朝、5時に家を出る。今日は、やまぼうしさんに教えてもらったシカの死骸を拾いに行く。
これが、その現場。狩猟後、ここで解体したようだ。上顎と四脚と肋骨つきの肉を取り、脊椎と寛骨だけは用無しで捨てたのだ。
下顎はあるので、上顎を捜したら、3、4メートル上にあったが、角だけを持っていったようだ。
そんな解体作業をやっている現場は凄惨な様子が窺える。
下顎などは後で持ってかえろうと、岩の上にのせて、上流へ向う。
50メートルも歩かない内に再び、シカの解体痕。
これをみて、この沢に他にいくつシカの解体作業をした痕があるか、調べようと思う。
2009年3月31日火曜日
2009年3月30日月曜日
このマユの餓は?
先日、伊勢沢林道で見つけた繭?
これとほぼ同じものをもう一つ2月に見つけましたが、それは中の蛹が空の状態でした。
これは、蛹が入っています。
でも、死んでいるのか、軽すぎるのです。また、このように蛹を包むべき枯れ葉が取れております。
この餓は誰なのだろう。繭の長径が55ミリもあります。大きな餓のようです。
下の写真が、2月に伊勢沢で見つけたものです。繭の中の蛹が半分になって空でした。
2009年3月28日土曜日
足踏み?
2009年3月27日金曜日
反省!
2009年3月26日木曜日
これは何のフィールドサイン?
2009年3月25日水曜日
アズマイチゲとイノシシ
昨夜は9時半に寝た。
2時頃から目覚めるので。3時半には起きる。
外は雨模様ではない。
5時に家をでる。安全運転を心がける。
6時に林道ゲート前着。久しぶりの丹沢でウキウキした気持ちだ。
右膝、痛みを感じない。
木々の芽生えを見たり、撮ったりしながら歩く。
山越えして隣の林道へ向おうと思ったが、調子が良いので、この伊勢沢林道終点で気が変わり、沢を詰めることにする。
間も無く、ヤマトリカブトの芽生えの群落地帯をすぎる。
と、アズマイチゲが首をもたげている。ポツンポツンと十数株、白い花弁をさげている。
午後から晴れて温かければ咲くだろう。
伊勢沢の最後?最初?は岩壁である。ここを右に巻いて登っていくと焼山と蛭ヶ岳を結ぶ登山道にでる。しかし、今日は、雨のことと膝が心配なので、戻ることにする。
一人で、記念写真などを撮っていたら、案の定雨がポツポツときた!
下りは、やはり右膝がダメ、痛い。ストックを持ってきて正解だ。
一人で、記念写真などを撮っていたら、案の定雨がポツポツときた!
下りは、やはり右膝がダメ、痛い。ストックを持ってきて正解だ。
トビよりも大きな鳥がゆっくりぼくの横を飛んでいく。
飛び立ったと思われる方向へ目をやると。
ん?カモシカ???近づいてみると、イノシシだ。
雨が降っているが、後悔しないようにしようと思う。
そのために、今日は、大きな厚手のビニール袋や、カッターナイフや研いだナイフを持ってきているのだ。
首がかなり食べられているので、15分くらいで頭を首から離すことができた。
まだ、全然腐っていない。肉を少し取ろうかと思ったが、頭だけもらって、他は丹沢の動物たちにあげよう。
首がかなり食べられているので、15分くらいで頭を首から離すことができた。
まだ、全然腐っていない。肉を少し取ろうかと思ったが、頭だけもらって、他は丹沢の動物たちにあげよう。
頭の皮や肉も剥がす。ザックに容れたが、重い。でも、ニンマリだ!
このイノシシ君、おそらく、滑落して打ち所が悪かったのだろう。
お座りしたままの姿勢で、昨日か一昨日死んだようだ。
猛禽や、ネズミ、テン、アナグマ、タヌキ、キツネ、クマたちはしばらくは毎夜宴会だろう。
膝の痛さも忘れて、小雨の中を傘をさして車までもどる。
帰宅が12時半であった。
2009年3月22日日曜日
ユキヤナギ咲く
2009年3月21日土曜日
タチツボスミレ咲く
2009年3月19日木曜日
鼻もろとも噛み取られる。
箱根湯河原T群の1973年12月10日の1歳オス(左の個体)、この時からグシャオと名付けられた。
このグシャオについては、「箱根山のサル」(晶文社)p.70に詳しい。
1975年、群れ離脱の前に姉からグルーミングされるグシャオ。
11月の3歳の秋に荒野に向けて出発した。が、その後は不明。
このグシャオについては、「箱根山のサル」(晶文社)p.70に詳しい。
1975年、群れ離脱の前に姉からグルーミングされるグシャオ。
11月の3歳の秋に荒野に向けて出発した。が、その後は不明。
1歳の秋に、T群の多くの子供たちが顔面に酷い怪我をした。現場を見ていないが、群れに接近したオトナオスの犠牲になったものと考えられる。このグシャオは鼻から歯茎もろとも噛み取られていた。骸骨の鼻孔のようになった鼻穴から流れる液体を赤い小さな舌でペロペロ舐めていた。
このグシャオのこともあり、丹沢で見つけた老猿の頭骨に愛着を感じます。もちろん、グシャオではないが、もしかしたら、グシャオが武者修行をしながら東丹沢までやってきたかもしれないからです。
オスザルは生まれた群れを思春期前に出て、他の群れに加入し、そこもまた出ていくわけですが、生きて行くための術は他のオスザルと仲良くするか敵対するかの駆け引きです。
