「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年1月17日火曜日

1月のテン糞の内容物1)   The contents of marten's feces in January.

昨日、意を決して糞を洗った。
始めはあんなに冷たく感じていた水も次第に慣れ、始めは3個だけ洗おうと思っていたが、
結局7個全部洗うことができた。
ここでは、テン糞①から④までを紹介したい。
テン糞①、②、③は大山山頂に到達するまでに見つけたものだ。
④は大山山頂から阿夫利神社下社までの参道件登山道で見つけたものだ。

テン糞①
イボタノキ種子・果皮
久しぶりにイボタノキの種子に出会ったような感じだ!
  Fig.1 10:37 テン糞①

テン糞②
 クサボケ?果肉・果皮写真(Fig.2)
果実の果肉と果皮と思われるものが出てきた。
種子が混じっていないし、オオウラジロノキの果皮のような特徴もない。
大山山麓にまだ残っている果実としたらクサボケかな?っと考えた。
それは、果皮の破片が大きいからだ!
Fig.2 11:05 テン糞②

Fig.3 テン糞②の内容物 何の果実を食べたのかな?

テン糞③
キブシ種子、昆虫腹部・脚・胸部 
Fig.4 11:20 テン糞③

テン糞④
カマツカ種子果皮、イボタノキ種子果皮 (Fig.6)
テン糞④からもイボタノキの種子と果皮がでてきた。さらに小さなカマツカの種子と果皮だ。
Fig.5 13:26 テン糞④

Fig.6 テン糞④に含まれていた左:イボタノキ、右:カマツカの種子

テン糞②には果肉や果皮と思われるものが含まれていたが、この果実は何だったのか気になる。
種子ではないので、写真を撮った後トイレに流した。

今日も、水蓮鉢の水は凍っている。5ミリくらいの厚さになったようだ。

2017年1月16日月曜日

松組の会  Matsu class reunion!

昨日、釧路市立鳥取小学校を1959年に卒業した「松組のクラス会(松組の会)」が
横浜中華街の横浜大飯店(本店)で行われた。
集まったのは10名、11名の予定だったが介護疲れのF.Yさんがインフルエンザに罹り欠席、T.Iさんも高崎線利用のため、雪で電車が運休した場合は欠席の予定であったが、無事、出席した。
11時から13時の「食べ放題」であったが、食べることよりも話し合うことに費やした。
ぼくは、小学校2年の時に鳥取小学校に転校し、それから卒業までクラス替えがなく同じメンバーであった。当時、ぼくは、放課後の大半は外遊びで、釣り、虫取り、小鳥捕りで明け暮れていた。女子とも殆んど話しをした経験がなかった。
しかし、子ども時代のほぼ5年間を一緒に過ごした間柄なので、卒業後57年経っても顔を見れば誰かすぐ判る。
話し合うこともなかった女子ともまるで夫婦のように笑ったり飲んだりできる。
同じ場を共有していたという安心、信頼からなる仲間意識がある。 

終わった後は、中華街を散策し、土産物を買い、最後は日本大通駅そばにある横浜情報文化会館2階にある喫茶店でコーヒーを飲んでまた1時間以上話し合った。  

昨日、今冬初めて我が家の庭の水連鉢に薄氷が張った。
庭に出て、13日の大山で拾ってきたテン糞を洗う気持ちになれない。
封書を出すため駅のそばのポストまで急ぎ足で歩いた。
右足、左足とアスファルト道路を蹴るようにして、足首や脹脛、太腿の様子をうかがった。
大丈夫だ!
もう、右のアキレス腱炎も完治したようだし、左の脹脛の肉離れも問題ナイ。
もう、4ヶ月以上も満足な歩きが出来なかったのだ。もう、大丈夫だ!
毎日、少しでも足首や足の筋肉を伸ばすストレッチをしよう。
パフィオペディラムも咲き始めた。
外は冷たいが我が部屋は暖かい。

