「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2014年3月27日木曜日
2014年3月26日水曜日
ハタチガサワ林道 The Hatachigasawa forest road.
昨日は、車を駐車した場所からハタチガサワ林道を往復した。赤いGPSの軌跡がついているが、
7.7キロの行程を3時間ちょっとを掛けて歩いた。
テン糞は7個も拾った。①はカーブミラーにあったサルの足跡である。
水溜りにあったヤマアカガエルの卵塊は、すでに発生が進んでいた。
下の写真の場所で以前クマの親子に逢った。
それにしてもひどい山の斜面だ。木は生えているが、草がない。
まるで街中の公園に植栽されている木のようだ。
下草がないので、痛々しい。径路が見える。
本間ノ頭?はまだ雪に覆われている。
カーブミラーにサルの足跡があった。クリックして拡大すると手形が判るよ。
ゴジラ尾根の沢には残雪がある。
宮ケ瀬尾根からハタチガワサワ林道への沢にも雪渓が見られた。
草が生えてないから雨や雪で表層土が流れて木の根が剥き出しだ。
林道の終点である。Yabeさんが残雪の右の方に居る。
今の時季にこれだけ残雪があるので、この辺りの木の芽吹きも遅れている。
でもクマはこの温かさで目覚め、餌となる木の芽を探し求めているだろう。
今の時季にこれだけ残雪があるので、この辺りの木の芽吹きも遅れている。
でもクマはこの温かさで目覚め、餌となる木の芽を探し求めているだろう。
2014年3月25日火曜日
エ?ヤマアカガエルだ! E? It's a montane brown flog!
このところ外に出るとクシャミ鼻水が酷いので、窓も開けないでいたが、
昨日お昼過ぎに庭に出た。
スイレン鉢の中をのぞいたら、となりに並んで置いている小さな水鉢の浮き草が
不自然に動く、昨春はこの水鉢にヤマアカガエルの卵塊があったのだ。
今年は卵塊がないが、浮き草をそっと避けて見ると、、、
ヤマアカガエルだ。そうだとすると、コヤツは昨年の暮れもこの水槽にいたので
一年中、ここにいたことになる。
それよりもコヤツは恐らく、ぼくが一昨年やその前の年に土山峠から持ってきた10数個の卵から
生まれた個体の一匹だろう。
分散したくても分散できずに、ここに居ついてしまったのかな?
横浜の友人の家の庭にはガマガエルが数匹いるが、それは小さな池があるから
なのだろう。
ということは、カエルは定住性を持っているということか?
今日は、これからYabeさんと丹沢歩きだ。どこに行くかな?
2014年3月24日月曜日
二つのビーグル犬の頭骨 Two skulls of beagle.
先日、教え子のMarikoさんから貰ったビーグル犬の頭骨だ。
実験用に繁殖・飼育されていたビーグルなので頭骨の形状や大きさなどの差異は
ほんの僅かだ。
でも、これらのビーグルも生きている時は、それぞれ個性をもった顔をしていたんだろうネ。
ピーナッツ村に出てくるチャーリー・ブラウンが飼っているスヌーピーは
世界中で一番有名なビーグルだが、兄貴や弟、妹がいて顔はもちろんのこと身体全体も違う。
スヌーピーたちは分裂や出芽のように無性的に生まれてきたのではなく、オスとメスの両親がいて有性生殖で生まれてきたのだから、スヌーピーと兄貴のスパイクや弟のオアフはまったく異なる。
しかし、実験動物として何代にも渡って繁殖・飼育されているビーグルは
その個性でさえも似たような個体に作り出されているのだろう。
でも、だんだん、この二つのビーグルの頭骨の違いが見えてきた。
部屋の中のもう一つのファレノプシスが咲きだした。
庭では春の朝の光を浴びて春の花が咲いている。
2014年3月23日日曜日
マウスの尖った臼歯 The pricklel molors of mouse.
昨日教え子のMariko さんからもらったマウスをアップした。その歯を見た。
左の個体の下の臼歯が見える。
咬合面にたくさんの尖りがある。
マウスはハツカネズミだ。
飼育下のマウスは野生ハツカネズミと比べて柔らかい物を食べている。
その為、咬合面の摩耗は少ないだろう。
このマウスの咬合面は摩耗していないと考えられる。
それともマウスの下顎の臼歯は、野生のハツカネズミでもこうなのだろうか?
アップしたテン糞④から出てきたネズミの臼歯はほとんど摩耗していない。
take隊員のコメントがあったようにアカネズミであるとしたら幼体であることは確実だ。
しかし、アカネズミは厳冬期の1、2月にも出産するのだろうか?
ハツカネズミ(マウス)の臼歯は野生状態でも上の写真のように尖っているのだろうか?
