「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年9月14日金曜日

山は肌寒かった! It was chilly in the mountain area.

昨日は、水沢橋のゲート前の駐車場に車を置いて、水沢を詰め、鳥屋の平戸・焼山間の登山道を目指した。
7:15 GPSをセットして出発だ!伊勢沢林道のゲート脇から入る。
7:39 二つ目のコンクリート製の橋を渡り、しばらく歩いて道が途絶えたところで沢を渡る。
沢沿いの道で涼しかったため、ヒルが鎌首をもたげてこの臭いは何処だ?とばかりにフラフラ寄ってくる。まだ、夏が終わってないので、ササダケが覆って以前あった道のとっかかりが見つからず。
仕方なく、沢沿いを登る踏み分けられた道があったので、それを登ることにする。足を下ろす前からヒルがこちらに向かっている。休めない。足は靴下に飽和食塩水を噴霧してきたし、しかも靴下の中にズボンの裾を入れているので完全だ!が、しぶといヒルはズボンを登ってくる。
上部の視界が開け、稜線に近づいた。登山道だ!
8:14 登山道に出る。ほっと一息だ。足元に絡みついているヒルを落とし、スポーツドリンクを飲む。
図1 登ってきたところにあった道標

図2 ヒルがごっそりいた沢沿い斜面の道

図3 平戸からの登山道、はっきりしている。

8:19 歩き始めてすぐにイノシシの掘り起しが登山道沿いに続いている。
図4 イノシシの掘り起し

8:26 古い道標だ!この裏には青野原や西野乃などの道志川沿いからの道がかってはあったのだ。どうして、このような登山道が消えていくのだろうか?皆、整備された道しか使わなくなり、この鳥屋・平戸から焼山へ登る登山道もこのまま消えてゆくかもしれない。
ぼくは50年前なら山歩きの時は、腰にナタを下げていた。当時の多くの山歩きの人たちはさらに小さなノコなども持っていた。邪魔な枝が出ていると叩き切り、道に大きな木が倒れているとできるだけナタやノコで歩きやすいようにした。今はナタを腰に下げてバスなど乗れないし、街中も歩けない。さらに、今は小さなナイフでさえ飛行機はもちろんのこと新幹線でも難しくなっている。今は、「危険(これは使い方による)」と判断される物はザックの奥深くに隠して持つことになる。そうなると必要な時にすぐ出すのが面倒だ!
図5 古い道標

8:34 あれ!タマゴタケがまだある。もう、盛夏を過ぎたので終わったと思っていた。もちろん、大事にゲットだ!
図6 タマゴタケを2個見つけた。

8:40 ハツタケ? ベニタケ科の仲間だ!もちろん、ゲット!
図7 ハツタケ?
図7’ ハツタケ?を裏から

8:44 鮮やかな黄色のキシメジ科?のキノコだ、他に数本あるがゲットせず。 
図7'' キシメジ科?のキノコ

8:46 いつも水沢を詰めて最後は急な斜面を登ってくる道がこれだ!以前はこの白い板に水沢へと書かれていたが今は消えてしまっている。
図8 水沢を詰めて登山道にでる手前にあった看板が見える

この看板をからは登山道も踏み分けられてしっかりしてくる。今夏も多くの登山者が平戸から焼山や姫次、あるいは蛭ヶ岳を目指して歩いたことが分かる。嬉しい、まだまだこの道が使われている。

9:02 イグチ科のキノコだ!これは取らず。
図9 イグチ科の仲間
9:13 ん?おいしそう!ヌメリイグチだ!もちろんゲットし、土やゴミを払い落し、別の袋に容れる。味噌汁はうまいよう!今朝、連れ合いと食べる約束している。
図10 ヌメリイグチ

9:16 ヤママユが寒さで動けない! そう、肌寒いのだ!汗をかいてシャツが濡れたせいもあるが、歩いていても肌寒い。今日に限って出発前にザックから雨具を出して車の助手席に置いてきた。雨具を上だけでも羽織りたいほどだ。多分10度C以下ではないだろうか?
図11 ヤママユだ!

