「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年6月14日月曜日

糞の内容物から出たビーズ玉


土曜日に仏果山で見つけた糞。
テン糞?それともハクビシンの糞?
長者屋敷キャンプ場でハクビシンの死体を見つけてから、今、混乱状態。
これを採集してきて水洗いした。
内容物はサクラ(種同定できず)の果皮つき種子と下の種子であった。
拾ったときには桑の種子くらいに思っていた。
しかし、洗ってみるとモミジイチゴやニガイチゴの種子に似ている。
しかし、それらよりも一回りも小さい。
今の時季の果実でこのような種子をもつものは、何だろう?
さらに、この糞の中に、下のビーズ玉が入っていた。
これは、動物に食物と一緒に食べさせて、その消化から排出されまでの時間を測定したり、
動物の行動範囲を測定するのに使われるものである。
今では発信機を装着して行動域を調べることが多くなっているが、
このようなオーソドックスな方法で調査・研究している人たちに好感が持てる。
ぼくは、ビーズ玉よりもイチゴの仲間の種子と思われるものを知りたい。
なお、この糞は、仏果山から土山峠へ向かう途中の「危険な細尾根」で見つけた。

2010年6月13日日曜日

学生との仏果山


湘南台駅西D出口を6時半にでる。今日も快晴だ!
7時半には大棚沢駐車場に着き、仏果山登山口から登る。
ヒル避け用の溶液は空であった。
が、登山道は乾いていてヒルは見当たらず。
一応、飽和食塩水を噴霧。

ところどころにタツナミソウが咲いている。
二組の登山者夫婦に追い抜かれる。
高取山に向かう。ヤマツヅジが満開である。
サクランボなどの果実の種子が剥きだしたテン糞が
これみよがしに転がっている。
高取山の展望台に上がる。
中年夫婦が走りながら登ってきて、駆け下りていく。
スイカズラがたくさん咲いている。一枝を折り取って学生に渡す。
その匂いに満たされ、
折口を濡らしたティッシュにくるみビニール袋に容れる。

記念撮影とした。二人ともなんとなく緊張しているスタイルだ!
靄っていて見晴らしが良いわけではないので、仏果山へ向かう。
頂上直下近くで節足動物の外骨格だけのテン糞を見つけゲットする。
仏果山の休み台には何人もの登山者がいる。
今日は、暑いので皆水を飲み、汗を拭いている。
見晴らし台に登る。風があり気持ちが良い。
足下には、アオダモ?の赤紫色の果実が、、、、。
まだ、10時半なのでお昼には早いので、山頂を後にする。
このコースでは一番危険なところに出る。
カナウツギの花穂?蕾?それとも花が終わった後なのか?
太いロープがある急斜面で、
彼女がずるずるとゆっくり愛甲町側に落ちていく。
ぼくは、黙ってそれをみている。
なんと彼女はカメのようにゆっくりした動作である。
滑り落ちないように頑張っていることがわかる。
慌てて、彼女の手を掴み、引き上げる。
自分は動作が緩慢である。鈍いという。
「え?まさか?」という思いで彼女を見る。
ズボンもブラウスの胸元も乾いた土まみれである。

これ以降、後ろの彼女に注意を払うことにする。
いくつものテン糞があり、途中の休み台でお昼にする。
お昼を食べて、話しながら歩いていくとジムグリである。
土山峠と経ヶ岳への分岐で休んでいると、またも走って登ってきた登山者。
湿ったところでヒルにやられたようだ。右足の靴下が赤く滲んでいる。
土山峠に下りて、強い日差しの中を大棚沢駐車場まで、
途中で、何人ものジョガーが通り過ぎる。
不思議な山歩きであった。

2010年6月12日土曜日

渓流でのひと時!

