「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年8月19日水曜日

寒い釧路の街! Cold Kushiro city! 

昨日、釧路にやってきた。イヤ帰省した。
釧路空港からバスで釧路駅前まで乗った。
駅横の食堂でラーメンを食べて、タクシーに乗って双葉町の家まできた。
教えられた場所から玄関のカギを見つけて、引き戸を開けた。
ハナという名の小さな犬が跳んできた。
6年前に死んだお袋が可愛がっていた犬だ。
妹が帰宅し、犬の散歩を頼まれた。お袋が連れて歩いたコースをハナはぼくを誘導した。

雨は昨夜も止まず今朝もしょぼしょぼと降っていた。
妹は仕事に出かけた。ぼくは部屋に掃除機をかけ、連れ合いは台所の掃除をした。
雨が小降りになったり止んだりしているので、ぼくはカメラをもってハナの散歩に出かけた。
運河公園だ。
ここは、ぼくが中学生の頃は、釧路川と新釧路川を結ぶ人工の河だった。
自殺した溺死者を初めて見たのもこの運河だった。
しかし、今は埋め立てられてこのようになっている。
道の突き当たりはハイマツである。
 ハイマツが雨に当たってきれいだ!
 シラカバだ!
カラスの実(ナナカマドの実のこと)がなっている。
カラスノミが覆う散歩道を親子が歩く。
昨日の釧路の気温は20度。
寒いので、もちろん長袖で、上着を着ている。
明日も寒いようだ。

2015年8月15日土曜日

ハム丸が死んだ! Hammaru was dead in the last night.  

2013年1月に3月に卒業する学生からハムスタをもらった。
家では娘がハム丸と名付けて飼っていた。
途中からぼくの連れ合いも世話をするようになった。
毎日、二人とも時間があるときはハム丸の飼育ケース内の掃除をしていた。
菜箸を使って食べ残しを取り除いたり、トイレ内のウンチを拾ったり、敷き藁をかき分けては
ウンチや食べ残しを取り除いていた。
二人とも、できればハム丸を手で触りたいのだが、二人とも何度も咬まれているので、
連れ合いは菜箸で頭や背を撫で、娘は自分の中指の背で撫でていた。
そのため、ぼくが両手で抱えるようにして持つと「わー、咬まれるヨ!」、「わー、可愛い!」などと言いながらぼくの手の中にいるハム丸の背を撫でた。

餌は、ハムスタ用の固形のペリットとヒマワリの種子やカボチャの種子や野菜類だった。
娘が出かける時はハム丸への餌やりを連れ合いが行い。
仕事で遅くなって帰宅した時は、まず、餌をやったかどうか連れ合いに聞いた。

右瞼の横に腫瘍が出来た時は娘が獣医に連れてい行き、処置してもらった。
爪が伸びていると言っては獣医に切ってもらいに行った。

今年に入ってからハム丸が目に見えて老けたような毛の状態と動き方に変わっていった。
昨年までのような艶やかな毛でなく、白い毛が混じったような毛に変わった。
今夏は、暑いのでハム丸用に家が留守の時もハム丸のいる居間はエアコンで28度にしていた。

8月に入ってから、娘がハム丸の下顎の切歯の一本が欠けてしまったと言っていた。
見ると下顎の左切歯がない。あんな固い物が折れるハズがないので、抜け落ちたと思った。
でも、娘には「ハムスタの切歯は一生伸び続けるので、折れて欠けてしまっても、
また、伸びてくるから心配ない」と話した。
残った歯を駆使して、ハム丸は娘のやるカリフラワーなどの柔らかい餌を食べていた。
動物は歯が命だ。しかも、齧歯目にとっての切歯はもっとも大事な歯だ。
今月一杯で死ぬかもしれないと思った。

そのハム丸が死んだ。今朝、ハム丸は庭のアジサイの根元に埋葬娘によって埋葬された。
僕としては、下顎の切歯の状態が知りたい。
齧歯目は老齢化すると、切歯が抜け落ちるのか、それとも付け根で折れるのか?
埋める前に手にとって下顎の状態を見たかった。
そんな、申し出もできないくらいの娘の様子だった。
**飼育ケースの掃除整理をしている娘に折れた歯は見つかったか聞いたところ、ハム丸の歯を埋める前に見たら根元で折れていたようだ。
老齢化すると歯質がもろくなるのかな?それとも歯の形成に大事な栄養が十分摂取できなかったのかな?

