「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年9月17日月曜日

続々)山は肌寒かった! contin.2)It was chilly in the moutain area!

登山道に出てからは、一層肌寒さを感じるので、ピーナッツをチョコで固めたものを頬張る。
12:41 道志川沿いの平丸からの登山道の道標が見える。大平分岐までもう少しだ!
図1 平丸へ降りる道標
12:44 ホトトギスだが、泥で汚れている。
図2 ホトトギス
12:45 ネズミが掘ったと思われる穴が登山道の脇にあった。ヒメネズミ?アカネズミ?穴を掘って、ドングリなどを貯蓄した?それなら、塞ぐねぇー。それとも巣穴?
図3 ネズミの穴だろう
12:58 ヤマトリカブトが
図4 ヤマトリカブトが綺麗
13:06 テンニンソウの花の中の道を進む。気持ちが良い筈だが、疲れて休みたい。が、ガスってきている。黍殻山避難小屋で休みたい!
図5 テンニンソウの道
13:06 何だか、ガスってきた。避難小屋に行きたい。
図6 ガスってきた
図6' ガスってきた
13:11 キク科の黄色の花が眩しい。このキク科の名は?帰宅してから図鑑を捲ったが調べきれなかった。
図7 キク科
13:13 大平分岐だ!避難小屋はすぐだ!寝て行きたいが、ぼくの足では水沢橋までこれから3時間は掛かる。携帯を持って来なかったことが悔やまれる。「眠いので黍殻山避難小屋で1時間寝てから帰るので、帰宅は6時過ぎになる」と連絡したかった。いつも、「帰らなければ山に泊まったと思ってくれ!翌日の昼までに連絡する!」と云い伝えているが、、、、。今日は、携帯を忘れてしまった。無理してでも帰らざるを得ない。
図8 大平分岐 黍殻山避難小屋は500メートルこの道を進む
13:22 イグチ科のチチアワタケかな? 腰を屈めて採るのも面倒なので写真を撮っただけ。
図9 チチアワタケ
しばらく、下っていると休み台がある。もう、ダメだ!台の上は濡れているが、ザックを枕にして仰向けになる。靄ってはいるが、雨にはなっていない。気持ちが良い。このまま眠ってしまいたいが、目を閉じ続けることができない。10分くらいウツラウツラしていただろうか?遅くなると行けないのでスポーツドリンクを飲み、レモンの輪切りを食べ、下ることにする。
13:52 膝や足首の屈伸運動をし、靴の紐を締め直し、ストックを長くして出発だ!
13:57 おー、タヌキのタメ糞だ!ヤマボウシの種子が見える!
図10 タヌキのタメ糞
14:04 この道標から西側にトラバースしている道があり、沢を越えていくと、黍殻山避難小屋の直下になる。登ると30分もしないで小屋の広場に出られた。小屋から、雨降りの時に学生を連れて降りたこともあった。
図11 道標

14:22 ヤマホトトギスかヤマジノホトトギスだ!
図12 ホトトギスの仲間
14:45 大平着いた。軽トラックが1台停まっている。さぁー、もう奥野林道の舗装道路を歩くだけだ!ゆっくり歩いても1時間半あれば水沢橋だ!
図13 大平
14:56 勢いよく流れ出る溢れんばかりの冷たい水で、手と顔を洗い、ペットボトルの水を捨ててこの水を容れる。
図14 水場
15:14 テン糞だ!奥野林道は酷く荒れ果てている。大平にあった軽トラックが良く登ってきたものだ。落石や倒木が至るところにあり、まるで道に暖簾でも掛けているようにアケビの蔓がぶら下る。
大平に停まっていた軽トラに追い抜かされる。この軽トラは松茸山入り口の駐車場で停まって、二人が座って作業していた。元気を出して「こんにちは!」と叫ぶ。
ここからの下りが嫌になる。再びあの軽トラに抜かれる。車の二人は会釈をする。こちらも軽く頭を下げる。ピシピシと道路上に転がっているドングリを踏み潰しながら車はゆっくり遠ざかる。
図15 テン糞
16:30 林道ゲート前の駐車場の車に着く。GPS上では17.5キロの道程を、7時から16時半までの9時間半も掛かって歩いた。下のGPSの軌跡には今回アップした主な場所を示す。
図16 3回にわたってアップした地点
黒〇は1回目、緑〇は2回目、赤〇は3回目の図の番号

2018年9月16日日曜日

続)山は肌寒かった! cnotinue1) It was chilly in the mountain area.

