「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2012年6月7日木曜日
釧路にて(1):こんなところに!In Kushiro:In the place like this!
6月初旬の釧路の地に足を踏み下ろしたのは何年振りのことだろう。
もしかしたら、高校3年の時以来かもしれない。
雨模様の残念な天気だが、まさに春まっさかりである。
犬の散歩をしていて、道端にこんな花を見つけた。
恋の花のクロユリだ!
こんな道路脇だ。
グスベリの花が咲いている。
これは子供の頃、腹が痛くなるほど食べた。
大きめのパチンコ玉をした緑色の実が、晩夏には赤黒く熟す。
こうなると酢っぱ味が薄れ甘みが増してうまい。
釧路川の氾濫を抑えるために新釧路川が作られたが、その二つの川は、かっては運河で結ばれていた。今は埋め立てられて長さ、数キロ、幅約200メートルの公園になっている。
その公園まで犬を連れて行かなくてはならない。
ニシキギだ!
ヤマブドウだ!
土曜日まで釧路にいるが、晴れたら塘路湖の方にドライブし、サルルン展望台に登って釧路湿原を眺めたい。
2012年6月5日火曜日
テンはヒミズを食べるの?A marten eat a shrew mole?
6月1日、11時にOhta君が見つけたテン糞
は大きなムカデと小哺乳類の毛と骨が出てきた。
毛で同定できれば良いのだが、そこまでは至っていない。
出てきた骨片の写真である。
写真のAは骨盤の仙骨にあたる部分だ。
DとD'が左右の寛骨の一部である。
Bは大腿骨で、Eは大腿骨の大腿骨頭であり、
Eは大腿骨の大腿骨頭であり、DやD'の寛骨臼に接して股関節となる。
Cは脛骨と腓骨であり、日本に生息する動物では齧歯目、兎型目とトガリネズミ目が
脛骨と腓骨が足根骨近くで縫合合体する。
かなり噛み砕かれているが、ハタネズミやモグラの寛骨と比べたら、一回りも小さい。
また、ハタネズミの寛骨とは少々ことなる。大腿骨が小さすぎる。ネズミの仲間ではないようだ。
釧路湿原産のトガリネズミの寛骨と相似形であり大きさもほぼ等しい。
皆さんにいただいたヒミズやヒメヒミズは、まだ冷凍庫の中。
以前、ヒミズの死骸を拾って骨にした時の、頭骨以外の骨が入っている小箱を開けた。
が、そこにはラベルがなく、小哺乳類の骨であることは分るが、ネズミかヒミズかも不明。
が、ハタネズミやアカネズミ、モグラの寛骨、大腿骨、脛骨と比べると一回り小さい。
恐らく、ヒミズであろうと考えている。
となると、ヒミズはテンに食べられていることになる。
早く、ヤマボウシさんやisa隊員から頂いた冷凍庫tのヒミズを骨にして、
ラベルをしっかり着けなければいけない。
しかし、不思議である。ヒミズの死体は登山道などに転がっていて、
肉食動物が食べないのは、ヒミズの発する臭気を嫌がるからだと
有名なコリンズ・ガイドにも載っている。
それとも春のヒミズは臭いを発しないのだろうか?あるいは、春は、ヒミズの臭いなどお構いなくテンはヒミズを食べてしまうということなのだろうか?
いずれにしても、今日、帰宅したら冷凍庫のヒミズを処理しよう。
早く、ヒミズの寛骨や大腿骨、脛骨をみたいものだ。
庭のドクダミとホタルブクロ
狭い庭にはドクダミとホタルブクロが満開だ。
このドクダミ、地下茎でつながっており、根絶するのは難しいので、ヤブカラシやヘクソカズラとともにもう気が付いたら抜くというようにしている。。
それでも、不思議なものでドクダミにはこの白い花や臭いにも愛着を感じるようになった。
同じように庭に蔓延って、動き回っているのにこのホタルブクロがある。
これは、特に引き抜くことはしてなく、そのままにしている。
庭の隅や、ゼラニュームの鉢など隅々から、動物たちの糞を水洗いして見た後、捨てた種子からの芽生えで二つのプランターは木の実生苗の苗床のようになっている。
が、実生苗でも強いのがモミジイチゴやキブシだ。他はキブシの元気に負けてしまう。
あー、今日は学校だ。今週は水曜日の夕方から釧路に戻らなくてはならない。
なんだか、忙しい一週間になる。
2012年6月4日月曜日
テン糞の内容物のムカデ A centiped of the contents of marten scats.