2015年8月14日夜9時のハム丸。
この直前にはあまり回したことのない弾み車の中で走り回っていた。
この後、2時間後に死んだ。

2015年8月11日火曜日

タテヤマギクの花

天王寺尾根で見つけたキク科シオンの仲間

このキク、花弁が虫に食われたのか?あるいは登山者が悪戯して花弁を千切ったのか?
しかし、この株だけではない。
50センチくらい離れたところの株の花弁も同じように花弁が2、3枚欠けている。
葉の形も、何だかキク科の葉とはちょっと違う。
でも、キク科であることは間違いないし、このような花弁の着き方をしているキクを見たことがある。
でも、それは4、50センチの草丈があるキクだったし、葉っぱが違う。
コヤツは10センチくらいの草丈しかない。
図鑑で調べてもタテヤマギクらしいとは思うが確信がもてない。
庭の植物なら、手にとって図鑑と照らし合わせながら調べることができるが、まったく植物同定の基本ができていないから、葉や茎の形態などはただ写真に撮ってきたものと、山で見た印象だけだ。

そんな訳でやまぼうしさんにメールして教えてもらった。
タテヤマギクで良いというレス。
そして、同定のポイントとして、①茎がジグザグ、②葉の形がいろいろ、③花弁が少ない
ということだ。
茎の状態など見なかったが、そういうところも見なくてはとても植物の同定などできないのだ。
今日のやまぼうしさんのブログにアップされたタテヤマギクの葉はぼくが撮ったものと違う。

しかし、この付近のタテヤマギク、シカには食べられずに花まで咲かせたのだ。
それとも、タテヤマギクはマルバダケブキのようにキク科なのにシカがあまり好みではないのかな?
上のタテヤマギクは夏山の林床なのに、周りに他の下草が生えていない。
このような状況があと何年続くのだろう。

2015年8月10日月曜日

アナグマもサルナシを食べ始めた。   The badger began to eat the arguta, too.

キュウハ沢左岸の尾根から天王寺尾根歩きで見つけた動物糞は
キュウハ沢左岸の尾根出テン糞①、天王寺尾根でテン糞②とアナグマ糞であった。

 テンmarten糞①
サルナシ(arguta Actinidia arguta)種子が12個、甲虫外翅脚外骨格
 テン糞②
甲虫腹部外骨格脚内翅
アナグマbadger糞
サルナシ種子果皮果肉2個分、昆虫外骨格脚触覚、土砂
サルナシの種子果皮果肉2個分というのは、穴に埋まっている下の糞のほんの少し(ペットボトルの蓋に入るくらいの量)からのものだ。
アナグマは樹に登れないので林床に落ちているサルナシの果実を採食したのだ。

イタチ糞やテン糞を糞分析の為に拾う場合は、写真に撮った全ての塊を拾うが、
アナグマ糞やクマ糞、場合によってはサル糞も糞のほんの一部を採ることになる。
タヌキ糞の場合はいくつかある糞塊の中で、一番新しいと思われる1糞粒塊を採る。
アナグマ糞は上の写真のように、古い糞の上に一塊の新しい糞が乗っているので、新しい糞の
ほんの一部分だけを採り、水洗いすることになる。

糞は、動物たちが食べた物を胃腸内で消化吸収し、その残渣を排泄したものだ。
しかし、糞はまだまだ栄養分がたっぷり残っているようで、糞を食べる(利用する)糞虫のような動物たちもいる。さらにはノウサギのように最初の柔らかい糞はまだ栄養が残っているから食べてしまう糞食をする動物たちもいる。
また、テンやクマやサルがヤマグワやサルナシ、あるいはヤマボウシ、クマヤナギなどの実を食べた場合は、食べた果実だけの糞で、ほとんど消化されないで種皮はもちろんのこと、果皮・果肉までそのまま排泄されることが多い。
これは、食物となるヤマグワやサルナシの果実が一度に豊富に実るため、動物たちは腹いっぱい同じ果実を次々に食べるために生じていることによるのだろう。
ぼくらも子供の頃、スイカを食べすぎて、あるいはトウモロコシを食べすぎて、ウンチがスイカの種子と果肉、あるいはトウモロコシの種皮とだらけということがあった。こんな時は腹痛を伴う下痢になったりした。
動物たちは季節に応じた美味しい果実を食べる人間の子供のようなもので、
もしかしたら、いつも腹痛で苦しんでいるのかもしれない。

2015年8月9日日曜日

本谷川の岩のヤゴの抜け殻と他 The exuviae of naiads on the rock in the Hontani river and etc.

