「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年7月12日月曜日

樹皮食い!

これは、北尾根上で樹皮が食べられた痕である。
この痕は地面から1メートルくらいのところまでだ。
草食動物で、シカかカモシカのどちらかである。

良く見ると歯型がたくさんついている。
歯型は幹に対して、直角になるようにつけられている。
つまり、この樹皮を食べた動物は、顔を横に曲げて齧り取ったのだ。
スケールをあてて歯型を撮った。
2条の歯型がついているのがわかる。
これは当然下顎の切歯である。
2条の歯型の幅は5~7ミリくらいで、
歯と歯の間の隙間が1~2ミリくらい空き、
一本の歯型の幅が1~2ミリである。
手持ちのシカの第一切歯は幅広く、
9~11ミリであり、一対では22ミリにも及ぶ。
カモシカの第一切歯は、4、5ミリで、一対では10ミリ前後になる。
幅広の歯型が見当たらないので、この樹皮を齧ったのはカモシカと結論づけた。
しかし、実際に齧っているところを観察し、その歯型をみたいものだ。

2010年7月11日日曜日

サルに出遭ったが、、、!

今回の唐沢・Jピークまでの登りの前半は
ヒルの巣窟のような場所だったので、
かなり無理してスピードを上げて歩いた。
最初の平らなアブラチャンのブッシュまではヒルの状態を見るだけで、
キノコや動物たちのフィールドサインがあっても通り過ぎた。

その最初の平らなブッシュ手前で
アナグマが掘った穴だ、使用しているのだろう。
アナグマはウンチをするとき何故か10センチくらいの
穴を掘ってトイレとする。
2回分のウンチがあった。
Jピークまでの細尾根上にあった、ハクビシンのサクランボの種子の糞
サクラの種子も集めて調べなくてははダメだ!
やはり同じ細尾根にあったテン糞、サクランボの種子が混じる。
何故か、ハリギリの葉だけが4メートル四方に散在している。
ハリギリに登って葉を落としたヤツがいるのだ。
この食痕をみて、愕然とした。樹種を見極めてこなかった。
シカかカモシカが、、、、歯型がたくさんついていた。
この鑑定は、、?
北尾根の途中のスギの植林地帯から斜面を滑り降りる。
最後に沢沿いに下って、ドンピシャで上手く林道へ出られる。
少し、橋の方へ歩くと、コマツナギが満開だ。これは花期が長い。
橋の近くの草むらに草丈50センチ以上ありそうな巨大ネジバナが、、。
花を見るとほっとする。
橋の上にはハクビシンの糞が、この糞はヤマグワの種子のかたまりだ。
橋のゲート前に置いた車に乗り込む。まだ軽ワゴンの人は戻っていない。
車の中は蒸し風呂状態で楽しみにしていたペットボトルのお茶は
ぬるま湯でおいしくない。
宮ヶ瀬やまびこ大橋を右に折れてスピードを上げると、
前からのトラックがヘッドライトを点滅させる。
すれ違う時に運転手は窓越しに何か叫ぶ。
ん?何だ?そうかネズミ捕りだ!
スピードを60キロ以下にダウンだ。
感謝である。
何故、この山中の直線道路が40キロ制限なんだろうか?
サルやシカなどの動物を守るためだと解釈しているが、、、。

土山峠を過ぎて、七曲のような急な下りを下りると、
左側の路肩から斜面にお腹に赤ちゃんを連れた
メスザルが一頭走る。
上煤ヶ谷のバス停付近である。
車を停め、カメラを持って外にでる。

ブッシュの中に数頭のサルたちの頭や身体が見え隠れしている。
ぼくのカメラはこういうとき全く役にたたない。
5分ほどシャッターチャンスがないか見ていた、
道路をワカオスが渡り、コンクリートの法面を行くが早すぎで撮ったが、
こちらのカメラのシャッターがすぐおりずダメ。
斜面の杉林の中を群れの一部が歩いているのが分かる。
懐かしいサルの互いに呼び合うクークーという声、、、。
姿も声も聞こえなくなって、4,5分もしただろうか5歳くらいのオスが電線を渡っている。
このようなサルの出遭いに感動するくらいサルに遭わなくなっている。
丹沢では、山の中にはサルはいない。
野生ザルがいるのは農耕地・集落周辺の里山なのだ。

2010年7月10日土曜日

キノコがいっぱい!

