「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2008年7月18日金曜日

丹沢の梅雨

昨朝の奥野林道(丹沢)
タマアジサイの開花は今日か、明日なのだろう。
もう、弾けるばかりに丸くなっていた。 全て湿っぽいが、汗をポタポタ落としながらあるく。
いつもは、ここから蛭ヶ岳が真正面に見えるのが、、、。 松茸山山頂から早戸川に少し下ったところにあったモグラ塚。モグラがヒルを食べてくれるとありがたいのだが、、、、。 梅雨の時季の関東地方の低山でも、平地に比べるとやはり涼しいかな、、、、、。    100m登る毎に0.65度下がるのだから、標高1000mのところでは、6度以上も下がるわけだ。丹沢山は1567mなので、10度は低くなる。となると、平地で35度でも山頂では25度か。

丹沢山も低山とは言え捨てたものではない。

2008年7月17日木曜日

4時に起きて、ヤマユリを、、、、。

今朝、4時半頃に家をでる。
昨夜は10時に寝る。
2時、3時と目が覚める。
それだけ、丹沢へヤマユリを見に行きたかったのだ。
試験の採点が終わってからでは、ヤマユリは咲き終わっているかもしれない。
そんな思いが、採点の途中ではあるが、山行きを決めた。
林道沿いの木々の葉が茂っているので、花を探しながらあるく。
ヤマユリはその匂いだ。
厚化粧の女性の白粉の匂い?が強く臭うところを見渡す。
あった。今年始めてのヤマユリだ、、、。
こんな、セメントでかためたような斜面にもヤマユリがあった。
ここは日当たりが良いので、年々花数が増えていくだろう。
来年が楽しみだ。写真をクリックすると拡大しますよ! 林道沿いの木々が育ってきたので、ヤマユリが日陰になってしまい。しだいに数が減っていく。

ヤマユリは日当たりの良い荒廃地や草地に育つ植物ということが良くわかる。

それにしても凄いヒルだ。今回は飽和食塩水を噴霧しなかったので、何箇所にもヒルがくっ付いていた。我家にまでついてきたのが2匹もいた。

帰宅は9時半であった。シャワーを浴び、採点にとりかかる。

2008年7月16日水曜日

アフリカの思い出の花

山形豪さんのライオンの写真に遠いアフリカのことを思い出していたら、
タンザニアで知り合った、青年協力隊員やJICAの専門家であった知人から呑み会の案内があった。

グロリオーサ(ユリ科)や四季咲きベゴニアを思い出した。
東アフリカでは雨季に入ると、野山は一斉に緑に変わる。
ベゴニアやグロリオーサが、マハレの沢沿いの林の中に花を咲かせる。
不思議なもので、外国の山で知っている植物に出会うと何故か愛しい恋人に再会したような気持ちになる。
お前はここの生まれだったの!
今日は、日吉の試験。
学生の頃は試験が嫌だった。いつも自信がないままに試験に臨んだ。
大学2年になった時、台湾から戻ったら、1年時の単位の半分以上を落としていた。
以来、後輩たちと席を並べて授業を受けた。

そんな苦い思い出があるためか、学生の試験には自分でもヒドク甘いと思っている。
できる限り、不可を出さないような問題となってしまう。
200名を越える学生たちの採点をし、成績をつけなければいけない。
これが終われば、夏だ!
終わったら、丹沢山頂を目差したい!

2008年7月15日火曜日

山形豪さんのスライド・トークショウ

アフリカの自然を撮っている知人の山形豪さんから、
8月3日(日)に八景島でスライド・トークショウの案内がきました。
ぼくは、その時は釧路なので見にいくことができません。
下の写真は豪さんが撮ったライオンです。
下記のアドレスに詳細がのっております。
お暇な方は友人とともに楽しんできて下さい。

アサガオ

庭の鉢植えのアサガオ
もう、下の娘が小学生の頃
夏休み前に学校で植えつけたアサガオの鉢植えを持ってきた
このアサガオはもう10代以上たったその子孫
世代を重ねると通常は祖先とは違った色合いになるものですが
アサガオは自家受粉のため祖先と同じ花を咲かせてくれる。

2008年7月14日月曜日

フウラン咲く

昨日、梅の木にぶら下げているフウランの鉢をみると咲いていた。
早速、部屋に容れる。
なんとも言いようの無い上品な香りが漂いはじめる。
このフウランは2003年夏の小豆島のサル調査で寒霞渓の山頂で買ったものだ。
一株が今は五株に増えている。
以前は、随分ランや観葉植物の栽培にこっていた。
買ったり、貰ったり、挿木や株分けで増やした。
洋ランは易しかったが東洋ランは難しかった。
アフリカに行かなければならなくなったので、持っていた株を知人たちに分譲した。
三年して戻ると、家にはほんの少しの種類だけが残っていた。
湘南台の気候に適し、手を掛けなくても生育するものであった。
カトレアの2、3種、デンドロの1種、セロジネ、オンシジュームの1種であった。
残ったものたちが愛らしく思う。

