「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年6月14日土曜日

誰が種子を割って食べた? Who did cracked and eat the seeds of cherry?

昨日のヒルに足を数か所吸われたために、夜になっても血が止まらず。

この岩の辺りは鐘ヶ嶽への登りコースではもっとも見晴の良い場所だ。
岩の上は陽が当たり、乾いてヒルもいないし風通しもよい。

岩の上の端に、何だ?タヌキのタメ糞かな?
 近づく。どうも大きな種子を割ったものだ。
 割れていない種子を持ち帰ろうとしたがそんな種子はない。
全て真っ二つに割られている。
それにしても大量の種子を運んだものだ。
この種子はなんの果実の種子だ?
写真を撮った時にも、これはタヌキのタメ糞で、排出された種子を誰かが割って中身を食べたものだと考えていた。しかし、種子と一緒に排泄された土壌動物の外骨格とか見当たらない。
リスが種子をここまで運んで割って食べたのか?それとも鳥?
やはり、この状態を見て、
「タヌキのタメ糞の種子をここで殻を割って食べたヤツがいるんだ!」と思う。
種子と一緒に排泄された果皮や土壌動物などの外骨格は雨で流れたかもしれない。

この岩の手前の方(一番最初の写真を撮った足元付近)に橙色の線で囲った2個の種子が岩にへばり付いてあった。これには、果皮が付いているのだ(下の写真)。
つまり、タメ糞場から2メートルくらい運んだと考えられる。

さらに、この登山道の側に大きなサクラの木があり、下の写真の実が落ちていた。
右下は果皮と果肉を取り除いて種子を確かめたものだ。
種子に果皮が付いてのが岩にへばり付いていたということは、
やはり排出された糞(タヌキのタメ糞)の可能性が高い。
皆さんは、どのように考えますか?

種子は「草木の種子と果実」(鈴木庸夫他著)によりオオシマザクラの種子だと確定した。
しかし、どれも殻を半分に割っている。リスなのか?鳥なのか?

今日は、なんと釧路市立鳥取小学校6年松組の人たちとの集まりがある。
50年以上会っていない人もいる。
集まりの前に明治神宮で菖蒲の花を楽しむことになった。
こんなことでもなければ明治神宮には行かないだろう。

2014年6月13日金曜日

梅雨の晴れ間の山、キノコ、だがヒルがいっぱい! Hiking in the sunny interval of the rainy season, mushrooms, but full of leeches!

 今日は、専門学校の授業が休講なので昨夜から丹沢はどこに行こうか迷った。
行きたいところは土山峠から鍋嵐だが、運転していて気が変わった。
広沢寺温泉無料駐車場に車を置いた。
鐘ヶ嶽だ。
登り始めからヒルがサワサワと鎌首を持ち上げる。
足を止めたらだめだ。吸い付かれる。
ん?キノコだ!マツオウジかな?中の一番大きいのを一個採る。
他二本は残す。うぉー、ヒルが指にもついてきた。
また、キノコ、雨上がりだからキノコがでてきたんだ。これもマツオウジだ。
マツオウジはちょっとマツヤニの味がするので、もういらない。これは採らない。
 お!ヒトヨタケの仲間だ。これは食べ頃だ!ササクレヒトヨタケだと良いのだが、、。
もちろん、ゲットする。今夜の味噌汁の具だ。
 お、またも!これはノウタケ(ホコリタケ)の仲間だ。
これも採集した。
割ってみると丁度食べ頃だ。これも今夜の汁の具だ。
ゆっくり写真を撮れない。
それでもヒルが足に付いている。
帰宅して、連れ合いが「ズボンの裾の血はどうして?」と聞く。
「うん、ヒルだ!」と応える。

いよいよ丹沢はヒルの季節が始まったんだ!

2014年6月12日木曜日

フクロウのペリットから出てきた骨や歯:3   The bones and teeth that were found in the pellets of Ural owl:3