15日の唐沢・Jピーク・ゴジラ尾根・北尾根ルートでは500メートル以上では
キノコをたくさん見つけた。
ぼくが知っている食べられるものはゲットしてきた。
タマゴタケの幼菌である。可哀想だが旨そうなので、、、、。
ホウレンソウとのバター炒めが最高!
オニイグチをゲット。まだ、食べていない。
これはヤマイグチであろうか、、、。
イグチの仲間はたいてい食べられるので頂いてきた。
677のピークにあった直径30センチに達しようかというアカヤマドリ!
はじめは切り株?と思ったくらいだ。
その近くにあった猛毒のドクツルタケ(タマゴタケの仲間)
毒キノコで有名なテングタケ(タマゴタケの仲間)の幼菌
傘を開いたテングタケだ!
あった!キャホーと叫びたいくらいだった。
傘を開いたおいしいタマゴタケ。
ヤマイグチか?不明だが持ち帰る。
アカヤマドリ(イグチの仲間)、まだ幼菌だ。
とうとうタマゴタケを!
持ち帰っても、連れ合いも食べないので幼菌を含めて、計6本ゲット。
まるで、キノコ採集のような山歩きだったが、
ちゃんと動物たちのフィールドサインも写真に撮っておりますよ。
また、大きな声では云えませんが、サルの群れにも出遭いました。
それらは、明日アップします。

2010年7月9日金曜日

GPSの軌跡

下の航空写真は
7月1日のGPSの軌跡とクマに出遭った場所矢印の赤丸の地点。
下は昨日7月8日のGPS軌跡
矢印赤丸がJピークである。クリックすると拡大します。
旗のマークはGPSのスイッチをONにした場所です。
上は中津川に架かる橋の上でON。
下は長者屋敷キャンプ場を過ぎてからの道路上でON。
北尾根とクマ遭遇地点は近い。

GPSがあると、自宅に戻ってからパソコン上で軌跡や時間が分かるので、
後から自分の歩いたコースを確かめられるので心強い。

唐沢キャンプ場からJピークを目差す

7月8日:前日大学を定年退職した友人と呑む。
幸い、深酒はしなかったので4時半に目覚める。
階下に下りると娘がサッカーワールドカップのドイツ・スペイン戦を見ている。
見終わって、丹沢へ向かう。紺碧の空だ!

今回は、昔の山歩きの人たちのようにナタをもった。
クマと対峙して襲われたときの武器として使うためだ。
前日、呑んだ時に友人に唐沢から鍋嵐方面を歩いてみないか?と誘ったが笑って断られる。
「今の時季のあの辺りはヒルの天国だ!」

車を橋のあるゲート前の僅かなスペースの道路沿いにとめる。Uターンして戻ってくる間に軽のワゴンが停まっている。沢登り?か渓流釣り?
ぼくは、長者屋敷キャンプ場を過ぎてから、左側の山波を見ながら歩く、尾根から降りてきても中津川沿いは、岩壁の絶壁になっているところがある。さらに、川を渡渉してこの舗装道路に上がるにはどこが良いかなどと思いながら歩く。唐沢キャンプ場の前を通り過ぎると、古い吊り橋がある。この吊り橋は3、4度歩いたことがあるので、今回も慎重に歩を進める。
渡りきってから、川をみると、何だ!岩伝いに簡単に渡れるのだ!
そこから前の斜面にとりつく、、、、、、、。
足元はヒル、ヒル、、、ヒルである。
が、ぼくの靴もスパッツも完全武装しているので、大丈夫!
が、上がってくるヤツもいるので、停まってヒルの状態など見ている暇がない。
尾根に向かい、登る。
メガネは用をなさない。額から落ちる汗と吐く息とで曇りガラスのメガネ状態。
何故か、脇腹がチックとするので、Tシャツをたくし上げるとヒルが吸い付いている。なんと腕にも、一匹、、!