テンがムカデを食べて、糞として排出されたものを、水に丸1日浸けてから洗った。
6月1日、13:00のテン糞の内容物としてのムカデたち
これらのムカデだけで他は何もない。
昨日、サルなどの頭骨も持ってじゃおクラブで話したのだが、
「気味悪い」、「ぼくの目の前の机に置かないで!」、「夜、夢に見そう!」と
多くの立派なシニアの男たちが頭骨を敬遠し、
ぼくを奇妙な性癖を持った人と捉えたようだ。
山で、植物の人たちと糞を拾う時も、変な趣味をもつ男と思われているのかな
と感じる時がある。
可愛いテンは下の写真のムカデを当たり前のように食べている。
ぼくらもナマコやタコやイカを美味しくいただく。
我が家の娘は小さい頃、庭のダンゴムシやミミズは手の乗せて遊んでいた。
それが今では見ただけで「キャー」だ。
いつの間にか、世間一般の女子のように虫たちを毛嫌いするようになった。
サルもチンパンジーも虫を見ればすぐに摘まんで口に運ぶ。ヒトもそうであったのに、ぼくらは不快害虫とまで名付けてムカデやゲジゲジを毛嫌いする。
ムカデやゲジゲジがいてこそ綺麗なノイバラもバイカウツギも花を咲かせるのだ。
自然を追い払うような感性に、この頃腹が立つ。
キノコもウジも、ウンチもヒルも大事な自然の成り立ちの一つなんだ。
綺麗な花、可愛いペットだけあがめる自然好きには反省してもらいたい。
テンはムカデを食べる!A marten eat centiped in this season!
一昨日の丹沢実習で、林道を歩いて見つけたフィールドサインとしての糞:
11:00
Ohta君が拾って持って来てくれたテン糞
消化されない大きなムカデの肢が見えている。
水洗いした。長さ8センチ以上のムカデ一匹と小哺乳類の毛と骨があった。
この小哺乳類の毛と骨を同定中だ。
今日中にアップします。
13:00
金沢林道にあった、テン糞、コインの上の大きいのが新しい。
他は2、3日前のモノ。大きさが少し違う。
おそらく、この場所は2頭のテンの行動域が重複している場所なのだろう。
そのため、2頭がそれぞれ自分を主張するサインポストとして争っている。
これらの大小、4個の糞を採集してきて、水洗いした。
全て、ムカデの殻というか死骸であり、なんと10匹分のムカデが出てきた。
これらの大小、4個の糞を採集してきて、水洗いした。
全て、ムカデの殻というか死骸であり、なんと10匹分のムカデが出てきた。
14:19
林道沿いの路肩近くにあったアナグマのトイレ。
これぞまさしく教科書通りのアナグマのトイレ(タメ糞)だ。
斜面に穴を掘って(こんなに深く掘ってするのは珍しい)、そこに家族のものたちがする。
水洗いした結果の内容物:ムカデの肢、甲虫の上翅、節足動物の外骨格、不明の植物質が含まれ、80%以上が土砂であった。
ちょっと、否、かなりテン糞で驚いている。
テンのこの時季の食事のメニューはムカデが主食だと云える。
ムカデは、動物たちが掘った穴、岩の割れ目、枯れ木の樹皮との割れ目に割とまとまって見つかる。テンはそういう穴や割れ目を見て歩き回っているのだ。
一方、アナグマは腐葉土にいるような土壌動物を年中漁っているのだ。
昨日は、新横浜で、午前中は霊長類研を退官したK.W氏と夏の中国行の打ち合わせ、
午後から「じゃおクラブ」の皆さん方の前で「分散」の話し、じゃおクラブは定年・退職した
男性だけの集まりだ。水滸伝の梁山泊のシニア版とも云えるようなそれぞれが曰くありげな一芸に秀でた人たちの集まり、オスグループであった。
2012年6月3日日曜日
分散 Dispersal
6月1日の続き:
金沢林道を歩いていて、今までみたことがない虫こぶを見つけた。
コナラの枝を巻き込むようにして着いている。
どんな虫の卵か幼虫が入っているのだろうか?