湯河原白銀林道のペリット3
持ち帰ったフクロウのペリットを6月9日のやり方で骨片や歯を取り出した(下の写真)。
上段Aは頭部の骨片(詳細は下で)
B:肩甲骨でネズミ科のもの、C:上腕骨でネズミ科のもの、尺骨と橈骨もネズミ科のもの。
D:大腿骨3本の内、中の大きいのはネズミ亜科のもので、左はヒミズ、右のはジネズミかな?脛骨・腓骨の左の3個はネズミ科のもの、右2個は不明。
E:腓骨と肋骨(曲がっているもの)
F:尾骨や脊椎骨
G:ツメ(ヒミズ?)
H:指骨?不明骨片
I:哺乳類の骨ではない。鳥かカエルのものと思われる。
上記のAの頭部の部分を細分した。
A:上の4本は齧歯目の左上顎の切歯で、上の2本はネズミ亜科の切歯、
真ん中の小さな切歯はカヤネズミのもの?それともヤマネ?
下の2個はカヤネズミorヤマネの左下顎の切歯だ。
B:左はネズミ亜科の左上顎の切歯、右はネズミ亜科の左頬骨と上顎
C:左側は左下顎で上はハタネズミ亜科、下はネズミ亜科のもので、
右側は2個ともネズミ亜科のもの。
D:○で囲った左はハタネズミ亜科の臼歯、右の小さなのはヒミズの臼歯、上の臼歯はネズミ亜科のものと思われる。
E:はヒミズの頭骨の前部で底面から見たもの。
昨日は2日連続の学校だったので疲れて早寝、今朝は4時に起きて、ペリットを分類同定したが、
手持ちのネズミたちの標本があまりにも少ない。
今、以前isa隊員ややまぼうしさんから頂いたヒメヒミズやカヤネズミを腐らしているが
早く骨を見たい。
やまぼうしさんから頂いたカヤネズミは貴重な骨の標本になりそうだ。
動物タンパク分解酵素を混ぜないでやっている。
庭の水道栓の横に置いたジャムの入っていたビンに浸している。雨が上がったら見てみよう。

2014年6月11日水曜日

オナガの出現! Azure-wingedf magpies have appeared!

このところ学校に行くだけで疲れる。
今日は慶応日吉の2時限目の授業一つなのに、帰りの電車の中で眠った。
が丁度終点の湘南台で目覚めた。
帰宅して手洗いウガイをして、まずは缶ビールを一杯飲みながら庭の水鉢を見た。
今日もいない。この2週間あのヤマアカガエルがいなくなったのだ。
いなくなるなら部屋の深い水槽で飼うんだった。
で、庭のいたるところに今が盛りと蔓延っているホタルブクロの写真を撮っていると、、、、。
 ギャーギャーとオナガの声が隣の家の庭でする。
ん?一羽が丁度正面のイチジクの木にとまった。全部で4羽だ。
久しぶりのオナガの出現だ。オナガが近くにいたんだ。うれしい。
先週、葛西のTCA専門学校から学生が作った巣箱をもらってきた。
巣穴の大きさが直径3センチのシジュウカラ用だったので、穴を直径4センチに広げてスズメ用とした。オナガが入るには巣箱そのものを大きくしなければいけない。
キジバトやヒョドリも姿を見せるのでもっと大きな穴の巣箱をまたもらってこよう。
雨は音もなく降っている。
缶ビール一杯で眠くなってきた。
明日は、免許更新のための講習だ。一時停止違反をしているのだ。
明日も雨が降り、明後日は晴れますように!
さぁー、昼寝しよう。

2014年6月9日月曜日

フクロウの消化力:2  An amazing digestion in stomach of Ural owl.

フクロウが食べた動物の消化できない部分を吐き出したものがペレットであるが、
鳥たちの胃の消化力は哺乳動物とは比べものにならないことがわかる。
フクロウの胃内の動物蛋白質や脂肪などを消化する酵素は哺乳類よりも強力なものなのだろう。
十二指腸や盲腸や小腸などを通さずにほとんどの動物質の柔らかいものを消化してしまっている。
残るのは、キチン質、骨、歯、毛、羽根だ。
イタチやテンがネズミを食べたとしても肉質の一部が残って糞として排出されることがある。

