「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2012年10月18日木曜日

ザクロの実  Fruits of a pomegranate.

我が家の道路を隔てた前の家のザクロの実が赤くなってきた。
ザクロの木は真夏の鮮やかな赤い花と、この時季に赤い果実の時季に存在感を示す。
今日は、ちょっと晴れ間が出たが、小雨が降ったり止んだりのはっきりしない天気だ。
とうとう家にいて、コヒーを飲みながら、昨年isa隊員から譲り受けたタヌキの脊椎の椎孔に紐を通して、本棚から下げた。仙骨・腰骨・胸骨・頸骨をつないだのだ。
これで、いつでもそれぞれの骨の形を確かめてみることができる。
 
さあー、明日の専門学校の授業の用意をしよう。


隧道内で見つけたアライグマ糞 A racoon scats found in the tunnel.

13日の丹沢実習で、三叉路から清川平成の森に行く途中の吹風隧道内で、
動物糞を見つけた。
暗いのでフラッシュを点けて撮った。
アライグマの糞だと考える。
Mark Elbroch、2003,"Mammal tracks & sign" A guide to North American Speciesのpp.538-539
アライグマの3個の糞の色は黒褐色で、直径0.8-3cmで、長さが8.9-17.8cm
となっている。この本での糞の長さは全部の長さを意味する。
上の糞に銀紙が見える。
今日、小雨になったので、庭の水道栓で洗った。
クリックすると拡大します。
銀紙(折詰弁当のものか?)、赤く光って見えるのが甲虫の外羽だ、茶褐色の紐状の物が左右や上部にも見えるが、それは単子葉の葉(あるいは、ヨシの茎を食べた?)、上にたくさん浮かんでいる半透明のものは、大ムカデの身体の外骨格だ。黒く光っているのは甲虫の胸部や腹部の外骨格や脚、4センチくらいのムカデが半分消化されたまま残っている。
果実の種子はまったく見つけられない。
 
アライグマの糞を見つけたのは始めてかな?宮ヶ瀬尾根でアライグマの足跡を雪上に見つけている(今年の3月13日アップ)。
上で参照したガイドブックによると、アライグマの糞には線虫がいて、これは人の命に関わるような病気を起こさせるようだ。扱いは注意!と書かれている。
 
あー、陽が射してきた。晴れた!丹沢へ行けば良かった。

2012年10月17日水曜日

この香り! This good fragrance!

部屋の中に居ても、キンモクセイの香りがする。
今年は特に強い感じだ。
連れ合いが、庭のキンモクセイは剪定しなかったから、すごくたくさん咲いているという。
部屋の階段のところにも花瓶に一枝挿している。
見に行った。
というのは我が家のキンモクセイは庭に西の隅に植えているので、お隣さんの駐車場に入らなくてはいけないのだ。
本当だ、たくさん花をつけている。
キンモクセイはこの初秋に、存在を示す。
秋に澄み切った空に、このキンモクセイの香りが合う。
ぼくは、春のジンチョウゲから始めまる花の香りが大好きだ。
ここ神奈川では、冬を除く春から秋まで木の花の香りを楽しめる。
 
やまぼうしさんからメールをもらう。また、清川村内でツキノワグマが目撃されたようだ。
今年は全国各所でツキノワグマが出回っている。
夏が異様に暑かったので、ブナの実を含むドングリの出来が良くなかったようだ。
稲穂をサルのようにしごいて食べているところが長野で撮られている。
トウモロコシなら分かるが稲まで手を出し始めたか?すぐに市街地や農耕地から追い払わなければいけない。クマもサルのように人馴れしたら厄介だ。
あー、早く足首を治したい。


初秋のテン糞の中身 Contents of marten's scats in early fall

10月12日土山峠からの湖岸道路沿いのテン糞の内容物
写真のアルファベットは12日にアップしたときのものだ。
実習に学生に水洗いしてもらうのが待ちきれなく水洗いした。
この糞は一様に太くて、アケビの種子がこぼれている。
アケビの他に何を食べているのか?
アケビの種子が102個と大半を占めており、ムカデの脚や身体の外骨格、
さらに脊椎動物の骨片が2個あった。
 