今、インターネットがあるから簡単に調べられた。
「コナラ 虫こぶ」とこの二つのキーワードで検索すると、すぐに似た写真が出てきた。
ナラメリンゴタマバチというハチの仲間がコナラの冬芽の時期に卵を産みつけたようです。
今日は、新横浜で、じゃおクラブという定年退職者たちの集まりで
話しをしなければならない。
話しのタイトルを「分散」にした。
どんな生き物も生まれた地域や親のいる集団から出ていく。
哺乳類でも生まれた子供は親元から分散していく。
しかし、ある哺乳類では、
オスは出ていくがメスは親元に残るという動物たちが多い。
そのような動物は社会集団(メスグループ)を形成する。
集団を形成する哺乳類の大半は、生まれた社会からオスが出て行く。
母系制の社会を形成しているのだ。
サルの仲間もうそうだ。
ただ、サルの仲間では発情季・非発情季を問わず、年中、他の群れ出身の
オトナオスがメスグループの中に加わっている。
つまり、婿入りしてきているオスがいる。
もちろん、例外の動物がいる。チンパンジーやヒトだ。
チンパンジーやヒトはメスが生まれた社会から出ていき、オスが生まれた社会に残る。
つまり、メスは嫁入りする父系制の社会を形成する。
しかし、そんなヒトの社会に、進化の流れに背くサザエさん現象がみられる。
と、こんな内容の話しをするつもりだ。
2012年6月2日土曜日
晴れのち雨の丹沢実習 Sunny, then downpour!
昨日、専門学校の丹沢実習であった。
歩いたのは、下図のルートの舗装道路歩きであった。
予定では湖岸の道路沿いから鳥観察のグループと金沢林道を詰めて
高畑山に登るコースに分かれる予定であった。
午前中は快晴とも思えるような良い天気、日差しが強く暑いくらいであった。
ガマズミ、ウツギ、ヤブデマリ、ガクウツギ、イボタノキの白い花が咲き、
スイカズラの花がいい匂いを漂わせていた。
絶好の自然探索、観察日和だった。
お昼を林道の陽の当たらない場所で食べ、歩き出して、大きな砂防堰堤がある上の
河原に下り立った時は、空が怪しげな灰色の雲が覆い始めた。
まだ、このこの頃は金沢林道を詰めて高畑山に登るつもりであった。
が、急速に西の空から黒雲が動き出してきた。
全員を河原から林道に上げ、「勇気ある撤退だ!」と同じコースを戻ることを宣言する。
ただ、宮ヶ瀬始発のバスが50分なので3時50分のバスを目指すことにする。
学生たちは早い、いつの間にかぼくと学生6人となった。
Kishi君が道路沿いにあったアナグマのタメ糞をみつける。
これぞ教科書通りのアナグマのトイレだ。
もちろん、ゲットし、皆に取って水洗いすることを勧める。
彼らにウリノキを教え、ヤブデマリとガクウツギの違いを見てもらっている内に、
雨粒が落ちてきた。急いでザックカバーをかけ傘を差して、間もなく雨粒が静かに落ちてきた。
傘を外したり、差したりしているうちに本格的な降りだ。
「勇気ある撤退」をして良かった。高畑山に登っていたら、ずぶ濡れ状態になっただろう。
雷や稲光も激しくなる。
しだいに、ぼくは6人いた学生たちからも遅れ、Miyagi君だけとなる。
彼に、ようやく熟してきたモミジイチゴを食べてもらいながら、皆の後を追う。
膝から下はずぶ濡れになったが、余裕をもってバスの時間に間に合う。
2012年6月1日金曜日
アナグマとタヌキの糞内容物 Scats contents of badger and racoondog
5月28日の唐沢林道・唐沢・鍋嵐ー熊ノ爪・祠の峠・物見隧道を歩いた。
始めてのルートで見つけた新鮮な糞を昨日洗った。