9月12日に歩いたルートは、水沢橋ー平戸・焼山登山道ー姫次・焼山登山道ー大平分岐ー大平ー奥野林道である(図1)。
図1 歩いたルート(GPSの軌跡)
9:45 簡単な朝食を取り、写真を撮った休み台のところを出発。
9:52 ピークの北側を巻く道を歩いていくと、また、朽ちてつぶれそうな休み台だ。周りのスギの木のために日陰で湿っぽい場所だから、朽ちるのが早い。夏なら日陰の場所で良さそうだが、、、。
図2 朽ちた休み台
上の休み台は尾根上にあり、巻いたピークに登ってみると、下からこの尾根を利用する登山者、山の人、動物たちがいるようだ。トレースが付いている。今、今回のGPSの軌跡を見ると、電子国土では伊勢沢林道から二つ目の橋を渡ってすぐ、正面の尾根に取り付くとこの場所への古い道がある。さらに、この尾根は焼山から下りてきている。よーし、秋になったら下からこの朽ちた休み台まで歩いてみよう。
10:25 沢沿いの道をトラバースして再び尾根状に出る。ここを東南に下ると852のピークに出る。以前行ったことがある。
図3 852ピークへの尾根。トレースが付いている。
上の尾根上の場所から斜面を登り、滑りそうな場所にはトラロープが下がっていたのでそれを利用し、さらに険しい岩場でアドレナリンがドッサリでる。
岩場を巻く道が付いているにも関わらず、ボルダリングではこんな所は簡単な場所だろうっと思ったのが間違っていた。僅か1メートルくらいの岩場を越えるのに10分以上を費やしたかな?
ストックが邪魔、カメラが邪魔、足を乗せるホールドが滑る。右手を岩の割れ目に入れて力を入れたため、肩鎖関節脱臼している右肩の筋肉がきしんで悲鳴を上げている。痛くても、我慢!
ストックやカメラを左手で上方の滑らないところに置き、僅かなの岩の盛り上がりを抑え、身体を持ち上げ左膝を木屑があるところに持ち上げて置いて、体重を左膝に掛けて確かめる。さらに、ストックとカメラを30センチくらい移動させて、左手の手掛かりになる場所を下がす。
右手を岩の盛り上がりに乗せ、右足を岩に滑らせて上げてとっかかりを探す。引っかかりがあったので、右足に力を入れ左膝を浮かせてみる。大丈夫だ!両手と右足に均等に力を入れて身体を持ち上げて左足を膝をついていた場所に着く。
やった!ホットする。ようやく、僅か1メートル足らずの岩場を乗り越えるのにヘトヘトで、喉がカラカラだ。もう、こんなバカげた登りはせずに楽な道を通ろう。
ここを通ってから、再び崩壊した沢のザレ場を渡る。尾根上の道標が見える。
11:35 あの尾根上の道標と休み場だ!休憩だ!10:25の尾根からこの尾根まで約1キロを50分も掛かったのだ。
図4 懐かしい道標と休み台
11:37  この場で恒例の自撮り。この場に来てもう何回、自分を含む同行者の写真を撮ったろう。この休み台でひと眠りしたい程疲れた。しかし、我慢して歩きだす。ここから、姫次・焼山の登山道はすぐだ!
が、目を瞑ったようにして歩きだす、フラフラした歩き方だ。そのため、メガネのピントが合わず、何度もメガネを上にあげる。
図5 ポーズをつける
12:03 登山道直下の扇状地状の平坦地にでる。テンニンソウが繁茂し、花を咲かせているものがある。テンニンソウに隠れるようにしてトリカブトの花もある。ここは雨が降ったら水が表層水となるので、シカなどの偶蹄類の足跡が沢山あり、ヌタ場を多い。
図6 テンニンソウ

図7 トリカブトの仲間
12:05 おー、これは大きなヌタ場だ。長い毛があった。シカかカモシカかどちらかの毛だ。5本持ち帰って、手持ちの標本と比べたら、シカ毛だった。ここから登山道にもっとも近いと思われる斜め右の方向に進み登山道に出る。
図8 ヌタ場
図8' ヌタ場に長い毛がたくさんあった。
12:15 登山道を少し歩いて、もう何年もそのまま立っている神奈川県自然保護センターの通行止めの看板などを眺める。「登山者の皆さまへ」と登山道崩壊のため通行できませんと書いているが、このように書くと恐らく初めてこの道を下って平戸・鳥屋方面に行く登山者はいなくなるだろう。せめて、「崩壊しているが、慎重に歩くとガレ場をトラバースすることができる。自己責任でお願いします。」っと書くとこの登山道はもっともっと使われるだろう。

