「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年8月10日水曜日

緑の島ースリランカー(3)

8月1日ミヒンタレの後、シーギリア・ロックの美女たちに会いに行く。
シーギリア・ロックへ向かう。
5世紀の後半に、この岩の上に城をつくり岩壁に美女たちのフレスコ画を残した王様がいたようだ。正面の凹んだところに画があり、そこは回廊となっている。
登るには、正面の錆びて破れた金網に覆われた鉄製の細いラセン階段を登る。
ハッと驚くような見事なものだ。僕の目は乳房や腰のくびれにひきつけられる。
先ずは、見てもらおう。 
クリックすると拡大 
胴は細くくびれてはいるが、すこし肉がだぶついている。 
この肉が少しだぶついているのが美しさの基本かも知れない。 
画は雨水に当たらないように、上部の岩がひさし状に削られている。
ここから、さらに鉄製の階段を登って上部へと続く。
近い将来にこの階段が崩れて多くの人たちが事故に遭うだろう。
ここでも大半がスリランカの人たちだ。 
階段を登っていくと、トクモンキーの群れが階段を支える支柱から下りてきた。
このような頼りない錆びた支柱に支えられている。
一行、思わず城跡でバンザーイ。 
僕もバンザーイ! 
下りは登りの人たちとすれ違うので怖い!
皆、引き攣った表情の笑顔だ。 
このシーギリア・ロックの上には王様がつくった貯水池(あるいは沐浴場?)があり、
サル糞があった。この場所を行動域にしているトクモンキーの群れがいるのが分かるが、複数いるのかな?
日本やヨーロッパにも敵から守るために岩山の上に作られた天守閣をもつお城がある。

2011年8月9日火曜日

緑の島ースリランカー(2)

8月1日午前中にスリランカで仏教が最初に伝来した聖地とされる
ミヒンタレの寺院遺跡を巡った。
ここでもサルやリスが見られた。
参道の岩に付けられた道を登っていくと、オオリスだ。
こんなに近くに出会えるなんて!
take隊員にこのリスを見せたかった。
参拝客が捨てたマンゴーの種子を齧っている。 
何と、人を威嚇までしている。
動物たちの天国?かも知れない。 
トカゲがいた。 
トクモンキーの群れだ!
ニホンザルと同じマカク属だが、ニホンザルよりもずーと小さく痩せている。 
オスのトクモンキーだ。 
メスのトクモンキーだ。ニホンザルと同じ群れ構造を作る。
頭の上の毛が放射状に広がり、カッパの皿になっている。 
何と、ほとんど混在するようにハヌマンラングールの群れがいた。
ここで丸一年でもサルの観察・調査をしたいものだ。
同時に2種類のサルが観察できる。 
こちらの遺跡のお寺に向かう場合は、素足で帽子を取らなければならない。
岩肌が焼けているので、日陰になっている箇所を探して飛び跳ねるようにして歩く。
海外からの観光客の数はほんの少し、大半がスリランカの人たちだ。
スリランカの小・中学生のバス遠足による参拝も多い。

32ギガのSDHCメモリーカードで何でもかんでも撮ってきたので、
写真の整理に頭を抱えている。
GPSを現地時間に合わせてなかったので、写真との対応が混乱している。

2011年8月8日月曜日

緑の島ースリランカー(1)

アヌラダプラという紀元前からスリランカ最古の都があったところで、
スリー・マハー菩提樹(お釈迦様がこの菩提樹の下で悟りを開き、紀元前3世紀に枝を分けて挿し木)の入り口で裸足になろうとしたら、幹の下の方にリスだ!
   (クリックして拡大)
シマリス風なので、調べているが、いまいち同定できず。
何かを拾って食べている。
菩提樹の枝の穴からインコが顔を覗かせている。 
ボケている。
周りはハヌマンラングールのいくつかの群れが生息。
ここの個体群のラングールたちは怪我をしている個体が見られる。
ラングールの群れは群れの中にオトナオスが一頭だけだ。
献花するスイレンの花を食べるオトナメス 
尾に注目!付け根の方の毛が無い。
ゴミ箱を漁っているラングール。
こんな姿、何となく懐かしい。 
参道に出ている群れもいる。
人々はサルたちをほとんど無視して歩いている。 
何かくれないかな?と待っているサルもいる。 
膝から下の右後ろ足が無い、立派なオトナオス、なかなか活発なボスだった。
睾丸を撮ってこなかったのが悔やまれる。 
日本各地にはかって餌付けられたニホンザルの群れがいた。
ニホンザルによる農作物被害や人への被害のため、ニホンザルの餌付けが中止された。
餌付けを経験しない群れでも農作物に被害を及ぼしている。
ここスリランカでもサルたちは農作物に被害を及ぼしているだろう。