今の時季は冬季と違って、庭の水道栓で水を流して糞を洗っていても全く冷たさ・寒さを感じない。
糞の水洗いには、良い季節になった。
洗ったのは、2ヶ所で採取したアナグマ糞と同じく2ヶ所のタヌキ糞である。
10:36、アナグマ糞
甲虫(おそらく糞虫の仲間)の第一翅、外骨格
12:39、アナグマ糞
物見峠から物見隧道へ下りる登山道の階段で、
斜面の一部を掘り、そこにしている。
甲虫の第一翅一部、第二翅一枚、脚一部、腹部・胸部の外骨格
10:43、タヌキ糞
膜翅目の翅2枚、脚一部、外骨格片、不明種子1個、キブシの種子2個
10:51、タヌキ糞
甲虫の脚、外骨格片、キブシの種子8個
5月の下旬になると、アナグマやタヌキはもっぱら動き回る昆虫たちを、主要食物としていることが分る。それでも、なおタヌキは冬季のキブシの拾い食いを続けている。
アナグマ、タヌキの糞は5分の4以上が土砂よりなる。
タヌキやアナグマが混同されるのも食性が類似しているところもあるからだろう。
その点、テン糞にはほとんど土砂が混じらない。
いずれにしても、日本に、否、東丹沢に生息するタヌキ、テン、アナグマたちの春の食物は
節足動物に依存している。
なお、10:43、タヌキ糞から出てきた不明種子は下のものだ。
直径3ミリくらいの球形の種子である。
この種子を食べたタヌキは腐葉土と化した落ち葉を漁って
たまたま食べてしまったかもしれない。
でも、この種子は?
これから、再び、ヤマグワの実食い、モミジイチゴの実食いが、始まり、ヤマザクラ、ミズキやヤマボウシの実食いとなり、ヨコグラノキやオオクマヤナギ、アケビやケンポナシ、サルナシの実食いとなっていくのだ。
一応、丸一年分の東丹沢のテンやタヌキたちの食性を整理してまとめることができそうだ。
2012年5月31日木曜日
ぼくのヒル避け My leech countermeasure
ヒルが多いために楽しい山歩きを敬遠している人たちもいる。
ぼくは、このところヒルにやられなくなっている。
それは、ヒル対策がしっかりなされているからだ。
それまでは足首の周りにたくさんヒルが食いついていたものだ。
その対策とは飽和食塩水である。
あー、飽和食塩水は効かないと諦めている人たちもいる。
それは噴霧する方法が誤っているからだ。
靴を履く前に、左右の靴下を広げて並べる。
上の靴下は中にはくので噴霧する必要がない。
下の靴下は薄手で長く、脹脛の上の方まで伸びる。
この靴下を上の靴下に重ねてはく。
薄手の長い靴下をうまく霧が当たるように下のように並べる。
それのクルブシから上の部分にかけてむらなくシューシューと噴霧する。
上の靴下は中にはくので噴霧する必要がない。
下の靴下は薄手で長く、脹脛の上の方まで伸びる。
この靴下を上の靴下に重ねてはく。
薄手の長い靴下をうまく霧が当たるように下のように並べる。
それのクルブシから上の部分にかけてむらなくシューシューと噴霧する。
裏返して再び噴霧する。
少し、湿った感じになる。これを重ねて履いて靴を履くだけだ。
これで、脚からヒルが登ってくることは完全防止できる。
山に入ると木の枝を持ったり、草に触ったりする。
この時に手からヒルが着いてくることがある。
これも薄手の指先のない軍手に靴下と同じように飽和食塩水を噴霧するだけだ。
是非、お試しあれ!
今年になってまだ一度もヒルに吸われていない。
ただ、ヒルが靴の中で可哀想に潰れていることが一度あった。
今年になってまだ一度もヒルに吸われていない。
ただ、ヒルが靴の中で可哀想に潰れていることが一度あった。
テン糞から出てきた鳥の羽と骨片Feather and bones from marten scat.