2008年7月13日日曜日

塩水橋・本間の頭(東峰)と筋肉痛

7月10日8時57分:本間の頭(東峰)
相変わらずガスッテいる。
丹沢方面の約1キロの行程を下りて登って下りて登る
と6月19日の円山木の頭(中峰)だ。


安易に山の人たちの古い作業路歩いてしまったために、迷い
金山沢に出てしまった。
堰堤の上流でなくて、幸いだった。 塩水橋付近で咲いていたキツリフネ:キツリフネは釧路湿原にもある。
林道沿いに咲いているコマツナギの花:この花はこれから秋まで次々に咲き続ける。2年前にタネを採集して鉢植えした。どんどん伸びるがまだ、花が咲かない。矢部さんのところでは芽生えた年に咲いたとのこと。ぼくのところでは、伸びたら剪定するので花芽がつかないのかもしれない。
最後の行程のアガキのためか、この日以来両足のひどい筋肉痛が続いている。

2008年7月12日土曜日

ガマの思い出

丹沢・本間の頭(東峰)付近の登山道にでた所で見つけたガマ:7月10日
8時43分に登山道にでる。
帰りの目印にと、赤布の短冊をぶら下げる手頃な枝を探す。
足元からゆっくり飛び出したものがいる、ガマである。
ガマにはちょうど良い具合の湿り気なのだろう。
落ち着いたものだ。
ぼくは、子供の頃からジョウロウグモなどを口に入れて
ヒトを驚かすのが好きな、悪趣味の持ち主だ。
下北半島の山で、ガマを口に入れたことがあった。

生まれ故郷の釧路ではガマを見たことがない。
子供の頃にガマへの対応を経験していないのだ。
しかし、マンガで、忍者がガマに変身したりして戦うので
ガマはカエルの王者くらいに思っていた。
もちろん、筑波山のガマの油売りの口上は知っていた。

ガマを口にくわえた瞬間、あ!これは不味い物だと感じる。
おそらく、1、2秒口にくわえただろうか、
口内が針で刺されたような異様な刺激をうける。
その後は、舌や歯茎やなどが痺れたようになる。
3、4時間も痺れたような状態であった。

皆さん、ガマを口に入れてはいけません。

なんでも、ガマを食べるには、先ず、皮を剥いて肉を水に晒して
毒抜きをしてからでないとダメなようだ(いい加減な情報)。 下山時、9時53分:丹沢では珍しいヤマブドウを見つける。
子供の頃のように葉柄を咬む、酸っぱい汁が口内に広がる。
疲れを一時、忘れさせてくれた。

2008年7月11日金曜日

シカの休息場


昨日の丹沢の塩水橋・東峰間の尾根:
急な尾根を登り詰めて、標高950メートルくらいのところで非常に緩やかな尾根にでた。
汗なのか湿気なのか、顔面と言わず、身体中がサウナ状態
下草が少ないのは、増加したシカによる食害のせいと云われるが本当にそうなのだろうか?
環境汚染に弱い下草が、汚染物質を含んだ雨やガスにやられたのではないのか?

そんなことを考えながら黙々と歩いてると、シカが休息をとっていたと思われる場所があった。
その部分だけ濡れないで乾いている。

きっと今ちょっと前まで、ずーとここで休んでいたのだろう。
大きさからして、一頭のオスジカが横たわっていたようだ。
絶えず、辺りを警戒していたのだろう。
今は、ホットして採食しているのだろう。

始めて見つけたツキヨタケ

昨日の丹沢:
シイタケ?イヤ、、ムキタケ?ブナの倒木に手の平大のが出ていた。
イヤ、イヤ、毒で有名なツキヨタケである。
ツキヨタケを始めて見た。
何冊もあるキノコの図鑑でみていたので、すぐツキヨタケ!と判断した。
どの図鑑にもツキヨタケの大特徴にキノコを下のように切ると茎の部分に黒い染みがあると書かれている。
で、ナイフで真っ二つに切ると茎の部分は黒い。しばらくして黒ずんでくるというものではない、切ると黒くなっているのだ。
このキノコで中毒する都会人が多いという。
たしかに、美味そうである。
ブナの枯れ木に生えている、美味しそうなキノコを見つけたら先ず半分に切ってみて確かめよう。