何だかまた判らなくなってきた。
まてまて、Marikoさんからはラットも2個体もらっている。
臼歯をみた。ドブネズミ(中国のキンシコウの調査地のもの)より尖ってはいるものの、
マウスのように尖ってはいない。
とすると、臼歯の咬合面が尖っているのは、マウス(ハツカネズミ)の特徴かもしれない。
でも、テン糞④を見つけた場所は山の中だ。そんなところにハツカネズミがいないだろう。
やはり、カヤネズミやヒメネズミの歯を見たいものだ。
子供の頃は、家の中にドブネズミとハツカネズミがいた。
ドブネズミは天井裏をバタバタ走り回り、屋外に生ゴミを捨てるゴミ箱があったので、
屋外でもドブネズミは見つけた。
ドブネズミはネズミ取りにかかったらそのまま水に沈めて殺した。
ハツカネズミは何故か茶箪笥の中で見つけた。
ハツカネズミは可愛いので飼ったものだ。
2014年3月22日土曜日
マウスの骨格標本 The skeletal specimen of mice
一昨日、専門学校を8年前に卒業したMarikoさんが大きな段ボールの箱を持ってやってきた。
彼女は実験動物の会社に勤めていて、そこで解剖処理され不要になった動物の遺体を貰い受けて骨格標本にしたり、頭骨標本にしていた。
イヌ(ビーグル犬)、サル(カニクイザル)、ウサギ、ラット、マウスなど多数の標本を持ってきた。
結婚した相手が骨格標本を嫌がるので、貰って欲しいという連絡があったのだ。
どの標本も過酸化水素水で脱色されて真っ白になっており、綺麗だ!
これらの動物たちは、これまでぼくが持っている動物たちとは違う生活をしてきたのだ。
ぼくらヒトのために、医学用、薬学用などさまざまな実験をされてきた可哀想な動物たちだ。
Marikoさんが骨格標本にしなかった動物たちは、焼却処理されたようだ。
せめて、これらの標本になった動物たちを大事に扱っていきたい。
2014年3月20日木曜日
誰の歯? Whose teeth?
昨日アップしたテン糞④の不明の骨片である。
どうもアカネズミ位の大きさの齧歯目の頭部が噛み砕かれた部分のようだ。
上部中央の橙色で囲ったのは頸椎部分で、右は環椎、左は第二頸椎から第三、第四まで並んで
咬まれている。赤色で囲ったものは左右の聴胞部分だ。
緑色のAとBは下顎骨の一部であり、左上の緑のCは関節突起の部分だ。
下の緑で囲った部分のCは下顎の切歯であり、緑BとCを除いたものは8本の臼歯である。
上のままでは臼歯の咬面がよく見えないので、木工ボンドで方眼紙に貼りつけた。
ハタネズミ亜科の臼歯ではない。ネズミ亜科の臼歯かな?
ホームページでハタネズミ亜科とネズミ亜科の歯の違いをアップしたことを思い出した。
切歯はネズミ亜科のもので細い。臼歯の咬合面が違う。ずいぶん山が尖っている。
手持ちのリスのものとも違う。ヤマネでもなさそうだ。
で、安部永著「日本産哺乳類頭骨図説」を見た。
臼歯をしっかり見ることができなかったが、どうも該当する齧歯目が判らない。
まて、丹沢に生息する齧歯目は、ネズミ科の動物と、リス科、ヤマネ科だ。
リス科のモモンガやムササビよりもやはりネズミ亜科の動物たちの臼歯に似ている。
そうするとアカネズミではないから、カヤネズミかハツカネズミということになる。
山の中だからカヤネズミ?ん?ヒメネズミもいるか?
ダメ、降参だ!手持ちの資料がないからわからない。
専門家の金子之史博士にお尋ねするよりないかな?
5個のテン糞の内容物 The contents of five scats of martens.
17日の尾根歩きで拾ったテン糞だ。水洗いして内容物を調べた。
①~⑤は昨日のGPSの軌跡図のルート上で示された場所である。
①:マメガキ種子3個果肉果皮
②:1~2センチのネズミ毛が大半、骨片少し、甲虫腹部外骨格
③:マメガキ種子4個、サルナシ種子、キブシ種子、ネズミ毛少し、骨片少し、ネズミ切歯3(下顎2、上顎1)
このネズミは切歯からアカネズミと推定した。
このネズミは切歯からアカネズミと推定した。
④:マメガキ種子9個果肉、サルナシ種子21個果肉、キブシ種子4個、1センチ前後の哺乳類の毛少し、骨片、頸椎(第一から~5)、下顎切歯1、臼歯8個(これについては今同定中)
⑤:マメガキ種子9個果肉果皮
今回のテン糞5個の内3個からネズミ類を食べたと思われる毛や骨片、歯が混じっていた。
骨は細かく噛み砕かれていた。
冬季とその他の時季に動物を食べた場合の違いのようなものがありそうだ。
伊勢沢でも見つけた糞の中からシカ毛がでてきたが、骨は細かく砕かれていた。
今回の②、③、④の糞でも全て齧歯目の小動物であるが、
切歯や下顎でさえも細かく砕かれていた。
それは、マメガキの種子も1、2個噛み砕かれている場合が見られた。
今年は雪が深かったし、林床が雪で覆われる期間が長かったので、
動物たちは見つけた果実は骨や種子まで噛み砕き、栄養摂取を試みたようだ。
さらに、③、④の糞からはキブシの種子も出てきた。
暮れから今まで、キブシの種子が少ないのは、
昨年はどうもキブシの実生りが少なかったようだ。
2014年3月19日水曜日
初春の尾根歩き Waliking the ridges in the early spring.