見た目は、サルナシの果皮と種子だ。
D 
この糞は水洗いするまでもないかな?っと思った。が、水洗いした。
サルナシの果皮や種子の他に、アケビの種子が11個と、カマドウマの脚と外骨格、さらに哺乳類の長さ5ミリ前後の毛、及び頭頂骨などの頭骨の破片と骨片がでてきた。
 
 
これも見た目はサルナシの果皮とアケビだ。
洗ってもサルナシの種子が6個と果皮が二片、他はアケビの種子だ。
これらの三つの糞の中から出てきたアケビの種子には果肉状のものがついていた。
 
ちょっと反省だ。見た目というか表面に表われているものを大雑把に見ただけでは
ダメだ。CとDの糞は同一個体の可能性がある。Cからは毛は出てこなが、2欠片の脊椎動物の骨片が出たし、Dからは見た目は毛などまったく見えないが5ミリ前後の哺乳類の毛と頭頂骨の部分の欠片や頭骨の破片などがでてきたが、50メートルも離れていないので同じテンの可能性が高い。不思議なのはFの糞だ、アケビの種子が多数を占めるとは思いもよらなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


2012年10月16日火曜日

ボノボが食べられている! Bonobos are eating as bushmeat!

 
皆様、是非下記をクリックしてください。
ナショナルジェオグラフィに載っている記事です。
ボノボがブッシュミートとして食べられている。
アフリカではまだまだ野生動物を食料として、ゴリラやボノボのようなぼくらの兄弟までも食べられている。
どのような形で援助できるだろうか?

キノコ Mushroom

先日の専門学校の丹沢実習で、ぼくとH君とM君が歩いたコースのGPSの軌跡。
湖岸道路上のウエイポイントは全てテンやイタチ糞を見つけた地点。
トータルで11キロ歩いたことになる。
ベニタケ科の ケシロハツである。しかし、乾ききっているせいか割っても汁が出なかった。
これ、2本あったので、持ち帰り、泥や葉を洗い落して味噌汁に容れたが酷く苦かった。
でも、久しぶりのベニタケ科の歯触りを楽しんだ。
これは、苦いので細かく切って水に晒してから食べた方が良いようだ。
これ、ニンギョウタケだと思うのだが、奥湯河原で見つた時のものと感じが少しちがい傘が薄いのだ。もう、30リットルザックに2、3杯もある。持ち帰ったがベトついていて調べる気にならなかった。
実は、この場所、この3年間毎年出ているのだ。スギ林なのでニンギョウタケではないのかも知れない。ちゃんと調べなきゃ!
カラカサダケが2本出ていた。
このまま持ち帰って冷蔵庫に入れてたら傘の直径が5,6センチくらいに開いた。
これは、バター焼きして食べる。
しかし、学生たちはキノコを非常に気味悪がる。
ぼくは、小学校低学年の頃からボリボリ(ナラタケ)などのキノコ狩りをしていたので、キノコとみれば採りたい、食べたいと思う。

2012年10月14日日曜日

誰が齧った? Who did gnaw it?

モミの松毬が落ちていた。
これは、リスかタイワンリスあるいはムササビが齧ったのか?
どうして、全部齧って大きなエビフライを作らなかったのか?
大きな種子を取り出し、齧ってみた。
シイナだ。中身が入っていない。
それで、このモミの松毬を食べようとしたヤツは途中でやめたのだ。
でも、このような齧り方をするのは、リスではなさそうだ。
なんだかすごく雑な噛み方をしている。タイワンリス?

