「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年2月21日火曜日

カメラを持って10キロの散歩  Ten Km walking with camera!

今日は、お昼前に我が家から境川沿いにあるいちょう団地まで散歩した。
30年以上前は毎日のようにいちょう団地までジョギングをしていた。
我が家から片道約5キロ行程である。ジョギングしている時は、30~35分かけて往復していた。今日は、スーパーでの買い物やカメラで野草を撮ったりして2時間20分かけて歩いた。GPSを持って歩いた距離は11.7Kmであった。
休耕田にモグラ塚があったので、サイクリング道路から下りて野原となっている休耕田を歩いた。土のふわふわした感触がなんとも懐かしく子供の頃を思い出す。

タンポポがまるで陽の光を発しているように咲いていた。

道路沿いにヒメオドリコソウが群生していた。 

オオイヌノフグリも!

このトウダイグサも陽の光を全身に受けていた。

いちょう団地が見えてきた。
ここには東南アジアの人たちがたくさん住んでいるので有名だ!
おいしいベトナム料理の店もあるようだ。

カワウが羽根を広げていた。コサギやハクセキレイ、スズメ、カルガモ、コガモ、ヒヨドリをみた。赤い大きなコイがゆったりと泳いでいた。
帰りは、連れ合いに頼まれた物をスーパーで買い、12時過ぎに帰宅だ。
ジョギングをしている男女も多くいた。以前のように走りたいが、走ると膝を痛めて、山を歩くのが辛くなるので、歩くだけで我慢しよう。

2017年2月20日月曜日

蛾になっていた!  It has already become a moth!

1月12日に知人からいただいた白菜の中にヨトウムシがいたことをアップし、
さらに、19日にはそれがサナギになったこともアップした。
先ほど、何気なく、サナギの入っているプラ容器を見たら、ん?
サナギの横に蛾がいる。が、死んでいる。
外での生活なら、まだまだ寒いのでサナギの状態で越冬したのだろうが、
ぼくの部屋の机の上のプラ容器の中では、温かくて春だと思って成虫にはなったのだ。が、相手も見つけられず、水も飲まずに死んでしまったのだ。
野菜の害虫だが、、、、、、

今日は、凄い風だ!
庭の梅の枝にぶら下げているフウランやヨウラクラン、カヤランの鉢も大きく揺れている。庭に出てみる。庭のジンチョウゲが咲いている。
この匂いが大好きだ!
部屋の中ではデンドロやファレノプス、セロジネ、パアフィオ、オンシジューム、カトレアが咲いている。これから大きなオンシや白いデンドロも咲き始める。
庭では、春の草花もあと一ヶ月もすれば咲くだろう。


2017年2月19日日曜日

アナグマはツチイナゴを食べたようだ! It seems that grasshopper was eaten by badger.

アナグマ糞に入っていた橙色Aで囲まれたものは、ゆーゆーさんのコメントにより、
ツチイナゴPatanga japonica
の後翅である可能性が高いことが判った。
Fig.1 アナグマ糞を水洗いして残った物

Fig.2 アナグマ糞は雪上にあった。

ツチイナゴは成虫で越冬する直翅目の仲間のバッタである。
しかし、ウィキペディアによると
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%81%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B4
ツチイナゴは「日当たりが良く暖かい環境に身を置いて冬をやり過ごしている。暖かい日には活動し、僅かながら摂餌もする。終日凍結するような環境では多くが春を迎えられずに死亡する。」と記載されている。
アナグマ糞(Fig.2)が見つかった地点は、標高530mの梅ノ木尾根上で雪が残っているが、
50mも南斜面を下ると雪も融けてしまう日溜まりとなるような場所である(Fig.3を参照)。
アナグマは日溜まりの林床の枯草の中に潜んでいたこのツチイナゴを食べたのだろう。
Fig.3 2017年2月12日のルートで、アナグマ糞やテン糞、サル糞、イノシシ糞、タヌキ糞があった地点

これで、糞内容物の疑問も解けたかな!

2017年2月18日土曜日

アナグマ、タヌキ、ハクビシンの足裏   The paws of badger, racoon dog & masked palm civet.

