「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年3月7日土曜日

金沢橋から栂立尾根を経て本間ノ頭へ

3月6日早戸橋の袂の道幅が広いところに駐車。
松茸山登山口の駐車場に車を置こうとしたら、工事関係者がきて、車は早戸橋のところに置くように云われたのだ。
GPSのスイッチを入れてライトが点滅し始めたので出発だ。
8:21、早戸橋を撮る。
金沢橋のところでスパッツを着ける。
橋の金沢左岸のところに踏み跡が着いている。
ここを登るのは4度目だ。しっかりした踏み跡があるが、倒木で不明になり、尾根を目差す。
間伐されたスギの丸太や倒木ががさまざまな方向に転がっている。
8:52、テン糞を見つける。以後タヌキ糞なども見つける。もちろんゲットだ。
9:07、万年青(オモト)の赤い実が目に飛び込む。
以前この辺りはエビネの群落地帯だったが、今は幅広の葉も見当たらない。
9:29、小ピークでシカ柵を潜り抜ける。
この栂立尾根は左に金沢を意識しながらと歩いているので、シカ柵を潜って、左に下ってしまう。
シカ柵に沿って踏み跡がある。ここを下って堰堤の上に出たことが10年くらい前にあったことを思い出し、すぐ戻り、小ピークでコンパスと地図で行く方向を確かめる。
この尾根は南東に走る424ピークへでるのだ。
西へトラバースし、鉄塔のあるピークを巻く。
9:46、鞍部の北側にヌタ場がある。ここでイノシシやシカたちが泥浴びをしているんだ。
足跡があったが、誰のかはしっかり確かめなかった。
ここで、誰と誰が来ているのかしっかり確かめたかったが歩くのが遅くなっているし、
糞なども拾って記録しているので、遅れる。この場を後ろ髪を引かれるように後にする。
9:59、北西に国際マス釣り場が見えるくらいになった。視界が開けてきた。
10:15、鼻水、クシャミの花粉症が出ている。足元を見ると、登山靴はスギ花粉で萌木色だ。
スギ花粉の中を歩いているようなものだ。
スギ花粉が飛ばなくなればヒルだ。丹沢山麓歩きはこの2つを克服しなければいけない。
10:02、折れてしまいそうな脚立を乗り越える。
10:15、再び脚立があるが、破れている網を潜る。
それから広い尾根をともかく高くて歩きやすいところを目差して歩く。
10:53、ピーク732m(六百沢ノ頭)だ。
左から登ってきたのだ。下りは左に行けるかな?真っ直ぐ進んでしまいそうだ。
このアカマツの倒木を乗り越えてはいけないんだと胆に命じる。
11:06、またまた、シカ柵を潜る。
11:18、シカ柵に沿って登り、クマが冬眠するのに適した岩穴がいくつもある場所だ。
下の写真の左下の岩とシカ柵の間を無理矢理通りぬける。
11:26、再びシカ柵を脚立で乗り越えて、ピーク849m(栂立ノ頭)となる。
11:32、下っていくと、北側の斜面にシカたちが休息した場所だ。シカ毛を探すが見つからず。
 11:45、シカが角を砥いだ痕だ。
これからピークにかけて広い尾根になる。
12:09、赤テープや紫色のビニールテープなど目印がやたらに多いだっだっ広い所にでる。
本間ノ頭を目差すには金沢を右に意識してと歩いているが、ここはどこかコンパスと地図を出す。
金沢橋から本間ノ頭まではほぼ絶えず南西方向に進めば間違いない。
 12:27、南に大山が薄ぼんやりと見える。大山は山頂にあるあの鉄塔で自分の位置を確認するには都合が良い。しかし、もってきた地図は地理院地図をプリントアウトしたものなので、北は金沢橋、南は本間ノ頭までしか載っていない。
丹沢全山が載っているような登山マップが欲しいと思った。
倒木に腰掛けて、コンビニで買ってきたアメリカンドックを1本食べ、
サーモの熱いウーロン茶を飲む。
陽が照ると林床は融けるのだろうが、この日は曇り空なので、下はストックの先が刺さりづらいくらい凍っている。登り始めから無風状態なのが助かる。
上は帽子、首にはハンカチでスカーフとして巻き、指先が出る軍手をつけ、長袖の下着1枚、厚手の山用スポーツシャツ、その上に擦り切れたような古くなったセーターだ。
歩いているときは、帽子やスカーフをとり、セーターさえ脱ぎたくなる。しかし、休むと冷えるので、
薄手の羽毛服に専門学校生からもらった学校のマークのついたヤッケを着た。
もう、ここで立ち上がった時には、同じルートを下ることは取り止めた。
下りは、時間に余裕が無ければ道を踏み外しそうなところが、確実に2ヶ所ある。
そこで、地図を見ながら右往左往するのはイヤだ。
拾い尾根を登っていくと、
12:45、鐘沢ノ頭1108m(shuchan)の手作りの道標があった。
もってきた地理院地図で確かめる。偶然にプリントアウトした地図に鐘沢ノ頭と云う名を書いて来ていたのだ。
おー、本間の頭まであと1キロくらいなものだ。shuchan感謝!
ここで、アイゼンをつける。
林床にある雪が凍っていて滑るし、地面そのものにストックの先が突き刺さらなくなったからだ。
12:58、行く手を遮る倒木だ。これは左の方から乗り越えた。
12:59、大きなツルアジサイかな?
13:15、シカの食痕だ!
13:16、丹沢観光センター(本間橋)へ下りる道だ。この道を2、3回往復したかな?
13:17、北側の斜面は残雪だ。
13:25、尾根道に先人の足跡が残っている。この足跡は金沢橋からあった単独行の人のものだ。
ぼくよりも少し足が小さい。
 13:32、おー、宮ケ瀬湖が見える。
 13:34、着いた!本間ノ頭だ。
ここは、陽が照ればぐちゃぐちゃの道になるのだ。
この日は凍っていたので、しばらくアイゼンをつけたまま下った。
本間ノ頭からは宮ケ瀬に向けて登山道を歩くことになる。
この宮ケ瀬までの登山道は鉄橋や木の橋、鎖場等あり、気の抜けない危険な個所が多い。
その点、金沢橋から本間ノ頭の栂尾根歩きの方は、そのような危険な個所は皆無だ。
登山路では、パークレンジャーの方々が整備してくれたのだろう。
上記写真のように橋が整備され、高畑山直下も崩れていた場所がどこか分からないように
修理された。
登山路に突き出だ樹木や、倒木を切ってくれた跡が随所に見られた。感謝!
神奈川県のパークレンジャーになった専門学校の教え子が、登山道で、雨が降った時の流れる道をスコップを持って作業しているのに偶然出会ったことがある。少数のパークレンジャーの人たちで丹沢全域の登山道の修理をしていることにこの場でも感謝したい。

