先日、散歩に出たら、我家からそう遠くない近所の庭の柵に「シロメダカを譲ります」と張り紙があった。
早速、園児が砂場で使うような小さなポリバケツがあったので、それを持ってピンポンを鳴らした。シロメダカを欲しいと伝えるとお店で金魚や水草などを買った時に容れてくれるビニール袋を持って奥さんが玄関から出てきたので、「これに容れて下さい!」っとバケツを出した。
御主人も出てきて、シロメダカをすくって入れてくれた。水草のホテイアオイも2株くれた。
シロメダカOrzyas latipes
子供の頃は金魚屋で売っているヒメダカやタナゴを熱帯魚のように見つめていた。道東の釧路湿原にいるフナやトンギョ、ドンコ、ドジョウ、ヤチウグイなどとは違いヒメダカは熱帯魚のグッピーのようだったし、タナゴは一見エンゼルフィッシュのように思えた。
当時の熱帯魚はとても子供の小遣いで買えるような値段ではなかった。そのため、ヒメダカ数匹とタナゴを2匹買った時は宝物のように思った。冬は小さな水槽をストーブのある部屋に置き、夜は水が凍らないように古い毛布で包んでストーブの側においた。
今、グッピーを飼っている。4月になると外の睡蓮鉢にも移す。
釧路では水温を20度くらいにするためにヒーターを装着しなければならないが、こちらでは川魚のモツゴやヨシノボリを飼うようにしていても子供が増える。手間がかからないが、時々、水槽に付いたコケを取ったり、汚れた砂利を洗うくらいなものだ。
庭の睡蓮鉢やヒメダカを入れた水鉢は洗ったことがないが、鳥たちが水浴びをするし、虫などが溺れて死んでいる。狭い中での完結した生態系とはなっていないので、水を取り替えたり洗った方が良いのかも知れない。ともかく、シロメダカは冬になってもそのままで良いだろう。
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