「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年10月19日金曜日

久しぶりの大山北尾根 門戸口ー地獄沢橋

門戸口から舗装された県道を藤熊川に沿って札掛方面に向かう。晴天なので気持ちが良い。県道の左側の川沿いの草木や左側の路肩を見ながら歩く。街では感じなかった秋の気配が漂う。
写真1 ウバユリの果実
ウバユリの手前にツリフネソウがあったが、強風で花が汚れている。しかし、ぼくにとっては今年初めてだ!
写真2 ツリフネソウ
シロヨメナがたくさん道路沿いに生えている。
写真3 シロヨメナ
サルナシの実を学生たちに食べさせてやりたくて、サルナシのツルを探していたら、実がついているのを見つけた。一つだけ熟した柔らかいものだったが、一通り1個ずつわたった。もちろんぼくも少し硬かったが食べた。懐かしいコクワの味だ!
写真4 サルナシ
夏に咲くタマアジサイの花がまだ咲いていた。
写真5 タマアジサイ
山側の道路沿いにあったこの花はサラシナショウマにしては果穂が短すぎるが、、、、。
写真6 サラシナショウマ
これも山側にあった。ガマズミだ!果実を採って皆に食べてもらう。留学生のChen君は酸っぱくて好きだっと云ってくれた。
写真7 ガマズミの果実
ここで、まだまだ元気な姿の4人。ぼくは舗装道路歩きが嫌になる。
写真8 担任と学生
ヤクシソウもシロヨメナと同じように川側の路肩沿いに咲いていた。
写真9 ヤクシソウ
ガードレールの上の方まで枝を伸ばしていたシラキ。
写真10 シラキの果実
おー、ようやく地獄沢橋だ!門戸口から55分掛かって辿り着いた。途中で、サルナシの実を探したり、ガマズミの実を摘まんだりしたので、時間が掛かった。ここから大山北尾根に登る。
写真11 地獄沢橋だ

2018年10月18日木曜日

久しぶりの大山北尾根 ヤビツ峠ー門戸口

昨日は、曇り時々雨という予報であったが晴れていた。秦野駅前発8:25のヤビツ峠行きのバスは凄く混んでいた。Mikuさんがぼくに席を譲ってくれたので、ぼくは気持ち良くヤビツ峠まで座らせてもらった。
これが、Mikuさんの膝に良くなかった。
9:12にヤビツ峠にあるトイレの後ろから沢沿いの下りの山道に入る。
沢沿いに道がついており、このような道に慣れていない人は戸惑うかもしれない。テープや踏み跡のトレースを探しながら歩く。
図1 足跡 シカ
 右から落ちて合流する沢を何度か渡り、ときどき沢の左岸に渡ったりしてちょっとした道探しの雰囲気に浸れる。
図2 ツリバナ
 随分、ヤマボウシの赤い実が落ちている。タヌキやアナグマの食糧となっているだろう。
図3 ヤマボウシの赤い実
 最初のヌタ場だ。皆、興味津々でしゃがみ込んでダニがいないか?動物の毛が泥から出ていないか目を凝らして見る。
図4 ヌタ場 イノシシの毛が多数
図5 ヌタ場 イノシシだけではない
図6 立派な道標
図7 この足跡はテンかな? 
図8 ヤマトリカブトの兜が綺麗 
図9 カモシカの糞だ!
 ヤビツ峠から門戸口までは約1.2キロであるが、植物や動物たちのフィールドサインなどを探しながら歩くから50分ちょい掛った。
図10 10:03 門戸口の道標
図11 学生たち
図12 県道70号線
さぁー、ここ門戸口から藤熊川に沿った県道70号線を地獄沢橋まである2.6キロを歩かなければならない。天気は良く、爽やかな沢音を耳にしながら周りの木々などにも目を凝らしながら歩く。

2018年10月16日火曜日

オンブバッタ  Kind of grasshopper

急に寒くなってきたので、昨日、室内にファレノプシスやパフィオペディラムなどの洋ラン類を取り込んだ。今朝、パソコンの画面の上にオンブバッタが乗っているので、庭に放り投げた。洋ラン鉢に着いてきたのだ。学校から戻ってから庭を散歩したら、オンブバッタが力弱く飛び立つ。寒いのだ!
我家の庭には、このオンブバッタAtractomorpha lataがこのところ目立つ。このバッタには小さなオスが乗っていることが多い。
このオンブバッタは庭の何を食べているのか、食べ痕がどんななのかちょっと判らない。アゲハの幼虫では食痕がはっきり判るが、オンブバッタの食痕は判らない。もっとも注意して探してみたことがないので、判らないのだろう。
庭のたたきのところにいたオンブバッタのメス

明日は、久しぶりに丹沢実習だ。秦野駅前からヤビツ峠行きのバスに乗り、ヤビツ峠から県道を札掛けの方まで歩いて、大山北尾根に取り付くつもりだ。今夏は暑かったせいか丹沢歩きもオロソカになってしまった。ぼくとしても9月13日以来の丹沢なので楽しみだ!