ヤマシャクヤクの種子、遠方からもこの赤い色がよく目立つ。
嬉しいことにこの場所のヤマシャクヤクは株が増えた。
鳥にでもついばんでもらって遠くに種子を分散させるために、このような見事な「赤と黒」のコントラストになっているのかと思ったが、、、、、、。周囲にも種子を落としているのだ。
高畑山の山頂にあった、見晴台を何故、取り払ったのだろうか?
新しいものが作られそうもない。
ここの広場は、シカが食べないヤマトリカブトとテンニンソウの群生地のような状態になり、
休み台も埋もれてしまっている。 
シカの個体数が調節されて、食害が少なくなったら、丹沢の草木が繁茂して、ヤブが形成される。そうすると、これまでのように苦労せずに山の斜面に取り付いて登ることなどができなくなるだろう。
40年前のように、ナタを腰にさげヤブを切り払いながら歩くことになる。
2メートル近い、タケザサの中に、クマイチゴ、ニガイチゴ、サルトリイバラ、サンショウ、カラスザンショウの木があるようなヤブの中で身動きできなく、必死になってナタを振り下ろしながらサルを追っていた頃が思い出される。
 
 


これは何? Wthat's this?

昨日は、TCA専門学校の丹沢実習だった。
3班に分かれて歩いた。学生たちに食肉目の糞を採集させた。
秋の気配が濃厚であり、多くの糞はアケビの種子だけでできているようだった。
高畑山直下の登山道沿いで、ぼくは不思議な植物を見つけた。
足元の斜面に見つけた時はホコリタケの仲間のキノコと思った。
が、触ると非常に堅い。
ストックで掘り出した。
学生のKu君がナイフで切ってみた。
ジャガイモのような堅さの不思議なものだ。 
余りにも奇妙な植物だ。
もちろん持ち帰った。 
切った部分を合わせて、庭の鉢のすみにあったような状態に植えた。
これは、なんだろう。
お分かりの方、教えてください。
 
ヤマボウシさんからメールをいただいた。
ジャガイモタケ科というのがあるようで、ジャガイモタケをネットで見ても、
丹沢で見つけたもののように
ジャガイモのように堅く、しかも切って丸一日たっても切り口が変色しないのは、見当たらない。
これは、色も持った重さや堅さもあまりにもジャガイモに似ている。
いずれにしても、ジャガイモ科のキノコであることは間違いないようだ。
これからどのように腐る?のか見ていきたい。

2012年10月13日土曜日

秋の気配 Flavour of fall

昨日の続き
ジョロウグモの巣がたくさんあった。
林道から少し離れたところのこのジョロウグモの巣には上の方に、
小さなオスが2匹いる(撮った時は3匹と思った)。
2匹のオスが1匹のメスを狙って争うわけではない。
仲良く?メスに気がつかれないように静かにとまっている。
やはり、ジョロウグモは一妻多夫の性関係をとるのかな?
この林道には湖岸沿いに大きなサルナシの木がある。
今年もたくさん実をつけている。まだまだ堅そうだ。
それでも、昨日ゲットしたイタチやテン糞はサルナシを食べたものがあった。
しかし、この実を狙えるのはサルくらいかな?
そういう場所にあるサルナシだ。 
今日は、これから丹沢実習だ。
御殿森ノ頭―高畑山付近をうろちょろして、動物糞を見つけるつもりだ。

2012年10月12日金曜日

初秋のイタチとテンの食べたものは? What did weasels & martens eat?

朝、思い立って6時過ぎに家を出た。
案の定渋滞だ。裏道を通って8時前に土山峠に着いた。
1時間半くらいで来たことになる。
GPSや本などを忘れる。
カメラはLUMIXのGH1と予備としてGF5を持つ。
最初の橋の上に乾いたイタチ糞だ。
まだ洗ってないが、サルナシの種子らしいものが見えている。
また、イタチ糞だ。これはアケビの黒い種子が見える。 
二つ目の橋の上の真ん中にこれみやがしにテン糞だ。
アケビの黒い種子がこぼれている。 
これもテンの糞だ。橋の欄干の下にある。
サルナシの果皮だろう。
もちろん、お持ち帰りだ。 
これは、上のテン糞から2mも離れていないところにあった。
イタチがアケビを食べた糞だ。
湖岸林道から清川隧道へ入る山道(経路)の手前でテン糞だ。サルナシを食べたものだろう。
もちろん、これもTakeawayするために、ビニールの小袋に入れ、日付時刻を記した紙片を
中に一緒に入れて閉じる。 
表面から見ただけでイタチやテンが何を食べた糞か推定した。
この糞は、明日の丹沢実習で拾えなかった学生に渡すつもりだ。
学生たちに水洗いしてどんな内容物が出てくるのか、調べさせる。
だから、これらのA~Fまでの糞の正確な内容物の答えは2週間くらい後かな?
 

