「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年10月12日日曜日

小雨の中を,,,,,,  In the drizzle,,,,,

クマ糞があまりにも太いのでいつもの10円玉とカメラのレンズの蓋を置いて撮った。
このクマ糞があったところは、大山山頂へ電気をおくる送電線の下である。
送電線の下も電気会社が維持管理のために歩くため、大きな木は伐採され、ブッシュ状態になっており、上部に近づくにつれてシカ柵の横を歩いたり、送電線の下をあるいたり、モノレールに沿って歩いたり、ともかく登山道を目差して歩く。
送電線の張られるカーブで登山道に近くなったことを知る。
ザックを下ろして先ずはスポーツドリンクだ!このところスポーツドリンクは登り始めから少しずつ飲むようにしている。そのためか以前はすぐ腿や脹脛が攣ったものだが、このところ攣ることはなくなった。
ザックは泥だらけ!何故こんなに汚れたのかと思うほどだ。
それだけ、ブッシュを搔き分け、潜り抜けてきたということだ。
この尾根のピークにはもと立派な建物があったのではないかと思わせる土台のコンクリートなどが残されている。
分かるだろうか?中央左に古いシカ柵とモノレールの終点が見える。右上に送電線、右下に建物の土台が写っている。
広々としているが寒々しい。
9時48分:登山道に出るとこの道標があった。
日向キャンプ場の駐車場に車を置いて出発したのは7時22分だから2時間26分もかかっている。
この尾根の入り口になる。登りは大変だが、日向キャンプ場へ直接下るなら、モノレール沿いに下れば間違いなく行ける。
こんな大きなカモシカ糞が登山道上にあった。
さらに、これはカモシカ毛かな?
この毛が階段の3段くらいの丸太に付いている。身体を擦ったようだ。
大山山頂・見晴台・唐沢峠の分岐から見晴台へ
テン糞を一個見つけ、さらに下る。単独行の登山者に会う。
二人連れの女性パーティも登ってきた。流石に大山へのコースだ登山者が多い。
中高年の男子も昔の登山者の恰好ではない、下はタイツを履いて半ズボンだ。
山ガールから始まった再燃した山ブームは登山者のスタイルを変えた。
見晴台では工事関係者が北側の見晴らせる側に杭を打っていた。
危険防止用の柵を作っているようだ。余計な事だが、、、、。
11時54分:アメリカンドックと小さな小さなインスタント蕎麦を食べ終えて見晴台を出発だ。
ガマズミの赤い実とともにツリバナの赤い実も目についた。
道をそれてマルバダケブキの写真を撮っていると、一人の登山者がこちらに間違ってきた。
ガスっているので、ぼくが居るところが登山道だと思ったようだ。
日向キャンプ場へ降りる道標があるところだ。先週はここからキャンプ場におりたのだ。
12時12分:っと、2分もかからないで大きな地蔵さんがいるところにきた。
ここから日向林道まで見晴台で先に下りていった二人連れの中高年女性に追いつき、追い越す。
が、下りてきた二人の単独行の中高年男生の追い抜かれる。
彼らの姿はみるみる見えなくなる。一人はぼくよりもはるかに年上だった。
何がぼくと違うのか、彼ら二人は細くて身軽だ。ぼくは足を下ろすだけでヨイショとなる。
12時43分:ようやく日向林道につく。お地蔵さんからまもなくテン糞を一個ゲットしたので、
辺りに目を光らせながら、もうゆっくりゆっくり降りてきた。
そのためだろうか?今回は筋肉痛はないのだ。
12時49分:ゲートの横を通ると車が止まっていた。山水を汲んでいるのだ。
ここから駐車場まではすぐだ。
12時51分に車に戻る。GPS上の歩いた距離は8.7キロだった。
帰路、ぼくを追い抜いていった単独行の人たちが坊中のバス停まで歩いていた。
止まって「バス停まで乗りませんか!」と声を掛けてあげれば良かった!
声を掛けなかったことを今でも後悔している。

2014年10月11日土曜日

「樹皮と冬芽」 A picture book of "Bark & Winter Bud"

