「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年1月12日木曜日

ヨトウムシだ! Caterpillar "Variegated cutworm"

 いつも根菜類をとどけてくれる知人のKさんが、新年になっても大根、蕪、水菜、白菜を持ってきてくれた。今年の御節の根菜はほぼすべてKさんから頂いたものであった。
もちろん、ぼくが暮れに漬けた白菜や聖護院大根もKさんが作ったものだ。

連れ合いが大きな声を出して叫んでいる。
玄関に置いた白菜にヨトウムシがついている。
ぼくはソヤツを指で挟んで、机の上に置き、写真を撮る。
折角、この寒いのに今まで白菜の葉の間に潜って生きていたのだから、飼ってやることにする。

Fig.1のヨトウムシはヨトウガの幼虫でいいのかな?

Fig.1 ヨトウムシ、だが、本当の名前は?

庭の白梅はもうほとんど満開だ!(Fig.2)
庭の水連鉢の水も今年はまだ薄氷も張らない。
このまま、氷が張らないような温かい日が春まで続くとは思えない。

Fig.2 満開になった白梅

明日は、専門学校の丹沢実習で、日向薬師から大山を目指す。
右足のアキレス腱炎はほとんど治った。しかし、火曜日に学校に行った時、ちょっと気持ちだけ走ろうとしたら、何と、信じれないことに左足ふくらはぎの軽い肉離れだ!
昨日も今日もじっと安静にしてひたすらじっとしている。
山靴に油を塗り、ストックを確かめ、冬用の毛の手袋を出し、山行の準備は万全だ!
あとは、ただ、肉離れが明日まで治ることを祈るだけだ!

それにしても、何だ!一体!ぼくの身体が自分の意志通りにならなくなってきている。
走ろうとしただけで一歩も踏み出していないのに、、、、、、。
今年になってから風呂上りには毎回ストレッチをやるようになったのにだ!

2017年1月8日日曜日

タヌキ糞から出てきた寄生虫と鳥   Parasites, feathers and rachis which were found in the feces of racoon dog.

暮れの12月29日に大山山麓を歩いた時のことは、既にアップした。
その時に拾ったタヌキ糞①からFig.1の寄生虫と思われるものが十数個出てきた。ハリガネムシよりも太く、ギョウチュウよりも長い寄生虫だ(多分)。
Fig.1の写真は水洗いした時にピンセットで摘まんで取り出したものをティッシュの上に置いて1日経ったもので干からびている。

これまでも、タヌキ糞からこのような寄生虫と思われるものが出てきたが、不明な動物質としてちゃんと取り上げてはこなかった。
動物糞の中には、動物が排泄した後にハエなどが卵を産み、その卵が出てきたり、あるいは孵化したウジが出てきたりした場合も糞の内容物としては取り上げては来なかった。それは、明らかに排泄後に加わった卵やウジだからだ。
寄生虫は動物たちの内臓から出てくるものだが、食べたものではないので、これからも取り上げることはない。目黒の寄生虫館に行けばタヌキの寄生虫も解かるかな?

Fig.1 タヌキ糞①に含まれていたハリガネムシ状の寄生虫

Fig.2 タヌキ糞①から出てきた鳥の羽毛(右)と羽軸根

タヌキ糞①からは鳥の羽毛と羽軸(根)も出てきた。さらに、タヌキ糞③からは鳥の爪と足と羽軸が出てきた。
これもT.Maruさんに見てもらったところ、ツグミ、アカハラ、シロハラなどではないかとのことです。ツグミ類は夜明け前のまだ薄暗い時から活動を始めるが、その時刻にはあまり活発でないようです。その時にタヌキが活動していれば捕まえやすいかもしれないとのことです。

Fig.3 タヌキ糞③から出てきた鳥の爪と脚の一部と羽軸の部分と羽毛

成る程ですね。Maru氏に感謝!タヌキも獲物を狙う時は全身をバネにして飛び掛かるのでしょう。

しかし、何故タヌキ糞①や③の中に羽毛や羽軸以外に骨が出てこないのかと疑問を持った方もいることだと思います。それは、テン糞の場合はその場にある糞の全て(量が少ない)を拾ってくるが、タヌキ糞の場合はタメ糞となっておりその場にある糞のなるべく新しい一粒(塊)を拾ってくるから、鳥を食べたとしてもほんの一部しか出てこないということになります。

2017年1月7日土曜日

庭に鳥の頭が、、、 Bird's head in the back yard!

