食べて、気持ち悪くなるのはこれまでの経験から30分くらい発ってからなので、もしもの事を考えてインスタントラーメンに入れて食べることを諦める。

2021年6月2日水曜日

再び尾根歩き!  Climbing the ridge, again!

今朝、5時半に家を出て、広沢寺温泉無料駐車場に車を置き、奥半谷林道を行き、鐘ヶ嶽から東に走っている尾根に取り付いて、鐘ヶ嶽から二の足林道に下りて戻ってきた。奥半谷林道で、アカショウマがこの一株だけが咲いていた。
鐘ヶ嶽からの東方に走る尾根歩きは始めは気持ち良かった。が、途中からシカ柵横のスギ林となり、間伐材を踏み越えたりして、まだ、本調子でない身にとってはきつかった。足元のヒル対策は完全であったが、何と両手がヤラレタ。
奥半谷林道沿いのアカショウマの白い花 
奥半谷林道のこのヘアピンカーブから鐘ヶ嶽を目差す

2021年5月31日月曜日

煮干しのようなトカゲ   Dead lizard like dried small sardine

昨日も連れ合いが庭の草むしりをしていた。すると、これいる?っと煮干しのようなものを見せてくれた。そう、煮干しと思ったくらいで、連れ合いもそう思ったようだ。よく見るとトカゲだ。もちろん有り難く受け取った。
このトカゲくんは何故死んだのだ。ぼくは我家の庭を徘徊するノラネコにやられたのではないかと思っている。トカゲもカナヘビも今年になってまだ庭で見ていない。ノラネコは毎日のように現れる。以前、軒下の空の鉢の中に死んだカナヘビやトカゲが7,8匹入っていたことがあった。ノラネコの仕業なのは間違いないだろう。あるいは、我家の庭の巣箱で成長したシジュウカラのヒナが巣立ち前に襲われたことがある。ネコが歩き回ることによって周囲の野生動物が殺されていることをネコを可愛がっている人は知るべきだ!
可哀想なトカゲ

 

2021年5月30日日曜日

テンはムカデを常食にしてさらに季節の果実を食べていた。 A marten has eaten centipedes and seasonal fruits.

先日の奥野隧道からの伊勢沢林道歩きで、テン糞3個を拾ってきた。どれもヤマザクラの果実を食べ、2個にはさらにムカデの脚や殻が入っていた。テンにとってムカデは四季を通じて得られる貴重な食物と云えそうだ。

これまで、糞を見つけて目印となる葉を置いたり、糞を拾ったりするのは一苦労した。前屈が出来ないし、膝を曲げて拾うのが一苦労だった。が、身体全体の筋肉を揉みほぐされること2ヶ月で、座骨神経痛が治まり、それどころか前屈もできるようになり、枯れ木のように柔軟性が無くなっていた身体が水分の含んだ生きた木のように回復したのだ。腰や背の曲がった人を見るとかたくなった筋肉を揉みほぐしてやりたいと思うくらいだ。

テン糞1
テン糞1を水洗いした残渣
丸いものがヤマザクラの果皮つき種子、三つに分かれた8cm前後のムカデと3cmくらいのムカデが判る。
テン糞2
ヤマザクラの果皮つき種子
テン糞3
ヤマザクラの果皮つき種子とムカデ

2021年5月29日土曜日

アマガエルがいた!  A tree frog there was!

昨日の午後に連れ合いは庭のドウダンツツジの枝を刈り込んでいた。それがぼくの部屋の窓ガラスをトントンと叩く、網戸にしているから声を出せば聴こえるのに何故ガラスを叩くのかな?っと思って外を見ると手でこちらに来いと招いている。行くと、小声でアマガエルがいるという。指占めすウメの木の枝にいる。良く見つけた!連れ合いはカエルが好きなのだ!地上から1.5メートルはある。これだもの見つからなかった訳だ。喉を小刻みに震わせている。昨年捕まえてきた時に比べると一回りも二回りも大きくなっている。嬉しい!
昨年は5,6匹放したが、みなこの辺りにいる訳ではないだろう。この子は鳴いているからオスなのだろう。水蓮鉢はグッピーが泳いでいるが、メスがいて水蓮鉢に産卵してくれると良いが。
正面から撮りたい!アマガエルHyla japonica

2021年5月28日金曜日

ユウスゲが咲く!   Daylily brooms!