まずは、今回湯河原の白銀林道沿いにフクロウのペリットを樹洞から掻き出してきた。
今朝、晴れたので、ビニールのゴミ袋ごと重さを量ったら1.3キロあった。
上の部分は樹洞の腐った木の屑が多いので、
下の部分がペリットが多いので以下の方法で内容物の骨や歯を調べることにした。
まず、①:十能に軽く一杯分を掬いとる。
これを水道栓の下に置いた②:タライに容れる。
③:主だった、木屑や石などを取り除く。
④:②に水を入れ、静かに掻き混ぜ、30分水に浸す。
⑤:掻き混ぜながら上澄みの浮いた毛や卵の殻などを洗い流す。
この操作を何度も繰り返す。
⑥:大きな石や粘土や軽石状の白い塊を取り除くき、見やすいように鉢受けに移す。
石ころが9割近くを占める。何故石ころが、こんなに出てくるのか。
鳥の砂嚢に含まれていたものか?また、下にも見える軽石状の塊。これをガスの火で焼いてみたが、石そのものだ。
⑦:机の上で⑥の中からピンセットで歯や骨を取り出す。
Aは頭骨の破片と下顎骨や歯
Bは寛骨、大腿骨、脛骨、腓骨
Cは肩甲骨、脊椎骨、尾骨
Dは上腕骨と下が尺骨、Eはヒミズの爪
 その他の骨の破片
⑦のAの部分を拡大した。
A:頭蓋骨破片、
B':左、モグラ左の下顎骨、右、ヒミズの下顎骨の一部
B:ネズミ亜科の左右の下顎骨
C:ネズミ科の下の切歯、C':ネズミ科の上の切歯(C&C'の左右と亜科の同定は未定)
D:ネズミ亜科の臼歯、D':ハタネズミ亜科の臼歯(臼歯の位置など未定)
という結論だが、あまりにも膨大な量のペリットなので、早朝と朝食後の2度やったが、
2度目の同定はまだしていない。
残りはtake隊員にお譲りしたいが、いかがですか?
丁寧にやらないと歯を拾い出すことはできない。
リスは昼行性だろうからあまりフクロウの餌食にはなっていないようだが、ヤマネが生息しているなら臼歯か下顎が出てきてもよい。
もう、大雑把に細かな骨片は無視してしまいたい衝動に襲われる。
ぼくは、イタチの頭骨を見つけたい!
区別できない骨片はカエルなのかな?

2014年6月8日日曜日

カヤランの果実とヨウラクランの花 The fluit & flowers of Orchids in Japan.

 
カヤランSarcochilus japonicusの花が咲いたことをアップしたが、今は写真のようにバナナ状の大きな果実となった。
今朝は雨が上がったので鉢を部屋に取り込んで机の上に置いて観察だ。
梅雨が明けたら粉状の無数の種子が飛んでいくのだろう。
先日、清川村のIさんとやまぼうしさんに育てて!と受け取ったヨウラクランOberonia japonica
いっぱい小さな小さな花をつけている。
今まで蕾だったので細かった花穂が急に太く明るくなっている。
これはどんな果実となるのかな? 
このところ何だか身体全体が疲れているっていう感じだ。
ウィスキーを飲んで寝ても目覚めがスキットしない。
膝から下が午後になるとムクムのも気になる。
いよいよ体調の管理に気をつけなければいけないということかな?

2014年6月7日土曜日

アラゲキクラゲ Cloud ear fungus

2日の「野生生物探検隊」の続き
白銀林道沿いの森で、
やまぼうしさんがアラゲキクラゲを見つけ教えてくれました。
水に戻したらこんなに大きくなりました。
まだ、食べてません。野菜や豚肉とともに炒めて食べるか、
どうしようかラーメンなら汁に入れるが、このようなことで迷うのは楽しい。
この時、たくさん採ったシドケ(モミジガサ)はお浸しにしてまだ冷蔵庫に残っております。
また、ワラビは天麩羅で二日間にわたって天麩羅で食べました。
もちろんウィスキーの肴です。
ぼくはこのような山菜が好きだ。少し、苦みがあって旨い。

2014年6月6日金曜日

フクロウのペリットから出た骨:1  The bones which were included in pellets of Ural owl.

白銀林道沿いの林の中のフクロウのペリットをバケツ一杯くらい持ってきた。
当日、皆で目に見える大きな骨を取り出してビニール袋の隅に置いた(下)。
これらは誰の、どの部位の骨なのか、
皆、知りたいだろうと思い昨日は朝から今までずーと見て、分類した。
骨①
これらは全て鳥の骨と卵の殻である。
鳥の骨については大体のところしかわからない。
左の骨は手羽にあたる部分の骨で、右上は大腿骨がつく骨盤にあたる部分で、その左に大腿骨の部分がある。下の板状の骨は竜骨の部分のものだ。
骨②
A・B・D・Eはモグラの骨であり、Cはヒメヒミズかもしれない。
Aはモグラの4個の上腕骨である。Bの底面からの頭骨はモグラで、その右二つの下顎骨もモグラのものだ。Cはトガリネズミ目の下顎骨であるが、ヒミズよりも小さくジネズミのものよりもはるかに大きいので、ヒメヒミズの可能性が高い。
Dはモグラの橈骨であり、Eの4個はモグラの尺骨である。