2018年10月15日月曜日

屋根にあったハクビシン糞の内容物 The contents of the Masked palm civet's droppings on the roof.

学生たちが、茶漉しで水洗いして、茶漉しに残った残差を報告してきた。図1は壁が崩れた物と節足動物の卵と幼虫、そしれ不明な物であった。
図1 糞の内容物
 もう一つは、ツバキの種子が2個あり、さらに、カタツムリの殻と、木の実の殻っぽい物とあり、あとは不明だ。
図2 糞の内容物 ツバキの種子が判る
図1と図2の糞で0.5ミリメッシュの茶漉しに残った半分以上は不明だ。植物質とも動物質とも鉱物質とも記載がない。これは何故か?
不明な物でも、植物質か動物質か鉱物質か人工物(主にプラスチック)かは判断がつく筈だ!解らなければライターの火で焼いてみれば焼け方や臭いで判る筈だ!
2年生にとっては初めての水洗いによる糞分析だ!これからだ!

2018年10月14日日曜日

カラスウリが無くなっていた! The Karasuuri pepo had been disappeared. 

8日(火)に境川沿いを散歩した時に横浜側の畑脇の防風林に絡まっていたカラスウリTrichosanthes cucumeroidesがこのところの涼しさでさぞかし赤くなっただろうと楽しみにして、昨日(土)の午後に散歩に出掛けた。
が、カラスウリは1個も無かった。手の届くような低いところにぶら下っていたので、生け花の飾りにでもしようと思ったどなたかがツルごとひっぱって持って行ったのだろう。残念!でも、仕方がない!
図1 10月8日の境川沿いのカラスウリTrichosanthes cucumeroides

昨年は2メートル以上の位置にあった(図2)ので、そのまま残りタネがこぼれて今年も出たと思われる。来年は、ダメかな?
図2 昨年11月11日の状態のカラスウリ
 このカラスウリの種子は奇妙な形をしている。もう、40数年くらい前の夏に千葉でサル調査があった。その時に、サル糞の中にこの種子があったので、「サルはカラスウリを食べたんだ!」とそこで調査しているT.I.さんに云って、まだ熟していない青いカラスウリを割って種子を取り出して見せて得意になったことがあった。

カラスウリに似ているが、赤くならないし丸くなるキカラスウリTrichosanthes kirilowii var.japonica
という同じ仲間のものがある(図3)。これは種子が違う。サルは夏にキカラスウリの果実も食べる。しかし、今まで、テンやタヌキなどの食肉目の糞からは両方の種子は見つかったことがない。

図3 伊勢沢林道でキカラスウリ 2011年1月

2018年10月13日土曜日

カンボジアで見た綺麗な花 Beatiful flowers which seen in Siem Reap

アンコールワットのあるシェムリアップでは、たくさんの南国の花を見た。木の花とスイレンが目についた。
鞘がついているのでマメ科なのは分る

花が終わって実がついている。

アンコール・トムの遺跡を覆う巨大な根の脇で、、

大きな花のスイレンが多い

ピンク色の花の睡蓮は花茎もピンク



ツバキのようだが違う。、、、

この木の花も独特である。


このような筒状の花が多い、これは蔓性だ。このところ花屋で売られているアラマンダAllamandaだろうか?

ハイビスカスも一段と鮮やかだ!

これもマメ科かな?

これはハナキリンだ!
 

2018年10月12日金曜日

プルメリアの花  The flowers of Plumeria

プルメリアは南国の花である。花の香が漂う。春の沈丁花や山梔子、さらには秋の金木犀の花の香りとも違う。でも、良い香りである。一つの花があるだけで部屋中に甘い香りが漂う。
今回は毎日のようにこの花の香りを楽しんだ。
カンボジアやベトナムの街中のどこにでも植えられている。東南アジアや中国・台湾では、1メートル以上もある大鉢にも植えられている。
たくさんあるので、いろんな種類があるのかな?っと思っていたが、花弁が白くて花芯が黄色のものがほとんどだ!
枝を挿し木してすぐ増やせるようで、マハレ山塊国立公園のビレンゲにいた時、ぼくの全てを手伝ってくれたカティンキラさんが、家とタンガニーカ湖の間の砂浜に植えてくれた。
だから、アフリカ原産?っと思っていたくらいだ。原産は中南米、カリブ海であるようだ。夏に八重の赤い花を咲かせるキョウチクトウと同じ仲間であるようだ。
ダナンで見かけたプルメリアの花 匂ってくるようだ!