テン糞から出てきた骨片 The bones and tooth that included in the martens' scats.

これは、昨日のものではなくて3月2日に金沢林道を歩いて見つけたテン骨片が出てきたテン糞の内容物である。昨日はテン、タヌキ、キツネなどの糞を拾ってきた。

テン糞①から出てきた骨片と種子
テン糞①に毛が混じってなかったので、この骨片は哺乳類のものではないことは確実だ。
トカゲやヘビの骨でもないだろう。このような骨をもつものはカエルかな?
あー、早くやまぼうしさんから貰ったカエルが腐って骨になってくれないかな?

右下の種子は何だろう。クマノミズキかなと思うがどうだろうか?

テン糞④から出てきた骨片や歯
水洗いしている時は、ネズミ科の歯かな?と思ったが、骨や歯を一個一個取り出して乾かしてみると、ネズミ科のものではなく、トガリネズミ科のトガリネズミ科の臼歯かなっと思った。
歯先が赤褐色に染まってないのでジネズミ属かなと考えた。

方眼紙に並べて、拡大してみると、上下の顎骨と臼歯や切歯がたくさんある。
赤.線で囲ったAは右下顎で、第一切歯ともう1本の歯(これ犬歯だ)がある。
こんな第一切歯を下顎に持つのは、トガリネズミ科にはいない。モグラ科だ。
赤線で囲ったBは上顎の第一切歯だ。
これはモグラ科ヒミズ属のヒミズだ!