誠文堂新光社から鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文共著「樹皮と冬芽」の図鑑が送られてきた。
どうもぼくはこの本の作成に協力したことになっているようだ。
ぼくは何もしていない筈だが、、、。
丹沢のサルが冬芽を食べている写真があった。そうか、そう言えばそんなことがあった。
この3人の著者等で、同じ出版社から「草木の種子と果実」が出されている。
この種子と果実の本は、出版されて2年たったせいもあるが、頻繁に開いて見ているので、
閉じていたページがばらけてきている。
強い糸などで閉じているならばらけないのだが、図鑑類は何度も同じページを開けて見ることが多いので、和綴じのようなページがばらけない工夫が欲しい。
特にこの著者等の図鑑には出版社に望みたい。

四手井・斉藤の冬の樹木学「落葉広葉樹図譜」共立出版も手許にある。この本が出た時は、サルの冬の樹皮食いや冬芽食いのためにすぐ購入した。が、この本は年に2、3回しか開いてみたことがない。細密画で木の枝や冬芽の状態が描かれていて、それは素晴らしいのだ。が、すぐ知りたい見たいと思うぼくのような植物に関しての一般読者にとっては、ちょっと視覚に訴える要素が不足しているからだと思える。

そういう意味で、鈴木他著「樹皮と冬芽」図鑑は、
大木の樹皮を見ただけで、冬芽を見ただけでその色合いや触感までもが本物と見誤るような写真が載っている。
図鑑は開いてページを見ているだけで満足するものでなければならないが、
それが、鈴木庸夫さんの写真と高橋・安延さんの解説で内容が充実したものとなっている。

2014年10月10日金曜日

この時季のクマは同じ場所に何度も糞をする?    A bear excretes some times its scats in the same place?

撮ってきたこのクマ糞の写真を見ていて、あることに気が付いた。
それは、古い糞があることだ。
さらには、糞のこまかな内容物は雨で流れ、食べた果実の種子が残っていることだ。
この種子はクリックして拡大すると分かりますよ!
そうです、下の写真のように登山道に落ちているヤマボウシの種子です。
先週見たときはタヌキのタメ糞が雨で洗われて種子が残ったと解釈していました。

今回、登山道近くで見つけたクマ糞の排泄個体は、糞の色と分解された糞の状態からしてどうも同じ場所で少なくても3回糞をしていたことになります。
5メートルくらい離れたところにも糞がありましたから、このクマはわざわざここまできてウンチをしたことになります。つまり、このクマはこの場所をトイレにしていると云えます。

糞をする場所がある程度決まっているというのは、ネグラがほぼ決まっているからではないでしょうか?サルやシカのようにネグラがない動物はどこでもトイレです。
しかし、巣穴を持つような動物ではトイレは決まってきます。
ということは、この辺りにこのクマのネグラがあるのかな?

来週金曜日は丹沢実習で大山です。
この場所まで足をのばして見てみたい気がしますが、
学生たちがクマに襲われる可能性もあるかな?

いずれにしても、クマのタメ糞、あるいはトイレなるものがあることです。

2014年10月9日木曜日

クマ糞だ! It's bear scats!

今日は晴れるという予報だった。
しかし、山は雨模様であった。
先週に引き続いて日向キャンプ場の駐車場に車を置く。
先週は梅ノ木尾根につながる尾根を歩いたが、今日は直接登山道(唐沢峠・大山)へぶつかる
尾根を選んだ。どこから尾根に取りつこうかとキャンプ場前の林道を少し歩くとこれまた大きな
堰堤が目の前に現れたのでそこから斜面を登った。
これが間違いだった。
始めは10メートルくらいのブッシュ漕ぎだった。シャツもズボンも雨露で、濡れ鼠状態になる。
いつまでこんな事をしているんだと自嘲気味の声が聞こえる。
9時からは晴れるという予報をあてにしているのだ。
何でもない斜面だが、ズボンが濡れているので膝が上がらず、手こずる。
何と尾根に出るのに30分くらいかかり、汗と雨露で上半身はゆでだこ状態だ。
尾根にはモノレールが走っている。
何だ、これではモノレールの出発地点から登れば良かった。
このモノレールがあるのと、尾根沿いに古いシカ柵があることにより、尾根道は不確かであり、
モノレールを跨いだり、シカ柵を潜ったりだ。
でもそんな時はまだ良かった。通常は登るにつれて尾根道ははっきりするのだが、
モノレールが最近作られたせいだろう。もう、獣道を利用して登るよりない状態となる。
メギの2メートルを超えるような木が尾根上にあり、どうしてこういうトゲのある木は日当たりの良いところに生えるのだろうか?と思いながら一歩一歩足を運ぶ。ん?
クマ糞だ!まだ、生々しい。
ん?5メートルくらい離れた向こうにあるのもそうだろう。
ここを登ってきた甲斐があった。
クマに会いたいが、この場所は良くない。身動きが取れない。
 この続きは次回にします。


2014年10月8日水曜日

ほっとするこの緑の下草!  This green underbrush that I relieved.

