日本にはイタチ科Mustelidaeの仲間イタチ属Mustela、テン属Martes、アナグマ属Meles、カワウソ属Lutra、ラッコ属Enlydraと棲息する。イタチ属にはイタチ、チョウセンイタチ、イイズナ、オコジョ、ミンクなど5種もいるが、2種は移入種だ。ここではイタチをアップする。
「特定秘密保護法反対」
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2024年12月21日土曜日
イタチ科の大きな眼窩下孔 Big Infraorbital foramen of Mustelidae
2024年12月20日金曜日
左手欠如の若いオスザルの大移動 Big migration of a young male Japanese macaqu with no left hand
左手の手首から先が欠如しているサルが、福島から関東各県を巡り、現在は静岡県の小山町までたどり着いたようだ。ざっと見積もっても300キロは有に移動していることになる。これは、ニホンザルのオス個体が移動した距離では最長であろう。
ぼくらが奥湯河原の天昭山神社野猿公園で、入れ墨した個体が3頭、伊豆半島南端の波勝崎の群れに加入しているのを確認した。奥湯河原から波勝崎までは60キロくらいなものだ。
話題になっている左手欠如のサルは、千葉に行ったり、東京に行ったり縦横無尽に歩き回っている。
そのため、このサルは農耕地に仕掛けられた違法な針金で作られたくくり罠かトラバサミにかかって手首から先が落ちてしまったことは疑いがない。このサルが最初に目撃された地域の農耕地に彼の左手首が落ちている筈だ。
秋から冬は屈強なオスがメスを求めて群れに接近しているので、このオスがメスがたくさんいる群れに接近したとしても、群れの周りにいるオスたちに挨拶し、強いオスのご機嫌を伺ってグルーミングをしなければだめだ。この左手欠如オスザルが、市街地で出没しなくなることを祈る。それは上手く群れに入れたか、あるいは周辺オスたちとの仲間関係ができたことを意味する。頑張れ!
イタチ科を除くクマ下目の眼窩下孔 Infraorbital foramens of Arctoidea except Mustelidae
イヌ型亜目にはイヌ下目のイヌ科とクマ下目のクマ科やイタチ科、アライグマ科さらには鰭脚類が含まれる。
ここでは、クマ科とアライグマ科と鰭脚類のオットセイの眼窩下孔(これは獨協大医の哺乳類頭蓋の画像データベースからの引用)を見てもらう。
2024年12月19日木曜日
イヌ型亜目の眼窩下孔、イヌ科 The inftaorbital foramen of Caniformia, Canidae
ネコ型亜目の眼窩下孔について前回アップしたので、今回はもう一つの食肉目のイヌ型亜目の眼窩下孔についてアップする。手持ちの頭骨では、イヌ型亜目にはイヌ下目のイヌ科のカイイヌ、キツネ、タヌキ、クマ下目のクマ科のツキノワグマ、イタチ科のイタチ、テン、アナグマ、アライグマ科のアライグマのものを持っている。
先ずイヌ科を、、眼窩下孔の位置は裂肉歯の直前から前にあり、縦長の雨垂れ状である。
2024年12月18日水曜日
フォーミディブルの花が咲いた Formidible's flower has bloomed
ネコ型亜目の眼窩下孔 Infraorbital foramen of Feliformia
手持ちのネコ型亜目のネコ科のカイネコ(図1&1’)とヒョウ(図2&2’)、ジャコウネコ科のハクビシン(図3&3’)、マングース科のジャワマングース(図4&4’)の眼窩下孔を見てもらう。どれも眼窩下孔は裂肉歯(第四前臼歯、最後位前臼歯)の前か第三前臼歯の真上に位置する。
2024年12月17日火曜日
偶蹄類4種の眼窩下孔 Infraorbital foramen of four even-toed ungulates
図1は子供の偶蹄類の右側面からの頭骨であり、赤←で眼窩下孔を示す。②キョン、③シカ、④カモシカの眼窩下孔の位置は上顎の第一前臼歯付近の上にあるが、①イノシシでは第一臼歯の上辺りになる。②③④の反芻類は口吻部が伸びて上顎の切歯も消失している。草食・葉食に特化したと云える。
2024年12月16日月曜日
台湾の花 Flowers in Taiwan
では、ネコ型亜目では? And then, how about Feliformia?
食肉目はイヌ型亜目とネコ型亜目に分かれる。イヌ型亜目では、イヌ科だけが下顎窩後突起があるが前突起を持たなかった。では、ネコ科型亜目ではどうだろう。ネコ型亜目の頭骨はネコ科のカイネコ、ヒョウとジャコウネコ科のハクビシン、マングース科のジャワマングースを持っている。それらの下顎窩を見てみよう。
2024年12月15日日曜日
富士山が見えたが、、、、 I could see Mt.Fuji, but , , ,
学生の時には、奥湯河原でサルの群れを追って、尾根伝いに富士見峠まで登り、芦ノ湖を見下ろす先に富士山を見たものだ。今では考えられない体力とバランスだ。富士見峠でサルにエサをやる観光客が出始めた1970年代初頭の頃である。
2024年12月14日土曜日
イヌ科以外のイヌ型亜目の動物は下顎窩前突起がある Caniformia animals other than Canidae have pre-process mandibular fossa
アナグマの下顎窩(関節窩)には前後に突起があり、下顎頭を前後に動かないようにしていた。しかし、イヌ科のイヌ、タヌキやキツネには下顎窩後突起はあるものの前突起はなかった。
同じイヌ型亜目のアライグマ科やクマ科の下顎頭と下顎窩の関節部分はどうかな?
アライグマとツキノワグマの上顎の下顎窩と下顎頭はどのように接しているだろうか?見てすぐ判るように下顎頭は下顎窩に囲まれている。つまり前後に突起が見られる。
2024年12月13日金曜日
熱海のホテルで At the hotel in Atami!
我が家は9時ならないと陽が射さない。今日は曇り空だ。何だか寒い。室温は床暖をしているのに17度だ。でも、兄貴や妹が居る氷点下の釧路とは比べられない程の温かさだ。こちらの冬季の室温には2,3年慣れなかった。寒いのだ。その点釧路は外は零下でも室内はシャツ一枚でも過ごせるような温かさだ。何だか、それが懐かしい。
では、イヌ科は? And then, how about Canidae?
2024年12月12日木曜日
懐かしい奥湯河原の餌場跡 Ruins of the old Oku-Yugawara feeding ground
2024年12月11日水曜日
イタチ科の動物の上顎の下顎窩の構造 The structure of Fossa mandibularis in Mustelidae's maxilla
アナグマはイタチ科なので、イタチ、テンの頭骨底面の下顎窩を見た。アナグマより小さいが下顎頭を前後・上下で支える構造になっている(図1)。下顎頭はしっかりと上顎骨の下顎窩に収まっている(図2の赤線で囲まれた枠内を参照)。アナグマのモノと殆ど変わりがない。
図3は独協大医の「哺乳類頭蓋画像のデーターベース」からのカワウソの下顎窩部分を赤線で囲んで示した。図2のテンの下顎窩と同じようにカワウソの下顎頭は下顎窩の前後の突起に囲まれる構造になっている。