シカ柵に衝突した鳥

クマヤナギ:丹沢:塩水橋・本間の頭の尾根で
クマヤナギはクロウメモドキ科だ。ケンポナシやナツメもクロウメモドキ科であることを知った。
昨日の尾根歩きでの鳥2題:
往路:一面がテンニンソウでおおわれるなだらかな尾根、相変わらずガスっぽい。
突然、ヤマドリが飛び立ち北側の斜面に消える。
山歩きでヤマドリやキジたちが、足元から突然飛び出す行動には肝を冷やされる。
後を歩いていた矢部さん、ぼくを呼ぶ。
ヤマドリのヒナが一羽ちょろちょろ走り回っている。
ぼくがガサガサ歩いたので、さらに別のヒナも慌ててテンニンソウの草むらを走り回る。
計4羽のヒナが逃げ惑ったようだ。

ヤマドリは巣らしい巣をもたなく、孵化したヒナはすぐ親鳥について歩く離巣(早成)性の鳥である。外敵が来たなら、親鳥は偽傷行動などしたり、目立つ行動をして敵の目を自分の方に向けさせる。ヒナは動かずにじっとしている。
これは、ノウサギやシカたちも同じである。

が、今回は少し送れて矢部さんがきたので、ヒナも逃げるために動いてしまったようだ。
動かなければ見つからないのに、後で母鳥と出会えたものか心配である。
これが、テンやキツネだとヒナたちは餌食になっていただろう。

下山時:ヒヨドリ大の鳥がシカの防除柵にぶつかって、柵の下に落ちる。見に行くとビッコを引くように出てきた。矢部さんが写真を撮りに近づくと再び防除柵に衝突する。こんどは片羽根を広げたようにして歩いて、枝が積み上げられた所に消えた。 このシカの防除柵、つい最近作られたもので、これまでの物(6月28日のヒオウギのところにあります)とは違う。上部の網目が細かくなっている。シカを防除するなら、このような網目は必要ではない。

もし、この防除柵が他の場所でも使われているなら鳥たちの衝突による怪我や死が増えるだろう。

2008年7月10日木曜日

丹沢:塩水橋から本間の頭

朝、4時半に家をでて、矢部さんを拾い、丹沢へ

今日は、塩水橋から本間の頭(東峰)への尾根を歩く
下は塩水橋横から尾根に入る場所、通行止めになっている
まるで、サウナ風呂に入っているように、身体中はもちろんのこと、アゴ、鼻の頭から汗をボトボト落としながら歩く

およそ3時間かかって東峰(本間の頭)に着く

山頂で持ってきたラーメンを食べ終えて、下る

ガスっているせいもあって、下りは道を踏み外さないようにいく
最後は急峻な下りなので、それに嫌気がさして、スギの枝打ち用の作業道があったのでそれを下る
やはりというか、その道は途中で消えてしまう
山裾を巻いて尾根に出て、その尾根を下る
これが大間違いだった 金山沢に出てしまう。が、道路の近くであった(参照:上の地図)
水を鱈腹飲み、顔や腕を洗う
帰路の所要時間は登りとほとんど同じであった
帰宅し、シャワーを浴び、疲れたので死んだように1時間ほど寝る
4時に起きて、大学の教員・職員の納涼祭に行き、呑んで帰宅し、バタンキュ!

2008年7月8日火曜日

ティアラが咲いた

鉢植えのティアラという名のユリが咲いている
このユリ、鼻を近づけないと匂いが感じない
ドレスアップしたヨーロッパ女性のような雰囲気
この園芸品種のユリは
ヤマユリの匂いと花の大きさ、カノコユリのピンク色、スカシユリのように上を向く花
三種を掛け合わせてつくられたのか?

いよいよ、今日で学校の授業が終わる
来週は嫌な定期試験
バンザイと叫びたい
明日は山だ!
今夕は呑むぞ!

2008年7月7日月曜日

食べられたヒオウギ Blackberry-lily eaten by Serow or Deer

丹沢・高畑山付近の尾根のカモシカの食痕のヒオウギ:2006年9月29日

カモシカの食痕としたのが、この尾根でカモシカに会ったからである。
丹沢にはシカの方が多いので、シカかも? 食痕でまだ判断できない、無念。下顎の前歯の歯の大きさや並びが違うので、2、3年経てば食痕を見て、シカかカモシカかを同定できるかな?
動物園でヒオウギを食べさせてみると良いのだが、、、。
我家の庭の園芸品種のヒオウギ
これと、丹沢のヒオウギとの大きな違いは、丹沢のは葉が厚手で、光沢があり、
9月下旬なのにまるで常緑のような葉の艶である。 我家の園芸品種のベニヒオウギはこれまた増えて広がり、シランやスズランを圧迫するので可哀想だが2、3年に一度球根ごと引っこ抜くことになる。庭木の枝は自由に伸ばさせ、宿根草などはそのままにしておきたいが、狭い狭い庭ではそうもいかない。

この植物を教えてください!    Give me the name of this plant, please!

