「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年7月14日火曜日

ノウサギと飼いウサギの生態の違い The ecological difference between Hare and rabbit.

先日、丹沢実習でノウサギの子供の写真が松島侑一郎君によって撮られた。
Fig.1 Hare  by Yuichiro Matsushima
ノウサギは北海道から九州まで日本全国に生息している。ノウサギLepus と飼いウサギ(ヨーロッパアナウサギOrychtolagus)は、ウサギ科Leporidaeに属し、属が違うのに外観からでは両者を識別するのは難しい。頭骨では、鼻骨の幅・長さ等いくつかの点で違いが見られる。

この両者のもっとも明らかな違いが生活様式だ。
ノウサギは巣を作らないで、草叢にアカンボウを産む。そのアカンボウは毛が生えそろって目が開いており、生後すぐに動き回れるのだ。これを早成性という。

一方、アナウサギは地面を掘って巣穴として、そこにアカンボウを産む。アカンボウは毛が生えてなくて目も閉じており、動き回ることなどできないのだ。これを晩成性という。
Fig.2 Rabbit by M.achiko Fukuda
ウサギの仲間(兎形目Lagomorpha)の仲間は日本には、ナキウサギ科Ochotonidaeやアマミノクロウサギ科Pentalagusも生息している。これら2科のウサギたちも巣穴で育児を行う。ウサギの仲間のように武器を持たない動物は外敵に対して、隠れるか足を使って逃げ去るだけだ。決して歯向かうことはできない。
Fig.3 Pika in Qinling Mts. by Daniel White
だから、もっとも危険な時期の育児を巣穴で行うのは理に適った生活方法だ。おそらく、この生き方がウサギ目の祖先から受け継いできたのだろう。

それが、ノウサギ科のウサギたちは巣穴で育児を行わないで、草叢で子供たちにお乳を飲ませている。外敵に対して隠れることと逃げることしか対抗手段がないにもかかわらず、ノウサギたちは未熟なアカンボウを産んで巣穴で育児をするという方法を放棄したのだ。
しかも、このノウサギ科のウサギたちは全国に生息している。一方、巣穴を作るナキウサギやアマミノクロウサギはほんの一部の限られたところにしか生息していない。

日本では、少なくてもノウサギの生活様式の方が、適しているために北海道から九州までの各地に繁栄しているのだ。

2015年7月13日月曜日

ヒキガエルとモリアオガエル Japanese toad and forest green tree frog.

10日の丹沢実習で、

6月11日に水溜りにモリアオガエルがいて、水辺の上のコアカソの枝にはモリアオガエルの卵塊があったことを6月13日にアップした。
6月11日以来、7月10日まで、ほぼ途切れなく雨が降っていた。
それでもこの水溜りのイモリとモリアオガエルの事が気になっていた。
7月10日に、水溜りを見ると、大きなオタマジャクシが元気良く泳ぎ回っていた。
しかし、随分大きなオタマジャクシだ。これがモリアオガエルのオタマなのだろうか?
ヒキガエルのオタマは手足が出て、尾が無くなっても1センチにも満たない大きさである。
パークレインジャーの松島君に問いかけると、モリアオガエルのオタマはヒキガエルのオタマとは比べものにならないほど大きくなるようですと云う。
食用ガエルのオタマほどではないが、モリアオガエルの身体からは想像もできないくらいの大きなオタマだ。