一昨日お昼過ぎに庭に出ると、Fig.1の鳥の頭が転がっている。
ヒヨドリと同じかそれよりも少し大きいかな?

山を歩いていて鳥の羽根がまとまって散らばっている場所にぶつかることがある。
そこには血痕がついている羽根があったりするので、猛禽かキツネかテンなどによって鳥が襲われたことが判る。

しかし、庭にも駐車場にも血痕も他の羽根も無い。
これはどういうことだろうか?
我が家の庭を、2匹のネコが通る。
ネコは他の場所でこの鳥を襲い、大半を食べた後、頭をくわえてきたが、ここで捨ててしまったということだろうか?
Fig.1 駐車場にあったツグミTurdus eunomusの頭

欧米では、ネコやイヌなどのペットが野鳥やネズミなどの小哺乳類やトカゲやヤモリなどの野生動物を殺戮していることを訴えた報告書などが出されている。
しかし、日本ではペットがハクチョウやシジュウカラの巣を襲って幼鳥たちをいたぶっても問題とされることはない。しかし、人間がやろうものなら社会問題となる。

ペットは人間が飼っているものであり、イヌやネコの躾けは飼い主の責任であり、ペットが野生動物を殺戮することは飼い主の問題であり、その責任を問われなくてはいけないのではないだろうか?

この鳥の頭(ツグミだと確信)の犯人は本当にネコだろうか?

鳥の専門家のT.Maruさんに訊いてみた。
何と、モズの仕業のようだとのことである。
モズはタカ類と違って、足で捕らえるのではなく、直接首筋にくらいつくようだ。
ネコ類の狩りににているとのこと。何度もモズの狩りの様子を観察したことがあるとのことで、首の無いツグミの死体も何度か拾ったことがあるとのことである。
いやー、ぼくは本当に鳥は知らないんだ!
ネコを疑って悪かった。  
ネコが冤罪となるところだった。

2017年1月6日金曜日

初詣  First shrine visitting.

昨日、連れ合いと家から歩いて10分程のところにある亀井神社に初詣に行ってきた。
連れ合いは何を願うの?と云う。
ぼくは、山の中にある祠を含めて、神社にこれまでお願いしたことは一度たりとも無い。
時々も行くところは「今年も宜しく」だし、初めての祠では「これからも宜しく」だ!
つまり、挨拶だ!
この神社ではずーと初詣の時に御神籤を買う。
中高年の氏子代表と思われる人たちが座っている前に箱があって、
お金100円を投げ入れて御神籤を取り上げるのだ。

連れ合いは良い内容ではないので、下の縄に結んでいた。
ぼくはいつも持ち帰る。

l今日から、専門学校が始まった。学校につくなりすぐハクビシンの糞の有無を確かめに行ったが、どうしたものかウンチをしていない。まー、その内するだろう。
今日は、いきなり1時限目から3コマ連続だったので、へとへとになって帰宅。
レモンを半分絞ってコップに入れ、ウイスキーを2センチくらい足して、熱湯を注ぐ。
これが、疲れを取るのに一番だ!

2017年1月5日木曜日

タヌキ糞から出てきた不明種子  Unknown seed which was in the scats of racoon dog.

12月29日に大山山麓を歩いた時に、タヌキ糞①から不明種子が1個でてきた。
Fig.1とFig.2の右の種子である。左は、一緒にでてきたマメガキの種子だ。

サクランボウの種子くらいの大きさで、マメガキの平たい種子と違ってコロコロしている。
Fig.1 12月29日のタヌキ糞①からでてきた不明種子(右)

Fig.2 タヌキ糞①からでてきた不明種子(右)とマメガキの種子(左)

この不明種子をお判りの方教えて下さい。

タヌキも鳥を食べていた  Racoon dogs also had eaten birds.