先日の唐沢林道から鍋嵐・熊ノ爪までルートで見つけたテン糞は
すでに、アップした。
その中から出てきたのは青い羽を持つ鳥の羽毛と骨片であった。
サークルで囲ったAは、羽毛の根の部分であろう。
Bは、羽毛である。
他は骨片であり、Cは、脊椎骨である。
Cで囲った右端はもし鳥の頸椎が哺乳類と相似だとするならば、
頸椎骨だと思われる。
(まだ、ホオジロは骨になっていません。)
クリックして拡大してみるとBの羽毛は鮮やかな青色の毛が混じっている。
Cの脊椎骨、この大きさは哺乳類ではリスやドブネズミクラスの大きさである。
ともかく、鍋嵐付近のテンは鳥を捕まえて食べたのだ。
この羽毛も一本一本バラバラになっていたら、すぐに鳥だと判断できなかっただろう。
しかし、脊椎骨の形状は哺乳類とは明らかに異なる。
小哺乳類の脊椎骨は一つ一つが長いが、鳥では短いことが分る。
今日は、車も使えないので、
始めてのルートで採集してきたタヌキ糞やアナグマ糞を洗うことにしよう。
(まだ、ホオジロは骨になっていません。)
クリックして拡大してみるとBの羽毛は鮮やかな青色の毛が混じっている。
Cの脊椎骨、この大きさは哺乳類ではリスやドブネズミクラスの大きさである。
ともかく、鍋嵐付近のテンは鳥を捕まえて食べたのだ。
この羽毛も一本一本バラバラになっていたら、すぐに鳥だと判断できなかっただろう。
しかし、脊椎骨の形状は哺乳類とは明らかに異なる。
小哺乳類の脊椎骨は一つ一つが長いが、鳥では短いことが分る。
今日は、車も使えないので、
始めてのルートで採集してきたタヌキ糞やアナグマ糞を洗うことにしよう。
2012年5月30日水曜日
ようやく購入した「神奈川県植物誌」 Flora of Kanagawa 2001
先日、「小田原山守の会」ののら子猫さんの呼びかけにより、白銀山から須雲川へ下る植物探査会があった。
その時、せっかく小田原方面に来たのだから「神奈川県植物誌」を買ってかえろうかなと思った。
のら子猫さんは今度お送りしますとまで云ってくれた。
帰宅後、神奈川県立生命の星・地球博物館のサイトを開いて、植物誌が郵送してもらえることを知った。
さっそく、ファックスで申込と、郵便振り込みの用紙が送られてきた。
で、昨日、学校から戻ると玄関を開けるとダンボール箱があった。生命の星・地球博物館からだ。
手を洗い、ウガイをしてコーヒーを沸かして、ダンボールを開けた。
待ちに待った植物誌だ。
これで、大きく差をつけられたtake隊員に少しは追いつけるだろう。
やまぼうしさんやSakaiさん、isa隊員、k-ta隊員等とも話しを合わせられるだろう。
昨年から、本棚やファイルを埋めていたサル関係の論文類を資源ゴミにだし、単行本や論文誌はブックオフに出した。一方、骨、あるいは解剖学関係やフィールドサインの本をもらったり買ったりしている。
身の回りの整理をしているのだが、まだ、頭骨は捨てられないどころか集めているし、サル関係の本や論文は読まないが、サル以外の動物の本は買っている。この植物関係もそうだ。
それでも、まだまだ自分はサルが専門だ!と思っている。
サル関係の論文や本などは処分したのにも係わらず、小説類は処分していない。
それは、実家に帰省した時に、親父やお袋が読んでいた一般書を読む楽しさがある。サル関係の専門書はぼく以外の者は誰も読まないだろう。しかし、一般書は娘であろうと手にとって読むことがあるので、処分していないのだ。
「立つ鳥跡を濁さず」という諺があるくらいだから、綺麗に整理していきたいものだ。
下は全て、5月28日に唐沢林道で見つけた丹沢の女王のバイカウツギ
その時、せっかく小田原方面に来たのだから「神奈川県植物誌」を買ってかえろうかなと思った。
のら子猫さんは今度お送りしますとまで云ってくれた。