焼小屋沢橋をすぎヘアピンカーブを登ってしばらくいくと、
伊勢沢林道から奥野林道へのぼくのコースがある。
急峻な斜面を木を伝いながらおりる。10分もしないで沢だ。
毎回、沢につくとイワタバコの様子をながめる。
伊勢沢ではもっともイワタバコが群生しているところでもある。
沢の岩の上にはウワバミソウが、、、、。
ぼくはこのウワバミソウを一度もしっかり料理して食べたことがない。
箱根のサルを調査していた頃、
奥湯河原の旅館では毎年、ウワバミソウを山のように摘んでいた。
皮を剥いて、叩くとねばねばした状態になるという。
岩魚?山女?が一匹流れに逆らって漂っている。
ときおり水面上を飛んでいる虫に飛びつく。
なんと、体全部を水面から飛び出て、飛んでいる虫を捕まえる。
ぼくは、鳥屋で買ったカツ丼弁当を食べながらそれを見ている。
ご飯粒を投げ入れてやる。
上手く、見つけたら飛びつく。
水の中に落ちて流れたものには興味を示さない。
なるほど、この魚は毛ばりが効くわけだ。
頭上にはチドリノキが陽光を浴びている。
ここでは、いつもお昼にしたり、湯を沸かしてお茶にしている。
そうそう、この日はヒルには一匹も遭わなかった。
雨が降らないので落ち葉の下深くに潜んでいるのかな?
今日は、これから慶應の女子学生と丹沢だが、やはりヒルは出ないかな?

2010年6月11日金曜日

イタチとテンの糞の消化の違い

昨日、伊勢沢林道でイタチ糞とテン糞を採集してきた。
イタチ糞である。右にオトシブミがある。
音見沢橋の欄干上のテン糞。右の方を持ち帰る。
両者の糞をまったく同じように水洗いした。
イタチ糞の中には、9個のヤマグワの種子と2個のサクラ(種不特定)の種子
他に、土壌動物の節足動物の外骨格や脚があった。
これはテン糞である。3個のサクランボウ(左端から下へ)と8個のヤマグワの果実で、これが全てである。
イタチ糞では、ヤマグワの実やサクランボは果皮や果肉は消化されている。
一方、テン糞ではヤマグワは果実がそのままでちょっと潰れただけで、サクランボウは果肉が少し消化されたかな?と思うような状態である。

テンはイタチより果実を分解・消化できないのか?

これまでもテン糞はサルナシを食べれば糞はサルナシで作ったジャムのようであり、ただ潰されただけのような状態で糞として排出された。
イタチもテンも食肉目の動物で、植物の果皮や葉などの細胞を形作っているセルロースという炭水化物を消化して吸収することができない。
しかし、果肉部分は蛋白質、糖質、脂質、無機質やビタミンがあるのでそれらを消化吸収できる筈だ。
このように消化できないのなら大量に食べなければいけない。

それとも果実を食べた糞は、単にナワバリや行動域の誇示宣言としての匂い付け(Scent Marking)の意味しかないのだろうか?
そうすると、冬季のキブシを食べた糞の意味がわからなくなる。
いずれにしても、飼育下の動物で、消化率なども含めて調べてもらいたい。

行ってきた!

昨日の天気に負けた。歯医者へ断りの電話を入れて、すぐ出発。
渋滞すると思った道も9時を過ぎているので、車はすいすいと流れ、
鳥屋の雑貨屋でお弁当やチョコなどを買う余裕さえでき、
10時10分には水沢橋の林道ゲート前に着いた。

気持ちの良いくらいの初夏の快晴の山道にはいる。
歩き出して、今日は伊勢沢を詰めて姫次・焼山の稜線に出ようとおもった。
橋を渡ってすぐヤマグワがたくさん生っている。
ここで10分くらい桑の実食いに費やす。指先は紫色になる。もちろん唇もそうだろう。
ペットボトルの水を空けて、黒い実を容れたいほどだった。
モミジイチゴをの黄色い実を食べる。ここでも時間を潰す。
途中で80歳をゆうに超えた登山姿の男性に会う。
川崎からオオバアサガラを見にきたという。
音見橋にやってくる。あったぁ~、オオバアサガラのシャンデリア(やまぼうしさんの言葉)!
オオバアサガラの手前はヤマグワの木で実がいっぱいついている。
橋の欄干の上にはテン糞が三個、サクランボや桑の実を食べたものだ(ゲット)。
テンは欄干から飛びついて桑の木に登るのか?あるいは、ここで一服するのか?
いずれにしても、ウンチをこれだけしているので、「この桑の実は、ぼくのモノだ!」という
ナワバリを誇示している糞だ。
独占して食べたい気持ちはよく解るが、黒い果実をいただきます。
何となく、穏やかな気持ちになったので、欄干が見える上の写真の奥の日陰で
寝転んで空を見上げる。
遠い昔、こうやって空を見上げて寝転んでいた子供の頃を思い出した。
テンが桑の実を食べにくるかもしれないとこのまま待つことにする。
しばらくすると人の足音。寝転んでいるぼくを見て、そのまま戻ってしまう。
起き上がり、焼小屋沢橋をわたり、、、、。
イワタバコの花はまだ?伊勢沢に下り、そこでお昼、奥野林道を下ってもどる。