本谷林道では、サルナシの果実が転がっている。摘まむと柔らかいので、食べる。ウン、旨い!
こんなに旨いから、動物たちは落ちているサルナシを食べているのは間違いない訳だ!
ん?鹿の角まで転がっている。
2、3月頃脱落した角のようだ。根元がしっかりしている。
キュウハ沢左岸尾根から天王寺尾根にかけてはイグチの仲間がいっぱいだ。
3本ゲットしてきていたのを忘れていた。
今、冷蔵庫を開けて取り出す。食欲がわかないので、流しの生もの容れにすてる。
ニガイグチモドキだ!
イグチ科の仲間のキノコは上から見ただけでも判る。
これは、アカヤマドリかな?
ん?この傘の色のイグチは初めてだ!もしかしたイロガワリだったかもしれない。
せめて、傘を割ってみるんだった。
 こいつは傘の直径が14、5センチあったアカヤマドリ。
夏のキノコのタマゴタケだ。これは美味しいが橙色の汁が出るのでこのままにしておく。
山が乾燥しているので、元気がないタマゴタケだ!
天王寺尾根から降りて、本谷川に直行し、水を浴びていたら、目の前の岩にたくさんヤゴの抜け殻が着いている。ヤマメなどにも食べられずにトンボになって飛び立ったのだ。
拾ってきた糞を洗いたいが、蚊避けのスプレーを首回りや手首に噴霧してからだ。

2015年8月8日土曜日

キュウハ沢出合から天王寺尾根へ  From the encounter between the Hontani river and the Kyuuha strieam to the Tennooji ridge.

8月5日、家を出たのが5時半頃、目指すは塩見橋付近だ。
あー、この時間ならもうすでに塩見橋付近の駐車できるスペースはたくさん登山者の車が停まっていることだろう。でも、この暑い中を塩見林道を歩いて登山する人はいないかもしれない。でも夏休みだ。
などと、考えを巡らせながら走る。

幸い、ぼくがよく停めるスペースは空いている。が、「ここは駐車場ではありません。厚木警察署」の看板が数か所に設置されている。
ん?その為に皆、違反を恐れて駐車しないのか?でも、それなら何故駐車禁止マークついたの看板を立てないのだ。
それは、土山峠バス停付近のスペースもそうだ。駐車禁止の看板などないのに警察に2度も注意を受けている。気持が悪いが覚悟を決めて、車を置く。

今日は、キュウハ沢出合からキュウハ沢左岸の尾根を登り、天王寺尾根から丹沢山に行ってみようと思っていた。このルートは2005年時の丹沢実習で、札掛森の家に宿をとって、ぼくは学生たちの見回りに何度か利用したルートでもある。今、考えると当時は毎朝4時に起きて学生たちは毎日丹沢山頂まで天王寺尾根を歩いたのだ。当時のぼくも10歳若かったからそんなことも出来たのだ。