梅ノ木尾根から唐沢峠・大山間の登山道に出て、10分くらい大山方面に歩くと、
このように、林床が下草に覆われる場所に出た。
天気は良いし、強かった風もおさまったために気持ちが落ち着くのかな?
と思ったがこの下草が生えているからだと気が付いた。
シカが2、3頭この下草を食べてきていたようだ。道のすぐ右側で鋭い警戒を響かせた。
シカ君にとっては死活問題だろうが、草をあまり食べないで欲しい。
シカに食べられて下草が無ければ雨が降れば土砂もすぐ流れてしまう。
ここにも下草が出ている。
大山方面への登りと見晴台方面のとこまで下草があった。
梅の木尾根の尾根は禿山同然だ。
ここは日向キャンプ場の堰堤横から登ってきた尾根と梅ノ木尾根の出会い地点。
下草が生えてない!
 梅ノ木尾根から唐沢峠・大山の登山道に合流する地点。
下草が無い!
今のぼくが登山道でない尾根歩きができるのも、下草が無いからだ。
否、下草というよりも、地面に草や笹やキイチゴの仲間を含む茨のUnderbrushがないからだ。
ぼくが学生の頃は、いつも歩く踏み分け道からほんのちょっとでも入り込むとそこは
茨や笹のブッシュであった。あるいは深いススキの茅場だった。
当時、里山でサルの群れを追いかける場合は、
柄の長さが1メートルもあるようなナタを持って、それを弁慶のように振り回して
ブッシュを搔き分けて進んだものだった。
当時は、まだ古い杣道を含む山道が残っていた。
雪が5、6センチ積もると古い道が浮かび上がって見えた。
そんな道はサンショウ、サルトリイバラ、キイチゴ、ジャケツイバラが蔓延っていた。
そのため、真夏でも長袖シャツが必要だった。

しかし、今ではこのような茨の場所は皆無になった。
シカが上の2枚の写真のようにシカが食べつくしたからだ。

2014年10月6日月曜日

タヌキは落ちているヤマボウシ、テンは、、、、。  A racoondog ate fruits of the dogwood fallen on the earth and a marten ate......

3日の日向キャンプ場・梅ノ木尾根・見晴台・キャンプ場のコースでは
わずかに3カ所でしかテンやタヌキたちの糞を見つけられなかった。
最初は、梅ノ木尾根から登山道に出て大山方面に歩いていると、
もう、明らかにたくさん落ちているヤマボウシの果実を
拾い食いしたと思われるタヌキのタメ糞があった。
タヌキ糞
ヤマボウシ果皮・果肉・種子
見晴台付近の岩の上にテン糞だ。
テン糞①
中型哺乳類の毛と骨片
洗うと骨片が3個と毛である。
毛は太く黒褐色の毛、右側に流れる4センチ以上の長さの白い毛、細い茶色の毛、さらに細い毛、
全部で4種類の毛がある。この骨片は脚(大腿骨や上腕骨)の骨片のように思える。
テンが襲って食べたこの動物はノウサギの可能性が高い。
梅ノ木尾根からキャンプ場へ降りる手前で、テン糞だ。サルナシの皮が判る。
このテン糞を小さいのも含めて拾ってきた。
 テン糞②
サルナシ果皮・種子は良いが、黒いのがカマツカ種子と思ったが違った。
しかし、鈴木庸夫その他著「草木の種子と果実」を見ると、ズミでもないようだ。
もちろんウラジロの種子でもない。
エ?そうなると今の時季の果実は?
下の種子の左三個は、右の種子三個を覆っている薄い皮(内果皮)を剥ぎ取った状態である。
長形5ミリから7ミリある。
久しぶりに不明種子だ。
アケビの種子かとも思ったが全て右の3個のように薄い皮に覆われている。
何の種子だろうか?