しかし、人々はサル糞を踏まないように歩くだけで、
サルを含む動物たちを追い払おうとしない。

ハヌマンラングールはニホンザルより痩せて小さいので、口を開けて威嚇してくるラングールもいるが、人々は軽くいなしている。

2011年8月7日日曜日

スリランカの蛇使いの動画

蛇使いの動画です。
その独特の笛の音色を聞いてください。
籠が二つあり、開けたのは一つだけだった。
この音色、アジアの音色というよりも中東のような感じだ。
まず、お聞き下さい。

緑の島ースリランカー

両手を胸の前で合わせてお祈りするように
「アイボーワン(こんにちは)!」

スリランカは緑の島だった。
光と濃い緑と花々と遺蹟、寺院、動物と人が一緒だった。
昼に立ち寄ったレストランの庭で花々を撮っていたら、
手招きするしゃがんだ男がいた。
近寄ると笛を吹き始めて、コプラのはいった籠の蓋を取り、
蓋でコプラを怒らせて
立ち上がらせ、上手く操っている。
もちろん、お金を払う。
紀元前に栄えた古代の仏教寺院遺跡があるアヌラーダプラも含めて、
スリランカの至る処でハヌマンラングールやトクモンキー、
アジアゾウ、2種類のリスに出合えた。 
白壁の塀の上にいる。
顔が黒いので表情を見てもらうために露出を変えた。
ハヌマンラングールはキンシコウなどと同じコロブス亜科のサルだ。
いつでもどこでもサルを含む動物たちに会えるので、
ヒトと動物との共存をあり方を考えさせられた。
もちろん、気をつけないと糞を踏むことになる。
スリランカの人たちは上手に動物たちを追い払っている。
しばらくは、スリランカの動植物を紹介したい。

連れ合いの友人夫婦たちとの5回目の海外旅行だったが、
今回は、ぼくにとってはサルの予備調査をしているような感じさえした。

2011年7月30日土曜日

ガガンボモドキだ!

早戸川沿いを歩いていた22日(金)時である。足元の岩陰で見慣れぬモノがバタバタさわいでいる。ガガンボモドキだ!ガガンボモドキはしっかりと同定したことはなかった。蚊のでかいヤツがガガンボモドキなのだろうくらいにしか思っていなかった。
ガガンボモドキは行動学の教科書では超有名?な虫でもある。動物たちが異性を選んで交尾することを性選択という。これはダーウインが最初に注目していたことである。
この性選択には、異性をめぐって同性同士が争い、勝者が異性と交尾する権利をもつ同性内選択と、異性が好みの異性を選ぶ異性間選択がある。
発情期にオスジカたちが角を突き合わしてぶつかり合い、勝ったものがメスグループに入ってメスたちと交尾できるのが、同性内選択だ。また、クジャクのオスたちが尾羽を広げてメスの前でディスプレイをして、メスが好みのオスを選ぶのが異性間選択である。

ガガンボモドキは、求愛時にオスが持っている餌となる昆虫の質と量によって、メスが交尾時間を決めるというものだ。美味しそうで量が多い餌を給餌してくれるオスとの交尾時間は長くなり、オスは、十分な精子をメスに送り込めるというものだ。
なんと、ガガンボモドキのメスはヒトのメスと似ているんだ!とは思わないで欲しい。この行動はメスにとって当たり前だ!