2017年1月14日土曜日

日向薬師から大山へ  From Hinatayakushi to Mt.Ooyama

1月13日8時5分、伊勢原駅前の日向薬師行の3番バス停前に集合。
15分発のバスに乗る。20分でトイレのある終点着。

当初は梅の木尾根を歩いて唐沢峠・大山間の登山道に出ようと思っていたが、アイゼンを持たない学生が2名いるので、九十九折りを登って見晴し台を目指すことにする。

Fig.1 バス停から登山道入り口までの道路を歩く学生たち

Fig.2 何故かこの寒さの中をオオゲジが歩いている

登山道入り口で集合写真を撮る。皆、元気だ!
この元気が最後まで続く学生たちだ!

Fig.3 9:21、登山道口での集合写真

もう、登り始めると学生たちは早い早い、まるで競争するかのようだ。
ぼくも、アノ頃は山を走れたのだ。
ここを登ると再び舗装道路に出る。学生たちは5分遅れのぼくを待っている。
ぼくが辿り着くと、再び彼らはシカかサルのようにスイスイ登って行く。
「あの稜線とぶつかる所に大きなお地蔵さんがあるから、そこで待っていろ!」と叫ぶ。
上から下りてきた登山者がいた。暗い内に登ったとのことだ!

Fig.4 登り始める

お地蔵さんの辺りで、学生たちの声が聞こえてきた。
学生たちは寒そうに待っている。10分遅れたようだ。
集合写真を撮る。
これから、なだらかな登りが続き見晴し台となるので、そこで待っていろ!っと先に行かせる。
尾根を突き抜ける風が冷たいので、耳掛けをする。

Fig.5 お地蔵さんを囲んでの集合写真。ここまでも雪がない。

Fig.6 ミツマタの蕾が大きくなっている。

テン糞①を写真に撮り、拾っていると単独行の人が興味深げに訊いてくる。
かれは、一歩一歩しっかり登っていく。
Fig.7 10:37、テン糞①だ!

見晴し台では、学生たちが休んでいる。
ここまで、雪が無く全くアイゼンを必要としない。
集合写真を撮って出発だ!
前回の記録の時刻と比べる。前回は、登山口での集合写真を9:57に撮って、
見晴し台には丁度2時間掛かっている。今回はやはりペースが40分くらい早い。
Fig.8 10:45、見晴し台で 

Fig.9 11:05、テン糞②だ

Fig.10 11:20、テン糞③だ

下りてきた登山者と話す。先に登っている学生たちのこと、どこからアイゼンが必要になるか?
歳のようだが軽やか歩きなので年齢を訊くとぼくと同じ戌年の1946年生まれの8月の九州生まれだと云うから、ぼくは北海道ですっと云って笑い合う。
軽やかなステップで山を歩けるのは痩せているからだ。ぼくのように贅肉がついているとそれだけで重い荷物を背負っているようなものだ。足腰の筋肉や関節にも負担を掛けている。
痩せたいと思うが、ダイエットは難しい。

Fig.11 晴れているが、もやっている。

また、下りの登山者だ!登りでぼくに糞の事で訊いてきた人だ。
早いですね!イヤ、私は糞など気が付かないで歩いてますから!っと応え、
木の上に尾のふさふさした動物が走っていましたが、リスでしょうか?テンでしょうか?
ふさふさとした尾に見えたらならリスですね。
っと応えると今日は勉強になりましたと礼を言って下りて行く。彼も細身の体型だ。

不動尻・唐沢方面への道は、登山者の踏み跡が無く、雪が30センチくらい積もっている。
北側の尾根で下るので、陽が当たらないからだ。
雪の深さを見て、梅の木尾根からこちらを目指さなくて良かったと一休みしたい気持ちになる。

Fig.12 12:08 不動尻・唐沢峠方面と大山山頂と分岐の道標だ。

九州生まれのあの女性はこの辺りからアイゼンを装着した方が良いと云っていた。
が、日差しで、雪が緩み、しっかり足を置くとアイゼン無しでも登れる。
アイゼンの持っていない学生も大丈夫だ。

しかし、この道の下りは難しいだろう。
シカが数頭登山道を横切っている(Fig.)13。

Fig.13 シカの足跡

大山の肩を過ぎる。これで、山頂には13時には着くことができる。
ヤビツ峠を15時51分発のバスには悠々乗れる。少し、気持ちが楽になる。

Fig.14 12:17 大山の肩だ!