2014年10月5日日曜日

雷ノ峰尾根・見晴台から日向キャンプ場へ

ところどころ階段となっている登山道をまるで這うようにして登り、ようやく大山・見晴台(日向薬師方面)・唐沢峠(不動尻方面)の三叉路に辿り着く。11時24分。
登りも嫌だったが、下りも嫌だ。いくつものパーティや単独行の人たちに追い抜かれる。
皆、どうしてあんなにも早いのか?まるで、若者の歩きだ。
登ってくる人たちにも出会う。
初島見える。
しかし、この写真では薄ぼんやりと映っているだけ!
下っていると登ってくる登山者が見える。
その登山者は、何故か木の枝を見ている!???
ん?あれは?やまぼうしさんだ!
大きな声を出して「○○さーん」と呼びかける。Iwasawaさんも一緒だ。
山を歩いていて彼ら二人に出逢うのは今年で2度目である。
ヤマボウシの実が大量に落ちている。
あるいは、カマツカの実も落ちている。
イタチ、テン、アナグマ、タヌキは大喜びだろう。
これは、ヤマボウシの種子である。
これはどうしてこうなったのだろうか?
ヤマボウシの果実を食べたタヌキ糞が雨で洗われて、種子だけがこのように
溜まったのではないかと考えている。みなさんはどう思われますか?
11時55分、見晴らし台では大勢の登山者が休み、お昼を食べていた。
ぼくは素通りしていく。
毛が混じったテン糞だ。
何をたべているのか水洗いが楽しみだ。
おー、見事なガマズミの赤い実だ。
青い空に赤い実は映える。
11月霜が降りた頃に、ガマズミの実は美味しくなるだろう。 
日向キャンプ場という道標が目にとまる。
 このまままっすぐ下って九十九曲りを行こうと思ったが、日向キャンプ場に下りることにする。
何度も地図を見ていると黄色のお揃いのシャツをきた中年カップルの登山者がこんにちは!っと
大きなお地蔵さんがある九十九曲りの方に軽やかに下っていく。
初めての道だが、行くことにする。
何と、実にしっかりした道である。
伊勢原市はハイキング道路等の整備や案内は実にしっかりしている。
どこも迷うことなく、つづら折りのしっかり踏み固められた道を下りていくと東屋があった。
ここからキャンプ場が見える。
この道は「つづら道」ということが判った。

最後は、堰堤の上を巻いてキャンプ場の小屋の間を通って、朝、急坂を登ってきたところに出る。
この道標の右側の道を行くと橋を渡ってあの大堰堤に出る。 
日向薬師方面に、中央に人が階段を歩くように設計された急坂の道を下る。
ゲートの左側からロープで出入りできる。
ロープを外してでると、車をとめたところだ。もう、たくさん車がとまっている。
やまぼうしさんもここに駐車したようだ。
GPSの軌跡では10.1キロの行程であった。
腿の筋肉痛がひどい。
「広沢寺温泉駐車場」とこのふれあいの森「日向キャンプ場駐車場」を知った。
このような駐車場を塩水橋付近にも欲しい。
もし、塩水橋付近に大きな駐車場ができればたくさんの登山者の車がとまるだろう。

