「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2016年8月8日月曜日

釧路の夏 8) 雄阿寒岳の花  Summer in Kushiro 8) The flowers in Mt.Oakandake.

7合目を過ぎてから山頂までの植物と、、、

マルバシモツケの白い花があった!嬉しいねぇー。
ガンコウラン、実を探した。黒い実は甘いのだ!でもまだ青いのばかり!
イワギキョウが岩の間で咲いている。
おー、フレップ(コケモモ)だ!まだまだ実は熟していない。
子供の頃は、海岸沿いの砂浜にもフレップやガンコウランがあり、
各家庭の植木鉢にも植えられていた。
もうすぐ8合目だ!この道は砂礫の道で、10年くらい前は幅が10メートルくらいあり、
いたるところに高山植物があった。しかし、今はこのようにダケカンバの木が押し寄せて、
高山植物は消失しかかっている。
8合目の道標直前では、ガンコウランやハイマツがダケガンバに覆われつつある。
8合目の道標付近の広場にイワブクロの直径1メートル以上の群生がある。
しかし、この場所もダケカンバに覆われてしまうのだろう。
山頂に行くのに一旦下る。その鞍部に何とオコジョ?の糞があった。もちろんゲット!
踏まれてなくてなくて良かった!
藤沢に帰ってからの水洗いが楽しみだ!見た目は甲虫を食べた糞のようだ。
タカネニガナだ!
まるで、コケか地衣類のようなイワウメだ!
枯れた花がいくつか残っている。
頂上は、家族連れ4人と後から登ってきた単独行の女子とぼくの6人だけ。
遠くで人の声がするので8合目の方を見ると、20名くらいの男女が登ってくる。
ぼくは、オニギリを一個食べて、下山する。

2016年8月7日日曜日

釧路の夏 7) 雄阿寒岳の花 Summer in Kushiro 7) The flowers in Mt.Oakandake.

眼下に阿寒湖が見える場所から5合目だ!
ここから7合目までに会った花々をアップする。

おー、キイチゴの仲間だ!もちろん、食べる。登山道沿いなのに食べられずに残っている。
きっと、登山者たちはこの実を他の人たちにも見てもらうためにぼくのように食べたりしないのだ。反省だ!
種皮にはRubus属特有の網目模様がある。
ヒメゴヨウイチゴ
オトギリソウだが、何オトギリソウかな?
おー、ヤマハハコが出てきた。
ヤマハハコ
 シシウドがこんなところで咲いているからミヤマシシウドなのか!
ヤマブキショウマと言うのかな?
 セリ科のミヤマセンキュウ



2016年8月6日土曜日

釧路の夏 6)雄阿寒岳の花  Summer in Kushiro 6) The flowers in Mt.Oakandake.

 雄阿寒岳で見た花を2回にわたってアップする。
まずは、5合目までにあった花々から、、、。
今回の雄阿寒登山は温暖化の影響で、山の植物相が大きく変わりつつあることを知った。

フッキソウ
ノブキ
 ミミコウモリ
 
ツバメオモトの花にはお目にかかれず。
エンレイソウは葉だけだった。
ゴゼンタチバナの花がようやく咲いている場所があった。
でも、赤い実をつけた株は見当たらず。
イチヤクソウの花と果実
ミヤマキリンソウ
トウゲブキ、マルバダケブキにそっくり!

ハイマツ帯に入る。もうすぐ、5合目だ!
温暖化の影響だろう。ここはハイマツとシラカバが混生している。

2016年8月5日金曜日

釧路の夏5)雄阿寒岳登山  Summer in Kushiro5)  Mt.Oakandake climbing.

今朝4時半に目覚めたので、雄阿寒岳に登ってきた。
8合目から阿寒湖が眼下に見え、左上に雌阿寒岳が見える。
雌阿寒岳は登山規制が解除されたようだ。
 山頂は道内からの家族連れと女子の単独行とぼくだけだった。
雄阿寒岳は温暖化の影響だろう。山頂までダケカンバが押し寄せており、
高山植物やハイマツがダケカンバの下になっている。消えてしまうのだろう。

2016年8月4日木曜日

釧路の夏5)  Summer in Kushiro 5)