ぼくが学生の頃は道標などはもちろんなく、石や岩に塗られた赤ペンキや太い木のナタメ(ナタで切りつけた痕)が目印だった。皆、自己責任で歩いていて、南アの荒沢岳の帰路の時は雨にやられ椹島手前で林道工事の人たちの小屋にに泊めてもらった事を今突然思い出した。1966年5月だった。ぼくにとっての初めての山歩きで、静岡出身の故M先輩がガイドしてくれ、トラバースやグリセードという山用語を知った。
図9 通行止めの看板
看板を見ていたら、ここで休みたい。昼寝をしたい。黍殻山避難小屋に行って寝たいと思う気持ちが強くなった。が、携帯を家に忘れてきたので連れ合いに連絡が取れない。いつも、昼前か、遅くても15時くらいまでには帰宅しているので、昼寝して休憩を取っていきたいが、困った。30分でも寝たい。

2018年9月15日土曜日

イルカショーの批判 The criticism of Dolphin Show!

2020年の東京オリンピックのセーリングの会場予定地は江ノ島である。そこで、9月9日からワールド・セーリング大会が行われており、初日に江ノ島水族館で各国から参加した出場者たちにイルカショーを見せた。
このイルカショーの驚いた海外の選手たちはSNSで、イルカショーを批判した。10日には国際セーリング連盟もイルカショーを批判した。これを受けて日本セーリング連盟も謝罪した。

この問題についてはイルカショーが何故いけないの?っと疑問を持っている日本人もたくさんいるようだ。海外では、闘牛、馬術、ドックレースなどがあるのに!っと思っているようだ。

日本では、この30年くらい前から陸上生の野生哺乳動物や鳥類については、野生動物が生息している自然状態に近い工夫をして飼うこと、こうすることで、飼育動物の異常行動を減らし、動物の福祉を図ることが目的とされる。これを環境エン・リッチメントEnvironmental enrichmentと云う。

上野動物園も横浜ズーラシアも環境エンリッチメントを取り入れ、餌の取り方、隠れ場、休み場、ヒトとの関係や単独生活者なら他個体との距離・関係など多くの配慮がなされてエンリッチメントに努力している。それでも飼育管理者がその飼育動物の野生(自然)状態での生活を知らなければ動物福祉には程遠くなる。
ぼくが秦嶺山脈のキンシコウを調査していたので、横浜ズーラシアの飼育担当者から、キンシコウの生息地の状況や食物などや行動・生態を聞かれたものだ。また、日本の野生動物であるキツネ、タヌキ、テン、ツキノワグマの生息地を知るため丹沢山麓を一緒に歩いたこともある。

陸生の野生哺乳類・鳥類の飼育に関しては各動物園で環境エンリッチメントの考え・思想が浸透している。しかし、同じ野生哺乳類でもイルカやクジラの仲間やアザラシ、オットセイなどの海獣類を飼育しているところでは、エンリッチメントの思想が皆無である。
狭いプールで飼い、餌は手渡しで与え、芸をさせるのが当たり前だ。
隠れる所もない透明の円筒状の水槽で泳ぐシロイルカ 
八景シーパラダイスで

芸をした後お辞儀をさせられているセイウチ
八景シーパラダイスで

広い海で泳ぎまわっていたイルカをオットセイをまるで芸をさせることで飼育しているのだ。
彼らはぼくらと同じ哺乳類であり、彼らは捕獲されて持ち込まれた野生動物なのだ。イヌ、ウシ、ウマなどの家畜化された動物と違うのだ。

ぼくは、子供の頃からサーカスで芸をするクマやライオン、猿回しのサルを見るのが嫌だった。サーカスのクマやライオン、猿回しのサルたちは悲しみに溢れた生気を失っている目をしている。鞭によって抑えつけられていることで芸をしているのだ。彼らの芸で観客が笑うのは身内の誰かが物笑いにされているようでイヤだった。
海を泳いでいるイルカの目を見たことがないが、江ノ島水族館のイルカたちもきっと悲しみに溢れた目をしていることだろう。

2020年の東京オリンピックまでに、水族館の海獣類をエンリッチメントを考えた飼育をお願いしたい。

2018年9月14日金曜日

山は肌寒かった! It was chilly in the mountain area.