F・G・Hはネズミ科の骨である。
Fはハタネズミ亜科の動物の下顎骨と歯である。
Gはネズミ亜科の左上顎骨と第二臼歯及び右下顎骨と臼歯だ。
Hは3本ともネズミ亜科の切歯であり、左の2本が左下顎のもので右が右上顎のものである。
枠外のものは肋骨と不明骨である。
骨③
上段が大腿骨で、中断が脛骨と腓骨、下段が左から肩甲骨、寛骨、上腕骨と尺骨である。
大腿骨:右2個がモグラ、中央の長いのはネズミ科やトガリネズミ目のものではない。
下段の肩甲骨は左がヒミズで、右がネズミ科のものだ。寛骨は左がヒミズで、右はネズミ科のものだ。上腕骨はネズミ科のものだ。右の尺骨もネズミ科の尺骨だ。
関東に生息するトガリネズミ目はモグラ科とトガリネズミ科であり、モグラ科は骨②のAで示したように上腕骨が厚く大きく扁平であり、特徴がある。下顎骨も齧歯目とは明らかに異なる。
齧歯目はリス科、ヤマネ科、ネズミ科が生息するが、歯を探していないので、
また、ヤマネやリス科の骨を標本として持っていないので、肩甲骨、上腕骨、橈骨などの大きさや形の特徴がまったく判らない。ただ、アメリカモモンガやシマリスと比べてみても、骨③のものはいずれも非常に小さいので、リス科の動物の骨は今のところ見つかっていない。
ただ、ヤマネ科のヤマネはアカネズミやハタネズミよりも小さいので、上腕や尺骨、脛骨は小さいと考えられるので、骨③に含まれているかもしれない。

さー、これからが大変だ。白銀林道のフクロウはネズミ科の動物は全て食べているだろう。モグラやヒミズも食べているんだからトガリネズミ科の動物も食べていることになる。
ホオジロやメジロとは比べものにならないくらい大きな鳥を食べている。
フクロウは食べるのではなく丸ごと飲み込むようなので、一つ一つのペリットがあると
食べた動物の歯や骨の特徴を知ることができる。しかし、今回は巣穴の底に溜まっていたものを掻き出したので、さまざまな生き物の骨が混在していることになる。

全ての骨や歯を一つ一つ同定するの大変なことなので、せめて、何種類の哺乳類、両性・爬虫類、鳥類の骨が出てくるのかそれを楽しみに調べてみることにしよう。
”Animal Tracks and Signs"Oxford Univ.Pressにはフクロウのペリットの中にイタチの頭骨がそのままで出てきている。
フクロウは夜中に動き回る自分より小さなものなら何でも丸飲みするのだ。
どんな骨が出てくるか楽しみだ。

2014年6月5日木曜日

白銀林道のテン糞内容物 The contents of marten's scats along the Shirogane forest road in Yugawara.

6月2日の「野生生物探検」の続きです。
白銀林道沿いの野生動物のフンは先日アップしたキョン糞と思われるもの、
アナグマフン、さらに以下にアップするテン糞を見つけた。
 
テン糞①です。
ヤマネのお宿調査の時に見つけたものです。
2日くらい前のもののようだ。
直径50センチくらいの石の上にあった。自分の存在そ主張するものだ。
内容物は、ヒミズの毛が大半であり、肩甲骨などの骨片が多数混じっていた。
ヒミズという同定は下にある肩甲骨の一部と爪で決めました。

テン糞②です。
白銀林道から幕山への道沿いで見つけました。
数時間前にしたもののようだ。

この糞はすべてヤマグワの果実の果柄付き果実の塊と種子からなっていた。
ヤマグワの実のどこを消化分解したのか?
果汁を少しばかり吸収した?ということか?
 
白銀林道沿いでは、ヤマグワの果実は真っ赤にになっており、黒く熟しているものをあった。
いよいよ、動物たちのヤマグワの果実食いが始まったのだ。
モミジイチゴもたくさん実をつけていて食べ頃だった。
動物たちは、きっとモミジイチゴも食べているだろう。
今日は、雨になるようだ。
丹沢行く予定だったが、家に居なくてはいけない。
まー、雨の予報だから良しとしよう。
家の周りに足場が組まれてしまったので、庭の水道を使えない。
フクロウのペリットはしばらくお預けだ。



2014年6月4日水曜日

湯河原にキョンが?  Reeves's muntjac in Yugawara area?