帰宅後、神奈川県立生命の星・地球博物館のサイトを開いて、植物誌が郵送してもらえることを知った。
さっそく、ファックスで申込と、郵便振り込みの用紙が送られてきた。
で、昨日、学校から戻ると玄関を開けるとダンボール箱があった。生命の星・地球博物館からだ。
手を洗い、ウガイをしてコーヒーを沸かして、ダンボールを開けた。
待ちに待った植物誌だ。
これで、大きく差をつけられたtake隊員に少しは追いつけるだろう。
やまぼうしさんやSakaiさん、isa隊員、k-ta隊員等とも話しを合わせられるだろう。
昨年から、本棚やファイルを埋めていたサル関係の論文類を資源ゴミにだし、単行本や論文誌はブックオフに出した。一方、骨、あるいは解剖学関係やフィールドサインの本をもらったり買ったりしている。
身の回りの整理をしているのだが、まだ、頭骨は捨てられないどころか集めているし、サル関係の本や論文は読まないが、サル以外の動物の本は買っている。この植物関係もそうだ。
それでも、まだまだ自分はサルが専門だ!と思っている。
サル関係の論文や本などは処分したのにも係わらず、小説類は処分していない。
それは、実家に帰省した時に、親父やお袋が読んでいた一般書を読む楽しさがある。サル関係の専門書はぼく以外の者は誰も読まないだろう。しかし、一般書は娘であろうと手にとって読むことがあるので、処分していないのだ。
「立つ鳥跡を濁さず」という諺があるくらいだから、綺麗に整理していきたいものだ。
下は全て、5月28日に唐沢林道で見つけた丹沢の女王のバイカウツギ
花枝を30センチ調べるために折り取ってきた。
コップに挿しているが、高貴な香りが漂う。
この木は山側の法面から生えているが、伐られてしまう恐れがある。
2012年5月29日火曜日
ムカデだけのテン糞 Marten scats composed of only centipede.
唐沢林道で:
白い花を探していて、ニセアカシアの花だ。
ニセアカシアは花も新芽も冬芽も樹皮もサルだ大好きな木だ。
さらに、唐沢林道沿いの沢側の木々の白い花の中に丹沢を女王を探しながら歩く。
7時56分、テン糞だ。ムカデよりなるのだろうと思いながら拾う。
洗った:ムカデ二匹がそのままあった。
8時12分、また、テン糞だ。
洗ったらムカデ一匹だった。
丹沢の女王を?を見つけしばらく写真を撮る。
10時19分:テン糞だ。唐沢に下りて、対岸の尾根にとりついて間もなくだ。
洗ったら見慣れない脊椎動物の脊椎骨及び羽毛の一部がでてきた。
これはこれから分析するので、待っていて下さい。
暗いので、フラッシュをたいている。
この他に、新鮮なタヌキ糞やアナグマ糞をゲットしてきいるので、
今日、明日と学校ですが、帰宅後が楽しみです。
メガネザルさんがツシマテンのムカデ糞のコメントがなければ、今回のムカデからなる
テン糞もゲットしなかったかもしれない。あらためてメガネザルさんに感謝します。
山中のテンが食べたのは、鳥?
ともかく、骨をしっかり観察したい。
2012年5月28日月曜日
始めてのコース The first route.
今日は、唐沢林道の沢側にあったバイカウツギを見にいった。
バイカウツギは花の大きさ、香り、雰囲気が素晴らしいので、「丹沢の女王」と
呼んでいる。
奥野林道にあった丹沢の女王は伐られてしまった。
唐沢林道の沢側のバイカウツギは見当たらなかったが、
新たに一本見つけた。が、どうも花が今一つ大きくなく、香りも薄いので、
ウツギとの種間雑種かなとさえ思う。自信がない。
今日は、物見隧道を越えて札掛方面に歩き、そこから、鍋嵐・熊ノ爪の稜線を目指した。
大収穫だった。テン、タヌキ、アナグマ糞を見つけ、シカによるスギの皮剥ぎも見つけた。
シカの下顎の大きな左右の第一切歯の痕が明らかだ!