気になる。コヤツがモリアオガエルのオタマジャクシとは思えない。
しかし、6月10日、この水溜りの上にはモリアオガエルの卵塊がぶら下っていて、モリアオガエルがいて、水に中にはイモリしかいなかったのだ。
ヒキガエルの卵塊を5月21日に蛭ヶ岳山頂で見つけて、5センチくらいを持ち帰った。
卵が孵化してオタマになり、6月18日には手足が生えて尾が無くなったので、庭の睡蓮鉢にいれた。
ヒキガエルは、30日かからないで卵からオタマになり手足が出て尾が無くなった。
モリアオガエルは、1ヵ月過ぎてもオタマの身体が大きくなり、まだ手足が出てこない。
動物は①小さい子供をたくさん産むのと、②大きな子供を少数産む、2つのやり方を持つが、これはそういう範疇に分けられない。
同じような大きさの卵を産んでも子供のオタマジャクシ時代は時間をかけて大きくなってから大人になるモリアオガエルタイプとオタマ時代は時間をかけずに小さいまま大人になるヒキガエルタイプがあるんだ。
これは、昆虫なら、モリアオガエルタイプがセミになるのかな?では、ヒキガエルタイプはスズムシがそうなるのかな? 
じゃー、哺乳類ではどうかなって思いめぐらすのも面白い。

キノコの季節がやってきた!  The coming of mushroom season!

10日の丹沢実習の続き

土山峠から清川トンネルまでの行程で見つけたキノコ。
これは、頭が凹まないけれどベニタケ科のチシオハツかドクベニタケだ!
これは食べられるキノコなので、もちろんゲットだ!
 食べられるが両種とも辛いので辛味取りをしなければいけないようだ。
面倒なので捨てざるを得ない。
 ヤマイグチだ。もちろんゲット。
 アカヤマドリイグチだ。これもゲットしてきた。
しかし、昨日ザックから出すのを忘れていた。先ほど取り出したら、半分腐っているようにヌメーットとヤマイグチとともに黒ずんでいる。何とヒルがついている。ヒルは火炙りした殺し、イグチは生ごみ容れに捨てた。
しかし、チシオハツは採った時のままなので、パソコンの前に置いて眺めているよ。
傘の直径7,8センチのベニタケ科のウズハツを見つけ、写真も撮らずに学生たちに見てもらうために後ろに回したところ戻ってこない。捨てられたようだ。ぼくが好きなキノコなのに残念!
きっと、後ろの学生に渡った時には紫色に変色しているところが出てきたのだろう。
そのために、毒キノコと思ったのかもしれない。

2週間以上も長雨が続いたので、ヒルばかりでなくキノコもたくさん目についた。
いよいよキノコの季節の到来だ。
一人で丹沢をノンビリ歩きたい。でも、今日も畑に行かなければダメだ!
先週の土曜日も畑で、インゲン、トマト、ナス、シシトウ、オクラ、トウモロコシ、カブ、ニンジンそして枝豆の収穫をした。オクラは大きいものでは12,3センチの長さになっていた。ぼくは大好きで、アフリカで15センチくらいの巨大なヤツを食べていたので、デカイのを3個もらったが、これが酷かった。歯が立たないほど硬いのだ。中のタネを食べた。
枝豆はまだ実がしっかり入ってなかった。ニンジンは大きくなりすぎてどんどん割れてきている。
今日は、連れ合いを連れていく。

2015年7月11日土曜日

イモリの卵が見つからない訳 The reason why we could not find out the eggs of newt.

7月10日のTCA専門学校の丹沢実習の続き:
自然のビオトープ?の水溜りにいるモリアオガエルのオタマやシオカラトンボのヤゴを見る学生たち。この後、彼らはノウサギに出逢う。
 アカハライモリだ。4匹のイモリJapanese fire belly newtCinops pyrrhogasterをこの水溜りで見つけた。もちろん水に戻す。
前回の6月10日の時は、イモリの性行動が見られた。学生たちにイモリの卵塊を探してみて!っと目視させたが、イモリの卵塊はおろかイモリの幼生も見当たらなかった。これはどうしたことだろう。

ぼくが間違っていた。イモリはサンショウウオのような卵塊を産むのではないのだ。
卵を1個ずつ、葉と葉の間に絡みつけるように産み付けるのだ。探し方がまずかった。上の写真のように立って水溜りを見ていても見つかる筈もない。しゃがんで足下の草を手で分けて探さなければならなかったのだ。千石正一編「原色 両性・爬虫類」(家の光協会)を見て知った。

東丹沢のノウサギ  The hare in the eastern part of the Tanzawa.