山頂で、学生たちがストーブでお湯を沸かしていた。
ぼくは、早速お昼にするが、箸を持つ指先が冷たくなって弁当が美味しくない。
遅れたのでケーブルカーで来たKa君と山頂で合流だ!
サーモスの熱いお茶を飲んで弁当を食べるのを止める。

登ってきた登山者にヤビツから来ましたか?と訊いていると、暮れから積雪のためヤビツ峠までのバスの往復はないと云うことだ。
今、ネットで神奈中バスの運行状況の案内を見たら、凍結のため「伊勢原・蓑毛」までで、ヤビツ峠までは走ってないっと載っている。

集合写真を撮って、下山だ!
Fig.15 集合写真 手前の雪にピンが合ってしまい、ゴメン!ピンボケだ!
山頂で新メンバーのKa君と合流

Fig.16 テン糞④

Fig.17 テン糞⑤

下り始めて、アイゼンを着けていないので、トップになって滑るようにして歩いたせいか、
左足の太腿が攣る。強烈な痛みだ。
テン糞だ!どうしてテン糞と解かるのか?イタチではないのか?と訊かれる。
イタチは沢沿いに生息している動物だ!高い尾根までは登って来ないだろう。
学生たちを先にやる。

皆に先に行ってもらう。スポーツ飲料を飲み、エペリンゾン塩酸塩錠を飲む。
しばらく休んでいたら、歩けるようになり、右足を曲げると攣るので、階段に下す足は左足からだ。
次第に、攣るのが薄らいでくる。

Fig.18 テン糞⑥

Fig.19 テン糞⑦

学生たちが待っていた。ここでアイゼンを外している。
ぼくが辿り着いてので、首から下げているぼくのカメラで自撮りをしている。
ここで、再び左足の攣りが酷くなる。座っても攣る。学生たちに先に行かせ、バスが来たらぼくを待たずにそのバスに乗せてもらうようにN担任やMさんに言う。

Fig.20 ぼくのカメラのシャターを押して喜ぶ自撮り学生Ka君、Shio君, Nama君

大山阿夫利神社(下社)に着く。
ここに下りる急な階段で左足を下すが攣りそうになるので、そろりそろりだ。
ここまで来るとケーブルカーで来た、参拝者も見られる。

Fig.21 15:09 下社に着く

下社の階段を下りると左側に茶店があり、いつもの呼び込みをしている。
ぼくは、階段から下りるとすぐ右に曲がりケーブルカーの駅に向かう。
すぐ、ケーブルの切符を買う。630円だ!発車は15:20分だ。
ストックを畳んでザックに付け、長椅子に座る。
あー、もう、しばらく歩かなくても良いんだ!
学生たちはもう、バスに乗って行ってしまっただろうか?
ケーブルで下の道を見るが下っている登山者は見えなかった。

Fig.22 15:09、 阿夫利神社(山上)駅

大山ケーブル駅まで乗っている時間は10分もない。でもそこから両側にお土産屋さんが並ぶ参道の階段道を下る。攣るといけないので恐る恐る下る。
伊勢原駅行きのバスが見えた。バスが出ていく。あー、きっと学生たちはあのバスに乗っているんだと思う。
次のバスは、16:00だ。バスの中で出発を待っていると、メールだ。Matushimaさんからだ。
無理をせずにケーブルを使って下りてくださいとある。
ぼくはバス停にいる。ケーブルで下りてきた。今、何処かと返信する。
と、すぐ「今、バス停」というメール。
後ろを振り返ると学生たちがやってくる。
Kamibayashi君は「ぼくが降りてくるのを待っている」と途中で待ったようだ。
皆に、頭を下げる。お詫びのしるしにチョコを回すが、、、、。