9:17 ん?アナグマが掘った穴だ!15センチくらいの深さなのでウンチでもしたかもしれない。
図12 アナグマが掘り穴

9:21 これもイグチ科のチチアワタケだろう。ゲット!
図13 チチアワタケだ!

9:23 倒木があり、道を塞いでいる。その倒木の上をリスが可愛らしく動き回っている。写真を撮るのは難しいので見るだけにする。が、1分もしない内に見えなくなった。
図14 リスがいた!

9:36 倒木をまたぐと、サルノコシカケ科のカワラタケかな?
図15 カワラタケだろう!

9:36 登山道の真上に、ん?これはアナグマ糞ではなくて、クマ糞だ!
3ヶ所に大きなお茶碗一杯分くらいの糞塊がある。新しい。今朝か昨夜のものだ。落ちている枝を箸代わりにして拾って、チャック式のビニール袋に入れる。今日はおいしいイグチ科のキノコは見つけられたし、クマ糞を見つけたので満足だ!
図16 クマ糞だ!

9:43 もう、座ると壊れそうな休み台に座って、家から持ってきた棒状のお菓子のような食品を食べ、レモンを輪切りにして半分食べる。
図17 休み台で、無理に笑顔を作る。もう、バテバテだ!体重74キロ、自己最重量だ!せめて70キロ以下にしたい。腹周り、胸周りにたくさん肉がついている。足がほぼ8割は元に戻ってきているので、もう少し歩いて体重を減らさなければ、学生との実習はできない。

この後、巾30メートルくらいガレ場をトラバースすることになる。しかし、今夏は登山者が多かったのだろう。踏み跡のトレースがあり、それを歩くだけで良かった。最大の難関だと思っていたところが問題なく、アドレナリンも出ずに渡ることができた。

2018年9月9日日曜日

秋が来ている It has been autumn season.

台風21号が去ったが、風が強い。部屋に取り込んだラン鉢を庭の木に枝にぶら下げた。が、この風の強さでせっかく伸びていたファレノプシスの花茎も折れ、カトレアの花や蕾も傷ついてしまった。でも、この風の下で晩秋までしっかりした株に育ってもらいたいので、そのままにしている。
庭は、今夏の暑さと草むしりをしなかったので、草木は伸び放題だ。抜いても抜いても出てくるアマチャヅルやヘクソカズラの間からタイワンホトトギスが伸びて咲いていた。

 梅ノ木の下のムラサキシキブの実もたくさん色付いている。これはおそらくヒヨドリが種子を運んできたものだ。ちょっと狭い庭を我が物顔に細い枝を広げ過ぎている。

今朝は6時から我家の近くを走る線路沿いを散歩だ。歩き始めは身体全体が堅くて節々が痛い感じだが、15分くらい歩いていると調子が出てくる。1時間くらい歩いて帰宅し、すぐシャワーを浴びて、7時45分から始まるNHKの自然のアルバム?を見る。今では、この番組がぼくが一番好きな番組である。日本各地の野や山や海岸の草木や動物たちが美しい映像となって流れる。家族の誰にも邪魔されないように、熱いインスタントコーヒーを飲みながら楽しむ。
虫や小鳥の声が聞こえないと解かったのはこの番組を見ていてだ。画面で鳴いている小鳥の声や虫の声、流れているせせらぎの音が聴こえない。でも、今はもう大丈夫。高い周波数が聴こえるように調整してもらった補聴器を耳に入れながら番組を見ている。
どうして、歳をとると心を和ませてくれる小鳥の鳴き声などの周波数の高い音が聴こえづらくなるのだろう。歳をとるということは一つ一つの生理的機能が衰えていくことだとは理解しているつもりだが、、、、。いつまでも頭が今の身体の状態に付いて行ってない。