昨日は専門学校野生動物保護専攻クラスの丹沢実習であった。
好天気に恵まれたが、山中を歩いている時は真夏を思わせるような蒸し暑さであった。
ヒルの襲来、さらにはクロスズメバチに4人もの学生たちが刺された。
ジンジンと響くような痛みだと訴える。見せてもらうと直径4、5センチに腫れ上がっている。
暑さと痛さとヒルの中を土山峠から山越えして清川トンネルの前に立つ。
トンネルの中で、コウモリやオオゲジゲジなどを見る。このコウモリはパークレンジャーの松島侑一郎君によるとモモジロコウモリとのことだ。
 トンネルから出て、先日、モリアオガエルとその卵塊があった水溜りを見て、大きくなったモリアオガエルのオタマジャクシやイモリやシオカラトンボ♂とムギワラトンボ♀を見た。
ぼくが、先頭を歩いていたが、又も学生たちが遅れている。何かを写真に撮っているようだ。
ノウサギの子供の写真を撮っていたのだ。松島君がじっとしているノウサギを見つけたようだ。
ぼくが戻った時にはノウサギは林道を横切って宮ケ瀬湖の斜面に入って行った。ノウサギの走る姿がわずかに見えた。
下は、松島君が撮ったノウサギの子供だ。
東丹沢山麓で生きているノウサギを見たのは10数年振りだ。でも、今回はぼくは見ていないも同然だ。猛禽に襲われた死骸や、事故死体や積雪期の足跡は見ているが、ノウサギの姿を全く見なくなっていたので、ノウサギの生息数は非常に少なくなっていると考えていたのだ。
シカの食害によって、ノウサギたちも食べる草本が無くなり、絶滅しかかっているとさえ思っていたのだ。だから、松島君からこの写真を送ってもらい感激だ!
雨露で毛が濡れている。
もう母ウサギから離れたとはちょっと思えない。まだ、ミルクをもらうために兄弟たちと一緒に草叢でじっとしていたのだが、学生たちの声でこの子ウサギだけが兄弟たちから離れてしまったのかもしれない。
母ウサギから既に離れて自分で採食できる月齢に達していると良いのだが、、、、、。
それにしても、アドケナイ可愛さだ。
この子が次の世代を残すまで生き延びることを願うばかりだ。

2015年7月9日木曜日

タンザニアにあったグロリオーサ  Glory lily that has been in Tanzania!

今日も朝から静かに雨が降っている。
畑に行ってトウモロコシを収穫してこないと腐ってしまうかな?
今日も憂鬱な日になりそうだ。

昨日、畑の近くの家の玄関前に植わっている花を見て驚いた。
タンガニカー湖、湖畔で見たグロリオーサだ。
グロリオーサが関東地方でも庭に植えることができるんだ。
でも、寒くなったら、球根は掘り起こして屋内で貯蔵するのだろう。
でも、それなら、釧路のダリア栽培と同じだ。
秋に掘り起こしておが屑かもみ殻が入った箱に容れて凍らせないようにするのだ。
しかし、グロリオーサは赤道直下のものなので、最低5度C以上で越冬させるのだろう。
2、3度Cではダメだろう。
切り花でも売っているから、球根が売っているのかな?
ネットで調べたら、通販でも売っていて、やはり冬は低温に当てないように部屋に取り込むようだ。
タンザニアのマハレ山塊国立公園で見た、グロリオーサは、HPの自然・生物→チンパンジーのマハレ国立公園→植物・花http://members2.jcom.home.ne.jp/fumio.fukuda/natureOK.html
と進んでください。

2015年7月8日水曜日

梅雨の中の収穫 The gathering in the drizzle.