タヌキ糞①の内容物
マメガキ種子1、不明種子1(同定中)、キブシ種子、羽毛軸毛根6個、甲虫外骨格外翅内翅・脚多数、寄生虫らしき細長いもの(ハリガネムシではない)
Fig.1 タヌキ糞①

タヌキ糞②の内容物
キブシ種子多数、腐葉砕片多数、節足動物外骨格・翅・脚・多数
Fig.2 タヌキ糞②

タヌキ糞③の内容物
マメガキ種子15個、キブシ種子、サルナシ種子、腐葉砕片、節足動物外骨格・翅・脚、羽毛・足爪・指鱗、
Fig.3 タヌキ糞③

12月21日に鐘ヶ嶽を一回りした時にテン糞の中に羽毛が入っていた。
鳥の専門家のT.Maruさんに尋ねたら、キジバトの幼鳥かもしれないかもしれないとのことだった。
今回のタヌキ糞①から出てきた羽毛根は以前のキジバトの幼鳥かもしれないものよりも太かった。
さらに、テン糞③からも鳥を食べたと思われる羽毛や爪、さらに鱗で覆われた足指の一部とおもわれるものが出てきた。
タヌキのような動物が、どうやって鳥をハンティングすることができるのだろうか?
足音を忍ばせて鳥に接近して襲い掛かっているのだろうか?

今回、タヌキ糞①の中に十数個(匹)の3、4センチのハリガネムシよりも太く短い寄生虫のようなものが出てきた。このようなものが以前の糞にもあったかも知れない。
とても食べたものとは思われないのだ。
Fig.4 タヌキ糞①~③とテン糞①~④の位置



2017年1月3日火曜日

テン糞②、③に入っていた切歯と臼歯 Incisors and molars of Murinae which included in marten's droppings.

テン糞②の内容物の骨と歯を写真に撮って(Fig.1)、同定を試みた。

Fig.1のAから齧歯目の上下の切歯であることが判る。
Aの左は下顎の左右の切歯で下側が左で、上側が右であることが判る。
Aの右は上顎の切歯であり、下側は右であり、上側は左側の切歯である。
Bの部分には7個の臼歯があり、この臼歯の大きさと形からネズミ亜科の動物であることが確定する。
Bの部分を拡大したのがFig.2である。

大山山麓には、ネズミ亜科の動物は、アカネズミ、ヒメネズミ、カヤネズミが生息する。
手持ちの標本はアカネズミとヒメネズミとカヤネズミであり、それらと比べた。

C~Jの骨で、ネズミ亜科の動物を同定する技量をぼくは持っていない。
Cは頚椎の骨で、上:環椎、左下:軸椎、右下:第三頚椎(かな?)
Dは右の肩甲骨、Eは右上腕骨、Fは聴胞、G・Hは下顎骨の切歯が入る部分、Iは後頭骨の大孔部分、他は頭蓋骨の部分の破片で、下に肋骨が一本ある。
Fig.1 テン糞②の内容物の骨と歯

    
Fig.2 Fig.1の臼歯拡大

手持ちの切歯の大きさを比べるとアカ、ヒメ、カヤの順に小さくなる。
Aはヒメとほぼ同じ大きさであり、カヤよりも一回りも大きく、それはD肩甲骨の大きさでも区別できた。
また、大きさ比べでは、環椎や軸椎もヒメに比べるとカヤは非常に小さい。
テン糞②からでてきたのはヒメネズミだったのだ。

では、テン糞③からでてきた内容物(Fig.3)はエゾエノキの種子2個と果皮と果柄がついた種子、さらに骨片と歯や毛が出てきた。
Fig.3 テン糞③の内容物、エゾエノキの果実と骨と歯