齧歯目のヤマネ科とネズミ科のネズミ亜科とハタネズミ亜科の臼歯の違いは判るようになった。
しかし、リス科のリス、ムササビ、モモンガなどはまだ臼歯で区別できないし、
さらに、トガリネズミ目の動物たちも臼歯で区別できない。

一度、本格的にこれらの動物たちの臼歯を上、下、内側側面、外側側面からしっかり
ながめて記載するか何度も見なければ覚えられないだろう。

西北大学の李保国さんが来日していて、明日東京で会うことになった。
彼とは1974年に名古屋で国際霊長類学会があった時、ポスター発表が隣だったのだ。
以来、毎年連絡し合っている。

2015年3月6日金曜日

金沢橋・栂立尾根・本間ノ頭・御殿森ノ頭・金沢林道

 ともかく花粉の中を歩いたようなものだった。
始めは左手に持ったタオルで流れ落ちる鼻水を拭い、クシャミで、シカたちは警戒音を上げて逃げ惑い、半端でない花粉症となる。
登山靴もスギ花粉で薄緑に染まった。
しかし、本間ノ頭に着く頃には、鼻水クシャミが治まったのだ
今日歩いたGPS上の軌跡、御殿森ノ頭を過ぎてから、金沢林道へ下りる尾根を探しながらあるいた。スギ林の尾根だったので、急峻ではなかった。
GPS上では20.2キロ歩いたことになる。
帰宅して、風呂に入り髪を念入りに洗い花粉を洗い落す。
栂立尾根は、大山北尾根のように歩く人が多くないので、何度か迷い地図とコンパスを見る。
1000メートルを越えると氷雪となっていた。
アイゼンを持っていって正解だった。
しかし、本間ノ頭からの登山道は残雪は少なかった。
でも、朝や午後は霜柱が凍るだろう。

2015年3月5日木曜日

食痕だ!齧ったのは誰? It's a feeding sigh!  Who did strip and scrape these barks?

3月2日、金沢林道の谷側の路肩に生えている木の幹が綺麗に樹皮が剥かれていた。
と云うよりも齧り取られているのだ。
シカかカモシカが齧ったのだ。その木にぼくのストック(この時の長さは1メートル位)を立てかけた。この木の樹皮はスギの樹皮のように下から捲り上げるように引き剥がすことはできない。
だから、1メートルを越す当たりは立ち上がって齧ったのだ。
それにしても見事と云いたいくらいの齧り方だ!
こんなに樹皮を齧り取られたらこの木は死んでしまうと思われるが、
幸い沢側の樹皮は根元からずーと上まで樹皮が残っている。
裏側の樹皮が残っているからこの木は生き延びるだろうが、自分の食糧となる木を殺してしまいかけない食べ方は問題だ。自分の首を絞めているようなものだ。
さて、この樹皮を食べた動物は誰だろう?
 根元の方はしっかりと歯型が残っている。
 上の方は引き剥がすので歯型とはならない。それでもここまで立ち上がって齧ったのだ。
歯の幅が判る。
この木は縦に筋ができ、さらに、横にまるで針金が巻き付けたような模様ができている。
この木の名前は?現場で見上げて見たのだが、判らず。
帰宅して鈴木庸夫他著「樹皮と冬芽」誠文堂新光社を見たが、同定できず。
誰①の食痕か判るかな?
 林道終点近くのちょっと盛り上がった場所。
こんな場所にもテンなどが糞をするので、登ってみると、粒状の糞がまとまってあった。
さらにヤマフジの樹皮が齧られている。
 歯型が残っていた。これは誰②の歯型かな?
また、林道の谷側のコンクリートの路肩の上に誰かが枝の樹皮を食べた食痕もあった。
まるで、人がここに置いたようだ。
綺麗に周りの樹皮を食べている。これはサルだ!
この木はどの木かな?と思い周りを見ると、、、。
これだ、この木の樹皮を食べたんだ。
サルが好物の樹皮の木はマメ科とクワ科の木だが、、、これは?
ヤマグワかな?
食痕①と②はシカでした。