何だか、毎日、しとしと降る雨ばかり窓から見ている。
丹沢にも、畑にも行けない。
学校がない日に、歯医者や健康診断の予約を入れている。だから、尚、丹沢へ行けない。
でも、この雨で、今まで読んだことがなかったドストエフスキーの「死の家の記録」、「地下室の手記」や何十年振りかで再びディケンズの「オリバー・ツイスト」や「クリスマスキャロル」を読んだ。
この梅雨空にはふさわしく、重苦しく鬱陶しくなるような内容だ。
でも、晴れた紺碧の空の陽光が降り注ぐ中で読むものではない。
何日も続く寒く暗い釧路湿原での厳冬期や、この梅雨空の下で読むのが合っている。

10数年振りの健康診断を終えて畑に行ってきた。
ラディシュやカブを見て驚いた。大きくなりすぎて割れている。頼まれたのに申し訳ない。
全部、引き抜き、隣のニンジンも4家族分8本を引き抜いた。
さらに、ナス、ピーマン、シシトウガラシ、サヤインゲン、トマト、ズッキーニ、ミニトマトの大きくなったのを鋏で果柄を切り離す。ミニトマトは黄色く色付いたのをクルット回して採る。
ヤマクラゲやトウモロコシ、長ネギは週末の土か日に他の家族も誘うことにしよう。
その時も、トマトやナス、ピーマン、サヤインゲンの収穫だ。

下のズッキーニは収穫した。
 もう、ニンジンは全部引き抜いても良いだろう。
大きいのは割れているのもある。
 
ピンポン玉より小さいラディシュはテニスボール位になり割れているのもある。
毎日、行って収穫しなければならなかったのだが、、、、。
 ナス、ピーマン、トマトは大きくなって割れているのもあった。
ミニトマトは地面に落ちているのもあった。
お昼過ぎまでかかって収穫したものを、先ずはTさん宅に2軒分を引き取ってもらう。
さらに、我家で残りを分けて我が家の近くのNさん宅に届ける。
これだけでも慣れていないから大変な作業だった。
で、今は風呂上りの缶ビールを飲みながらこれをアップしている。

2015年7月3日金曜日

こんなに大きくなった!  Have grown up, such as they are!

スズムシが孵化し始めたことを、5月9日にアップした。
その時は2、3ミリのか弱い虫だったが、今では下の写真のようだ。
成長の個体差が激しく、左のメスは大きい方だが、右下のオスは小さな個体だ。
そう、このところ雌雄の区別ができるようになってきた。
メスは産卵管が伸び始めているので、メスだと分かる。
全体的を見ると、雌雄の偏りがある。
オスとメスどちらが多いか判りますか?
そう、圧倒的にメスの個体数が多い。
メス:オス=2or3:1
のように思える。一度正確に性別をチェックしたいが、大変だ。きっとすでにスズムシの飼育者は報告しているだろう。
友人二人と専門学校の教え子二人にもらってもらった。
上のように折り畳んだ段ボールか草を飼育箱に容れて、それに着いている個体を分けたのだ。
二つのケースに分けたが、それでも100匹はいるだろう。
100匹いるとすると、オスは30匹くらいということか。
雌雄別々にして数えてみたくなった。
餌は市販の鳴く虫の餌とズッキーニと鰹節だ。

2015年7月2日木曜日

野菜収穫 Olericulture

知人夫婦から年中根菜をいただいていて、野菜はあまり買わなくなった。
その知人夫婦が1ヵ月間の旅行に出かけるので、野菜の収穫を頼まれた。
今朝は5時半に出かけてきた。
150坪くらいあるのだろうか?
大した作業でないと思っていたが、それは間違いだった。
 水をいただいているいる畑に隣接する家の人が出てきて、「○○さんの代わりの人ですね。
御苦労様」と労ってくれる。昨日は雨とともに風も強かったようだ。
どうりで、ナスやピーマン、シシトウガラシの枝が折れているわけだ。
腰が痛いですと泣き言を云うと、収穫の時は一番楽な時ですよ。云われてしまった。
そうなのだ、耕したり、畝を作ったり、タネや苗を植えたり、虫除けの覆いをしたり、
支柱を立てたり、草むしりをしたり収穫前はやることがいっぱいだ。
ここには、モグラもアカネズミもいて、農作物の根元を歩き回ったり、食い荒らしたりする。
その内、トラップをかけて他にどんなネズミがいるか捕まえてみよう。