一昨日の野生生物探検隊の歩きで、
皆さんが見たことがない不思議な物を見つけた。
果実が干からびた?
が、まわりにたくさんある。
固いので、ぼくは齧って割った。糞だ!全部植物繊維からできている。
草食動物のフンだ。でもノウサギではない。
シカやカモシカの子供のものかな?
でもぼくは房総高宕山周辺でキョンの糞を見ているので、キョンだと思うと言ったが、
キョンは湯河原にいる筈がないとなった。
そうなると、子供のシカかカモシカがいることになる。
昨日、夕方葛西の専門学校から帰宅するとやまぼうしさんからメールが2通来ていた。
一つはカエルを拾ったとのこと、もう一通はあの糞がキョンだと誰かが言っていたので、
キョンのフンを調べてみたらそっくりだと、その糞の画像がでているサイトのアドレスを
教えてくれた。
でも、やまぼうしさんは「そんなことないですよね・・・・」と疑問を持っている。

動物たちは分散するときは、野を越え、山を越え谷を越えて遠くに分散していく。
福井の若狭湾や瀬戸内海では漁師の人たちが海を泳いでいるシカを捕獲することがある。
房総半島ではキョンの個体数が増えて、キョンによる農作物被害が出ている。
鴨川あたりの若いキョンが海に出て、流されて湯河原の海岸に辿り着いたとしても
何ら不思議な事ではない。シカの仲間の遠泳する能力は非常に高いものがある。
今では丹沢に、アライグマ、ハクビシン、タイワンリスが生息している。そのうち、キョンも、、、、。

2014年6月3日火曜日

フクロウのペリット The peritto of Owl

昨日の湯河原の白銀林道で:
フクロウの巣穴の木の洞穴の底にたまったペリット
そのペリットを手で掻き出す。
皆で、林道上で広げて見る。 
スグ目についた骨を片方に寄せる。 
鳥の骨、モグラの歯や骨、ネズミの歯や骨などが判る。
これから大変だ。

2014年6月2日月曜日

初夏の花、ホタルブクロ! The flowers of early summer, Campanula punctata

庭のホタルブクロが咲いている。形が長い釣鐘のようでおもしろい。
英名を調べたら、Bellflowerだとさ!本当かな?
庭のあちこちに蔓延っている。
この花はベランダに置きっぱなしのプランターから出てきている。
香がないのが残念だ。
今日はこれから「野生生物探検隊」の集まりだ。
take隊員たちが仕掛けたヤマネのお宿とフクロウのペリットの調査。
今日も暑くなりそうだ。


2014年6月1日日曜日

伊勢沢林道の果実  The fruits along the Isezawa forest road.

5月26日の伊勢沢林道歩きの続き:
この林道沿いにはクサイチゴが多い。
が、先日拾ってきたテン糞の中にはイチゴの種子は入ってなかった。
イチゴ食いはこれからなのだろう。
クサイチゴである。クサイチゴの実は割と大きいので食べた感じがする。
6個食べた。甘くて山でこのような果実を食べられるのは喜びだ。
ヤマグワの実である。もう、今週はまっ黒く熟しているかな?
クワの実がせめてブドウかイチゴくらいの大きさならどんなに素敵なことか!
野生の果実でこれほど甘くおいしい果実はないだろう。
動物たちも大好きだ。これからはこの種子が糞中にたくさん見られることになる。
モミジイチゴもそうだ。何故か、3枚撮ったのにピンがずれている。
今週下旬にはどれも食べ頃だろう。
テンは登って食べる?それとも枝を手繰り寄せて食べる?
タヌキやアナグマは落ちたのを食べる。
今日から6月だ。また、暑い季節がやってきた。
ぼくは釧路生まれなので、こちらに出てきた最初の頃は夏の暑さに耐えられず帰省した。
それが、今は暑い夏が平気になった。夏の森の中をサルを追っていたために暑さに平気になったのだろう。箱根湯河原の山中を歩き回って、沢に上半身を浸ける。
湯河原での山歩きでは水を持って歩く必要がなかった。
いつでも沢の水を飲むことができた。
今はペットボトルを2本持って丹沢を歩く。
明日は、「野生生物探検隊」の集まりで湯河原だ。
久しぶりに湯河原の沢に顔を浸けてそのままゴクゴクと水を飲みたい。