丹沢で!

久しぶりの丹沢だ。
土山峠に来ている。
足首が良くないので林道歩きだ。
テン糞だ。来て良かった。アケヒの種子が見えている。

2012年10月11日木曜日

菊の季節  The season of chrysanthemum.

先日、奥湯河原から天昭山神社まで歩いたとき、キンモクセイは終わりかけていた。
しかし、セイタカアワダチソウ、ミズヒキなどが初秋の陽を浴びていた。
そして、なかなか調べきれないキク科シオン族の秋の野菊が咲き誇る。

このアサギマダラ、なんだか少し小さいように感じた。
 これから南の方へ渡っていくのだろうか?
そして、このキク科の花、ヒヨドリバナの花にも似ているし、アザミにも似ている。
全体がこうだ。平凡社の図鑑で調べた。
ヌマダイコン属?こんな属名はじめて知った。
ともかく、秋が始まって、いつの間にか朝は涼しいというよりも寒いくらいに感じる。
今週末に丹沢実習で御殿森ノ頭や高畑山付近を歩くことにしたが、
左足首が問題だ。清川平成の森から御殿森ノ頭の尾根歩きは、登り口の指示をするだけにしよう。今回は、初秋の森を満喫しながら糞採集が目的だ。
それにしても治りが遅くなった。
 
 

2012年10月10日水曜日

ジョロウグモは一妻多夫? Nephila clavata is polyandry?

天昭山神社に登る途中に、クモの巣が顔にかかった。
しばらく歩くとまたクモの巣だ。
ジョロウグモだ!
大きく、太ってお腹がパンパンに膨れている。
たくさん蛾や蝶などのエサを食べたのだろう。
大きな鮮やかな個体がメスだ。
その上の方に小さなクモがいるのが分かるだろうか?
この小さいヤツがオスだ。
wikipediaによると、今の時季に交尾するようだ。メスの脱皮直後や食餌中を狙ってオスは交尾するという。そうしなければ食べられてしまうようだ。
オスは一歩誤れば食べられてしまうかもしれない相手に対して近づいて、自分の想いを成し遂げる。なんともスリルに満ちた性行動だ。
 
このオスは、想いを遂げたら、他のメスのところに移動するのだろうか?それとも精子を放出したら、そのまま食べられるのだろうか?
あるいは、このメスは食事中に他のオスを受け入れるのだろうか?
こんな小さなオスだから、メスは複数のオスを受け入れるのではないだろうか?
 

2012年10月9日火曜日

奥湯河原の天昭山神社 Tenshouzan shrine in Okuyugawara.

今日は、思い立って湯河原に行ってきた。
奥湯河原から歩き始めると傍らの空き地のススキが元気よく伸びている。
キンモクセイの香りが心地よい。
広河原から右に曲がって、藤木川に沿った道を登っていく。
カープを登ると、そこからはコンクリート舗装ではなく、土が剝き出しの道となる。
車高の低い車だと底がぶつかるだろう。
右側の斜面から木の枝が道を覆いかぶさるように繁茂している。
大堰堤にくる。この辺りではテン糞が必ずあったのに今回は結局、往復とも見つけられなかった。
古い、コンクリート橋を渡ると、道は右に折れて間もなく車が10台は泊まれそうな
駐車場だ。斜面になっている砂利だらけの駐車場の先には、簡易トイレと神社の鳥居がある。
鳥居をくぐって、階段を上がると元サルの餌場であった場所の河原にでる。
もう、草木が生い茂り、ぼくらが泊まっていた小屋の跡などはまったくわからない。
スギ林の中の曲がりくねった細い道を登っていくと、今にも落ちそうな腐った橋がある。
岩壁によりそうようにして橋を渡ると、右側の斜面に沿って気持ちの良い明るい小道が続く。
まもなく、少し暗く湿ったスギ林を通ると、藤木川にかかった木の橋を渡る。
ここで、小休憩するならば、橋を渡る前に河原で休むと良い。
橋を渡ると再び、スギ林の中を右に左に、九十九折の急な道を登って行く。
緩やかな道になると、去来の滝と天昭山神社の道標がある。
左の神社への広くなった道をいき、右に曲がると、再び鳥居だ。
鳥居の向こうには、神社がある。
小さな子どもを連れた若いカップルがいた。
上の娘が下りで去来の滝の方に行ってしまい。探したことを思い出した。
下りに、再び左足首を痛めた。
注意して歩いていたが、バランスをとろうとしたら、左足首に力が入ってしまった。
ままねの湯に行きたいが、時間がない。
広河原から奥湯河原のバス停までの道にキンモクセイの花が落ちて、
道路を橙色に染めていた。
13時10分発のバスに乗り、13時43分のJRの電車に乗り、真鶴駅前に
ドンピシャと14時頃に着いた。
海から上がってきたtake隊員と久しぶりに会い、呑む。

