5月1日に出会ったサルの群れの声。聞こえるのは子ザルがはぐれて親を呼ぶ声である。
下の写真はぼくらに4メートルくらいまで近づいてきて、ぼくらの様子をうかがう7歳くらいのオス。矢部さんが写す。ぼくも撮ったが、前の草にピントが合いダメ。
斜面の崩落止めのコンクリートの上を歩く2歳オス。矢部さん写す。
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
5月1日に出会ったサルの群れの声。聞こえるのは子ザルがはぐれて親を呼ぶ声である。
下の写真はぼくらに4メートルくらいまで近づいてきて、ぼくらの様子をうかがう7歳くらいのオス。矢部さんが写す。ぼくも撮ったが、前の草にピントが合いダメ。
斜面の崩落止めのコンクリートの上を歩く2歳オス。矢部さん写す。
このヘビ、最初はヤマカガシだと思っていたら、矢部さんからコメントのような指摘があり、さらにすぐ矢部さんからシマヘビの可能性が高いと知らせてくらました。身体の紋様もさることながら、目の虹彩の色なども見なくては確実な同定ができそうもありません。もっともヘビ好きが見れば一目で分るのでしょう。
それにしても、コドモヘビは何故オトナとは紋様がちがう種がいるのか、鳥類や哺乳類のように子育てを行うなら、その紋様の違いが機能しているのが理解できる。しかし、ヘビたちは卵を産みっぱなしである。赤ちゃんヘビは孵化した時に外敵に襲われる可能性が高い。しかし、その時に毒蛇の紋様をしていれば少しは外敵に対する脅しになるだろう。このように合目的に考えるのは間違っているかもしれない。いずれにしても自然との競合の上で進化してきた今のヘビがいる。自然探索には興味が尽きない。
川底や土手はコンクリートで固められており、流れが速い。それでもモツゴ、コイ、ヨシノボリ、オイカワがいる。
今日は両側の土手をイタチの糞を探しながら歩いた。藤沢側のサイクリング道路にも横浜側の土手の上の道路にも犬の糞を除いてイタチの糞は見つけられなかった。
藤沢側で農作業をしている人に聞くと、「境川の護岸工事以降まったくイタチは見なくなった。それまでは随分イタズラされた」と懐かしそうに話してくれた。横浜側ではフキを摘んでいた人に聞いた。「10年前まではいた。今はアライグマがいる」と話してくれた。
護岸工事でイタチが巣を作るような穴を地面に空けられなくなってしまったのだ。イタチにとっては、カエルやザリガニや昆虫などの食物はあるが、営巣場所が確保できないのだ。一方、アライグマは下水道などの側溝を営巣場所にして十分生きていけるのだ。
林道終点まで歩き、戻る。イノシシに出会った辺りをすぎて、おじさんと話しをする。彼もこのところまったくサルの姿を見ていないようだ。このおじさんは、もう何年も前からこの水場がある辺りで自宅から持ち込んだ草木を植えて楽しんでいる。水場にはテンがくるようだ。5年目にしてシカに菜の花が食べられたと笑みを浮かべている(下の写真)。カキを植えるとサルがきてくれるかな?とニコニコしている。
おじさんは2、3年前の11時頃に地面でムササビがヒヨドリくらいの大きさの鳥ともみ合っていたのを見たことがあるようだ。どうもそのムササビは営巣している鳥に近づきすぎたようだ。昼間である。
ゲート近くの杉林で矢部さんがリスを見つける。
帰路、サルを見たくて、七沢森林公園付近で土地を買って仕事をしているクルスのところに立ち寄る。サルは見られなかったがサル糞を見つけたし、楽しいナイジェリア出身の男たちとも知り合いになった。丹沢の帰りこの市街地に出る群れを観察しようかなと思い始めている。