Fig.3の骨と歯を拡大したFig.4をみると、Aの左は上顎の左右の切歯で、右は下顎の右切歯である。Bは歯根が2本なので第三臼歯だ。Cは上腕骨の肘部分であり、Dは大腿骨の膝部分(若い個体のため軟骨部分が外れている)
で、大きさを比べると、この骨や歯の持ち主はまだ若いアカネズミであることがわかった。
Fig.4 Fig.3の骨と歯の拡大

テン糞②に含まれていた歯や骨の持ち主はヒメネズミで、
テン糞③に含まれていた骨や歯は若いアカネズミのものであった。
テン糞②があった地点は標高445mの位置であり、テン糞③は380mの地点にあった(Fig.5)。
テン糞②とテン糞③との距離は直線で約1250m離れている。これらのテンは互いに相手の事を知っている中であろうか?テン糞③とテン糞④では450mくらい離れている。
当然③と④の糞をした個体同士は互いに臭いで相手のことを理解しているだろう。
テンのような単独生活者の情報伝達は、臭いだとしても視覚や音声情報に比べるとほんの少ししか情報伝達できないことになる。
ぼくらの考える以上に音声でもかなりの情報を伝え合っているのだろうか?

Fig.5 テン糞①~④があった地点

2017年1月2日月曜日

テンはネズミ亜科の動物を食べていた。  Martens had eaten the animals of Murinae.

12月29日に広沢寺温泉無料駐車場から山神隧道、大沢分岐、日向山と歩いたルートで、拾ってきたテン糞を元旦に水洗いした。

その結果、果実としてはサルナシ、エゾエノキ、マメガキが食べられ、動物質としては、昆虫類が食べられ、さらにネズミ亜科の動物が、テン糞②と③から出てきた。
ネズミ亜科の動物を食べたことは、切歯と臼歯が糞の内容物として入っていたので判ったが、アカネズミなのか、ヒメネズミなのかカヤネズミなのかまだ不明である。

テン糞①
サルナシ種子・果肉果皮、双翅目、甲虫以外の昆虫の脚

 テン糞②
ネズミ亜科下切歯上下1対・臼歯7本・毛多数(同定中)、 双翅目脚多数

 テン糞③
エゾエノキ種子3個・果皮果肉、ネズミ亜科切歯上下・臼歯1・毛多数・骨(同定中)

テン糞④
マメガキ種子・果肉・果皮、双翅目翅・腹部末端

今日は、朝から昼過ぎまで家族と一緒に箱根を見ていたが、暑いので、時々窓を開けて外の冷たい空気を部屋に取り入れた。
どうして、こんなに温かいんだ!
庭の梅が開花したように、山ではこの温かさで冬眠しているツキノワグマやヤマネも外に出ようか迷っているだろう。これで寒気が来れば昆虫や植物たちが一番被害を受けるかな?

2017年1月1日日曜日

明けましておめでとう!Happy New Year!

新年あけまして
おめでとうございます。

何だか異様に温かい元旦だ!
先ほど、庭に出て拾ってきたテン糞を水洗いしたが、
手がかじかむどころか、腕まくりまでした。
温かいのも納得だ!
庭の梅の木の花が20輪ほど咲いていた。
穏やかなお正月だ。
年賀状を刷ろうと思ったらインクが足りない。
朝から飲んでいるので酔い覚ましを兼ねて歩いて家電量販店に行く。
通りは車も人も少ないのに、量販店だけは人がたくさんいた。
年賀状は数年前に釧路の鶴居村で撮った丹頂鶴にした。

今年も宜しく!

2016年12月31日土曜日

大山付近の自然探索 続) Nature exploration around Mt.Ohyama area.continued)

東屋に20分位いた。
それは、大沢分岐直前の急峻なつかまる箇所が殆んどない箇所が霜柱どころかアイスバーン状に凍っていたら引き返すしかないだろうと思っていたからだ。