2017年1月12日木曜日

ヨトウムシだ! Caterpillar "Variegated cutworm"

 いつも根菜類をとどけてくれる知人のKさんが、新年になっても大根、蕪、水菜、白菜を持ってきてくれた。今年の御節の根菜はほぼすべてKさんから頂いたものであった。
もちろん、ぼくが暮れに漬けた白菜や聖護院大根もKさんが作ったものだ。

連れ合いが大きな声を出して叫んでいる。
玄関に置いた白菜にヨトウムシがついている。
ぼくはソヤツを指で挟んで、机の上に置き、写真を撮る。
折角、この寒いのに今まで白菜の葉の間に潜って生きていたのだから、飼ってやることにする。

Fig.1のヨトウムシはヨトウガの幼虫でいいのかな?

Fig.1 ヨトウムシ、だが、本当の名前は?

庭の白梅はもうほとんど満開だ!(Fig.2)
庭の水連鉢の水も今年はまだ薄氷も張らない。
このまま、氷が張らないような温かい日が春まで続くとは思えない。

Fig.2 満開になった白梅

明日は、専門学校の丹沢実習で、日向薬師から大山を目指す。
右足のアキレス腱炎はほとんど治った。しかし、火曜日に学校に行った時、ちょっと気持ちだけ走ろうとしたら、何と、信じれないことに左足ふくらはぎの軽い肉離れだ!
昨日も今日もじっと安静にしてひたすらじっとしている。
山靴に油を塗り、ストックを確かめ、冬用の毛の手袋を出し、山行の準備は万全だ!
あとは、ただ、肉離れが明日まで治ることを祈るだけだ!

それにしても、何だ!一体!ぼくの身体が自分の意志通りにならなくなってきている。
走ろうとしただけで一歩も踏み出していないのに、、、、、、。
今年になってから風呂上りには毎回ストレッチをやるようになったのにだ!

2017年1月8日日曜日

タヌキ糞から出てきた寄生虫と鳥   Parasites, feathers and rachis which were found in the feces of racoon dog.

暮れの12月29日に大山山麓を歩いた時のことは、既にアップした。
その時に拾ったタヌキ糞①からFig.1の寄生虫と思われるものが十数個出てきた。ハリガネムシよりも太く、ギョウチュウよりも長い寄生虫だ(多分)。
Fig.1の写真は水洗いした時にピンセットで摘まんで取り出したものをティッシュの上に置いて1日経ったもので干からびている。

これまでも、タヌキ糞からこのような寄生虫と思われるものが出てきたが、不明な動物質としてちゃんと取り上げてはこなかった。
動物糞の中には、動物が排泄した後にハエなどが卵を産み、その卵が出てきたり、あるいは孵化したウジが出てきたりした場合も糞の内容物としては取り上げては来なかった。それは、明らかに排泄後に加わった卵やウジだからだ。
寄生虫は動物たちの内臓から出てくるものだが、食べたものではないので、これからも取り上げることはない。目黒の寄生虫館に行けばタヌキの寄生虫も解かるかな?

Fig.1 タヌキ糞①に含まれていたハリガネムシ状の寄生虫

Fig.2 タヌキ糞①から出てきた鳥の羽毛(右)と羽軸根

タヌキ糞①からは鳥の羽毛と羽軸(根)も出てきた。さらに、タヌキ糞③からは鳥の爪と足と羽軸が出てきた。
これもT.Maruさんに見てもらったところ、ツグミ、アカハラ、シロハラなどではないかとのことです。ツグミ類は夜明け前のまだ薄暗い時から活動を始めるが、その時刻にはあまり活発でないようです。その時にタヌキが活動していれば捕まえやすいかもしれないとのことです。