さて、下のガガンボモドキは3匹がなぜか争っている。これはどうしたことか?
はじめに繋がっていたもの同士の2匹になった。
じゃー、上の写真の右の個体はオスで、何か餌を持ってきてメスに求愛しようとしているようだ。
しかし、下のオスの持ってきた餌の方が良かったから、このペアになったのだ!
と考えながら撮った。 

下は、クモキリソウではないかと思うものである。 
残念ながら花が終わっていた。 
これから、スリランカにサルを見に行ってきます。
と言うよりも、連れ合いたちとの旅行である。スリランカはカオムラサキラングールやなによりもニホンザルと同じマカク属のトクモンキーがいるので楽しみである。

2011年7月29日金曜日

ハナイカダ、エビガライチゴ、ヒメコウゾなどの種子の形と大きさ

本谷林道で採取した果実のタネ
ハナイカダである。
この種皮の模様、キイチゴ類の仲間に似ているぞ!
エビガライチゴの種子だ。
キイチゴ類はどれも種皮がこのような網目模様だ! 
ヒメコウゾの種子だ。
果実を三粒採取しただけなのに小さなタネがたくさんある。
種皮の表面がイガイガしていて、クワの種子とは違う。 
ミヤマザクラの種子である。
サクランボは一個の果実に一個のタネだ。
表面のシワシワ模様が他のサクランボには見られない特徴かな? 
ヨコグラノキの種子、乾いた状態だ。
V字型に切れ込んでいる端に果柄がつく。 
なんだか、食肉目のテンやアナグマたちが何を食べているのか、彼らが残した糞から調べようと思っていたら、いつの間にか果実のタネを調べることになっている。
彼らが食べているものは果実の他に節足動物があるのだが、これは外骨格、触覚、脚などはわかっても種までは同定できない。昆虫に詳しい仲間が欲しい。


2011年7月28日木曜日

良く似たオオクマヤナギの種子

早戸川沿いで見つけたテン糞の内容物の種子と良く似たオオクマヤナギの種子を同じ方眼紙上で比べてみた。
種子の数を同じにした。違いが判りますか?
今まで画面が暗いようなので明るくした。クリックすると拡大
同じ12個の種子だ。左が一回り大きいのが判るだろう。
左は早戸川沿いで拾ったテン糞のもの、
右は本谷林道沿いで採取したオオクマヤナギの種子。
テンが食べた果実は、十分大きくなって熟していたものであるだろう。
左のオオクマヤナギは僅かに残っていた赤や黒の果実からのものだ。
左のオオクマヤナギの果実は動物たちに取り残されたものなので、
大きく育たなかった未熟な状態のものであるのかも知れない。
しかし、果実はそうだとしても、種子までこのように一様に小型になるだろうか?

来年のオオクマヤナギの果実もしっかり採取して種子を比べなければならない。
また、他のクロウメモドキ科の植物の種子も採取して比較しなければ、
テン糞から出てきた種子が不明のものとなる。

早戸川沿いで見つけたテン糞(内容物)のタネを求めて!

7月25日にテン糞とハクビシン糞をアップした。
ハクビシンの内容物は、やまぼうしさんとの果実探しの歩きでミヤマザクラのタネで確定した。
テン糞から出てきたタネは難しくまだ確定していない。
下がアップしたテン糞を構成していたタネだ。
6-7ミリの長径で、長径の中央に溝が走る。
同じ一ミリメッシュの方眼紙の上に三種類のクロウメモドキ科のタネを乗せた。
上中央はオオクマヤナギ
左はクマヤナギ、右はヨコグラノキの種子だ!
一見すると上中央のオオクマヤナギのものにそっくりだ。
しかし、テン糞のタネよりも一回りも細く、小さい。
上のテン糞のものはどれも短径が2ミリ以上ある。しかし、オオクマヤナギのものは1ミリちょっとだ。長径も1ミリくらい短い。 
テン糞に入っていた状態の果実。
タネが一個入っている。
もともとの形はリンゴのように丸いというよりも少し洋ナシ状に近いか? 
下は、クマヤナギの果実の状態 
ヨコグラノキの果実、種子と葉 
オオクマヤナギの果実と葉 
種子の形状や大きさからはオオクマヤナギのものが一番似ている。
しかし、テン糞の種子とは違うものだ。

今回、やまぼうしさんに教わったヨコグラノキの種子の形状や大きさを見て驚いた。
葉や実と一緒に写っているタネ、あるいは三種類の右のタネ。
小麦粒にそっくりなのだ。
丹沢の夏山で、この小麦粒の塊でできたようなサル糞を見つけることがあるのだ。
確か、写真に撮っているのだが見つけられない。
これまでは、農耕地に出て、小麦畑を荒らしたハナレザルの糞だと思っていた。
ぼくが間違っていた。サルに濡れ衣の着せていたのだ。
ヨコグラノキの果実を食べていたなんて!
もっともヨコグラノキという名前を知ったのもやまぼうしさんのお陰だ。