東屋を出て、5分くらいで問題の場所に着く。トラロープが掛かっている。
ロープが結ばれている上部の木と結びを確認し、一応体重を乗せて引いてみる。
しかし、このトラロープにはこの時触っただけで、ストックは短くしてザックに縛り付け、足元を確かめ、三転確保をしながら登る。主に木の根をつかみ、岩を押さえながら一歩一歩だ。
登り終わって、登ってきた道を写真に撮った(Fig.1)が登前は9時50分を過ぎていた筈だ。
だから、注意しながら、三転確保の原則を守れば何の事はない。
しかし、下りはイヤだ!
ザイルを持たなければ大山の帰路のエスケープルートとしては難しいだろう。
Fig.1 9:55、急峻な場所にマメザクラの木がある急峻な尾根道

なだらかな尾根を歩いて間もなくFig.2の道標がある。
もう、大沢分岐だ!
Fig.2 9:59、登ったところにある道標

梅の木尾根の大沢分岐で横になってセルフタイマーで記念撮影だ!
歩きだして間もなくラジオの音を大きくしながら中年の単独行の登山者が登ってきた。
クマ除けと考えてラジオの音を大きく響かせながら歩いているのだろうが、折角、山に一人で歩いているのだから、下界の音などシャットアウトしたい気持ちだ!
こんにちは!と云うと目で挨拶を返される。
風が冷たく強い。これから上部はさらに冷たい強風が吹いているのだろう。
Fig.3 10:02、大沢分岐だ!

タヌキの溜め糞場だ!
Fig.4 10:16、タヌキ糞③

また、下から登山者が杉の中を登ってくるのが判る。
40代の男性だ!互いにこんにちは!っと声を出す。
木立の中は少し、風が和らいで温かい感じ。
Fig.5 10:31、二人目の登山者(写真の真ん中)が登っていく

ウラジロノキの果実がたくさん落ちている。強風で落ちたのだろう。
ウラジロノキやアズキナシの果実は食べるとボケたリンゴのようだが、動物たちにとっては美味しいと思うし、さらに、たくさん果実が落ちているが、何故か動物たちの糞の中にはその種子が含まれていることが非常に少ない。
キブシやイボタの果実よりも甘みがあって旨い筈なのにどうして動物たちは食べないのか?
Fig.6 10:34、ウラジロノキの果実が落ちている
ウラジロの果実を写真に撮っていると、下から5、6人の男女の中高年の登山パーティが登ってくる。皆、ぼくのスタイルとは大違いの赤、緑、黄、青の上着にタイツと半ズボンだ。
全員から元気に「こんにちは!」と声を掛けられる。
あんなタイツで上部の強風の当たる尾根ではさぞ下半身が冷えるだろうと思うが、どうなのかな?
浄発願寺奥の院への道標だ。ここに来てようやく伊勢原市で作った道標が出てくる。
Fig.7 10:45、浄発願寺奥の院と日向薬師までの伊勢原市が作った道標だ!

お!また、テン糞だ踏まれた跡がある。
Fig.8 11:24、テン糞② 少し踏まれている。

陽が当たるヤブツバキのトンネルの中を進む。気持ちが良い。
Fig.9 11:31、4メートルくらいの樹高のヤブツバキの花が咲いている。

ようやく、日向薬師や坊中と弁天の森キャンプ場の道標が立つ鞍部に下りてきた。
日向山を越えて広沢寺温泉無料駐車場まであとひと踏ん張りだ!
下りは膝が痛くなるようでイヤだ。
さぁー、ここから日向山まで登りだ。さらにゆっくり行こう。先ずは、スポーツ飲料をたっぷり飲もう。
Fig.10 11:38、鞍部にある十字路の道標

登り始めて間もなくミヤマシキミが蕾をつけていた。
Fig.11 11:45、シキミの蕾

鞍部の道標の所では日向山まで0.5キロとあったのに、長く感じる。
ようやく、日向山の頂上だ。ここでも水を飲む。
今まで東へ東へと伸びる稜線を歩いてきたが、この山頂から北北東への下りの尾根道を辿ることになる。
Fig.12 11:57、日向山山頂

日向山から下った鞍部のところに大釜弁財天への道標だ。
ここを弁財天までの道を辿ろうかちょっと迷う。
Fig.13 12:15、 大釜弁財天への道案内道標

見城までの登りでキノコだ!どうもナラタケかな?採ってきたが、泥だらけだ!
階段に使われている丸太から出ている。
Fig.14 12:20、ナラタケか?