ズッキーニの雌花が大きく開いている。ちょっと雄花が見当たらない。受粉もさせなくてはいけないのだ。あ!カボチャの受粉を忘れてしまった。
トマトはまたまたたくさん大きく赤くなっている。
4家族分としては十二分だ。
ミニトマトはこの場で2個摘まんで食べたが、収穫は明日に回した。
もう、このナスは500ccのペットボトルくらいになってしまった。
その重みと強風のせいか枝が折れているのが多かった。
紐で支柱と結んだものもあったが、完全の折れて落ちているものもあり、知人夫婦がせっかく精魂を傾けて手入れしていたようなので、申し訳ない気持ちになる。
強風の時は畑を見回らなくてはならいないのだ。
ズッキニーやキュウリも巨大になっていた。
雨が降ると、ナスやキュウリは1日で大きくなるようだ。
インゲンも鉛筆くらいの長さになっているので、明朝も行って収穫だ。
収穫物を配って、帰宅したら、ナデシコがイギリスの勝ったところだった。
新幹線内での焼身自殺、自民党の言論弾圧を助長するマスコミ批判、ギリシアの債務不履行など耳を疑いたくなるような悪いニュースが多い中で、ナデシコの勝利は晴れやかな気持ちにさせる。

2015年7月1日水曜日

糞内容物:食肉目の動物たちが食べた物 The contents of scats: the food that carnivora took.

―ゴジラ尾根・鍋嵐・宮ケ瀬尾根の糞―
今回は、最近、拾えなかったアナグマ糞やハクビシン糞、タヌキ糞を11ヶ所で見つけ拾うことができた。
×:アナグマフン、①~③:タヌキ糞、①~④:テン糞、①・②:ハクビシン糞、:クマ糞

アナグマ糞×
腐葉細片、土壌動物(甲虫含む節足動物)外骨格

ハクビシン糞
ヤマザクラ種子果肉果皮
 ハクビシン糞
ヤマザクラ種子果肉果皮

 クマ糞△
ヤマザクラの種子、何故か全体にトロミをつけたようなぬるぬる状であった。

タヌキ糞①
膜翅目翅、甲虫外骨格触覚脚、ムカデ外皮頭部

タヌキ糞②
腐葉細片、土壌節足動物外骨格脚触覚

タヌキ糞③
ヤマザクラ種子

 テン糞
ヤマザクラ種子果皮
テン糞
クワ種子、ヤマザクラ種子果皮
 テン糞
植物繊維、ムカデ外皮脚
 テン糞
樹の花の蕾を食べた?4、5ミリの大きさの萼片or花弁が多数。
水洗いすると最初は黄土色に濁った、これは花粉を食べた時がそうなる。

上の11個の糞の内容物

クマ糞も含めて11個の糞の中6個にヤマザクラの種子がたくさん含まれていた。さらに、テン糞④では花の蜜を食べたと思われる花食いのものが出てきた。
枯れ葉が積もって腐葉土した中に潜んでいる節足動物や食べている糞がアナグマ、タヌキ①②、テン③で見られた。
標高が500メートルを越えるところでは未だ春季と変わらない食事内容だ。
もう少し、クワやキイチゴの仲間の果実が食べられても良さそうだが、テン②の個体を除いて、
標高が低いところまで行動域を持っていないという事なのかも知れない。

2015年6月30日火曜日

素晴らしいフウランの匂い! The pleasant odors of Fuuran Orchids!