2011年7月27日水曜日

清川村の道祖神と男根

昨日は本谷林道を歩き、伊勢沢まで足を伸ばした。
ミヤマザクラの果実とオオクマヤナギやクマヤナギの
果実を見つけて、種子を観察する目的であった。
案内役の先生はやまぼうしさん。
ヨコグラノキの果実や種子まで観察・採集でき、これまで疑問に思っていたサル糞や他の動物たちの糞の不明な内容物が一気に解決した。これらのことに関しては資料整理と水洗いがまだなので次回にアップしたい。

朝、6時に出たら清川には7時に着いてしまった。
1時間も早くついたので、八幡神社の周りを散策した。
鳥居の階段の横にひっそりと鎮座していた。道祖神、、、。
その中に男根がある(右端)。クリックすると拡大します。
裏からみるとリアルに彫られている。 
ぼくは、勃起した男根は威嚇・防衛のシンボルであると考えている。
道祖神たちの前に鎮座しているのは、清川村の守りとして、さらには旅人たちの
安全を祈願してのものであると考えられる。
常々ぼくは勃起した男根は子宝を求めたり、夫婦円満を願うものではないと、サルの行動観察から考えていたので、このように道端に道祖神と一緒に祀られているは、ぼくの考えを裏付けてくれるものであると思い、凄く嬉しい発見であった。

この神社周辺はいろいろ見るべきものがあり、1時間があっという間に過ぎてしまった。

2011年7月26日火曜日

早戸川沿いで

早戸川沿いを歩いたが、雷平まで行けなかった時の続き
伝道の登山口にあるツノハシバミ
この果実、ハシバミの実と同じように炒って食べられるようだが、、、
まだ、食べたことがない。
それにしても何故このような形になったのか?
ケンポナシ同様奇妙な実だ。
さて、今日はこれからやまぼうしさんたちと丹沢で木の実採集だ。
お昼はインスタントラーメンにしよう。

2011年7月25日月曜日

早戸川沿いで見つけたテンやハクビシンの糞内容物

16日の早戸川沿い歩きで2箇所で新しい糞を見つけ、ゲットしてきた。
昨日、それらを水洗いした。
下は、岩の上にこれ見よがしにあったテン糞である。
見たところ、ウワミズザクラかマメザクラの果実を食べた糞だと思った。
水洗いして出てきたのは、果皮と種子であり、種子だけを取り出したのが下の写真だ。
長径6、7ミリの大きさで、縦に割れ目がはいってる。
これ、サル糞の中にも以前入っていた果実の種子だ。 
果実と種子の様子。生乾き状態だ。
テンは何の果実を食べたのだ?
今、熟している果実は?教えて欲しい! 
ハクビシン(多分)の糞だ。
これこそヤマザクラの果実を食べたものだと思った。
念のため採集し、水洗いした。が、見事なほど特徴ある表面の種子である。
これもテン糞の果実と同じように一つの果実に一つの種子だ。
この模様、見たことがある。が、思い出せない。
ソメイヨシノの種子よりも一回り小さい。
ハクビシンは木に登ってこの果実を食べたのだ。
まったく土砂が混入していない。
テンやハクビシンがそれぞれ食べた果実は違っていた。
糞の色、見た目は黒紫色だ。
今の時季に生る木の実で黒っぽいのは何だろう?
当てずっぽうで良いから、今の時季の木の実を教えてほしい。
(クリックすると拡大します)

2011年7月24日日曜日

増水の早戸川

(Dellノートパソコンでアップ)
最初の橋が流されていた。
ここを右から左へ渡渉する。
セミ、これってヒグラシでしょう?がぼくが動く度に追いかけるように鳴く。
8月に入ったら、テントを持って雷平かその周辺で一泊したい。
生の鹿肉(高宕山実習の残り)があるので、スキ焼で食べたい。
isa隊員いかがですか?クモキリソウ(多分)を見つけました。
テントは二人用、三、四人用があります。
ナデシコの仲間が咲く時季が良いかな?