昨日は、水沢橋のゲート前の駐車場に車を置いて、水沢を詰め、鳥屋の平戸・焼山間の登山道を目指した。
7:15 GPSをセットして出発だ!伊勢沢林道のゲート脇から入る。
7:39 二つ目のコンクリート製の橋を渡り、しばらく歩いて道が途絶えたところで沢を渡る。
沢沿いの道で涼しかったため、ヒルが鎌首をもたげてこの臭いは何処だ?とばかりにフラフラ寄ってくる。まだ、夏が終わってないので、ササダケが覆って以前あった道のとっかかりが見つからず。
仕方なく、沢沿いを登る踏み分けられた道があったので、それを登ることにする。足を下ろす前からヒルがこちらに向かっている。休めない。足は靴下に飽和食塩水を噴霧してきたし、しかも靴下の中にズボンの裾を入れているので完全だ!が、しぶといヒルはズボンを登ってくる。
上部の視界が開け、稜線に近づいた。登山道だ!
8:14 登山道に出る。ほっと一息だ。足元に絡みついているヒルを落とし、スポーツドリンクを飲む。
図1 登ってきたところにあった道標

図2 ヒルがごっそりいた沢沿い斜面の道

図3 平戸からの登山道、はっきりしている。

8:19 歩き始めてすぐにイノシシの掘り起しが登山道沿いに続いている。
図4 イノシシの掘り起し

8:26 古い道標だ!この裏には青野原や西野乃などの道志川沿いからの道がかってはあったのだ。どうして、このような登山道が消えていくのだろうか?皆、整備された道しか使わなくなり、この鳥屋・平戸から焼山へ登る登山道もこのまま消えてゆくかもしれない。
ぼくは50年前なら山歩きの時は、腰にナタを下げていた。当時の多くの山歩きの人たちはさらに小さなノコなども持っていた。邪魔な枝が出ていると叩き切り、道に大きな木が倒れているとできるだけナタやノコで歩きやすいようにした。今はナタを腰に下げてバスなど乗れないし、街中も歩けない。さらに、今は小さなナイフでさえ飛行機はもちろんのこと新幹線でも難しくなっている。今は、「危険(これは使い方による)」と判断される物はザックの奥深くに隠して持つことになる。そうなると必要な時にすぐ出すのが面倒だ!
図5 古い道標

8:34 あれ!タマゴタケがまだある。もう、盛夏を過ぎたので終わったと思っていた。もちろん、大事にゲットだ!
図6 タマゴタケを2個見つけた。

8:40 ハツタケ? ベニタケ科の仲間だ!もちろん、ゲット!
図7 ハツタケ?
図7’ ハツタケ?を裏から

8:44 鮮やかな黄色のキシメジ科?のキノコだ、他に数本あるがゲットせず。 
図7'' キシメジ科?のキノコ

8:46 いつも水沢を詰めて最後は急な斜面を登ってくる道がこれだ!以前はこの白い板に水沢へと書かれていたが今は消えてしまっている。
図8 水沢を詰めて登山道にでる手前にあった看板が見える

この看板をからは登山道も踏み分けられてしっかりしてくる。今夏も多くの登山者が平戸から焼山や姫次、あるいは蛭ヶ岳を目指して歩いたことが分かる。嬉しい、まだまだこの道が使われている。

9:02 イグチ科のキノコだ!これは取らず。
図9 イグチ科の仲間
9:13 ん?おいしそう!ヌメリイグチだ!もちろんゲットし、土やゴミを払い落し、別の袋に容れる。味噌汁はうまいよう!今朝、連れ合いと食べる約束している。
図10 ヌメリイグチ

9:16 ヤママユが寒さで動けない! そう、肌寒いのだ!汗をかいてシャツが濡れたせいもあるが、歩いていても肌寒い。今日に限って出発前にザックから雨具を出して車の助手席に置いてきた。雨具を上だけでも羽織りたいほどだ。多分10度C以下ではないだろうか?
図11 ヤママユだ!

9:17 ん?アナグマが掘った穴だ!15センチくらいの深さなのでウンチでもしたかもしれない。
図12 アナグマが掘り穴

9:21 これもイグチ科のチチアワタケだろう。ゲット!
図13 チチアワタケだ!

9:23 倒木があり、道を塞いでいる。その倒木の上をリスが可愛らしく動き回っている。写真を撮るのは難しいので見るだけにする。が、1分もしない内に見えなくなった。
図14 リスがいた!

9:36 倒木をまたぐと、サルノコシカケ科のカワラタケかな?
図15 カワラタケだろう!

9:36 登山道の真上に、ん?これはアナグマ糞ではなくて、クマ糞だ!
3ヶ所に大きなお茶碗一杯分くらいの糞塊がある。新しい。今朝か昨夜のものだ。落ちている枝を箸代わりにして拾って、チャック式のビニール袋に入れる。今日はおいしいイグチ科のキノコは見つけられたし、クマ糞を見つけたので満足だ!
図16 クマ糞だ!