2010年6月10日木曜日

ユウスゲが咲いていた!

今年もユウスゲが咲いている。
すでに一つ咲き終わったのがあった。
木漏れ日の中で一日だけの花だ。
淡い香りがある。
この花の油炒めが好きだ。
春先の新芽の酢味噌和えもおいしい。
毎年、アブラムシがたくさんつくのに今年は梅の木の徒長枝にもアブラムシがついていない。
駐車場前の道路との境目に小さなサフィニアが咲いているのを見つけた。
ここは朝日と西日が当る。
どこからか種が飛んできたのだ。
この子は良い場所に生まれたものだ。
今日は、良い天気で休日だが、歯医者へ行かなければならない。

野生動物たちの歯を見ていると、ぼくのような状態ではもう生きてはいけない。
動物たちは歯で動物を殺し、枝を折り、葉や堅果を齧る。
虫歯の野生動物の頭骨は拾ったことがないが、磨り減った歯の持ち主は
食物を獲ることができなくて、餓死したものと思われる。

ぼくらヒトは、食物を手や道具を使って砕き、煮たり焼いたりして消化し易くする。
更には、発酵させて、さらに歯や胃腸の負担を軽くしている。
自分の歯が無くても人工歯で食物を噛み砕くことができる。
今は流動食まであって、歯が無くても生きていける。

第三大臼歯が出てこない人や小臼歯が出てこない人、あるいは切歯が一対しか出てこない人が増えているようだ。
柔らかい食物をとるために、ますます歯が不必要になっている。
未来人は犬歯だけとなり、さらには一本も歯が生えなくなるようだ。

赤いリンゴをガブリと咬む美味しさ、乾物の魚を歯で引き裂く楽しみが無くなる。
ヒトは自らを家畜を改良するかのように変えていっている。

2010年6月7日月曜日

何故か?ユーミンを思い出した、、、

例年なら梅雨に入っていてもおかしくない時季
雨を待ちきれず庭のアジサイも咲き始めている。
庭の下草はドクダミが蔓延っている。
ドクダミの花はトイレにも、居間にも台所にも一輪挿しされている。
ドクダミの草むらを歩くと、特有の嫌な匂いがする。
この匂いがこのところ気にならなくなった。
かえって郷愁さえ感じる匂いになっている。
子供の頃、祖母からゲンノショウコ、オオバコやミミズを干したのを急須に容れて呑まされた。
釧路にはドクダミは生えてないが、この匂いも子供の時嗅いだような、、、、。

総理大臣が、ようやく2、3世議員ではない庶民の生活を理解できるような人になった。
議員がまるで世襲制であるかのように選出するぼくら選挙民が悪い。
何の経験も無い若者が名前だけで選出される。
これは、スポーツや芸能で名の売れた者が選出されるのと一つの太い根が同じところにある。

アフリカのチンパンジーやゴリラを見てもらおうと、松任谷由美さんと一緒に森の中を歩き回ったことがあった。お昼の時間から山の中でワインを美味しく飲みながらお喋りをした。
「芸能人やスポーツ選手が議員に立候補するのは間違い!」
「選挙は人気投票だ、有名人が受かるのは当たり前!」

ぼくは、彼女のことが知らなかった。ユーミン、ムーミン、イルカなど区別もつけられなかった。
ガラガラ声なので歌手とも思えなかった。
だから、歌声を聴いた時は、「これ聴いたことがある!これも知っている!」
とびっくりしたものだ。
管直人首相が誕生し、ユーミンのことが思い出された。
これも人との不思議な出会いだ。

2010年6月6日日曜日

偶然が続く!