素晴らしい匂い。
昨日、午前中に糞洗いをした時は気が付かなかった。
午後、畑から戻って庭に出たら良い匂いがするのでフウランを見たら花が咲いている。
鉢ごと僕の部屋に持ち込んだ。
やー、なんという素晴らしい匂いだ。芳香という言葉が合う!

お昼前に、知人夫妻の畑から、トマト、ミニトマト、キュウリ、ナスなどを収穫してきて、
他の3軒分に配り、お昼に先日収穫したジャガイモを塩茹でして、トマトやキュウリとともに食べ、
収穫を味わう。巨大キュウリとナスは切って一夜漬けにした。
ズッキニーを採ってくるのを忘れた。
トマトやキュウリ、ナスは巨大になっていく。
明日は学校なので、帰宅してから行ってみるかな?
今週は金曜日は休講なので、金曜日に山に行こう。
収穫した野菜。左からキュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、上の葉物は山クラゲだ。
これから、オクラやサヤインゲン、シシトウガラシなどが採れ始める。
4軒の家で消費するには丁度良いが、今の時季は収穫が大変だ。

あー、部屋の中は朝からフウランの良いニオイが一杯だ。

2015年6月29日月曜日

え?まさか?横浜市街地にアナグマが! It's incredible, is it true? In the Yokohama city, a badger inhabit?

土曜日に横浜であった大学時のクラス会で、横浜の友人からハクビシン?の糞3個をもらった。
今朝、先日のゴジラ尾根・鍋嵐・宮ケ瀬尾根で拾ってきた糞の残りと洗った。
 ②
 ③
①と②の糞は花の蜜を食べたようで、洗うと黄土色に濁った水が何度も流れた。
これは花粉も一緒に食べた時の特有の糞の濁りだ。
しかし、①と②ともツバキの花粉食い(実際はツバキの蜜を食べている)の場合のように
花粉塊や葯などのそれと明らかに判る花の部位が全く判らなかった。
①②ともハクビシンが食後身体を舐めまわしたと思われる細く柔らかい毛束が入っていた。
今、ハクビシンは毛代わりの時季なのかな?
さらに、①では5センチ前後の単子葉の葉が6枚あった。
飼い犬でも草を食べる時があるが、食べる草はイネ科の草だ。

③は今回のブログのタイトルにしたものだ。
洗うと、大半が土で0.5ミリメッシュの茶漉しの網目から流れ落ち、残ったのが昆虫の脚、外翅、外骨格などの細片だ。さらにヤマザクラの種子が1個真っ黒になって入っていた。
これは、内容物からしてもうアナグマの糞そのものだ。
友人の家は横浜市神奈川区の相鉄線の上星川駅近くの高台の上だ。

クラス会

27日(土)の午後5時から大学の時のクラス会が横浜であった。
ぼくは、折角だから大学を訪ねてみることにした。
八景駅前の様子を伺い、学校までの線路に沿った細い道を行った。
 道沿いにある45年以上前からあるカヤ葺きの家は健在だった。
維持するのに大変費用がかかることだろう。
大学正面には裏山が見える。
静かな雰囲気も昔のままだ。
銀杏並木の両側には45年前までなかった建物が並んでいた。
また、コンビニがあり、正面の生協食堂も現代風のカフェテリアとなっていた。
ぼくは、アメフトの学生に注文の仕方を聞き、彼らと同席して塩柑橘そば(冷)を食べた。
彼らの2、30分も話し、ぼくは裏山へ、テンかタヌキのフィールドサインでも見つからないかと歩いた。山頂を越えて向こう側へ下りると第二グランドがあった。
再び、登り返して構内を見てまわった。
かってバラックが立ち並んでいるようにあった部室はなくなり、コンクリートのビルに納まっていた。
防火用水があれば、その中にマミズクラゲがいたので、網も持っていったが、裏山にも構内にも防火用水池は無くなっていた。
その後、金沢八景駅付近をぶらつき、六浦に行って下宿していた家の前に行くと、もうアパートではなくなっていたが、大家さんの名前と他に別の表札がかかっていた。娘さん家族と同居しているのだろう。
各駅で横浜まで戻ったが、5時まで時間たっぷりなので、有隣堂で文庫本を2冊買い、ヨドバシカメラを覘いたがお客が溢れんばかりなので、すぐ出て、沖縄時間という居酒屋に入り生ビールとくらという焼酎をもらい、本を読みながら呑む。