あー、先ほど庭にある物置の中の水に浸しているカエルの状態を見に行ったのだが、
干乾びた死体だったのが、水を吸ってまるで生きているかのような状態になっている。
死蝋化してしまったのかな?こういう場合は一度煮るに限る。

今日は花粉が飛んでないのかな?と思った途端、鼻水が流れ、クシャミの連続だ。
参った、目も痒くなりしょぼついてきた。

テン糞の内容物  The contents of the marten's scats.

3月2日、金沢林道で見つけたテン糞の内容物。

テン糞①
キブシ種子、不明種子、ムカデ外皮脚、甲虫外骨格、不明骨片、詳細は次回に
テン糞②
サルナシ種子果肉果皮
テン糞③
キブシ種子
テン糞④
キブシ種子、小哺乳類毛歯骨片、昆虫脚、詳細は次回に!
テン糞⑤
3~6センチのムカデ3匹、腐葉細片
5個のテン糞の内3個にキブシの種子がたくさん入っていた。また、2個にはムカデが、
2個には脊椎動物の骨片が入っていた。また、テン糞①にはクマノミズキの種子かな?と思われるものが1個見つかった。骨片や歯に関しては同定中だ。
舗装された林道歩きでは、テン糞はあるが、タヌキやアナグマ糞を道路上で見つけることはほとんどない。タヌキ糞は尾根道ならあるが、アナグマ糞は斜面をトラバースする道なら見つけることができる。そして、テン糞は林道上はもちろんのこと、尾根道、斜面の道のいずれでもあるから面白い。
それぞれの動物たちの排泄の習性や意味が異なっているのだ。

昨日、晴れたので庭で上のテン糞を水洗いしたのだが、
途中からクシャミ、鼻水が酷くなった。クシャミ鼻水は30分で洗い終えて屋内に入った後も続いた。
さらに、目が痒く、もう花粉症そのものだ。

2015年3月4日水曜日

蕗の薹 The buds of butterburs.

今朝、5時半に起きた。そう、丹沢へ行くためだ。
玄関を開けて新聞をとろうとすると雨が降っている。
エ?今日は晴れて温かくなるじゃーないの?だから丹沢へ行こうと思っていたのに!
すっかり、出かける気がなくなった。
それが、」今頃になって陽の光が差し始めている。

昨日、お昼頃連れ合いの友人が蕗の薹を持ってきてくれた。
ぼくも連れ合いも大好きなのだ。
先日はスーパーで買ってきた10個程を天麩羅にして食べた。
春に一度は口にしたいものの一つが蕗の薹だ。
これは、たくさんあるので、連れ合いが洗ってぼくが①きざんで、②鍋に油をしいてガスにかけ、③①を入れて木のしゃもじで掻き混ぜ、適当なところで④味噌を適量容れて掻き混ぜ、⑤砂糖と味醂も適量入れて掻き混ぜて、出来上がりだ。ぼくは辛いのが好きなので、さらに唐辛子を適量振りかけて混ぜて完成だ。⑥少し、水分を飛ばして冷えたなら、小さいタッパーに二つに分けいれた。