2012年10月7日日曜日

結婚  Marriage

今日は、これから教え子の結婚式だ。
夫婦のあり方について動物行動学的な観点から5分くらい話して欲しいという。軽い気持ちで引き受けたが、、、。何か気の利いたことを云えれば良いのだが、困った。

そもそも結婚、結婚式というものは、仲間からも法的にも二人の性関係をしばるものである。
動物たちを眺めると、一夫一妻の性関係をとっているのは多くの鳥たちがそうである。一夫一妻で夫婦が協力して育児しなければ子供を性成熟まで残すことができないのだ。
これら鳥たちのペアは、子供が巣立ってしまえば解消され、翌年はまた別の異性と一緒になる。
一方、ぼくらヒトが含まれる哺乳類では大半が一夫多妻だ。優位な♂が複数の♀と性関係をとり、♂は育児には参加しない。♀は♂の協力が無くても子供を育て上げることができるのだ。
 
「このリスの仲間も♂は育児には参加しない。」
そんな哺乳類でもイヌの仲間やテナガザルなど僅かの動物が一夫一妻となり、♂♀協力しあって育児を行う。哺乳類の一夫一妻は子供が分散した後もペアは一緒であり、翌年、また交尾し子供を育て、生涯連れ添う。
 
「キツネやタヌキは生涯連れ添うペアをつくる。」
ヒトの性関係は、子供を性成熟まで残すだけの性関係からは逸脱している。
ヒトは、子供を残さないのに性関係を行う。性による喜び、楽しみを得ている。
結婚という、二人の性的な結びつきは、情愛となり、精神的な結合を生み出す。
しかし、この精神的な結合は永久のものではない。愛情はすぐ消滅する。
それは、仕方がないことだ。
ニホンザルはいつも一緒にいる異性とは互いに性関係を避け、新たな異性を求める。
ぼくらヒトも同じような行動を持っている。
 
「ニホンザルやチンパンジーの♀は発情している間、複数♂と交尾する。
抱いている子どもは群れの♂の子どもではないだろう。」
ヒトの祖先は、テナガザルのような一夫一妻のペア生活から始まったものではなく、
ニホンザルやチンパンジーのような乱婚的な一夫多妻の群れ生活から始まったものだ。
その為、一夫一妻を生涯続けていくにはまだまだ困難なことが多い。
そのためにも、二人の精神的結合をしっかりさせるには、二人が互いに望むような性関係がとられていることである。それには、互いの性の違いをしっかり認識すべきである。
という話を2,3分でやろう。