Fig.3 タヌキ糞③から出てきた鳥の爪と脚の一部と羽軸の部分と羽毛

成る程ですね。Maru氏に感謝!タヌキも獲物を狙う時は全身をバネにして飛び掛かるのでしょう。

しかし、何故タヌキ糞①や③の中に羽毛や羽軸以外に骨が出てこないのかと疑問を持った方もいることだと思います。それは、テン糞の場合はその場にある糞の全て(量が少ない)を拾ってくるが、タヌキ糞の場合はタメ糞となっておりその場にある糞のなるべく新しい一粒(塊)を拾ってくるから、鳥を食べたとしてもほんの一部しか出てこないということになります。

2017年1月7日土曜日

庭に鳥の頭が、、、 Bird's head in the back yard!

一昨日お昼過ぎに庭に出ると、Fig.1の鳥の頭が転がっている。
ヒヨドリと同じかそれよりも少し大きいかな?

山を歩いていて鳥の羽根がまとまって散らばっている場所にぶつかることがある。
そこには血痕がついている羽根があったりするので、猛禽かキツネかテンなどによって鳥が襲われたことが判る。

しかし、庭にも駐車場にも血痕も他の羽根も無い。
これはどういうことだろうか?
我が家の庭を、2匹のネコが通る。
ネコは他の場所でこの鳥を襲い、大半を食べた後、頭をくわえてきたが、ここで捨ててしまったということだろうか?
Fig.1 駐車場にあったツグミTurdus eunomusの頭

欧米では、ネコやイヌなどのペットが野鳥やネズミなどの小哺乳類やトカゲやヤモリなどの野生動物を殺戮していることを訴えた報告書などが出されている。
しかし、日本ではペットがハクチョウやシジュウカラの巣を襲って幼鳥たちをいたぶっても問題とされることはない。しかし、人間がやろうものなら社会問題となる。

ペットは人間が飼っているものであり、イヌやネコの躾けは飼い主の責任であり、ペットが野生動物を殺戮することは飼い主の問題であり、その責任を問われなくてはいけないのではないだろうか?

この鳥の頭(ツグミだと確信)の犯人は本当にネコだろうか?

鳥の専門家のT.Maruさんに訊いてみた。
何と、モズの仕業のようだとのことである。
モズはタカ類と違って、足で捕らえるのではなく、直接首筋にくらいつくようだ。
ネコ類の狩りににているとのこと。何度もモズの狩りの様子を観察したことがあるとのことで、首の無いツグミの死体も何度か拾ったことがあるとのことである。
いやー、ぼくは本当に鳥は知らないんだ!
ネコを疑って悪かった。  
ネコが冤罪となるところだった。

2017年1月6日金曜日

初詣  First shrine visitting.

昨日、連れ合いと家から歩いて10分程のところにある亀井神社に初詣に行ってきた。
連れ合いは何を願うの?と云う。
ぼくは、山の中にある祠を含めて、神社にこれまでお願いしたことは一度たりとも無い。
時々も行くところは「今年も宜しく」だし、初めての祠では「これからも宜しく」だ!
つまり、挨拶だ!
この神社ではずーと初詣の時に御神籤を買う。
中高年の氏子代表と思われる人たちが座っている前に箱があって、
お金100円を投げ入れて御神籤を取り上げるのだ。

連れ合いは良い内容ではないので、下の縄に結んでいた。
ぼくはいつも持ち帰る。

l今日から、専門学校が始まった。学校につくなりすぐハクビシンの糞の有無を確かめに行ったが、どうしたものかウンチをしていない。まー、その内するだろう。
今日は、いきなり1時限目から3コマ連続だったので、へとへとになって帰宅。
レモンを半分絞ってコップに入れ、ウイスキーを2センチくらい足して、熱湯を注ぐ。
これが、疲れを取るのに一番だ!

2017年1月5日木曜日

タヌキ糞から出てきた不明種子  Unknown seed which was in the scats of racoon dog.