本谷林道歩きは左に本谷川が流れているので、歩いているだけで涼しく気持がよい。
思い出のキュウハ沢出合に来ても余りの涼しさに林道終点まで足を伸ばす。
ここが、終点で7:54だ。
少し、戻って、キュウハ沢に架かる橋のところから、キュウハ沢左岸の尾根に取り付く。
8:14、 この正面の右の石垣を上を這い登る。
すぐ、仕事道があるが、どのようについているのか不明なので、尾根をそのまま登る。
9:06、仕事道が何度も尾根についているので、もう、尾根を直登する必要がないことがわかる。
ありがたい、仕事道を辿る。初めから仕事道を歩いても良かったのだ。
テン糞は見つけるし、気持が乗ってくる。
山岳会に入ってる教え子のS.Yokoyama君に勧められたAjinomotoのaminoVITAL PROのスティックを1本飲む。15分おきくらいにスポーツ飲料も一口だけ飲む。
もちろん、これは足が攣らないようにするためだ。
9:20、天王寺尾根が近いと思われる場所で、階段があらわれる。もちろん、階段を登る。
尾根を直登していた時に比べると、まるで登山道を歩いているような気分だ。
9:34、急に細尾根となり、左側に崩壊地が出てくる。
 仕事道どころか、尾根道も消えてなくなっている。尾根そのものが崩壊したんだ。
ストックをザックにつけて、この崩壊部分の木の根に足をかけてよじ登る。
と、もうそこは30メートルくらいで天王寺尾根の登山道だった。
9:42、登山道の杉の木に、キュウハ沢左岸の尾根への道標と思われるテープが巻かれている。
近くには他に2か所に赤テープがあったが、キュウハ沢左岸尾根ではテープは皆無だった。
ここで、ヒル捕りをし、ズボンの膝から下の部分を切り離し、切り株に腰掛け、地図を見て
丹沢まで登るか?それとも堂平方面への登山道を行くか思案する。
清川のコンビニで買った塩鮭の入ったオニギリを1個食べる。寝そべって休息したいが、ヒルが出てくるかもしれないので、それは取りやめ、まっすぐ天王寺尾根を下ることにする。
10:00、この場所でまだまだ休んでいたいが、、、出発。
この時は、12時には塩水橋にゆうゆうと着いているだろうと思っていた。
11:36、ここから一気に沢添いに下っていく。下の地図上の⑤の地点。
ここまで1時間半以上も掛かっている。途中で、イグチダケやタマゴタケの写真を撮ったり、テン糞やアナグマ糞を採集したりはしたが、10年前とは比べものにならないくらい時間が掛かっている。
ここからはすぐ本谷林道だ。
11:56、本谷林道に着く。上の道標のところから10分もしないで着くだろうと思ったら、20分も掛かって林道着だ。この道は砂利道なのでへっぴり腰で歩いたので時間が掛かったのだ。
汗をかいているし、涼みたいので、そのまま真っ直ぐガードレールを跨いで本谷川の河原に降りる。
靴を脱ぎ、ズボンのバンドを外し、シャツを脱ぎ去り、靴下をとって水に浸る。
ズボンを脱いで川の中に座ろうと思ったが、札掛に行く近道の吊り橋のところに二人連れがいるので止める。
顔を洗い、水に浸したタオルで身体を何度も拭く。
こんな楽しみは男に生まれた者の特権ダ!。
何故か、GPSは作動していなかった。スイッチを入れて、車に到着した時にはスイッチをoffにしたのにも関わらずだ。暑さでぼくが惚けていたということなのか?それともGPSが壊れたか?
上の歩いたルートは地図に書き入れた。

2015年8月7日金曜日

ハタチガ沢沿いを歩く  Walking in the valley of the Hatachigasawa. 

8月4日の続き:
お、ミンミンゼミだ。今年、初めてだ。
パッと飛び去るかと思ったが、なんと簡単に捕まえる。
始めて、上京した年の夏にミンミンゼミを見た時は、捕まえようと近づいただけで飛び去るので、
関東地方のセミは釧路でジャンジャンとうるさく鳴いているエゾクマゼミとは違ってギンバエみたいだと思ったのがミンミンゼミだった。
暑さで葉が萎れているが花が咲いているクサギ。
ぼくがシカの採食場と名付けている付近を過ぎてからハタチガ沢に下りる。
沢は流石に涼しい。林道のうだるような暑さだったのが信じられないくらいだ。
登山靴を脱いで、沢の中を歩きたいくらいだ。
ここまで20分も歩いたろうか?
ここで休憩することにした。清川のコンビニで買ってきたアメリカンドックを朝飯代わりに食べる。
 ここで、20分くらいパンツ一枚になって沢に浸る。
気持ちが良い。
すっかり、身体が冷えたので、身体を拭き、ズボンを履き、靴を履いて尾根を登ることにする。
 この沢の右岸尾根にとり付きハタチガ沢林道にでる。
GPSの記録をみると、ここで1時間近くもぼーっとしていた。
ん?イノシシの前臼歯だ。
上顎か下顎の歯の第三か第四前臼歯だと思う。しかし、はっきりしないので拾う。
持ち帰って見たら、これがイノシシの前臼歯ではない。
シカの上顎第二臼歯だ。
シカの臼歯をイノシシの歯と見間違えるなんて、暑さで頭が狂っていたとしか思えない。

2015年8月6日木曜日

テンもサルナシやクマヤナギ食いを始めた。

テン糞①
サルナシ種子4個、大型昆虫の外骨格脚

テン糞②
大型甲虫外骨格脚

テン糞③
クマヤナギ種子6個、セミの翅胸部脚、甲虫外骨格脚

テン糞④
サルナシ種子多数とクマヤナギ種子8個、甲虫外骨格脚

テン糞⑤
サルナシ種子多数と果肉付き果皮、クマヤナギ種子1個

 テン糞⑥
クマヤナギ種子と果皮

今日は、塩水橋付近に車を置いて、本谷林道を歩き、少し戻って、キュウハ沢との出合いの橋のところからキュウハ沢左岸の尾根を登って天王寺尾根に出て、ヒルを取り除いたりして休み、
結局そのまま下って本谷林道に下りて帰ってきた。