さらに、写真は上手く撮れなかったが、メスジカの10頭以上の集団に出合った。
先ずは、今回の初めてのルートである。
唐沢林道から一度、沢に下り、そこから斜面を登って、尾根にへばり付くのだが、
歩く人が少ないせいか、動物たちの生活の場に踏み込んだ感じがした。
鍋嵐・熊ノ爪の稜線までの尾根には思いのほかタヌキやテン、アナグマ、シカ、イノシシ、リスなどのフィールドサインがたくさんあった。
次は鍋嵐に直登してみよう。
タヌキのタメ糞もしっかり新しいのがあった。
アナグマもテン糞も新しかった。どのような物を食べているのだろう。
洗うのが楽しみだ。
今日は、唐沢林道を物見隧道からは往復している。約14キロちょっとであった。
帰路の舗装道路はイヤだったが、丹沢の女王を探すため仕方がなかった。
2012年5月27日日曜日
歳をとる! Aging!
誰もが歳をとって行く。
赤ん坊が、子供になり、若者になり、大人になり、老人になっていく。
若さを感じたなんて云うことは、ほとんどなかった。
が、自分は若くないと感じることが多くなった。
何年前だったろう。電車の吊り革にぶら下がっている自分の手を見て、
なんて、シワが多く日に焼けているんだろうと他の通勤者の手と比べた。
この日に焼けたシワの多い手は、以来変わらず現在まできている。
当初は山歩きをしているから、他の人たちよりも手の甲が日焼けしているのだっと考えていた。
手の甲ばかりでない。
急いで歩いている筈なのに、多くの通勤者に追い抜かされるようになった。
山を週一くらいの割合で歩いているから足腰は強い筈なのに、、、。
ぼくは普段から登山靴を履いている。
出かける時は玄関のタタキにしゃがんで紐を結ばなければならない。
この身体を前屈させることができなくなってきた。
靴下をはくのも同じように大変だ。
子供の頃から前屈は苦手であったが、身体が急に硬くなってきているのが解る。
さらに、虫の声、鳥の声が聞こえなくなってもう15年経つ。アフリカから戻ってからだ。
好きなチャイコフスキーやショパンのCDを聴くことができない。
突然、音が聞こえたり、聞こえなくなったりするからだ。
それでもこのところCDを聴いている。
さらに、今、ぼくを悩ましているのは、身体全体が痒いことだ。特に、寝ると痒くなる。
寝る前に全身に市販のクリームを塗ることになる。それでも痒くなる。
レストランで出される丼物や麺類などの一人前の量を食べ切ることが大変になった。
ついこの間までは、ソバでもラーメンでも大盛りにしてもらっていたのに、、、。
アルコールの量も極端に少なくなった。飲みたくてももう十分と思うのだ。
中学・高校時代から、いつも自分を悩ませていた性に係わる身体からも、
ついこの間までは、自分の身体の一部でありながら自分の意思とは別の動きをみせた
外部生殖器の悩みからも解放された。
咳は若い時から出ていたが、このところは咳込むと腕が痺れることがある。
これが、歳をとることなんだ。
二日前に66歳になった。飲んで寝てしまった。
昨夜、釧路の妹から、従弟が末期癌であと3ヶ月だと電話があった。
そう、歳をとるということは、さまざまな機能が衰えるのだ。
その結果、さまざまな病気になるのだ。
93歳で死んだお袋が言ってた「生きるっていうことは苦しいことだ、、」
今、ぼくはその苦しさの階段を登り始めている。
今日は、これから専門学校のチャレンジキャンパスという高校生向けの授業だ。
できるだけ自分の持っているモノを高校生を含む若者たちに楽しく伝えていきたい。
手の甲ばかりでない。
急いで歩いている筈なのに、多くの通勤者に追い抜かされるようになった。
山を週一くらいの割合で歩いているから足腰は強い筈なのに、、、。
ぼくは普段から登山靴を履いている。
出かける時は玄関のタタキにしゃがんで紐を結ばなければならない。
この身体を前屈させることができなくなってきた。
靴下をはくのも同じように大変だ。
子供の頃から前屈は苦手であったが、身体が急に硬くなってきているのが解る。
さらに、虫の声、鳥の声が聞こえなくなってもう15年経つ。アフリカから戻ってからだ。
好きなチャイコフスキーやショパンのCDを聴くことができない。
突然、音が聞こえたり、聞こえなくなったりするからだ。
それでもこのところCDを聴いている。
