帰ってきて庭の白梅の蕾を見たら膨らんできてはいるが、まだまだだ。ジンチョウゲの蕾も膨らんできている。2月になるのが楽しみだ。今、ようやく山を歩きたくなった。明日、早く目が醒めたら伊勢沢林道にでも行ってみるかな?
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
少し、哺乳類の側面からみた下顎骨をまとめてみたい。先ず、筋突起(a)、関節突起(b)があり角突起ではなくて下顎角(c)になっている霊長類のものをアップする(図1~3)。aとbの間の凹みは下顎切痕だ。
昨日、アナウサギとノウサギの下顎骨の大きな違いは下顎切痕bであることを示した。ウサギの下顎切痕bは関節突起aと角突起cの間にある(図1)。しかし、他の哺乳類の下顎切痕bは筋突起dと関節突起aの間にある(図2,3,4)。ここでは、イヌ(食肉目)、カモシカ(鯨偶蹄目)、スミスネズミ(齧歯目)を他の哺乳類の代表とした。
ぼくは、当初ウサギの下顎切痕bは間違いだと思っていた。
他のイヌ(図2)やネズミ(図4)では関節突起aと角突起cの間も切り込みがあり、カモシカはcまでは顕著な凹みは見られない(図3)。しかし、いずれにしても、下顎切痕bが見られるのは筋突起dと関節突起aとの間である。
岸田首相はウクライナに招待されたが、首相はどうするか?
2020年2月にPNGパプアニューギニアから戻った友人TTから有袋類の頭骨などと共にオオコウモリの頭骨ももらった(但し、まったく種は不明)。この事については2000年2月23日と27日にこの場でアップしている。自分で持った唯一のオオコウモリの頭骨だけにそれだけで興奮して骨の各部位については殆ど何も述べていなかった。今日、4年前にKN氏から貰ったハイイロジネズミオポッサムの骨を見ていて、TTからもらった有袋類の頭骨を取り出していたら、同じ箱にオオコウモリの骨が入っていたので改めて見てアリャー!っと感激した訳である。
それは、オオコウモリの左右の下顎骨がしっかり合体しているのだ(図1)。
今日もカメラを持っていつものコースを散歩した。
美味しそうな菜の花が新春の陽の光を浴びて咲いている。菜の花を見て、思い出す事がある。それは冬季のキンシコウ調査を終えて秦嶺山脈の麓の村から3月に西安に戻る時に見た、見渡す限り辺り一面が黄色い花で覆われている景色である。あの菜の花は何だったのだろう? 同じく散歩で見つけた畑に咲いていた菜の花は何だろう? 大根や白菜ではないし、チンゲンサイやセイヨウアブラナでもない、コマツナでもない。図1の菜の花の種類は何だろう?
お昼過ぎに連れ合いと近くの亀井神社に初詣に行ってきた。4日のせいか参拝客は極少数であり、お札や御御籤を売る場所も仕舞っていた。ぼくが写真を撮っていると、一人の参拝者が「昨年貰ったお札を納めたいのだが、、、」と尋ねてきた。毎年2日に来て、古札を納め、新たにお札を買っているようだ。三が日が過ぎたので「古札納め処」も閉めたと云う事かな?
軽い風邪だと思っていたが、連れ合いが罹り、娘にもうつった。娘は会社からコロナ検査キットを3箱送ってもらい、測定したら陽性だった。連れ合いも陽性だった。皆、熱っぽくて37.5度だ。飲んだ風邪薬は葛根湯を3回くらい、咳はいつもの喘息のように出るし、鼻水もでる。でも、咳や鼻水はこのところ年中なので気にしていない。が、後遺症か?寒気がするのがイヤだ。もうぼくの身体の中のコロナウィルスは消滅しているだろう。でも、山へ行こうっと云う気持ちが沸いてこない。もうしばらくの辛抱かな!
昨日手持ちの6個のイヌの頭骨をアップしたので、今日はネコにする。頭骨棚を見たり、ケース内を見たりして取り出したネコ(属)の頭骨はa~iまでの9個あった(図1)。轢死体を処理したため殆ど形を成していない頭骨もあった筈なんだが、見当たらない。
これら9個の頭骨で最も矢状隆起が発達しているのがiであり、頭頂骨と前頭骨の冠状縫合も完全に癒合合体しているのでもっとも老齢化している個体である。また、gは完全に後眼窩突起と頬骨前頭骨突起が縫合・合体し眼窩輪が形成されている。一方aのF.silvestrisは眼窩輪が形成されるには程遠い。
ネコ属Felisは忍び寄って獲物を捕獲するために、マングースよりもっと眼窩輪が形成されていると考えていたが、そうでもないのでちょっと驚きだ!
このオポッサムの軸椎(第二頸椎)もハクビシンやネコ、タヌキ、ニホンザル、ヒミズ、コウベモグラのものとつまり陸生哺乳類の軸椎と似ている。つまり、有袋類(後獣下綱)とぼくらの真獣下綱が分れたのが1億2500万年以上前と云われているから、中生代のジュラ紀の時に既に陸生哺乳類としての骨格の一つである第二頸椎の形状が出来上がっていたんだ!
何だかそう思うと、ぼくらの今ある姿や生理的機能なども中生代に出来上がっていたんだ。老齢化に伴う病気もそうかな?そう考えるとあたふたと薬を飲んだり、健康に気を付けたりするよりも今をもっと楽しく有意義に生きていきたい。
モグラの仲間からニホンザルやネコ、タヌキまで第二頸椎(軸椎)の形は脊髄を囲うように背面に針突起や外側関節面、腹側には棘突起がある。所謂喉仏になっている。手持ちの標本でまだしっかり観ていない軸椎に、ネズミやリスの齧歯目のもの、シカやカモシカなどの鯨偶蹄目、ん?有袋類の軸椎はどうなのだろうか?
前回はコウベモグラとヒミズ、トガリネズミの真無盲腸目の軸椎をアップした。いずれもハクビシンのものの形状と似ていた。今回は霊長目の曲鼻亜目スローロリスと直鼻亜目ニホンザルの軸椎をアップする(図1)。両者の形状もこれまでのハクビシンや真無盲腸目の軸椎とよく似ている。腹側中央に歯突起がお坊さんの頭のようにあり、両肩部分に外側関節面があり、合掌した棘突起がある。
昨日は風邪薬としての葛根湯を飲み、今朝も飲んだのでかなり快復してきた。バンザーイ!
プーチンロシアはウクライナに侵攻して10ヵ月になる。電気、水道、ガスなどのインフラまでも破壊されたウクライナの人々はこの寒い冬をどうにか耐え忍んで欲しい。プーチンはウクライナの前に我が故郷の北海道を狙っていたようだ。どういう理由付けで侵攻しようとしたのだろう。もう、前世紀の遺物のような侵略戦争は犯罪だ!国連が裁くべきだ!
日曜はNHKの囲碁を見てから寝、昨日はハクビシンの軸椎をアップしてからベットに入った。風邪をひいたのだ。8日に上野の東京国立博物館に行った時に館内が人混みで暑く、汗っぽくなったのでコートを脱ぎ、そのまま帰宅したのが風邪を引いた原因だろう。体温が高くても37.5度だ。