丹沢、水沢林道沿いで:6月28日
テイカカズラの円柱
このようなテイカカズラの円柱が4、5本あった
一方的にテイカカズラだけが利益を得ているのだろうか?
スギの木はどれも枯れてはいない。
熊の平付近で:ユリ科?
この植物、カモシカに食べられます。しかし、名前が分からない。
どなたかご存知の方、教えてください。

今週で、学校の授業が終わり、来週は試験をやらなければいけない。それを採点し、成績をつけ終わると夏休みが始まる。
今夏も釧路でしばらく過ごすことになりそう。

2008年7月6日日曜日

サル学会大会24thCongressPrimateSocietyofJapan

第24回日本霊長類学会大会:7月5日
明治学院大学白金キャンパス3号館での公開シンポジュームで
学会は懐かしい顔に会える同窓会のようなお祭りでもあった筈だ
ぼくは、3年前に発表以来、発表していない
同年輩の学会への参加がめっきり減った
発表する材料に乏しくなった訳でもない
発表する能力に欠けてきた訳でもない
忙しく、精神的ゆとりがないのだ。

発表しないなら、
サル学を面白くするために
持っているものを学生たちに伝えるべきだ 。

2008年7月5日土曜日

国立科学博物館National Museum of Nature&Science

昨日は早朝、降雨でしかも豪雨注意報が出ていたので、
丹沢実習を中止し上野の国立科学博物館行きとする。
オオツノジカ:B2Fで
釧路北方動物園で、カナダに生息するヘラジカを目にしたことがある
その大きさに圧倒された

オオツノジカのこの大きく広がった角
角の上をテーブルとして使えそう
歩くだけでも大変だったろう
この角を持ったオスジカが走るなんて、、、、

さまざまな動物や植物のレプリカが展示されている
しかし、余りにも暗い
暗いのは骨格標本や化石を本物と思わせるためなのか?
見たいものが豊富
周りにたくさんのベンチが欲しい

2008年7月4日金曜日

ハコネシダAdiantum

ハコネシダ:6月19日、塩水林道沿いで
アジャンタム:ぼくの部屋で
ハコネシダは、湯河原・箱根のサルを追い始めて間もなく、M先輩から教わった。 ぼくが知っている数少ないシダの一つです。

ホウライシダ科のAdiantum属であり、観葉植物として小生の部屋にあるアジャンタムと同じ属である。
ぼくが分かるシダはこれから風鈴などと一緒に売られ始めるノキシノブや、お正月の飾りにつかうウラジロ くらいなものです。
-
シダの仲間は、葉の裏に胞子がたくさんついていて、この胞子が飛び散ることによって条件の良い場所で発芽して、増えていく胞子生殖をおこなう。これは分裂・出芽あるいはムカゴ等による栄養生殖などと同じ、オスとメスという性を介在しないで子孫を残していく無性生殖の一つです。

2008年7月3日木曜日

フクシャと幼虫Fuchsia & Larvae

小さな鉢にフクシャの花がたくさん咲いている
でも、2、3日前から葉が食べられている
今朝、美味しそうに葉を食べている幼虫を見つけた
お尻の方に一本の角のような突起を出している
なんと8匹もの虫がいた
スジグロチョウの幼虫かな?
この一匹を残してやろうと思ったら、ガの幼虫のシャクトリムシも2匹いた
フクシャにはアブラムシもついて、汁を吸う
虫たちにとって、フクシャは美味しいサラダなのだろう。

2008年7月2日水曜日

アジサイの不思議Marvels of Hydrangea

庭のアジサイが咲いている
雨に似合うのはやはりアジサイの花だ
アジサイは故郷の釧路でも、ここ神奈川でも花を楽しませてくれる。
きっと鹿児島や沖縄でも日本全国中で花を咲かせているのだろう。

しかし、釧路ではツバキの木は屋外では育たない。
日当たりのよい一等地の部屋の窓際で大事に育てられる。
ヤツデなどは鳥たちがはこぶタネで雑草のように増える。
釧路では、風呂場に置かれる観葉植物である。

どこにでもあるような樹木たちにも適している場所や地域がある。
植物は個体性がはっきりしないが
都会好き、田舎好きのもの達もいるのだろう。