クラス会は女子1名を含む8名が集まる。皆、若々しいので自分の老化が気になった。
全員あつまっても15、6名くらいなものなので、気心が知れているので、
完全に、昔の状態に戻ることができた。
横浜の友人からは、彼の家の庭にこのところハクビンシンが糞をしていくようなので、
庭で拾った糞を3袋もらう。

2015年6月28日日曜日

コウベモグラは殺された。 The Koube Mole was killed by a crow.

各務原の友人が朝の散歩で見つけたコウベモグラを宅急便で送ってくれたことをアップした。
剥皮すると左肩から背に掛けて5~10ミリの穴が開いており、その部分が内出血もしている。
早朝、明るくなったときに出てきて、カラスに移動しているところを上から一突きされたのだろう。
でも、カラスは加えたがその匂いが嫌で食べなかったと考えられる。
このトガリネズミ目の仲間、ヒミズやジネズミ、トガリネズミも何故か登山道にそのまま転がっていることが多いが、ぼくは丹沢山塊では一度もモグラの死体を拾ったことはない。
ただ、動物が食べたが吐き出したモグラを見つけたことはある。

コウベモグラはアズマモグラと違って、こちらのヒミズやジネズミのように地上に出てくることが多いということなのかな?
ぼくは、40年くらい前に伊豆沖地震があった時に、奥湯河原の藤木川上流の河原にあった餌場でサルを観察していた時に、2匹のモグラが別々に沢を横切ったのを覚えている。
2匹目の個体は捕まえて写真を撮った。
その後に、その餌場があった谷間に、「ゴー」というまるで飛行機が墜落してきたかのような地鳴りの響きに空を見上げたのだ。
夜の7時のラジオのニュースで伊豆沖地震があったことを知った。
それで、地鳴りであることを知ったのだ。

まさか、各務原の辺りでしばしば大きな地震があるわけではないのに、何故、モグラを拾えるのだろうか?不思議だ。

2015年6月27日土曜日

自然探索:これは誰がした? 二つの歯型  By whom was it done? Two tipe of tooth mark!

―ゴジラ尾根・鍋嵐・宮ケ瀬尾根の続き―
ゴジラ尾根の「水源の森林 神奈川県」書かれた杭の頭の部分は赤いプラスチックの帽子が被されている。この赤い帽子がことごとく齧られている。
Jピークにある杭も齧られている。
この杭の帽子の赤い部分を齧る動物がいることについては以前もアップした?
これは、誰が、何のために齧るのだろうか?
歯型が残っているので、スケールとして10円玉を置いた。

これは宮ケ瀬尾根の不思議なミズキの側にある樹である。
根元の樹皮が大きく剥されている。
どうも、樹皮を食べた痕とは違う。
剥された樹皮が残っている。
剥された部分の右の方の部分は、以前にかなり大きく樹皮が剥されている。
歯型が残っている。
どうも、樹皮を剥した時に舐めたのかな?しかし、何故歯を立てる?
形成層部分を食べたいなら、剥した樹皮には歯型は付いていない。
こんな大がかりな食べ方?樹皮の剥し方ができる動物は、クマか?シカか?カモシカだ?。
誰が、何のためにやったんだ?
以前に剥した動物と同じ動物なのだろう。
杭の赤い帽子の歯型や木の根元の歯型は何れも切歯で作られた痕だろう。
しかし、誰が何のためにしたものだろう?