そんなヒルとの格闘も30分くらいだ、しだいにヒルは見当たらなくなり、こちらもゆっくり登る。
着いたピークの付近は、家を建てて畑を作ってやっていけそうなくらいの広場だ。アブラチャンのブッシュうでもある。
そこから東方のさらに高いところを目差してあるく。最初のブッシュ広場を越えるとあとは楽に登れる。下の看板があるピークにでて、ようやく休憩し、煤ヶ谷のコンビニで買ってきたサンドイッチを食べる。
これからは南東へ走るJピークへの細尾根歩きである。
ここから、丹沢山方面が良く見えた。
沢から吹き上げてくる風がもの凄く心地良い。
宮ヶ瀬湖も眼下にみえる。Jピークはもうすぐだ!
Jピークに着いたのが11時前だったが、お昼にする。
インスタントラーメンで水分補給も兼ねる。ラーメンにはゲットしたタマゴタケを容れる。
GPS(杭の手前下)でポイントをチェック。
鍋嵐を回って、能の爪から不思議なミズキを通ってハタチガ沢林道向かうつもりだったが、ラーメンをすすっている内に気持ちが変わる。このままゴジラ尾根・北尾根と下ることにする。
ゴジラ尾根では尾根道沿いに、どうしてこれほどまで伐採するかと思うほど、木が根元から切られている。きっと、あの不思議な感じの三人組みが県からの委託を受けた森林組合の下請けでやっているのだろう。
お役人たちの「水源林」の見回りために歩き易い用に整備しているのだろうが、ここまで切ってやる必要はない。見回りの人たちが自分で、ノコやナタを持って歩くと良いのだ。
677ピークにある看板のところで、このまま北尾根を下るか、それとも東への尾根を行ってハタチガ沢に出るか。先日クマの母子に出遭ったところが、この東側の斜面でもある。
この山歩きでは、キノコ(イグチの仲間やタマゴタケ)の大収穫、さらに、テン、ハクビシン、アナグマ、タヌキなどの糞も写真におさめる。それらは明日。

2010年7月6日火曜日

恥かしい、「霊長類研究所でのサルの大脱走」!

7月6日の朝日新聞の一面に「後に続けとニホンザル大脱走」と記事の案内があった。
京都大学霊長類研究所で飼われているニホンザルが回りがコンクリートの高い塀で囲んだオープンエンクロジャーとなっている飼育場から、中に植栽されている木の上に登って枝の弾力を利用してフエンスを飛び越えたようだ。

想像以上のジャンプ力に研究者も驚いているという記事が目に飛び込んだ。

この記事を読んで、ぼくは今の研究者に野生のサルを観察しなさいと言いたい。
植えられている木がどの程度になれば、飛び出ることができるか判断がつきそうなものなのにそう判断できる研究者がいないのだ。

先日の下北半島のサルが上野動物園の檻に移されて、逃げたというのは野性のサルの力強さを見せ付けてくれたもので、動物園の飼育関係者にとってはそこまでは想定外であったというのは理解できる。

しかし、今回の霊長類研究所での大脱走は、サルの研究者が飼育している施設なのに、何故、このようなことが起こるのか?と疑問に思った読者の方々もいらしゃったかと思う。

野生ザルを追跡して調査・観察する研究者が少なくなってきたことによるだろう。
また、論文・報告書を読まない研究者が増えているのではないかと危惧する。

新聞記事の中で「脱走ザルの中にボス級のメスザルがおり、このサルが手本になって次々に飛び出した可能性があるという。」

これは、サルの群れの行動を知らない素人の言葉だ!驚く。
サルの行動や生態の研究者がいたとしても海外に生息しているサル研究に熱心で、ニホンザル研究はおろそかにされている。

せめて、海外から日本に戻っている時だけでも野生ニホンザルを観察するという姿勢があれば、このような事件が報道されることはなかったろう。

以前なら、恥かしくてこのような事件があったとしても隠していたかもしれないが、霊長類研究所の存在のある種の宣伝として報道してもらったとしたら、悲しい。

2010年7月5日月曜日

梅雨空の下

うっとうしくなるような曇天の梅雨空である。
庭のウメ、モッコウバラ、ナツツバキ、ハナミズキの枝は徒長して空に向かって伸び、ヤマアラシ状になっている。空気の流れも良くないようで、ナメクジ、ダンゴムシ、カイガラムシ、アブラムシがたくさんうごめいている。