どうも、この頃こういった類のものが大好きとなり、夜はウィスキーの摘みとなる。
ぼくの部屋の前の濡れ縁の上に置いているプランターから出てきた諸葛菜(オオアラセイトウ)の花が一輪咲いている。
キンシコウが生息する秦嶺山脈山麓の道路沿いにはこの花が咲きほこっていた。
この柔らかい葉もお浸しや油炒めで食べると美味しいようなので
どんな味がするか一度食べてみたい。
ぼくはの子供の頃は食べる物に不自由したせいか、このところ食べることに貪欲になった気がする。連れ合いは太る、ダイエットしなさいというが食べたい物を食べ、
飲みたい物を飲めることができる幸せを感じている。
ぼくは、嫌いな食べ物、飲み物がない。ウィスキーを飲みながらチョコやケーキを食べ、
日本酒やビールを飲みながら大福を食べる。
しかし、この頃、大好きな桜餅や鶯餅をたくさん食べられなくなった。
昨日は久しぶりに連れ合いと餃子を作った。ぼくが20個作る間に連れ合いは40個作った。
何だか、歩くスピードと同じように手を動かすスピードも衰えているようだ。
しかも、北海道生まれなのに今年の冬がこれまで以上に寒く感じる。

これは活動量が落ちているからだ、
もっともっと動き回らなければ身体は温かくならない。

これは判るかな? Do you know this?

一昨日の金沢林道歩きで転がっていたものだ。
山側の斜面が崩壊したために、転がり落ちて雨に洗われたのだ。
なんだか解るかな?
 手に取って見た。
 横から見た。
 これは、このような状態で土の中に埋もれていたのだ。
そう、根茎だ。
以前、高畑山付近で、裏返されて埋められていたのを見つけて何だろうと思ったものだ。
そう、マムシグサの球根だ。
マムシグサは赤い果実、葉、茎、根茎の全てにシュウ酸カルシュームが含まれていて、
舐めただけでも口内が針で刺されたような痛みが走ることになる。
口を水で漱いでもこのシュウ酸カルシュームの小さな針は取れないので、ご注意!

今から11年前の丹沢実習時に、このマムシグサの赤い果実を噛んでみた学生がいた。
もちろん、それだけで、強烈な口内炎状態となり、涎を流しっぱなしで、話すこともできず。
ウガイすることもできないほどであった。
もちろん、すぐ救急病院行ったが、2、3日は物を食べられず、その症状を毎日メールで知らせてもらったことがある。

彼がマムシグサの果実を噛んだのは、ぼくが普段からほぼ何でも齧ってみせているからだ。
それ以来、ぼくは学生に葉、果実などは噛んで舌でも覚えろとは云えなくなった。

2015年3月3日火曜日

引地川沿いの河津桜が咲いている。  The Kawazu Cherry blossoms along the Hikichi river have already bloomed

お昼過ぎ、引地川沿いにある河津桜がどうなったかカメラとGPSを持って様子を見に行った。
おー、曇り空の中にひときわ明るく華やかになっている。
いつ雨が降ってもおかしくないような肌寒い川縁である。
この場所には5、6本植えられている。
ソメイヨシノに比べて艶やかな雰囲気だ。
菜の花も咲いている。
川にはマガモ、カルガモ、コガモなどが何かを食べている。
 
春だ!何だかまだ雪に埋もれている故郷の釧路の皆さんには申し訳ない。
帰宅して、GPSの軌跡記録をみたら、歩いた距離が4.2キロとなっている。

このゼリー状の物は何? What are these kinds of jelly?

今日は、雛祭り、故郷の釧路の天気は今日は穏やかになったかな?

昨日、金沢林道を歩いていて、不思議なゼリー状の物を見つけた。
これは、雨上がりの翌日にしばしば見つけるものだ。

下のゼリーは道路のほぼ中央にあった。
これはヤマアカガエルが前日の雨の日に道路上に卵を産んだかな?
っと思った。
 今度は林道に山から崩れ落ちた岩があり、その上にも同じようなゼリーがあった。
岩の上にヤマアカガエルが卵を産まないだろうと思い、一部を取り上げてみた。
 ヤマアカガエルの卵塊ならこの中にゴマ粒のような黒っぽい胚があるだが、、、。
無いのだ。ん?ン?ン?
これは何だろうか?前日の雨で何かが水分を含んだものなのか?
 さらに、歩いていると、テン糞?と思いしゃがんで良く見ると、違う。
先ほどのゼリー状の物の塊だ。
そうか!これはアレだ!
そう、キクラゲの仲間だ!
もちろんこれを手に取ってみた。
ゼリー状の先ほど手に取って写真に撮ったものと同じだ。
上の二枚の不思議なゼリー状の物は、林道に覆い被さる木の枝に着いていたキクラゲの仲間が
雨の日で成長して?その物自体の形状を支えきれなくなって道路や岩の上に落ちたものだと結論付けた。
手持ちの5冊のキノコ図鑑にはこのキクラゲは載っていない。
なんて言う名前のキクラゲの仲間?なのだろうか。