17日に歩いたGPSのルートである。
11.2キロの距離を歩いたことになる。
山神隧道を潜って少し、不動尻まであるくが引き返して
スギ林の中の鐘ヶ嶽への道を登り、そこから大山方面への尾根を歩く。
大沢分岐で大山へは登らずに梅ノ木尾根をくだり、日向山、見城山を通って
広沢寺温泉無料駐車場までの軌跡である。
①から⑤はテン糞を見つけた場所である。
尾根上は全く雪が残っていなく、大沢分岐付近はザリザリと乾いた砂の尾根だった。
このルートは動物のフィールドサインが少ないのが残念でもある。
土山峠付近から鍋嵐一帯がちょっと懐かしくなってきた。
この一週間に、専門学校の2度の講師会出席、慶応からは秋学期の成績付けの不手際があり
メールや「変更申請書」が送付されてきた。
この学生には大変申し訳ないことをした。評価Aなのに試験を受けてないことにしていたのだ。
2度見直した筈だったが、約250名のWeb入力時にマウスのカーソルを持って行くところを間違えてクリックしてしまったのだ。
今朝、また専門学校からのメール。フジテレビの動物番組のアンケートに応えて欲しいという
広報からのものだ。
ぼくはもうすぐ68歳だが、定年の無い仕事をしてしまっている。
65歳の時に、学会誌や論文や本などの一部は整理し、学会を退会し、引き受けていた高梁市の臥牛山のサルの保護管理委員も昨年辞めたのだ。自分で、身の回りを整理していかなければならない。しかし、山に行ったり、お酒を飲んだりするお金は稼がなくてはいけない。
悠々自適の生活はありえないので、できるだけ仕事をしながら若者と接していきたい。
2014年3月18日火曜日
2014年3月17日月曜日
オタマジャクシになっていた! They had become the polliwogs!
今朝、伊勢沢にもう一度行ってみようと思った。
が、大山や丹沢の山をみて次第に気が変わった。
大山の上部にあんなにあった雪がずいぶん消えているのだ。
不動尻から唐沢峠に行ってみることにした。
車を広沢寺温泉の市営無料駐車場に停める。
簡易トイレで用をたし、山神隧道に向けて林道を歩く。
もう、周辺の雪はまったく消えてしまっている。
休耕田を覗く、オタマになってるぅ!
雪の中でも凍ることなく発生がすすみオタマになったんだ。
凄い!ヤマアカガエルの生命力。
なんと、カメラにおかしな表示がでている。SDカードが入ってないようだ。
え?え?愕然とする。もう、歩く気力も失せる。
まて、携帯がある。記録は携帯でもできる。
これらは内臓メモリーに記録された。
山神隧道から不動尻方面に向かったが、引き返し、鐘ヶ嶽への道を登る。
大沢分岐まで歩き、梅ノ木尾根を下って、日向山、見城山と歩いて駐車場に着く。
11キロちょっとの行程だった。
沢には雪が残っていたが、このルートではまったく雪が消えていた。
しかし、唐沢峠付近から大山山頂部はまだ雪が残っている。
2014年3月16日日曜日
山菜だ! Wild vegetable!
春爛漫の陽気に釣られて引地川沿いを歩いて親水公園まで行ってきた。
これは、カンゾウの仲間の新芽だ。これを軽く茹でで酢味噌和えで食べたい。
これは、ナズナだ。
ナズナはキンシコウの調査地の農家では子供たちが摘んでいた。
でもこれは、大きくなりすぎている。
油炒め。旨かった。ただ浸しにして醤油をかけて食べるのも苦味があって好きだ。
おぉー!ノビルだ!
これを引き抜いたら小豆よりも小さな球根だった。でも、表面の泥を落として食べた。
好きだ!エシャロットよりはるかに旨い。
帰路、無性にキンピラを食べたくなったので、ニンジンと大根のキンピラを作ったよ。
味噌を少し絡めてみた。うん、いける!
5時になったら、酒の摘まみにしよう。
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