2014年10月4日土曜日

日向キャンプ場から梅の木尾根へ 

昨日、日向キャンプ場の駐車場に車を置いた。
拾い、駐車場で上手に止めれば30台くらいもいけるかなと思われるように拾い。
ほとんど8時近くのため既に2台先着がある。傾斜があるので駐車に戸惑っていると
もう一台がきて、その方は慣れているようで、すーと止めて、三脚とカメラをもってサッサッと行ってしまった。
ぼくは今日は初めてのコースなので山容を見上げ、2万5千の地図を見て登り口を探す。
駐車場からの道は左にカーブしていくのとゲートがあって階段状になっているキャンプ場へのまっすぐな道がある。キャンプ場への急勾配の道を登っていくと右手の沢の方へ行く道もある。
赤線を引いた道をいくと大きな堰堤がどーんと立ちはだかる。
堰堤の5,6メートルくらい手前で左側の尾根に取りつく。幸い、シカ道があり、それに沿って登ると
人も歩く道となり尾根に辿り着く。
乾いていて、ザリザリした急勾配の尾根を立木を利用して登る。
大雨があると、この岩は崩れ落ちるなぁーと思いながら、その側を通る。
もの凄く強い風である。しっかり足を踏ん張らないと飛ばされそうになる。
ようやくなだらかなところに出てきた。
キャンプ場へという道標がある。
さらに登り詰めると見覚えのある看板だ。梅の木尾根に着いたのだ。
9時23分だから駐車場に着いたのが8時だからおよそ1時間半かけて登ってきたのだ。
まだまだ風が強い。
ゆっくり、ゆっくり歩いたが動物の糞は一つも見つけられなかった。
モグラのトンネルとリスがモミの実を食べた食痕、シカが3,4頭で寝ていたような跡が
あっただけだ。
10時4分、梅の木尾根と唐沢峠・大山への登山道に出る。
ここに荷物を置いて唐沢峠方面へ10分くらい歩く。
戻って、風が当たらないところでコンビニで買ってきたアメリカンドックを食べる。
ここからの大山方面への階段の登りはこたえた。
カマツカの実やヤマボウシの実がたくさん道に落ちている。
木には、たくさん実っている。強風で落ちるのだ。
 始めは落ちているヤマボウシの実を拾って食べていたが、この樹の実を5個もらう。
甘い!カマツカの実は渋い!
動物たちは食べきれないだろう。
タヌキのタメ糞を見つける。
もちろん、1個ゲットしてくる。しかし、内容物は写真で見ただけで判るネ!
ようやく糞を拾ったので、登山道路の階段で休んで先日横浜の友人のお母さんからいただいたミカンを2個食べる。山で食べるミカンはうまい。
すると、後ろの方から人声が、振り返ると男2女1のパーティだ。
さっさと下っていく。写真でみるとなだらかな下りだ。
でも、ぼくはバテバテで、ここは風もやわらかいので昼寝でもしたいくらいだった。
シカの警戒音をすぐ側で聞き、見上げるとすぐ側に大山山頂の鉄塔だ。
昨日は帰宅後すぐ、缶ビールや牛乳や水などを鱈腹とる。
水1リットル、スポーツ飲料0.5リットル持っていったのだが、、、。
このところ水の取り過ぎで疲れるような気がする。
以前は、0.5リットルの水で十分だった。

この続きはまた後で、、、、。

2014年10月2日木曜日

リスが骨になった!  The squirrel became bone.

 isa隊員から宅急便で送られてきたリスについては、9月19日にアップした。
醗酵を早めるために動物蛋白分解酵素を入れた。
それでも待ち切れなく、下肢の部分の脛骨と腓骨の状態が知りたくて徐肉して、二つの骨が
完全に分離していることを9月28日にアップした。
さらに昨日、まだ肉片が分解していなかったが、庭の水道栓で洗い、肉片を取り除いた。

下は、頭蓋骨を除く骨格部分である。
Aは上肢部分、Bは下肢部分、Gは寛骨である。左右が逆である。
つまり、Aの右側は左の肩甲骨と尺骨、橈骨である。
右肩甲骨の肩峰部と肩甲頸から関節窩が肩甲骨本体から破損して離れている。
Cは第一・第二胸椎と肋骨である。Dは7個の頸椎である。尚、この頸椎は下の後頭骨の大孔部分で接したまま分離していた。
Eは胸椎と二つの腰椎と胸骨と肋骨であり、胸骨の上にあるのは鎖骨だ。
しかし、左鎖骨が途中で折れている。
Fは4つの腰椎と仙椎で、Hは尾椎である。

下は頭蓋骨だ。
右上に上下の左切歯をサイズが分かりやすいように載せた。
その下は左と右の下顎骨で間に外れた臼歯である。一本の臼歯を紛失してしまった。
左にあるのは左右の頬骨弓と右の聴胞である。
中央の頭蓋骨は間頭頂骨と後頭骨、左右の側頭骨が離れてしまい、
右側頭骨はどうも水洗いの時に紛失してしまった。
解剖時に右脇腹に穴が開いて小腸が破れていたことと、
下顎骨が動いたことから、このリスは右脇腹と後頭部を猛禽に捕まれていた時にすでに死亡していた可能性がある。それが何らかの状況でその猛禽はisa隊員が歩いて行く少し前に落としてしまったようだ。あるいは林道に落下した時に後頭部から落ちた可能性の方が強いかもしれない。

日本産のネズミやハムスタやウサギなどは脛骨と腓骨が踵の方で合体している。
しかし、リスになるとサルやタヌキのように完全に脛骨と腓骨が分離している。
同じリス科のムササビやモモンガも分離していそうだ。
だが、ヤマネ科のヤマネは?

それにしても、リスの切歯はデカイ!
白銀林道のフクロウの樹洞から採ってきたペリットからこれまでに出てきた切歯をあらためて
見返した。これまでの最大14ミリ(左右の上顎)だ。
リスのは18ミリもある。では、この14ミリの切歯をもった齧歯類はだれなのだろう?
その内、並べてお見せしたい。