2011年7月23日土曜日

凄い水量の早戸川

今朝、6時に家を出た時は、雷平から蛭ヶ岳へ行くつもりだった。
松茸山登山口付近は早くも車がいっぱい。
早戸川沿いは各所で土砂崩れの跡、すでに土砂や岩、木は車が通れるように取り除かれている。丹沢観光センター付近で大勢の子供たちと付き添い。どうもセンターに泊まっているようだ。横浜の外遊びが中心の幼稚園かもしれない。
魚止め橋を過ぎて砂利道に入り、ヘアピンカーブで駐車する。
早戸川の流れの音がうるさいくらいだ。

(下の場所はいつも土砂が崩れている)
 涼しいくらいだ!
伝道の雷滝・大滝までの看板が新しいものになっている。
各所で標が新しくなっている。
造林小屋である。誰かが泊まっているようだ。

ここからの腐った木の橋は、そのままで修理されていなかった。

ぼくが歩くと、ヒグラシが叫ぶように鳴く。
丸太橋が流されているので、渡渉する。冷たい!
流れが速く、足を川底から離すとそのまま流されてしまいそうだ。
もう一箇所、ここは川幅が狭いだけ、深く流れも急なので、諦める。
帰路、最初の渡渉したところで靴を脱いでいると、若者がやってくる。
どこを渡ったか?と聞いてくるのでストックで指し示す。
彼、そのまま流れに入る。下流を背にしながら、ゆっくり一歩一歩のカニ歩きだ。
礼を言って、歩いていく。沢歩きのスタイルなので彼ならぼくが渡れなかった箇所を渡れるだろう。
渡り終えて足を拭き、腐った橋を渡っていると30代の単独行がまた一人、登ってきた。雷平から丹沢山でも登りそうな大きなザックだ。
丸木橋のことを聞かれた。気を付けてと言う。
伝道で、ゆっくり林道を下っていると、今度は30代のペア登山者。
恐らく二人とも最初の渡渉も無理だろう。

パソコン、昨日1日かかって初期化したのに、やはりオカシイ。
画像をアップできない。
新鮮なテン糞とハクビシン糞を見つける。
どちらもヤマザクラの果皮と種子からなっていた。

2011年7月22日金曜日

袋角のオスジカ-野生動物とダニ-

高宕山実習の続き:
お隣のSさんからはシカの頭や脚ももらう。
角に皮が被っている。いわゆる袋角の状態である。
春過ぎになるとオスジカたちは角が伸び始める。
このオス、一本だけであるが、これから更に枝分かれしていくのだろう。
このシカ、翌朝もものすごい数のダニがくっついている。
おそらく、この頭の部分だけでもコップ半杯くらいの数のダニが血を吸っていたのだろう。
シカ一頭にはどのくらいの数のダニやヒルがついているものなのだろう。
以前、丹沢の道路で、轢かれて間もないアナグマの死体を見つけたが、
アナグマの身体からまるでアメーバーが触手を伸ばすかのように放射状にダニが道路に拡がっていた。
野生動物たちは、ダニやヒルに血を吸われても元気に生きている。
実習中も昨日のテストの採点及び評価付けまでたいして気にならなかったが、昨夜は気が抜けたのか身体中のあらゆる部分が痒く、掻きながら寝ていた。さらに、今頃になって山歩きでぶつけたところが痛く感じる。
野生動物たちは、痒いとか痛いなんて感じる余裕の時間は少ないのだろう。
身体を地面や木や岩に擦り付けたところで、痒さは一時凌ぎだろう。
ぼくらは、痒み止めをつけたりすることができるから痒さを凌げるが、緊張の連続だと痒みや痛さも忘れてしまうのだ。
(写真はグロテスクなので、少し離れて撮った)
これは、解体されたイノシシの頭骨と四足のヒズメである。
オスイノシシであるが、犬歯の発達が悪いので、まだ、二歳くらいと見た。 
これらの頭は専門学校に持ち帰ってもらった。
Ame君とMatさんとで、剥被し、除肉し水に浸けたようだ。
足は乾燥標本にするために冷凍庫に容れてもらった。

2011年7月21日木曜日

二泊三日の高宕山(続々)

3日目、イノシシの解体を見た後、高宕川の沢へ
沢で、橋桁の跡の穴に飛び込む学生たち

パソコンの調子が良くない。いよいよかな?と思っている。
今、ちょっと前、昨日の慶應日吉の授業の試験、約500名分を採点し終える。
で、またまた腰が痛くなった感じだ。
でも、これで夏休みなので、大丈夫!