オニユリの蕾にアゲハがとまっているを見つけた。
三脚を立て、カメラをセットし、網戸をそっと開けて撮る。
アゲハの春型?夏型?♂?♀?区別つかず。
アゲハの尾状突起のそばに綿状のものをだすアブラムシの仲間がいる。
このブログのタイプしていると、アゲハゆっくり舞い上がった。
視界から見えなくなる。

今日から、3週間頑張ると夏休みに突入する。
その頃には強烈な日差しの太陽が顔をだし、セミたちもギンギン騒ぎだすのだ。

2010年7月3日土曜日

クマさんたちがいたところにあった糞

子供のクマさんたちが登っていたモミの木の1メートル以内にあった新しい糞
クマの足跡?の上の排出したばかりの糞のようだが、、、、。
クマではなく、テン糞と思って採集してこなかった。
クマの新しい足跡の上にあるのだら、子供のクマが緊張のあまり脱糞したものかも知れない。
クリックして拡大!
これもすぐ近くにあったものだが、タヌキのタメ糞のようだ。
ホタルブクロがたくさん咲いていた。
ムラサキシキブも咲いている。
サル糞である。ヤマグワの種子かな?調べるために糞の一欠けらをゲット。
今、水につけているので、後で報告します。
非常にわかりやすい、教科書的な梅の花型のタヌキの足跡だ!
この日は僅か2時間ばかりの山歩きだったが、テン、イタチ、タヌキの糞や足跡、シカの警戒音、カモシカの足跡、リスの胡桃の食痕、クマとの出遭いなど盛りだくさんであった。

2010年7月2日金曜日

クマさんの母と子供たちに遭遇!

昨日は、歯医者を終えてから丹沢へ向かった。
三叉路ではもう11時を回っていた。
行くコースを散々迷ったあげく、鍋嵐に行くことにする。
ゲート前の道路際に車を置く。
橋の上は大小さまざまな2、3日前のサル糞が落ちている。
GPSのスイッチをONにする。
橋の前を直登しようかなと思ったが、あまりにも暑いので、楽なコースを選ぶ。
ハタチガ沢の橋を渡って、林道を歩く。
途中で、ハタチガ沢に降りる。時間はもうお昼を過ぎている。
沢の水でインスタントラーメンでも食べようかな?どうしようか?
まず、顔を洗い、水をタラフク飲む。
持ってきた丸っこい餡ドーナツを一個食べ、バナナも一個食べる。
もう、これで十分だ。意を決して、見回り道がついているのでそれを歩く。
斜面をトラバースするようについている道が沢に入るところで消える。
沢に下りて道を探す。歩いてきたすぐ上の尾根の方で、
工事の人たちが談笑するような声がする。
人がいるんだ、上への道があるんだと思い、上を見ながら戻ると、
尾根上を真っ黒のイノシシくらいの大きさの動物が走る。
ん?クマ、、、、?ぼくは、クマが逃げ去ったと思われる方へ登る。
と、いきなり大きなクマが口を開けてぼくめがけて上からつっかかってくる。
クマに出遭った場合をいつも想定しているので、びっくりしたが、慌てず、無言でじっと動かず。
そのクマはUターンするように戻って消える。
写真!と思いスイッチを入れてクマが消えた方を静かな動作で見る。
木に登っている黒いモノがある。クマだ!先ず、ゆっくりと写真を撮る。
すぐ、写っているか確認。もちろんこれもゆっくりした動作で行なう。
沢から尾根に向かって風が吹いている。彼等はぼくの匂いが判るのだ。
だから、大きなクマがいきなりぼくにつっかかることができたのだ。
不味い位置にいると思うので、イザという場合に備えて、ストックを両手にしっかり持つ。
クリックすると拡大
家に戻ってパソコンでみて、2頭の小熊であることがわかった。
↑の道を歩き、〇あたりで道が消える。左の沢に下りるとX辺りで人の声のようなものが聞こえた。
〇まで戻ろうと声のする上を見ながら歩くと、クマがXから左の方へ走るのが見えた。
〇まで戻り、Xまで行こうと登っていくと、突然大きなクマがXから突進してくる。
5,6分、〇よりも2メートルくらい上のところで、様子をうかがい、右上方の草木が生えていない斜面の方に向かい、小熊がいたXまでゆっくりいく。
小熊がいた木の根元にたどり着き、辺りの様子をうかがう。
左の沢の方から、咳払いのような唸る声がする。
爪跡も、足跡もみつからず。新鮮な糞があったが、明日紹介する。
子供連れの母熊は気が荒くなるので、今日は上へ登ることをあきらめる。