12月29日に大山山麓を歩いた時に、タヌキ糞①から不明種子が1個でてきた。
Fig.1とFig.2の右の種子である。左は、一緒にでてきたマメガキの種子だ。

サクランボウの種子くらいの大きさで、マメガキの平たい種子と違ってコロコロしている。
Fig.1 12月29日のタヌキ糞①からでてきた不明種子(右)

Fig.2 タヌキ糞①からでてきた不明種子(右)とマメガキの種子(左)

この不明種子をお判りの方教えて下さい。

タヌキも鳥を食べていた  Racoon dogs also had eaten birds.

タヌキ糞①の内容物
マメガキ種子1、不明種子1(同定中)、キブシ種子、羽毛軸毛根6個、甲虫外骨格外翅内翅・脚多数、寄生虫らしき細長いもの(ハリガネムシではない)
Fig.1 タヌキ糞①

タヌキ糞②の内容物
キブシ種子多数、腐葉砕片多数、節足動物外骨格・翅・脚・多数
Fig.2 タヌキ糞②

タヌキ糞③の内容物
マメガキ種子15個、キブシ種子、サルナシ種子、腐葉砕片、節足動物外骨格・翅・脚、羽毛・足爪・指鱗、
Fig.3 タヌキ糞③

12月21日に鐘ヶ嶽を一回りした時にテン糞の中に羽毛が入っていた。
鳥の専門家のT.Maruさんに尋ねたら、キジバトの幼鳥かもしれないかもしれないとのことだった。
今回のタヌキ糞①から出てきた羽毛根は以前のキジバトの幼鳥かもしれないものよりも太かった。
さらに、テン糞③からも鳥を食べたと思われる羽毛や爪、さらに鱗で覆われた足指の一部とおもわれるものが出てきた。
タヌキのような動物が、どうやって鳥をハンティングすることができるのだろうか?
足音を忍ばせて鳥に接近して襲い掛かっているのだろうか?

今回、タヌキ糞①の中に十数個(匹)の3、4センチのハリガネムシよりも太く短い寄生虫のようなものが出てきた。このようなものが以前の糞にもあったかも知れない。
とても食べたものとは思われないのだ。
Fig.4 タヌキ糞①~③とテン糞①~④の位置



2017年1月3日火曜日

テン糞②、③に入っていた切歯と臼歯 Incisors and molars of Murinae which included in marten's droppings.

テン糞②の内容物の骨と歯を写真に撮って(Fig.1)、同定を試みた。

Fig.1のAから齧歯目の上下の切歯であることが判る。
Aの左は下顎の左右の切歯で下側が左で、上側が右であることが判る。
Aの右は上顎の切歯であり、下側は右であり、上側は左側の切歯である。
Bの部分には7個の臼歯があり、この臼歯の大きさと形からネズミ亜科の動物であることが確定する。
Bの部分を拡大したのがFig.2である。

大山山麓には、ネズミ亜科の動物は、アカネズミ、ヒメネズミ、カヤネズミが生息する。
手持ちの標本はアカネズミとヒメネズミとカヤネズミであり、それらと比べた。

C~Jの骨で、ネズミ亜科の動物を同定する技量をぼくは持っていない。
Cは頚椎の骨で、上:環椎、左下:軸椎、右下:第三頚椎(かな?)
Dは右の肩甲骨、Eは右上腕骨、Fは聴胞、G・Hは下顎骨の切歯が入る部分、Iは後頭骨の大孔部分、他は頭蓋骨の部分の破片で、下に肋骨が一本ある。
Fig.1 テン糞②の内容物の骨と歯

    
Fig.2 Fig.1の臼歯拡大

手持ちの切歯の大きさを比べるとアカ、ヒメ、カヤの順に小さくなる。
Aはヒメとほぼ同じ大きさであり、カヤよりも一回りも大きく、それはD肩甲骨の大きさでも区別できた。
また、大きさ比べでは、環椎や軸椎もヒメに比べるとカヤは非常に小さい。
テン糞②からでてきたのはヒメネズミだったのだ。