雪上や柔らかい地面につけられた動物たちの足跡は、誰のものか?
簡単なようでいて、なかなか難しい。
それは、写真や図などにある足跡と照らし合わせようとするからだろう。
写真や図で表された足跡はその動物の典型的なものであって、雪や地面の状態によってまた、動物たちの動き回っている状況によって千差万別である。
また、足跡を見る機会はあっても、動物たちの足の裏pawを見る機会がほとんど無いために、外観ではイヌもネコもタヌキやハクビシンも同じような足をしているからだろう。

ここで、実際の動物たち(アナグマ、タヌキ、ハクビシン)の足の裏pawを写真で見てもらうことによって、雪や土の状態によってカギ爪(claw)や肉球(pad)どのように雪面や地面につくかを考えてもらいたい。

アナグマ♂の右前足裏 Right front paw of Badger
イタチ科のアナグマの肉球はぼくらの耳タブのような柔らかさだ。
また、カギ爪は長いがいつも軽く上げて歩く。
だから、4,5センチの新雪であるか、泥のような柔らかい地面には爪跡がつく。
前後の足に5本指があるが第一指がしっかり地面につかない。
前足、後足とも踵を地面につけて歩く(蹠行性)。

 アナグマ右前足裏  Right front paw of Badger
指球の長さが横幅の2倍以上の長さであり、

 アナグマ右後足裏  Right hind paw of Badger
前足の方が後足よりも爪が長い。

 タヌキ左後足裏 Left hind paw of Racoon dog
タヌキはイヌ科なので、前後の足とも指先で歩く(指行性)。
第一指は少し上がったところにあり、足跡としての跡はつかない。
肉球は固いので、雪上や地面に跡が付きやすい。爪跡はほとんどつかない。
この四つの指球と掌球とが地面にプリントされると指の間に毛があるので足跡が梅の花状に見えることになる。

ハクビシン後足 Hind paws of masked palm Civet
ジャコウネコ科のハクビシンは前足は半分踵を上げて歩くが、後足は踵を地面につけて歩くことが下の写真からも判る。
ハクビシン右前足 Right front paw of masked palm Civet

下はハクビシンのコドモのものだ。
コドモのハクビシンの前足 Front paws of young masked palm civet
コドモのハクビシンの後足 Hind paws of young masked palm civet

このように、食肉目の動物たちの足裏は随分違っている。

2017年2月17日金曜日

テン糞①?、アナグマ糞、タヌキ糞の内容物 The contents of faces of animals.

12日の自然観察会で拾った動物糞の残りを昨日(16日)お昼過ぎに水洗いした。

バス停から日向薬師の駐車場まで歩いているときに舗装道路の路肩にあったテン糞。
テン糞①
大きな甲虫外骨格、1~3㎝の植物繊維(樹皮?)
テンが樹皮を食べるだろうか?
この糞はテン糞ではなくて、サル糞なのかもしれない。全く臭いを嗅がなかったことが悔やまれる。畑にサルが入らないように電気柵が張られていたので、サル糞の可能性がたかい。サル糞だとすると一週間以上経った3、4歳のコドモのものだ。

 アナグマ糞
サルナシ種子果実、シカ毛、節足動物外骨格、不明植物質
上の糞を洗って0.5ミリメッシュの茶漉しに残ったもの。
橙色の線で囲ったAとBとも焼けた臭いから動物質のものだ。昆虫の羽根かもしれない。
下のA,Bの不明の物、何だか判りますか?(クリック拡大)
シカ毛は狩猟されて現場で解体されて残され捨てられたシカ皮を食べたのだろう。

 タヌキ糞
キブシ種子、多数の様々な節足動物外骨格・脚・外翅・内翅

今朝、5時半に起きたが、山に行こうとガスストーブなどの用意をしていたら、6時半近くになっていたので、行くのを諦めた。朝の通勤の渋滞に巻き込まれるからだ。

2017年2月16日木曜日

確定申告が始まった。The tax yearly declaration has begun.

今日から確定申告が始まった。
10時に家を出て電車に乗って藤沢税務署に行った。
もう、申告書を提出する所だけで、こんな人込みだ。
相談などするところは本館入り口から長い2、3列となって並んでいる。
こちらも、まるで国会の牛歩戦術のような進み方だ。
それでも30分くらいで終わった。
SONYのPaSoRiと云うカードリーダーを買ったし、
ネットで個人番号カードを申請したので、来年からはe-Taxだ!

2017年2月15日水曜日

拾ってきた糞 Faces of martens that I picked.