2018年9月6日木曜日

自然災害列島の日本 Japan of the natural disaster archipelago

台風21号が過ぎ去って、まだ強風が残っているのに苫小牧、室蘭、千歳、札幌、小樽などの道央で震度6の地震だ。釧路の妹からラジオもテレビも停電で使えないので、どのようなことが北海道で起こっているのかわからなくて不安だとメールがきた。それでも、今はスマホがあるのでそこから情報を得ることができる。
停電なのでメールの遣り取りは向こうのスマホの充電容量を減らすので、連絡を止めた。
苫小牧・札幌周辺には高校の同級生たちがたくさんいる。連絡をしたいが、しばらく落ち着いてからにしよう。

我が日本列島は、地震、落雷、津波や高潮、火山噴火、台風の暴風や豪雨、梅雨時の集中豪雨による堤防の決壊や土石流や山崩れ、冬季の豪雪、最近は強風や竜巻被害、そして35度を超す暑さがある。

日本に住んでいる限り、どこでどんな自然災害や自然災害に伴う人為的災害に遭うかわからない。

ぼくは、葛西の学校へ出かける時も軽登山靴を履き、方位コンパスや水がはいった小さなペットボトル、飴数個常時持ち歩く、財布の中には補聴器の電池1個と、降圧剤が入っている。
東京で、災害に遭って電車が止まった場合でも一人でも瓦礫の上を歩いて帰って来るための用意である。

我家は幸い、自然災害に遭うとしたらならば地震、落雷、暴風・竜巻くらいだろうか? いずれにしてもいつどこで災害に遭遇するかも知れない。その備えだけはしておきたいものだ。

2018年9月3日月曜日

急に秋に? It has become autumn abruptly?

高取山往復で、長い距離を歩けることが分かったので、引地川沿いを散歩した。
水田の稲穂は頭を下げ始めていた。根もとは水に浸っており、見つけたら捕まえようと思っていたアマガエルはもうすでに移動したようで、一匹も見つけられなかった。
もうかなり実ってきた稲穂

水田の雑草と呼ばれるオモダカが至る所で白い花を咲かせていた

シオカラトンボが飛び回り

シオカラトンボのメスのムギワラトンボかと思ったが、違う。
アカトンボの仲間だ。

畔近くに綺麗な黄色の花がいっぱい

アカネ科のヒレタゴボウ
まだ、完治と云う訳ではないが、あまり足裏や足首に痛みを感ぜずに歩ける。凄く嬉しい。それにしても、寒いくらいの涼しさだ!30度以上の気温に慣れた身体には、急に秋になったような感じだ!

2018年9月2日日曜日

アナグマとテン糞に共通する内容物は? What is the same contents in the faces of badger and marten?

一昨日はアナグマ糞1個、テン糞3個を拾ってきた。
登山道を歩いていて、ある木の実が落ちていたので、恐らくアナグマもテンも、あるいは見つけられなかったが他の食肉目の動物たちも、この果実を食べているだろうと考えていた。

大棚沢駐車場から高取山往復のルートと糞の位置

アナグマ糞
ヤマボウシKousa Dogwood Benthamidia japonica種子・果皮、土砂
(上の糞塊の一部を採取)

テン糞1
ヤマボウシ種子1個・果皮
(葉の下の大きな糞塊を採取)

テン糞2
ヤマボウシ種子3個・果皮

テン糞3
ヤマボウシ種子8個・果皮、膜翅目翅・肢
アナグマ糞も3個のテン糞もヤマボウシBenthamidia japonicaの種子と果皮で占められ、テン糞3に恐らく1匹のハチの仲間を食べたであろうと思われる翅と足が入っていた。
登山道には、ところどころにヤマボウシの実が転がっていたり、ヤマボウシの中身の無い果皮だけが落ちていた。アナグマは林床に落下している果実を漁り、テンはヤマボウシの木に登って果実を食べたものと考えられる。それは、アナグマ糞には土砂が混入しているが、ヤマボウシ糞は土砂が無いからである。
今春はヤマボウシの花がたくさん咲いていたから、多くの果実が実ったことだろう。動物たちはしばらくはヤマボウシの実食いが行われるだろう。ヤマボウシの次は何を食べ始めるかな?

