やまぼうしさんから写真が送られてきた。
タイワンリスがヒノキの幹を齧り剥がして落とした樹皮の状態を撮ったものだ。
今年の5月5日、横浜市旭区の「こども自然公園」とのこと
幅が1センチくらいの短冊状になっている。
12日に東丹沢の御殿森ノ頭付近にあったスギの幹が剥がされた地面を
見て来なかった。タイワンリスがやったのならスギも同じような残骸が落ちているだろう。
森林施業や森林保護に関わっている野良こねこさんからも心配するメールをいただいた。
神奈川県のタイワンリスは以前から鎌倉に逃げた?ものが生息している個体群がある。
今は鎌倉と接している横浜や藤沢にも分布を拡大している。
キタオポッサムはカリフォルニアに分布していたが、10年後にはカナダ国境付近まで進出している。動物たちの分布域の拡大は、個体数を増やして少しずつ拡がっていくのではなく、少数個体が一気に遠方にまで移動して、飛び石状に拡がり、後で間の地域が埋められていく。
カリフォルニアとカナダ国境は1000キロもある。鎌倉と丹沢の間は50キロくらいなものだ。
自動車道路がタイワンザルの分布域拡大には大きな障壁となるだろうが、時間の問題だ。
鎌倉、横浜、藤沢のタイワンリスを取り除かなければならない。