今日、日中温かくなってきたので庭の水道栓で12日の自然観察会でゲットしてきた
テン糞を7個洗った。テン糞①とタヌキ糞とアナグマ糞はまだ洗っていない。

テン糞②
キブシ種子果肉果柄、昆虫外骨格外翅

テン糞③
キブシ種子、直翅目脚

テン糞④
サルナシ種子、シカ毛多、寒天状動物質(アカガエル卵塊?)
このシカ毛は、猟で撃たれ解体されて捨てられた骨や皮を齧ったのだろう。

テン糞⑤
サルナシ種子、エノキ種子果肉果皮、シカ毛
この種子はクマノミズキかな?っと思ったが、確かめるために手持ちの標本を見たが違う。鈴木庸他著「草木の種子と果実」を見ても違う。
で、手持ちの種子の10月から2月までの標本を探した。
エノキだった。

 テン糞⑥
キブシ種子、羽軸根4本、ネズミ亜科毛・下顎左切歯・臼歯3個、指骨、不明骨片、膜翅目脚
このネズミ亜科の動物の歯は、あまりにも小さいので、カヤネズミかな?っと確かめもしないで思った。が、どうだろうか?

 テン糞⑦
キブシ種子果肉、マメガキ種子、シデ類果苞
始めはブナの種皮と思ったが、クマシデなどのシデ類の一つの果苞のだろう。
でも、テンがこれ(小さな種子)を食べた?
林床に落ちているキブシやマメガキの果実を漁っていて偶然にこの果苞も食べてしまったのだろう。っと思うがどうだろうか?

 テン糞⑧
カエル?骨片
カエル?の骨片としたが、ヤマアカガエルの骨なのだろうと思うが、標本が無いので確かめようがない。


2017年2月14日火曜日

自然観察会2) Nature observation

昼食休憩に30分かけ12時半に出発だ。
歩き始めは足が軽やかに上がったが、5分もするともう、腿を上げるのが一苦労となる。ぼくは、トップを譲りMさんたちに先に行ってもらい、タチションだ!
12:59、登山道に近いところでノウサキの足跡があった。
上から下に跳び下りてきている。
丹沢山麓にノウサギが少なくなっているように思っているので、何となく嬉しい。
13:15、10数センチの積雪がある登山道に出る。
多くの登山者が歩いているようで、新雪が踏まれている。
しかし、溶けてアイスバーン状になってはいない。
お日様が曇に隠れてしまったが、風が無いのがなによりだ。
この稜線はいつも風が強い。
鳥の専門家のMさん
13:35、唐沢峠の道標だ!
13:37、うん?テン糞⑦だ!
上のベンチのそばにあった。今朝の糞のようだ。まだ、柔らかい。
 東屋のベンチには雪が積もってないので、そこで小休憩だ!
1975年1,2月には何度かここから西に下って石尊沢に出てそこからネクタイ尾根を登ったことを思い出す。この場所に凝った時があったのだ。
いきなり単独行の人がやってきてベンチに座る。何故か互いに挨拶をせず。
言葉も掛けづらい雰囲気をもった登山者だ。
彼は、ここでお昼のようだ。
ぼくらは入れ替わるように彼がやってきた北方の道を取る。
13:51、三峰・不動尻の分岐路にある道標に着く。
3人で記念写真だ!
ここからさらに稜線沿いに三峰の方に向かう予定であったが、2時近いし、さらにぼくもバテ始めたので、ここから不動尻に下るルートをとる。
14:11、不動尻の方に下り始めてまもなくテン糞⑧だ!
岩に干乾びて付着しており、半分取れただけだ。
14:52、ここにはミツマタが蕾の状態だ!
ここにあった簡易トイレが無くなり、不動尻の煤ケ谷方面への道の入り口に置かれていた。兎も角、不動尻には着いたも同然だ。
15:10、不動尻からずーと舗装道路歩きだが、道路上の雪がアイスバーンとなっていて歩きづらい。だれかさんは思い切り転んでお尻をつき尾てい骨が痛そうだった。
イヌの足跡だ!大型犬のようだ。
12:21、これはタヌキだ!
トンネルの山神隧道を潜り抜ける。Hさんは「ここは、一人で歩くのはイヤですね」と云いながらどんどん先に歩いていく。
15:31、トンネルを出たところで小休憩だ!
スマホで自分の位置を確かめるHさん。
16:10、広沢寺温泉無料駐車場のそばの休耕田の水の中に
ヤマアカガエルの卵がたくさんあった。
水の無い畦にも卵塊がたくさんあった。
表面の卵は凍っても中は凍らないので生きていけるのだろう。
16:14、民家の塀からはみ出るように赤い花のアセビが咲いていた。
普通の白い花のアセビはまだ蕾だ!
バス停広沢寺温泉入り口には16時半に着き、16時41発の厚木行のバスに乗った。
今回はMさんが一緒だったので、鳥の鳴き声の主を教わり、雪が降っていたので動物たちの足跡を観察することができ有意義な自然観察会らしいものであった。
ただ、食痕のようなフィールドサインを見つけられなかったのはちょっと残念!