2010年7月1日木曜日

ちょっと安易すぎない?

これは、先週東丹沢の林道を歩いていて、見つけた自動撮影の装置だ。
この場所は、沢へ入る人も通るところである。
最近、気になるのは、このような安易な場所に自動撮影のカメラや
あるいは、クマ捕獲檻が設置しているのを見かけるようになった。
一つには、誰もが簡単に野生動物を自動撮影できる安価なカメラや装置が売られていることによるのだろう。

ぼくは、野生動物の自動撮影というのが嫌いである。
隠れて、こっそり盗み撮りするわけである。
動物を捜し歩いて、あるいはじっと待って動物と対峙してこそ、動物を知ることができる。
この場所を通る、動物たちの種類を知りたいのか?
生息調査の一環なのか?

2010年6月30日水曜日

ヘビイチゴ属Duchesnea

ヤブヘビイチゴである。
果皮とその果肉の果皮に近い部分も赤いが果肉は白い。
黄色の花が咲いて赤い実をつける
ヘビイチゴという名は子供の頃から知っていた。
子供の頃は白い花の食べられるイチゴと
黄色の花のイチゴを明確に区別していた。
ヘビイチゴの果実は食べても甘くないだけで、毒ではない。
実を4、5個取ってきたので、1個を潰して種子を洗った。
キイチゴ属やオランダイチゴ属の種子に比べると、非常に小さい。
このヘビイチゴの果実を動物たちは食べているだろうか?
これからまだまだ調べたい種子があるし、昆虫も知りたい。

2010年6月29日火曜日

こんな所に!

先日、我が家の駐車場と道路との隙間にサフィニアが咲いているのをお知らせした。
サフィニアが花をたくさんつけ始めた。
目を移すと、
塀と側溝のコンクリートの間にネジバナが咲いているのを見つけた。
ここは我が家の前が調剤薬局なので、けっこう車が通り駐停車する場所でもある。
それにも関わらず、花を咲かせたネジバナに感激だ。
連れ合いに話すと、彼女も気がついていて、掃除をしていて引き抜こうと思ったが、
ネジバナだと分かったようだ。
なんだか、急に蒸し暑さで寝苦しくなってきた。
大好きな季節の一つの夏だ!

2010年6月28日月曜日

タヌキのタメ糞に集まる糞虫たち

丹沢実習の続き:タヌキのタメ糞
今回の実習では、タヌキの新鮮なタメ糞が目についた。
いずれのタメ糞にも数種類の糞虫がたくさんあつまっていた。
これは、虫たちが糞を土中に運んでいった状態である。
表面の糞や土がうごめいている。
下辺に見えるたくさんある黒っぽい丸い塊はサクラの種子である。
つまり、このタメ糞はサクランボウを食べて排出されたものだ。
これは、サクラの種子のタメ糞の上に非常に滑らかな糞をしている。
この滑らかな糞の内容物はヤマグワの種子からなる。
タヌキはヤマグワの木の下に落ちた桑の実を拾い食いしたのだ。
で、コガネムシの仲間の糞虫と頭が赤い平べったい糞虫がいた。
ぼくらは、この赤い頭の平べったい糞虫に
「ウンコボタル」と命名したが、和名が知りたい。
クリックすると拡大されます。注意!リアルですよ。