今日は朝から天気が良かった。
ガソリンを入れて、サルルン・サルボ展望台に行ってきた。
時速70から80キロで走る。まるで、高速道路並みのスピードだ。
40分くらいして一台も車がとまっていない駐車場に着く。
立ち入り禁止になっていて、迂回路が示されている。
このような状態はもう1年経つ。
でも、構わず入り込む。しっかりした踏み分け道になっている。
このようなしっかりした道だ!
初春はフクジュソウが咲く、斜面を登る。
 以前は、ここに木製階段が作られていた。
そんなものが無くても簡単に多くの人たちが登っているようだ。
5、6分の登りで平坦な道に着く。
右はサルボへ、左はサルルン展望台だ。

今日の釧路地方はかなり気温が上がっているようで、蒸し暑いので、汗だくとなる。
さらに、刺されると痛痒い大きなブヨが飛び回る。首や手に止まる。
シャツの襟を立て、袖は手首まで下げる。
写真を撮ろうとじっとするともう3,4匹が顔や剥き出しの手の甲を刺す。
サルルン湖を落ち着いて眺めて、エゾジカが入っていないかなどと探すことができない。
サルルン展望台に着く。塘路湖が見えた。
右下はサルルン湖だ!
 イトトンボだ
この後、サルボ展望台に行くが、ブヨが多いので、ミンク?糞を拾って戻る。
国道沿いの展望台側の斜面のシシウドの花がシカに食べられていた。

釧路の夏4)  Summer in Kushiro4)

昨日、妹を郊外の空港まで車で送った。帰路、裏通りの湿原の中の道を走った。
ホザキシモツケSpiraea salicifoliaの群落だ!
車を降りて少し散策した。
また、曇ってきた。
ホザキシモツケの群落の中に足を踏み込んだ途端、小鳥が一羽飛び立った。小鳥が抱卵していたのかな?すぐ、この場を離れ、10メートル位離れた場所に移動するとその小鳥がホザキシモツケの花穂に止まって”ジィジィッ”と鳴いている。威嚇しているんだ!
花穂をアップして撮ってこの場を離れる。
この群落の2メートル先は足が埋まる湿地だ。
キツリフネ Impatiens noli-tangereも咲いていた。
晴れたらどこかに行きたい!



2016年8月3日水曜日

釧路の夏3)  Summer in Kushiro3).

サビタ(ノリウツギ)の花が咲いている。
釧路ではどこにでも見られる花である。
サビタという名前は、この花が枯れかかると花や葉が鉄サビが出たような赤茶けたように変色するために、サビタという名前がついたのだと思っていた。
何故、ノリウツギが北海道ではサビタという名で呼ばれるのだろう?

もっとも、釧路で言うフレップはコケモモのこと、コクワはサルナシだ。
ワサビはフォースラディシュ(山ワサビ、西洋ワサビ)の事だし、
子供の頃、カラスの実と呼んでいたのはナナカマドの実だ。
昨日、ようやく雨が上がったようだが、今日は相変わらずの曇り空、
晴れたら、車でちょっと遠方へ行きたいのだが、家の中で燻っている。
本を読むのも身が入らず、すぐ窓を見て外の空模様を気にしている。

2016年8月2日火曜日

釧路の夏2)  Summer in Kushiro2)

ハマナスが咲いている。
うぉー、実がたくさんなっている。まだ、熟してはいない。
これは熟すと柔らかくなって甘くて旨い。
一度大量にハマナスの実を採ってきて、お袋にジャムを作ってもらったことがあった。
あの頃の夏は、ほとんど丸一日、外で遊びまわっていた。
その遊びも家の周りで、缶蹴りやビー玉をして遊ぶのではなかった。
川や原野の沼で釣りをしたり、小鳥獲りをしたり、フレップやガンコウランの実を採ったり、
海岸の砂浜でハマナスの実を採ったものだ。
ハマナスの花や実を見ると、小学校の頃の事が爽やかに思い出される。
釧路は7月25日から8月20日までの長い長い夏休みの大半を原野を駆け巡っていた。
その頃、いつも一緒だった友を思い出す。

釧路の夏1)  Summer in Kushiro 1)

昨日、濃霧に覆われた釧路に着いた。
以前なら、霧の場合は釧路空港に降りられないので、帯広空港に降ろされることになるのだが、
今は、濃霧で視界が悪くても着陸することができる。
シャトルバスに乗って、外を見ても雨と霧で街の灯りがぼんやりと見えるだけ。