9:43 もう、座ると壊れそうな休み台に座って、家から持ってきた棒状のお菓子のような食品を食べ、レモンを輪切りにして半分食べる。
図17 休み台で、無理に笑顔を作る。もう、バテバテだ!体重74キロ、自己最重量だ!せめて70キロ以下にしたい。腹周り、胸周りにたくさん肉がついている。足がほぼ8割は元に戻ってきているので、もう少し歩いて体重を減らさなければ、学生との実習はできない。

この後、巾30メートルくらいガレ場をトラバースすることになる。しかし、今夏は登山者が多かったのだろう。踏み跡のトレースがあり、それを歩くだけで良かった。最大の難関だと思っていたところが問題なく、アドレナリンも出ずに渡ることができた。

2018年9月9日日曜日

秋が来ている It has been autumn season.

台風21号が去ったが、風が強い。部屋に取り込んだラン鉢を庭の木に枝にぶら下げた。が、この風の強さでせっかく伸びていたファレノプシスの花茎も折れ、カトレアの花や蕾も傷ついてしまった。でも、この風の下で晩秋までしっかりした株に育ってもらいたいので、そのままにしている。
庭は、今夏の暑さと草むしりをしなかったので、草木は伸び放題だ。抜いても抜いても出てくるアマチャヅルやヘクソカズラの間からタイワンホトトギスが伸びて咲いていた。

 梅ノ木の下のムラサキシキブの実もたくさん色付いている。これはおそらくヒヨドリが種子を運んできたものだ。ちょっと狭い庭を我が物顔に細い枝を広げ過ぎている。

今朝は6時から我家の近くを走る線路沿いを散歩だ。歩き始めは身体全体が堅くて節々が痛い感じだが、15分くらい歩いていると調子が出てくる。1時間くらい歩いて帰宅し、すぐシャワーを浴びて、7時45分から始まるNHKの自然のアルバム?を見る。今では、この番組がぼくが一番好きな番組である。日本各地の野や山や海岸の草木や動物たちが美しい映像となって流れる。家族の誰にも邪魔されないように、熱いインスタントコーヒーを飲みながら楽しむ。
虫や小鳥の声が聞こえないと解かったのはこの番組を見ていてだ。画面で鳴いている小鳥の声や虫の声、流れているせせらぎの音が聴こえない。でも、今はもう大丈夫。高い周波数が聴こえるように調整してもらった補聴器を耳に入れながら番組を見ている。
どうして、歳をとると心を和ませてくれる小鳥の鳴き声などの周波数の高い音が聴こえづらくなるのだろう。歳をとるということは一つ一つの生理的機能が衰えていくことだとは理解しているつもりだが、、、、。いつまでも頭が今の身体の状態に付いて行ってない。

2018年9月6日木曜日

自然災害列島の日本 Japan of the natural disaster archipelago

台風21号が過ぎ去って、まだ強風が残っているのに苫小牧、室蘭、千歳、札幌、小樽などの道央で震度6の地震だ。釧路の妹からラジオもテレビも停電で使えないので、どのようなことが北海道で起こっているのかわからなくて不安だとメールがきた。それでも、今はスマホがあるのでそこから情報を得ることができる。
停電なのでメールの遣り取りは向こうのスマホの充電容量を減らすので、連絡を止めた。
苫小牧・札幌周辺には高校の同級生たちがたくさんいる。連絡をしたいが、しばらく落ち着いてからにしよう。

我が日本列島は、地震、落雷、津波や高潮、火山噴火、台風の暴風や豪雨、梅雨時の集中豪雨による堤防の決壊や土石流や山崩れ、冬季の豪雪、最近は強風や竜巻被害、そして35度を超す暑さがある。

日本に住んでいる限り、どこでどんな自然災害や自然災害に伴う人為的災害に遭うかわからない。

ぼくは、葛西の学校へ出かける時も軽登山靴を履き、方位コンパスや水がはいった小さなペットボトル、飴数個常時持ち歩く、財布の中には補聴器の電池1個と、降圧剤が入っている。
東京で、災害に遭って電車が止まった場合でも一人でも瓦礫の上を歩いて帰って来るための用意である。

我家は幸い、自然災害に遭うとしたらならば地震、落雷、暴風・竜巻くらいだろうか? いずれにしてもいつどこで災害に遭遇するかも知れない。その備えだけはしておきたいものだ。