オスは一頭では怖いのです。怖いのは自分と同じ仲間のオスです。
2009年3月18日水曜日
よくここまで!Teeth of an aged male Japanese monkey
このニホンザルオスの頭骨を含む死骸は2000年の春に丹沢で見つけたものだ。
1999年の冬まで、馬の背群についていた個体であると考えられる。
当時は、背が曲がり、四足も肘、膝が十分曲げられないような状態で、ヨタヨタと群れの移動についていた。
頭骨を上からみるとこんなに立派だ。眼窩の上が隆起し、矢状縫合も隆起している。
正面から、え?と思えるほど歯がなくなっていたり、曲がっている。
こんな歯でどうやって冬芽を食べたり、樹皮を剥がして食べていたのだろう。
1999年の冬まで、馬の背群についていた個体であると考えられる。
当時は、背が曲がり、四足も肘、膝が十分曲げられないような状態で、ヨタヨタと群れの移動についていた。
頭骨を上からみるとこんなに立派だ。眼窩の上が隆起し、矢状縫合も隆起している。
正面から、え?と思えるほど歯がなくなっていたり、曲がっている。
こんな歯でどうやって冬芽を食べたり、樹皮を剥がして食べていたのだろう。
歯がほとんど歯根の近くまで磨り減っているため、左第一臼歯は歯根まで磨耗し、二つに割れている。
前臼歯・臼歯は揃っているが、左犬歯は子供の時に消失したのだろう。無くなった後治癒している。
左犬歯と共に左切歯が2本とも消失したのだろう。恐らくオス同士のケンカであろう。
前臼歯・臼歯は揃っているが、左犬歯は子供の時に消失したのだろう。無くなった後治癒している。
左犬歯と共に左切歯が2本とも消失したのだろう。恐らくオス同士のケンカであろう。
右の犬歯と2本の切歯は凄く磨耗している。
2009年3月16日月曜日
清川村の大蛇の祠
カモシカの死体のその後
1月28日に、塩水林道見つけたカモシカの死体(下をクリック)https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3zNcIZMEFqwZ0hX0Oj0G-SORNpFw_l52Gj9tHYSWrL7yu3qe4bmfBFI14hlOt19MdIuxVe2yfUwzTukvUoVGJe7GKz4llUS2RijSjtpAyMa-_HnTNgN5sYfjtxmszJBpc6e2kVRM-NunV/s1600-h/7%E6%99%8244%E5%88%86%EF%BD%B6%EF%BE%93%EF%BD%BC%EF%BD%B6%E6%AD%BB%E4%BD%93%E6%98%A8%E6%97%A5%E3%81%AE%EF%BE%93%EF%BE%89.jpg
を今朝5時半に家を出て矢部さんと見にいった。
下のような状態である。
不思議なことに肋骨が一つも見当たらず、また、両方の前肢も肩甲骨も見つからない。
不自然な程、動物たちに綺麗に食べられている。
が、両足はソックスと革靴を履いたように毛皮と蹄がついている。
頭を見た。え?何これ?角が無い!
何と、角が根元からカナノコのようなもので切り取られている。
を今朝5時半に家を出て矢部さんと見にいった。
下のような状態である。
不思議なことに肋骨が一つも見当たらず、また、両方の前肢も肩甲骨も見つからない。
不自然な程、動物たちに綺麗に食べられている。
が、両足はソックスと革靴を履いたように毛皮と蹄がついている。
頭を見た。え?何これ?角が無い!
何と、角が根元からカナノコのようなもので切り取られている。
何に使うのだろう。
アクセサリー?漢方薬?のいずれかだろう。
周りに毛も散乱していないので、ここで毛皮を剥ぎ取り、肉も解体して持って行ったのだろう。
肋骨は肉付きで持ち帰り、スペアリブとして焼いて食べたことだろう。
角を持って行った人は、別人?
いずれにしても、残念無念!
2009年3月15日日曜日
どちらが年寄り?
2009年3月14日土曜日
境川の工事
境川;横浜市と藤沢市の市境を流れ、江ノ島に河口を開く。
完成した遊水地にやってきた鳥を観察する人たち。
毎年台風や梅雨時に川が氾濫する。
以前は、川沿いに水田が広がっていた。
が、今はわずかな水田が残るだけ。
そのため、遊水池をつくり、氾濫に備えようともう何年も工事をしている。
この程度の広さの遊水池をつくるくらいで大丈夫?
畑でさえもビニールで覆われる。
雨が降れば、雨水は地面に潜り込めないで、道路を流れ、下水道を走り、境川へ入り込む。
土手や、道路や下水管そのものの構造を、雨水が滲みこんでいくような構造にしていかなければ、、。
川底の土砂をシャベルカーですくっているのを見て、
あー、せっかく春になって目覚めた川底の動物たちは死滅したことだろう。
話しは飛ぶ。
パリ・ダカール間の自動車レース。
あれは、無残だ。砂漠には砂だけではない。
そこに棲んでいるたくさんの種類の生き物がいるんだ。
完成した遊水地にやってきた鳥を観察する人たち。