  ホタルブクロがナツツバキやウメの木の下にいっぱいだ。
昨日は専門学校の高校生向けのチャレンジキャンパスを引き受けた。
いつもは横浜からJRで東京・大手町に行くのに、
昨日だけ、たまたま小田急で
代々木上原経由で大手町に出ようとホームで千代田線を待っていた。
下りの小田原方面行きのホームには二人の山行き姿の男性がいた。
ぼくは、二人の姿を羨ましい気持ちで見ていた。
一人がザックから小さな双眼鏡を取り出して何かを見ている。
山に双眼鏡を持っていくなんて生き物が好きな人なんだな~、、、。
ん?あれ~?
先日(5月21日)の丹沢の御殿森ノ頭で出会ったI.Sさんだ!
こちらのホームをちょっとでもみたら大きく手を振ろうと思った。

こちらを見た!ぼくは前に出て両手を挙げて大きく振る。
「こんにちは!お仕事ですか?」とI.Sさん。
電車が来て、彼は乗っていく。ぼくは早速メールする。
こんな偶然があろうか?
昨日、I.Sさんはサルの群れに出会っている。
ん~ん!
 色の抜けた白いホタルブクロも咲いていた。
これらは隣人からいただいたものだ。
人の出会いとは面白いものだ。
このようなささいな事でも心に残る。

2010年6月5日土曜日

ハクビシンの頭骨Skull of Paguma larvata

先日の丹沢実習で拾ったハクビシンの頭骨だ。
始めての壊れていないハクビシンの頭骨でもある。
これまでのハクビシンの頭骨は道路で拾った轢死体からのものだったので、
形作るのが困難なものばかりだった。
この頭骨を見つけたときは、アナグマかテンのものと思った。
が、アナグマともテンとも違うのでハクビシンと同定したのだった。

標本が完成してあらためて見直した。
アナグマやテンと違うところは、前頭骨から出ている後眼窩突起が
タヌキのように鋭く、突き出ていることだ。
アナグマやテンの後眼窩突起は目立たないものだ。
残念なことに、上顎の歯が8本、下顎の歯が4本抜け落ちている。
聴胞の後ろにある頚静脈突起が目立つ
正面から見ると眼窩下孔の大きさはテンと同じくらいだが、
アナグマとは比べ物にならないほど小さい。
アナグマやテンよりもはるかに目が良さそうだ。

2010年6月3日木曜日

テイカカズラの花の香り!

香りの良い花が大好きだ。
初春はジンチョウゲから始まり、今、テイカカズラやスイカズラが咲いている。
こんなに良い香りを撒き散らしているのは、虫たちを呼び寄せて受粉してもらう工夫なの?
それにしては多くのチョウや虫たちが集まっている訳ではない。

ジンチョウゲが花開く時季は虫たちも出回っていない時期だ。
さらには、秋のキンモクセイが咲く時季ももう虫たちが越冬し始めている時季だ。
花の良い香りはどのようにして進化して作られてきたのだろう?

2010年6月2日水曜日

ホタルブクロが咲いている!

昨日、学校から帰ってきて庭にでた。
ウメの木は元気な手を伸ばすように、たくさんの徒長枝が、、、。
ナツツバキも葉が生い茂り、すっかり初夏の様子だ。
光りをもとめてホタルブクロが伸び、花が咲いている。

長芋のツルも伸びて、今年もムカゴがたくさん採れそうだ。
ユリたちの頭の様子がおかしい。アブラムシだ。
アブラムシがスカシユリを除くユリたちの蕾や葉の汁を吸っているのだ。
今年は花が見られないようだ。もっと早く気づいていれば取ってやったのに、、。
ホタルブクロやドクダミはアブラムシにもナメクジにもやられない。

2010年6月1日火曜日

マツオウジの味・香り・感触と!

先週木曜日に「祠の分岐」で採ってきたキノコのマツオウジ
これを食べてみた。
どの本にも書かれているように苦い!
湯でこぼすして苦味をとると書かれている。
それでも苦味が残る。
感触は、アワビだ。すごく引き締まっている。
エリンギのようだとも言える。
短冊状に細く切って、湯でこぼしたのを炒めものにしたら良いかもしれない。
何やかにや唸りながら半分以上は食べた。

頭骨について書いていた本の再校ゲラの見直しが終わった。

「頭骨コレクション」-頭骨が語る動物の暮らし-

というタイトルで築地書館から今月下旬に出版されます。
ようやく呑めるかな!とも思っております。
皆様には大変感謝しております。

2010年5月31日月曜日

国立科学博物館:ラベルを見て ん?