昨年7月に近くの水田の畔で獲ってきたアマガエルが5月に入ってから鳴いている。どうもこのカエル雨が降った後に晴れると鳴く。雨が降る前に鳴くのではなく降った後晴れると鳴く。どこにいるのかホタルブクロの葉やドクダミの葉、ミョウガの葉の上の一枚一枚舐めるようにして探すのだが、見つけられない。っと梅ノ木の下のユウスゲがひっそりと咲いている。朝、咲いて、翌日の夕方には萎んでいる。ナメクジがこの花をすぐ食べる。キンシコウの調査で秦嶺山脈の山麓の村の楊さん宅でお世話になった時はこの蕾の炒め物を食べた。ユウスゲか橙色の花のカンゾウの花の蕾かは定かではないが、Hemerocallisの仲間である。我家のモノも食べてみたい。
庭に出て、アマカエルを探したが、見つけることができない。水道栓でテン糞を洗う。洗っている時にケッケッケッッケッケッケとアマガエルが耳もとで鳴いた。が、見つけられない。

2021年5月27日木曜日

不明なタテハチョウ Unknown nymphalid

  伊勢沢林道を3ヶ月振りに歩いてあらゆることに感激した。見るもの聞くもの肌に感じるものが全て新鮮であり、懐かしくさえ思った。それは、もうここには来られない、歩けないと思っていたからだ。3月に半谷林道を一回りしてから腰部脊柱狭窄症による座骨神経痛だと診断され暗澹たる気持ちになった。が、毎週「手もみ」に通ううちにそれがしだいに改善されて林道歩きなら大丈夫だろうと思うくらいにまで快復したのである。一昨日も以前のぼくならシカ柵のある尾根を登っただろう。が、ヒル対策を全くしていないと云うだけで尾根に取り付くのを辞めたのだ。ストックも持ってきたのにだ。

さて、林道歩きで見つけたフィールドサインはイノシシの降り道(図1

)とテン糞やシカの食痕であった。鳥の鳴き声で判ったのはツツドリだけであり、小鳥たちは全く判らず。オトシブミを拾い、テングチョウやタテハチョウの仲間を見た(図2&3)。

図1.スギ林から林道へ降りるイノシシ道
図2.ん?この頭や翅の感じはテングチョウ?
翅を広げたところを撮れなかった。
図3.ミスジチョウかな?
鱗翅目に詳しいSAさんが卒業してしまったので、すぐ訊けないのが残念だ。
今日は朝から小雨が降っている。火曜日に爽やかな緑の中を歩けたのがウソのようだ。雨が止んだら拾ってきたサクランボウの種子からなるテン糞を洗おう。

2021年5月26日水曜日

食べられる果実!  Eatable fruits!

 昨日は、伊勢沢林道を歩く。音見橋を過ぎて焼小屋沢橋の方へは向かわずにそのまま真っ直ぐ進みヘアピンカーブのところまでとした。気持ちとしてはそのまま真っ直ぐ尾根を登っていきたかった。しかし、ヤハリ左股関節の部分にちょっと違和感が出てきたので、そこでオニギリ1個とインスタントラーメン半分のブランチとした。日差しが強いので陽を避けて路石に腰を下ろす。っとヒルだ!手の上を這っている(図1)。全く、ヒル対策をして来なかったし飽和食塩水も持ってきていない。何故かヒルを見て嬉しく思う。帰宅してパソコンに向かってカメラのファイルをパソコンに移動させていたら、左足の脛が痛痒いヒルを1匹連れ帰っていた。靴下とズボンが真っ赤だ!

図1. ヒルにつかれて嬉しく感じるなんて、、、
モミジイチゴの食べごろは週末かな?
クサイチゴの美味しい実を3個食べた。
クマイチゴは花が終わり実となっていたが、食べられるのは夏かな?
ヤマグワの実も黒く熟しているのがほんの少し、来週は食べごろだ!
昨日、75歳の後期高齢者になった。あと5年で80歳!自分の年齢に驚く。もう、いつ死んでもオカシクない歳だが、、、まだまだ山に行きたいし、お酒も飲みたいし、、、。でも山に登れなくなるようにお酒も飲めなくなる時が来るんだ!