2018年9月1日土曜日

猛暑の中の山登り! Mountain climbing in the intense heat!

昨日は、猛暑の中の山歩きだった。
左足首の調子が腱を伸ばすストレッチによって改善されてきたので、
意を決して丹沢に行くことにした。
距離が短くても山に登ったことを満喫できる仏果山を選んだ。
大棚沢駐車場に車を置き、車から離れたのが6時半、左足首を気にしながらバス通りを渡り、登山口のコンクリートで作られた階段を登る。
アマゾンで新しく買ったストックの片一方が2段目の締めが利かず。あんなに時間があったのに、調節を確かめもしてこなかった。
7:03 ハイイロチョッキリが落としたコナラのドングリ付き小枝が落ちている。
ゆっくり、ゆっくり歩く。沢から吹き上げてくる風が気持ちが良い。確か土山峠付近の案内では気温22度Cとあった。
ゆっくり、ゆっくり、時々立ち止まりながら歩く。
が、ヒルが見当たらない。
7:21 山の神様の祠だ。10円玉一つが置いてある。

祠を過ぎて、朝日がこぼれる平らな道を歩いていると、山側斜面にアナグマが掘った跡がある。
恐らく1時間前にはこの場所で穴を掘っていたのだろう。
スギの木の下を掘っている。
何か美味しそうな臭いでもしたのだ。
7:25 アナグマが掘ったばかりの穴だ。
穴の中を除くと糞だ!排泄するためだけにこの大きな穴を掘った訳ではないだろう。掘り終わった後、ウンチをしたのだ。
きっと、このような穴だと、アナグマはウンチをしたくなるのだ。

マークとしてのヤブムラサキの葉とコインを置く。もちろん、ゲットだ!
しゃがむだけで汗が噴き出てメガネが曇る。

7:39 テン糞だ!マークにアセビの葉を置く
アナグマ糞とテン糞を拾い、嬉しくなる。

7:43 モミの実が沢山、落ちている。風で落ちたならこんなまとまりはしないだろう。リスだ!リスが種子を食べようとしたのだ。

7:53 おー、またテン糞だ!マークとしてオオバノイノモトソウの葉を!

8:09 不思議なキノコ

8:13 地面から出ているサルノコシカケ状のキノコ(調べていない)

8:18 少し古い、乾いたテン糞だ!マークとしてシキミの葉

8:27 ラッパのようなウスタケだ。食べられるが採らなかった。
この頃はぼくにとって美味しいキノコしか採らなくなった。
もう、この頃は汗が噴き出るので、シャツは汗で濡れている。

9:01 高取山展望台からの宮ケ瀬湖と焼山方面

靄っている大山

宮ケ瀬ダム

9:08 シャツの方から胸が汗で色が変わっている

高取山の山頂付近にあったアキノキリンソウを小さくしたキク科の花

山頂のベンチに座って朝食としてのパン1個を食べる。久しぶりの山歩きというか、この1ヶ月駅までの往復以外は殆ど歩いていないので、もう、バテバテの疲労困憊だ!仏果山に行くのは諦める。
足首や足裏の痛さは気にならないが、戻ることにする。
帰路の宮ケ瀬越まで随分長く感じる。
ゆっくり、足を下ろすが体重増加のため、両膝が悲鳴を上げている。
9:39 ホコリダケの幼菌だ!

今回の高取山は真夏なのでかなりヒルがいるだろうと思って覚悟してきたが、とうとう一匹も見当たらず、足にも付いていなかった。
蚊と同じように30度を超すような猛暑だとヒルも活動できなくなるのだろうか?
ミンミンゼミの声を久しぶりに聴き、暑かったが久しぶりの山歩きを満喫した。往復5キロの登り下りを4時間半もかけたのだ。