上野の国立科学博物館で気になるラベルがある。
それは昨年も気がついたのだが、見間違えかも知れないと思っていたのだった。
常設展示のゴリラ(頭の毛が赤いのでニシゴリラだ!)の剥製である。
このラベルが霊長目オランウータン科となっている。
以前、ゴリラ・チンパンジー・オランウータンはヒト科と区別するために、
オランウータン科とされたこともあった。
しかし、もうかなり前からヒト上科に含まれる、テナガザル、オランウータン、ゴリラ、チンパンジー、ヒトは、テナガザル科、オランウータン科、ヒト科の3つの科に分類された。
テナガザル科は変わらない。
オランウータンはゴリラ・チンパンジー・ヒトの系統から早くに枝分かれした。
オランウータン科はオランウータンだけ、
ゴリラ・チンパンジー・ヒトはヒト科に含まれる。

このラベルの内容が変わらないのは、担当の研究学芸員が類人猿やヒトの進化・系統に関して、特別の概念を持っているのだろう。

2010年5月30日日曜日

続)動物園関係者との山歩き

宮ヶ瀬尾根を歩いていて、直径15センチくらいのキノコを見つける。
イグチの仲間だ。ゲットする。
イノシシ糞だ!
ヤマボウシさんのブログで見たササバギンランだ!
ジャケツイバラが満開だ。
花は鮮やかな黄色で森を明るくしている。
が、このツルの大きな棘には悩まされる。
「祠の分岐」でゲットしたイグチを手でちぎってインスタントラーメンに入れて食べる。
残りを夕食の味噌汁にも入れる。美味い!
が、名前を同定できず。食べる前にちゃんと調べるんだった!バカだねぇー!

祠の分岐のアカマツの枯れ木に大きなキノコが出ている。
動物園の若者がチンパンジーのように木の枝を駆使して採ってくれる。
持ち帰って調べたが解からず。美味しそうなので冷蔵庫に保存中。
物見峠から唐沢林道を歩くと、ヤマボウシの白い花が満開だ。
これほどたくさん咲いている木も珍しい。
サルナシのオス木だ。雄花が咲いている。
そして、逢えた逢えた、とうとう逢えた。匂いで恋しい女王とわかった。
ここには2本のバイカウツギがあった。GPSにポイントをチェック。
巨大とも思えるような、2、3日前のサル糞あり、サルの群れが林道を歩いたようで、
同日のいくつかのサル糞があった。
雨が降りそうで、時々ポツポツと落ちたが初夏の丹沢を楽しんだ。

2010年5月29日土曜日

大哺乳類展 陸のなかまたち


専門学校生5人と上野の国立科学博物館で行なわれている「大哺乳類展」

水牛とヘラジカのトロフィー
角や毛皮に触ることができた。
骨格の多様性では展示の骨格と説明を付き合わせるのが困難。
もっと、じっくり見たいと思っても押し出されるように進まなくてはいけない。

1)哺乳類の来た道
2)からだ
3)くらし
4)自然を記録した人たち
5)共に生きる

3)くらしのコーナーのヒグマ・シロクマ・マレーグマ・ツキノワグマ
6月13日が閉館なので、混んでいるのは閉館が近いからかと係りの女性に聞いた。
なんと、今日は空いているという。
GWの時は入場するのに1時間や2時間待たなければならなかったようだ。

このような催しが盛況なのは、野生動物に係わるものとして凄く嬉しい。
10時に入場して12時になってもまだ2)の骨格の多様性を見ていた。
会場から出て、屋上のハーブガーデンでお昼をとる予定だったが、再入場できないので。
1時まで見て、あとは通り過ぎただけである。
次には「海のなかまたち」が始まるが再入場できるようにしてもらいたい。
昼食後は、常設の展示をみる。
学生を引率してきたという霊長類研究所の大学院生だった女性から声を掛けられた。