今朝、4時半に目覚めたが外は雨。
9時頃、雨が上がったのでカメラを持って外に出る。
21度と寒いと聞いていたが、それほど寒いとは思わない。
もっとも、昨夜は窓を閉め切った部屋で、久しぶりに上掛け布団をかけて寝た。

おー、ユスラウメPrunus tomentosaだ。赤い実をつけている。もちろん、口に放り込む。
うん!グズベリーRibes uva-crispaだ!子供の頃良く食べた。
こいつは赤く塾しているのを二つもらう。
釧路の花「キンレイカ」が街路樹の下に植えられている。


2016年7月30日土曜日

野遊びの場が無い。 No place where children can play in the field and the pond or swamp.  

お昼前に横浜市との境を流れる境川まで散歩した。
ザックの中にはカメラと水の入ったペットボトル。
昨日梅雨明けをしたので、青い空には白い雲が浮かび、真夏本番の暑さ!

ここは境川の水を溜めておく遊水池。
こんなに暑くても遊水池の中には入れない。
このすぐ側には野球やサッカー、テニスができるグランドが広々と作られており、
それぞれのユニホームを着た子供たちが歓声を上げて楽しんでいる。
周りにはその両親がカメラをもって子供たちの姿を狙っている。

野球やサッカーをやろうとする子供たちにとっては今は良い時代なのだ。
しかし、子供の外遊びは、野遊びが基本だろう!

池や沼、川のようなところで小魚を釣ったり、エビを掬ったり、ヤゴを捕ったりしたい、
さらには草叢を掻き分けて、昆虫を探したり、草花を愛でたり、
あるいは、水の中や草叢で遊びまわりたい子供の芽を摘んでしまっている。

「遊水池に入るな危険」という看板が目につく。それどころか遊水池の外堀のように立派な柵が張り巡らされている。事故が遭った場合に備えての行政の対策だ!
野球やサッカーよりも、野遊びが子供の健やかな身体と精神をつくりあげるだろう。
野遊びは、場や状況によってさまざまな工夫が必要になってくる。
その工夫は野球やサッカーの比ではないだろう。

「入るな危険」ということで、子供たちの芽を摘み取っている。
いつになったら、親たちの方からこのような看板を取り外して欲しいという要望が出るかな?

2016年7月29日金曜日

水田の周りを散歩  The waliking around the paddy field.

お昼過ぎに引地川沿いに散歩してきた。往復約7キロだった。
田圃への水路のコンクリートにトカゲが、、。
このトカゲいつも見るニホントカゲとは何かちょっと違う色合いだ!
帰ってきて、千石正一編「原色 両性・爬虫類」家の光協会を見ると、
成長によって色彩は大きく変わるようなので、これもいつものトカゲなのだろう。
 田圃は水が抜かれており、わずかに残った水溜まりにアメリカザリガニがひしめいていた。
ぼくはまだ水があってシュレーゲルアオガエルがいると思ったのだ。
水があると時々コブナのような魚もいることがある。
水路からの水が止められてしまったのだ、魚やカエルたちはどうしたのだろうか?
このザリガニたちは誰かに食べられるのかな?
イタチ糞があるかどうか周りをうろついたが無し。イタチがいればザリガニは手頃な餌だ!
 青々とした田圃、後1ヶ月もすると稲刈りが行われるのかな?
歩いている人はぼくだけだった。




早戸川沿いのキノコ  The mushrooms along the Hayato stream.

25日の早戸川沿いの続き

魚止橋からショートカットで林道に登って歩いていると、
お!あの苦いツチカブリかなそれともシロハツかな?
おー、たくさん出ている。
 枯れ葉を押し上げて出てこている。
一つを採って、割った。白い汁(白乳)が出る。ツチカブリだ!
一つまみ噛んで食べてみた。苦い!強烈に苦辛い!
食べられるキノコだが、手間をかけてもぼくにとっては美味しいキノコではないので、採らず。
おー、今度はイグチ
傘の表面は鞣し皮みたいだ。
イグチ特有の管孔が並んだスポンジ状だ。
アイゾメクロイグチかな?ゲットはしてこなかった。
大きく傘が開いたタマゴタケがあった。ゲットだ!
このキノコが好きな知人にあげた。