では、テン糞③からでてきた内容物(Fig.3)はエゾエノキの種子2個と果皮と果柄がついた種子、さらに骨片と歯や毛が出てきた。
Fig.3 テン糞③の内容物、エゾエノキの果実と骨と歯

Fig.3の骨と歯を拡大したFig.4をみると、Aの左は上顎の左右の切歯で、右は下顎の右切歯である。Bは歯根が2本なので第三臼歯だ。Cは上腕骨の肘部分であり、Dは大腿骨の膝部分(若い個体のため軟骨部分が外れている)
で、大きさを比べると、この骨や歯の持ち主はまだ若いアカネズミであることがわかった。
Fig.4 Fig.3の骨と歯の拡大

テン糞②に含まれていた歯や骨の持ち主はヒメネズミで、
テン糞③に含まれていた骨や歯は若いアカネズミのものであった。
テン糞②があった地点は標高445mの位置であり、テン糞③は380mの地点にあった(Fig.5)。
テン糞②とテン糞③との距離は直線で約1250m離れている。これらのテンは互いに相手の事を知っている中であろうか?テン糞③とテン糞④では450mくらい離れている。
当然③と④の糞をした個体同士は互いに臭いで相手のことを理解しているだろう。
テンのような単独生活者の情報伝達は、臭いだとしても視覚や音声情報に比べるとほんの少ししか情報伝達できないことになる。
ぼくらの考える以上に音声でもかなりの情報を伝え合っているのだろうか?

Fig.5 テン糞①~④があった地点

2017年1月2日月曜日

テンはネズミ亜科の動物を食べていた。  Martens had eaten the animals of Murinae.

12月29日に広沢寺温泉無料駐車場から山神隧道、大沢分岐、日向山と歩いたルートで、拾ってきたテン糞を元旦に水洗いした。

その結果、果実としてはサルナシ、エゾエノキ、マメガキが食べられ、動物質としては、昆虫類が食べられ、さらにネズミ亜科の動物が、テン糞②と③から出てきた。
ネズミ亜科の動物を食べたことは、切歯と臼歯が糞の内容物として入っていたので判ったが、アカネズミなのか、ヒメネズミなのかカヤネズミなのかまだ不明である。

テン糞①
サルナシ種子・果肉果皮、双翅目、甲虫以外の昆虫の脚

 テン糞②
ネズミ亜科下切歯上下1対・臼歯7本・毛多数(同定中)、 双翅目脚多数

 テン糞③
エゾエノキ種子3個・果皮果肉、ネズミ亜科切歯上下・臼歯1・毛多数・骨(同定中)

テン糞④
マメガキ種子・果肉・果皮、双翅目翅・腹部末端

今日は、朝から昼過ぎまで家族と一緒に箱根を見ていたが、暑いので、時々窓を開けて外の冷たい空気を部屋に取り入れた。
どうして、こんなに温かいんだ!
庭の梅が開花したように、山ではこの温かさで冬眠しているツキノワグマやヤマネも外に出ようか迷っているだろう。これで寒気が来れば昆虫や植物たちが一番被害を受けるかな?

2017年1月1日日曜日

明けましておめでとう!Happy New Year!

新年あけまして
おめでとうございます。

何だか異様に温かい元旦だ!
先ほど、庭に出て拾ってきたテン糞を水洗いしたが、
手がかじかむどころか、腕まくりまでした。
温かいのも納得だ!
庭の梅の木の花が20輪ほど咲いていた。
穏やかなお正月だ。
年賀状を刷ろうと思ったらインクが足りない。
朝から飲んでいるので酔い覚ましを兼ねて歩いて家電量販店に行く。
通りは車も人も少ないのに、量販店だけは人がたくさんいた。
年賀状は数年前に釧路の鶴居村で撮った丹頂鶴にした。

今年も宜しく!