専門学校の1階の庇の上に Droppings on the roof of the ground floor

今、ぼくが通っている動物の専門学校は葛西にあり、すぐ側を東西線が走る高架がある。
10月10日学校に行った。2016年12月から17年1月に学校の1階の庇の上にハクビシンの糞があったので、以前そのことをアップした。
以来、学校へ行く度に屋根の上を見ているのだが、、、、、。
先日、学校へ行っていつものように屋根を見たら、どうも糞らしきものがある。ぼくの目では一つはっきりしないので学生たちに見てもらった。が、それでもダメ!双眼鏡があればなぁーとぼくが独り言を云うとそれを聴きつけたMikuさんが「私が持ってきている!」と云って駆け出した。すぐ、Mikuさんが戻ってきて双眼鏡で見た。間違いない糞だ!
教務部長のEさんに知らせると、Eさんはすぐ手前の手すりから庇に下り、すぐ、糞を拾って、手渡してくれた。そして、いとも簡単にまた、ぼくらが立っている場所にするすると戻ってきた。

ぼくはEさんの動きを見て、自分が情けなくなった。ぼくが糞を拾いに降りたとしてもあのように軽やかにすいすいとは行かないだろう。彼はぼくよりも30歳若い、その若さが凄く羨ましく思った。っと共に彼よりもさらに若いのにそのような動きができない今の学生たちの身体能力の事を考えてしまった。

図1 この場所から、教務部長のEさんは柵を越えて左の庇の上に降り立ち、糞を拾う。
図2 こちらの庇の上にはハクビシンが歩き回ったような跡がある

糞は2ヶ所にあったが、これらの糞がいつからあったのか?ぼくは昨年の1月以来、学校へ行く度にこの庇の上を注意して見ていたので、今夏でないのかと思っている。でも、チャレンジキャンパスなどで学校に行ったが全く気が付かなかった。
これらの糞は、カチカチに乾燥しているので2日位水に浸けで柔らかくなったら、学生たちに茶漉しを使った水洗いの方法を話したので、茶漉しに残った内容物を植物質、動物質、鉱物質などの分けてくれるだろう。
それを添付ファイルで送ってもらうのが楽しみだ!
図3 ハクビシン糞1

図4 ハクビシン糞2

2018年10月11日木曜日

屋内と屋外にいる同種のヤモリ The gekko of same species which are found in /out house.

赤道付近の国に行ったときの楽しみ一つは、ホテルやレストランの壁にヤモリを見つけることでもある。
今回は、カンボジアのホテルでは部屋に入って間もなく従業員がやってきて殺虫スプレーを隈なく噴霧したので、しばらく部屋の中は殺虫剤の匂いで息苦しい程であった。その為もあってかホテルの部屋ではヤモリを見かけることはなかった。
ホイアンの夕食時のレストランの壁にヤモリを見つけた。尾が太いのが特徴と思える。
専門学校の卒業生で両性・爬虫類に詳しい鶴田充典君に同定してもらった。ヒラオヤモリというようだ。
図1 ヒラオヤモリCosymbotus platyurus ホイアンの夜のレストランの壁で
 下の、アンクール・トムの遺跡にいた個体も上と同種か、同じCosymobotus属のようだ!
日本では、ハウスゲッコーと云う名でヘビの生餌用ヤモリとしてペットショップで売られているようである。
図2 アンクール・トムの昼間の遺跡で
なるほど、云われてみると尾が平たく太い。

下は、ハロン湾で船に乗って鍾乳洞の島に立ち寄った時にいたニホントカゲよりも一回りも大きなトカゲ。
鶴田君によるとスキンクの仲間でPlestiodon sp.と思うとのこと!
図3 Plestiodon sp. ハロン湾で船に乗って島に立ち寄ったとき
ヤモリやトカゲをネットで調べたのは初めてだ。生餌として入荷されているなんて、このペットの世界は知らないことばかり。

アフリカのタンガニーカ湖の中央部にタンザニア側から出べそのように突き出たマハレ山塊国立公園のビレンゲにあった我家には大量のヤモリがいた。何度も上から落ちてきた。2匹連なって落ちてきたこともあった。あのアフリカのヤモリは日本の我家で見るヤモリと似ていたが、、、、、。
ヤモリを食べるためにヘビが2匹棲みついた。下には大きなトカゲ歩き回り、足の指を噛まれたこともあった。ネズミも棲みつき夜寝静まるとタンガニーカ湖の湖岸に寄せる波の音とともに、様々な動物の音や啼き声が聴こえた楽しい家だった。