ようやく見城に着く。
Fig.15 12:30、見城

鐘ヶ嶽がすぐそこに見える。
下に見えるのは新しくできた大堰堤かな?
Fig.16 12:32 鐘ヶ嶽や家がすぐそこだ!

モグラ塚が散在してあった。
地元の老人なのかまるで散歩するような感じで登ってきた人がいた。
Fig.17 12:33 モグラ塚が、、、

さぁー、広沢寺温泉無料駐車場方面に、、、、。
ここは、イメージとして逆戻りするような感じだ。地図を見る。成る程。今度は再び東方への尾根を下るのだ。それが北東へと移行していく。案内や階段や踏み跡がしっかりしているし間違いはしないのだが、地図を頭に入れているとどうして?っと思ってしまう。
Fig.18 12:34、見城から道がまるで戻るかのように、、

下り始めてすぐテン糞だ!この辺りはシカが食べないシロダモの木で覆われている。
糞の目印はシロダモの葉にした。
ここからは広沢寺温泉などの下界の街を見ながら下ることになる。
後ろから足音が聞こえるので、振り返ると、ぼくくらいの年齢のジャンパー姿の人が軽登山靴に小さなザックを背負って、中高校生の若者のようにいとも軽やかに走るように階段を駆け下りて行く。
糞を拾い終わったら、もう姿は見えない。
羨ましい。年を取っても膝が痛くならないんだ。
Fig.19 12:39、 テン糞③

この緑色のカメムシは、帰ったら調べよう。
半翅目カメムシ科のツヤアオカメムシということだ。
手持ちの昆虫図鑑にはアオクサカメムシは載っているが、少し色が悪い。
で、結局ネットで「カメムシ 緑色」で検索したら当たった。
Fig.20 12:43、 緑色のカメムシだ!

ん?また、キノコだ!これも階段の丸太から出ているが泥まみれではない。
調べたが、まだ不明だ!
Fig.21 12:48、キノコだ

七沢温泉に下りることができるようだ。
Fig.22 12:58、 七沢温泉への道標

テン糞だ。ヤッタね!
Fig.23 13:03、テン糞④だ!

イノシシ糞だ。この塊の中の二粒を持ち帰る。
Fig.24 13:07、イノシシ糞だ!

さぁー、いよいよ最後の下りだ。
Fig.25 13:08、広沢寺温泉駐車場への最後の道標

カモシカ糞があった。手前に塊もある。
Fig.26 13:09、カモシカ糞

Fig.27 カモシカ糞の塊

13時22分、駐車場に着いた。
おおやまめぐりルート案内と書かれた新しい看板がある。先週は気が付かなかった。
厚木市や伊勢原市はハイキングの道を整備し、道標もしっかりしているし、
何よりもこの広沢寺温泉無料駐車場のような広い無料駐車場や簡易トイレを設置しているのがありがたい。
その点、清川村は残念だ。
Fig.28 13:22、駐車場に立てられている案内板

以下に一回りのGPS上のルートのFig.番号を示す。
Fig.29 広沢寺温泉無料駐車場から大沢分岐を経由して一回りしたルート
黒①~⑳は駐車場から東屋までの前半部分、赤①~㉘は東屋から駐車場までの後半部分の図(Fig.)番号に対応する。

いよいよ、今年もお仕舞いだ!
明日一日は、ぼくの恒例の年賀状書きかな?
今年のぼくの3大ニュースは
①古稀を迎えたこと
②右足アキレス腱炎で12月の半ばまで丹沢へ行けなかったこと
③補聴器をつけたこと

2017年は、おかしな資本主義がさらに進んで格差が大きくなり、各国のナショナリズムが高まり、良い年にはなりそうもないが、
ぼくとしては旨い酒を呑み、楽しんで山を歩いていたい。

では、皆さん来年も宜しく!