サルナシ食いが始まった。

8月4日の続き
サル糞である。
水洗いすると、大半が0.5ミリメッシュの網目から流れ出た。
それらは柔らかい食物繊維であった。
残渣は、サルナシ種子多数、植物繊維(サルナシの皮か?)、甲虫の脚1本であった。

サルたちは早くもサルナシの果実の早生食いに入ったようだ。
何故か、サルたちは完熟したような美味しく熟した果実よりも、まだまだ未熟の果実を食べる。

2015年8月5日水曜日

サルの移動ルートにあったフィールドサイン。  Some fieldsigns that were found in the nomadic route of the macaque troop.

昨日は、帰る時にも車を置いた吹風トンネルのところで朝出合った群れにあった。
彼らは、土山峠から宮ケ瀬尾根を越えてやってきたようだ。
ハタチガ沢に架かる橋付近にはサルのフィールドサインがいくつか見られた。
先ず糞だ!もう表面が黒ずんできているが、先ほどのものだ。
サルの食性はほとんど明らかにされてはいるが、この糞の3分の1くらいを採った。
それは、種子があったからだ。この糞はまだ分析していない。
上の糞から1メートルくらい離れた場所にサルが食べた食痕が散らばってあった。
手に取ってみると、それはオニグルミの殻だった。
土山峠で、冬季にオニグルミをバリバリ食べているオスザルを見たことがあるが、
今の時季のオニグルミを殻を噛み砕いて食べているとは驚きだ。 
 橋を過ぎて湖岸の路側帯の上で、サルたちが休んで頬袋にため込んだ果実を腕で頬袋を押しながらもぐもぐと食べ果肉を果皮は呑み込み種子を口からぽろぽろとだした痕が3ヵ所にあった。
サルはなんの種子を口から出したのか?もちろんこの種子は拾ってきた。
クマヤナギの種子と思ったが、、、、。
 拡大してみた。違う。クマヤナギの仲間なんかではない。
サルたちの採食の仕方は群れの数頭だけが他の者たちとは違ったものを採食するなんてことはない。群れのどの個体も皆少しずつでも同じ物を食べている。
ノイバラは今赤い実ををたくさんつけて湖岸道路沿いにある。それを食べたのだろうか?
これらの種子は何の種子だろうか?

 2日間エアコンを入れたので、すっかい体調を崩した。
昨日、暑い中林道歩きをしたので、また調子が戻った。
今朝は、挽歌とも思われる涼しい風が吹いている。
よし、今の内に庭の鉢物に水遣りして糞洗いでもしよう。



2015年8月4日火曜日

サルの群れが宮ケ瀬湖を泳いで移動した。   The macaque troop moved to the opposite bank in the lake miyagase by swiming.

今朝、県道70号線の吹風トンネルを過ぎた東屋がある駐車場に車を置き、
先日渡らないように注意された橋を渡ってハタチガワ沢林道へ向かう。
橋の上ではテン糞の写真を撮り、ゲットする。糞を拾おうとしゃがんだだけで、ただこれだけで
汗が鼻先から落ちる。
橋を渡って間もなく、湖岸の斜面に黒っぽい動物が湖岸林道に向かって走っているのを見つける。
ん?クマの子供?緊張しながらも小走りにその動物が走った方へ急ぐ。
サルだ。コヤツが登ってくる。8、9才の♂だ!発情し始めている。尻の性皮がピンク色から
スカーレット色に染まりかけている。
コヤツ、人馴れしているようで、ぼくを無視して、前を行き過ぎる。もちろんぼくも無視。
湖の方で、ダボンという何かが落ちたような音が次々に聞こえる。
何とサルたちが泳いで対岸に渡っているのだ。
 2頭が一緒に泳ぐ
 既に泳ぎ渡った連中もいる。最初のヤツはアカンボウ連れだった。よく泳ぎ切ったものだ。
飛びこむ機会を狙っている親子。
先ほどの8・9才♂はこの群れに着いているハナレザルのようだ。
泳いで渡ると目立つので、ヤツはぼくが渡ってきた橋を渡るようだ。
ともかく、先ずは、泳ぐサルの動画を、手持ちの上に暑く、メガネが汗で曇る。
気持ち良さそうだ!
動物たちは学ばなくても泳げるから凄い。