2015年3月2日月曜日

金沢林道 The Kanazawa forest road.

昨日は雨の中、専門学校のチャレンジキャンパスの授業に行ってきた。
が、ぼくの担当の野生動物・自然環境保護専攻の参加者はゼロだった。

今朝、4時に目覚めたのだが、まだ早いと思ってベットの中で地図を眺めていたら、そのまま寝入ってしまった。金沢橋の左岸から本間ノ頭に行こうと思い、2万5千の地図を眺めていたのだ。

家を出たのが7時半。もう家を出た時に止めれば良かったのだが、上りも下りも身動きできないほど混んでいる。何と、4時間かかって目的の松茸山登山口の駐車場に辿り着いた。

もっとも246号線の伊勢原市役所入口交差点から清川村へは渋滞無しだ。
尾崎の交差点過ぎのコンビニでスポーツ飲料1本、パン2個、アメリカンドック1本を買う。
もう、この時は、本間ノ頭行きは止めて金沢林道を歩こうと思う。
鳥屋の集落内の道を止めて宮ケ瀬湖湖岸の道路をゆっくり走る。
晴天で、気持ちが良い。

ん?あれは?一人の女性が斜面の木を見上げて写真を撮っている。
やっぱり、そうだ!Sakaiさんだ。
下のダンコウバイの写真を撮っていたのだ。
何と、今朝はすでに仏果山に登ってきたということだ。すごい活動量だ!
春の花が咲いたら唐沢を遡上するか、ネクタイ尾根から下ろうと話しをする。
金沢橋から金沢林道を終点まで歩いた。
この早戸川林道は5、6組の中高年の夫婦や2、3人の単独のバードウォチャーが、
大きな三脚をを持ち、鳥を捜し歩いていた。
ぼくは花粉症で鼻水をハンカチでかみながら歩いた。
先週当たりにサルの群れが金沢林道を歩いたようで、多数の糞や食痕があった。
上は樹皮食いや冬芽食いをしたサル糞だ。
帰路、金沢橋を過ぎて、バードウォチャー夫婦の奥さんからあの鳥は御存知ですか?
と聞かれたので、「ごめんなさい、鳥は判りません」と応えたら、
「エ?鳥を見ないのですか?」と云われてしまった。
定年退職した団塊の世代の夫婦が鳥見にハマっているようだ。

2015年3月1日日曜日

樹皮に残された食痕:どちらがシカ?カモシカ? The feeding signs that left on balks: Whichi is Sika deer or Japanese serrow?

2月24日、水沢・黍殻避難小屋・奥野林道の続き:
これはヤマフジWisteria brachybotrys のツルだ。
かなり派手に樹皮が剥ぎ取られている。
 歯型が判る
 コインとの比較で、歯型の幅が15ミリで8ミリが深く噛み切られた跡と解った。
これはの1本の歯の幅で、下の部分も合わせると2本で30mmにもなる。

これは、オオバアサガラPterostyrax hispidaである。
高さ60センチくらいの部分の樹皮が剥ぎ取られている。
歯型が判る
コインの大きさとの比較で、2本の歯型の幅が5.3ミリと解った。
フジヅルの蔓の樹皮を剥ぎ取ったのは誰?
また、まだ3、4年のオオバアサガラの幹の樹皮を齧り取ったのは誰?

今日も雨だった。明日は晴れるようなので林道歩きをしてこよう。