2012年10月6日土曜日

秋の味覚:秋刀魚 Taste of fall: Pike, Fall sward fish written in Japanese Word

一昨日、釧路から秋刀魚が宅急便で送られてきた。
先ず、4本を三枚におろし、2本を唐揚げ用に、2本を刺身用にした。
残りはもちろんそのまま塩焼きにして大根おろしをたっぷりかけて食べた。
連れ合いたちはハラワタを嫌がるので、頭を落とし、内臓を取り、尻尾を落として焼いた。
旨い!ウィスキーのレモン割りをオンザロックとして、これが合う。
一匹はたちどころに頭と尾と骨になった。
もう一匹は時間をかけて食べようと思ったが、熱々の秋刀魚をそのまま両手に持って
ガブリと口を当てた時がなんとも言えない。とくに鰓からハラワタ部分が最高だ!
今夜は、三枚におろした一匹分を冷凍したので、それを取り出して、タタキにする。
秋刀魚のタタキは、長ネギとミョウガのキザミとシソの実、生姜の摺りおろし、それに納豆
さらに、味噌を加えてまな板の上で叩くのだ。生きの良いイワシでもOKだ、お試しあれ!
これもウィスキーやビールの肴としてはイケル。
 
今日は、お昼過ぎから町内会の組長の集まりがあり、帰ってきてから庭に出る。
ミョウガの花が咲いている。ザルを出してもらって、採る。
連れ合いはこれだけあるなら、ナスやキュウリと一緒に漬け物にしようという。
小さな庭なのに結構採れた。夏にも一度採っている。
家の壁ぎわのナガイモのムカゴが大きくなっている。
大きいのはぼくの親指よりも太い。
今夜は、ムカゴご飯だ。 
秋の幸を目の前にして、先ほど冷凍室から秋刀魚を出し、もう早くもウィスキーとレモン汁のオンザロックを飲みたくなってきた。
これは、一個のレモンを半分に切り、レモン絞り器でゴリゴリ回してでた汁をコップに注ぎ、その4倍くらいのウィスキーを容れて、氷を入れる。ダメだ。作って飲もう!
 


2012年10月5日金曜日

キンモクセイが咲いてる! Osmanthus bloom!

今日金曜日は、TCA専門学校で野生動物保護専攻の2年生のワイルドライフガイドの座学だ。
9時からの授業なので、6人の学生が机に覆いかぶさるようにして寝ている。
大声を出して、起こしてもダメ。
日本産哺乳類の頭骨による検索分類だ。
頭頂間骨について話してもみな目が死んでる。
 
意を決して、歩いて5分くらいの公園に行くことにする。
そこまで歩いて帰れば目が覚めるだろう。
公園の南側がキンモクセイの植え込みだ。
う?この香り!今年初のキンモクセイの香りだ。
どの枝に咲いているのか、花を探す。
学生たちに花の匂いを嗅がす。
気分も一新されたところでまた教室へ戻る。
ようやく、皆、白板やスライドを見てくれている。 
寝ていた学生が目が覚めて今度は手を挙げている。 
しっかりノートを取っていない証拠写真を親に送ると云って、
パチリとやるとVサインをだされた。 
楽しいクラスである。
この学生たちも半年後には就職となる。
卒業後は厳しい環境が目の前に立ちはだかる。
それを何のそのと軽やかに突き進んでいけそうな気もするが、世の中甘くはない。
もっともっと頑張ってもらいたい。

2012年10月4日木曜日

改装東京駅 Renewal Tokyo Station

東京駅の丸の内側の工事がようやく終わったようだ。
今までは、床や壁や柱も工事用の板や幕で覆われていた。
改札口も毎月、毎週のごとく変わることもあった。
あるいは、トイレの場所も変わった。
東京駅丸の内北口改札を出て、大手町駅まで歩く。
 
帰りは大手町駅から丸の内北口まで歩く。
大手町駅からOaZOを通って外に出た。
晴れている場合はこのコースだ。
今までにないくらいの人たちが歩いている。そればかりではない、東京駅を見ているのだ。
東京駅をバックに写真を撮っている人たちもいる。
この十数年ここを歩いているが、こんなに人が多いのははじめてだ。
サラ―リーマンまで写真を撮っている。
東京駅の全貌が今までは工事用の板や幕で隠されていたのだ。 
北口に入ると改札前の広場には人、ひと、ヒトがいっぱい。
日本にもこんなに多くの人たちがいるんだという思いがして嬉しくなった。 
人々は天井や周りのデザインを見て歓声を上げている。 
人が少ない駅舎も落ち着いて良いが、賑やかに人々が集う駅舎の方がなお良い。