さらに、今、ぼくを悩ましているのは、身体全体が痒いことだ。特に、寝ると痒くなる。
寝る前に全身に市販のクリームを塗ることになる。それでも痒くなる。
レストランで出される丼物や麺類などの一人前の量を食べ切ることが大変になった。
ついこの間までは、ソバでもラーメンでも大盛りにしてもらっていたのに、、、。
アルコールの量も極端に少なくなった。飲みたくてももう十分と思うのだ。
中学・高校時代から、いつも自分を悩ませていた性に係わる身体からも、
ついこの間までは、自分の身体の一部でありながら自分の意思とは別の動きをみせた
外部生殖器の悩みからも解放された。
咳は若い時から出ていたが、このところは咳込むと腕が痺れることがある。
これが、歳をとることなんだ。
二日前に66歳になった。飲んで寝てしまった。
昨夜、釧路の妹から、従弟が末期癌であと3ヶ月だと電話があった。
そう、歳をとるということは、さまざまな機能が衰えるのだ。
その結果、さまざまな病気になるのだ。
93歳で死んだお袋が言ってた「生きるっていうことは苦しいことだ、、」
今、ぼくはその苦しさの階段を登り始めている。
今日は、これから専門学校のチャレンジキャンパスという高校生向けの授業だ。
できるだけ自分の持っているモノを高校生を含む若者たちに楽しく伝えていきたい。
何故、ここにウンチしないの? Don't you use here, why?
5月24日は天気も良く自然探索にはもってこいの一日だった。
しかし、まったく新しい糞を見つけ出すことができなかった。
テンの古い糞やタヌキの古い糞はあるものの、一週間以内の新しい糞はなかった。
下は、この道を通ったらいつも見る、タヌキのタメ糞の場所である。
キブシやモミジイチゴなどの実生の苗床になっていて、
新しい糞がないのだ。
ここは、上の場所よりも50メートルくらいあがった所、
このタメ糞場所にも実生の苗床になっていて
まったく新しい糞がない。
これは、どういう訳なのだろう?
タヌキ夫婦にとっては、今は出産季になっていると思われる。
新たに子供が生まれて、育児に忙しい時季でもあるかもしれない。
そのような時季には、タメ糞の場所にウンチをしなくなるのだろうか?
なんとも不思議である。
他のタヌキのタメ糞場所もいくつか知っているので、調べなくてはいけないかな?
では、テン糞が見つからなかったのはどういう訳だろう。
単にぼくの見落としだったのだろうか?
イヤ、花木には気をとられてはいたが、糞を探しながら歩いたのだ。
ただ、いくつか気になる糞状のモノを見つけている。
これは、2匹のムカデだ。
糞?と思えるが、ムカデ以外の他の物がない。
このような一見糞と思える物を三か所で見つけた。
いずれもムカデの上のような死骸である。
動物に食べられたが吐き戻されたもの?
あるいは、消化不良のウンチとして排泄されたもの?
どなたかお分かりになりませんか?
2012年5月26日土曜日
スイカズラの香り Aroma of honeysuckle flower
今日は、庭の草むしりとモッコウバラなどの剪定をおこなった。
スイカズラが咲いている。嬉しい。
トルコではホテルやレストランの玄関にアーケードにされて植えられていた。
日本で、スイカズラを庭に植えているのを見るは少ない。
香りは最高級である。
香りは最高級である。
花を1個を摘んで、瓶詰にすると10日以上は香りが維持される。
このスイレンは千葉の農家から苗をもらったものだ。昨年から咲き始めた。
お昼前から咲き、3時を過ぎると閉じる。
ここにヤマアカガエルのオタマが20匹くらいいる。
トカゲだ。
左のプランターはisa隊員からもらったタヌキの肋骨付き背骨を腐らしている。
カナヘビは見なくなったが、トカゲをみるようになった。
今年になってからオナガが2羽で見られるようになった。
もう少し、綺麗な声を出して欲しい鳥だ。
昨日は、ケニアから帰国した青年協力隊員の帰国報告会を我が家でやった。
ぼくは、4時からウィスキーを飲んでしまって、酔い潰れてしまった。
ニューギニアヤマダガスカルから戻った熱帯医学研究者の話しもあったのに、
何たる無様なありさまだ。皆様に申し訳ない。
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