「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年4月11日金曜日

ルリタテハが目覚めた。 Blue Admiral has waked up.

4月8日、広沢寺温泉から不動尻・唐沢峠・梅ノ木尾根・大沢分岐の
続きです。
 
おー、越冬から目覚めたルリタテハKaniska canaceだ!
山から下りてきたら、舗装された「二の足林道上」を飛びまわっていた。
 林道山側の日向にはニガイチゴの花が咲いていた。
 ヘビイチゴの黄色の花も太陽の光を反射させている。
 これは、大沢分岐から下ってきてあった、マルバダケブキの芽生えがスギ林のいたるところに!
 ヤマトリカブトの芽生えも!
広沢寺温泉近くでヤマブキの黄色の花
これは、農家の庭に咲いていた木の花?
ウワミズクラではないし、なんだろう?
故郷の釧路はまだ時々雪が降っているようだ。
が、こちらは温かで、我が家の庭でもカナヘビを見つけた。
近くの家の八重桜が咲き始めたので、昨日はデンドロビュームを屋外に出した。
一昨日は、慶応の最初の授業が始まった。
第一回目の授業は学生たちが授業を選ぶために90分間に35分の紹介授業を2度行った。
単位が取れやすそうな、あるいは面白そうなものを狙って学生たちは動き回る。春は新入生も上級生も皆気持ちを新たにしている気持がこちらにも伝わってくる。
一人でも丹沢山麓歩きをしたいという学生が聴講してくれるかな?

2014年4月10日木曜日

大沢分岐から山神隧道へ  From the Ohsawa branch to the Yamagami tunnel.

 一昨日、歩いたルートは、不動尻から急な登りの連続だった。
この2、3年前からだと思うが、街を歩いていても後ろからきた人に追い越される。
赤ん坊を背負った女性にも追い抜かれる。え?まさかという思いで追いつこうとするが、
向こうはゆっくり歩いているように見えるのにこちらは必死になって足を運ばなければダメだ。
山歩きでもそうだ。明らかにぼくより年上だと思われる人たちにまでおい越されてしまう。
さらに、登りは太腿にすぐ乳酸が溜まるようで、連続して腿を上げることができなくなっている。
 
身体の中の代謝効率が悪くなっているんだ。さらにバランスも悪くなっている。
何でもない下りに慎重になる。滑るのでないかという不安が出てきている。
ちょっと前までなら走ってぴょんと飛び越えられたようなとこでも一歩一歩だ。
両手両足で3点を確保しなければ下れないなんて言う場合も多くなった。
つまりへっぴり腰になっているのだ。
 
登りでは、下りてくる単独行動の60代の男性がいた。
小さなザックでストックも使わず、山ガールのように短パンにタイツスタイルだ。
軽やかに下っていった。
11時22分、ようやく、稜線にでる。9時50分に不動尻を出たから、
この間の約2キロを実に1時間半近くかかっている。
ここで、ザックを置いて、三峰方面に少し稜線を歩く。三峰に行こうかなとも迷うが。
引き返してザックをもって大山方面への道を辿る。
と、まもなくシイタケが転がっている。
足元の階段に使った木がブナ科の木だったようで、直径10センチ内外のシイタケが
ある。きっと短パンタイツスタイルの単独行の人がもいだか蹴とばしたのだ。
ぼくは、拾い集めザックへ。帰宅後台所のシンクに出して置いたら、ぼくが風呂に入っている間に
連れ合いが洗って、料理してしまっていた。身は固くしまり旨かった。
11時44分に休み台や東屋風の場所がある。
ここでは、大山をバックに写真を撮る。 
大山山系の沢にはまだ雪が残っている。
そろそろ伊勢沢方面も融けたかな?
 1メートルも無い細尾根で、両サイドが絶壁にようになっている箇所には
両側に鉄杭が打たれロープが張られ、まるで吊り橋を渡るような雰囲気となっている。
流石に登山道だと感心だ!
また、単独行の退職しばかりのような男がこれまた軽そうなザックに両手にストックを持ってやってきた。ぼくのザックはどうして他の人たちのように小さくはできないのだろう。
12時9分、梅ノ木尾根へいくルートにロープを張って通行禁止にしている。
地図を広げ回りを見渡し、「ウンここからだ」と確信しロープを越える。
下りながらどこでお昼を食べようかと思う。
風が無く、ぽかぽか陽気なので、大沢分岐でお昼にする。
お湯を沸かし、カップラーメンとサンドイッチを一切れたべる。
足音がするので振り返ると短パンにTシャツの小太りの40代の単独行の男性が汗をかきながら下りていく。
っと、マメザクラが咲いているのに気が付く。お湯が沸く間にマメザクラの写真を撮り、
カップラーメンを食べていると、また足音だ。振り返ると70歳は越えている農作業でもしていたかのような身軽そうなおじいさんがぼくの目の前を横切る。エ!山神隧道方面に下りるんですか?とぼくは声を掛ける。おだやかにニコニコしながら「エー」と云いながら下りていく。
ぼくは、荒沢分岐から山神隧道への道は、晴れていてもエスケープルートとしては使わないと決めていたので、梅ノ木尾根をずーと下って行こうと思ったがぼくもこの道を下りてみることにする。
一か所だけ、細いルートのガレ場がある。登りは両手を使って難なく登れるが、下りは大変だと思っていたところだ。雨が降っていたり、雪があったり、凍っていたら絶対利用しないルートだ。
ストックをザックにつけて、3点確保で下りる。僅か5、6メートルだが、アドレナリンが大量にでてくるのが分かる感じだ。あのおじいさんから勇気を貰ったのだ。
下りの途中で、山神隧道へのコースを選ばす、尾根道をそのまま下る。
砂防堰堤工事の青いビニールシートが見えてきた。途中から経路があったのでそれを辿るとなんと隧道手前にある簡易トイレの裏に出た。
広沢寺温泉駐車場から13.1キロのGPSルート図。
①:稜線着
②:休み台があるところ
③梅ノ木尾根への入り口
④大沢分岐

2014年4月9日水曜日

マメザクラが咲いていた! Prunus incisa blossom was bloomed!

昨日は、広沢寺温泉駐車場に車を置いて、
不動尻・唐沢峠・梅ノ木尾根・大沢分岐・山神隧道と歩いてきた。
広沢寺温泉はサクラが満開で綺麗だった。
これが桃源郷か!と思えるほどの美しさだった。
標高700メートル前後ではマメザクラが咲いていた。
遠方から山の中腹にぼんぼりを灯したように淡いピンクに染まっているのは、
マメザクラなんだ。

どうも、この2、3年登りでは腿が上がらなくなりしかも息切れし、ゼイゼイ息をしながら
歩くことになる。下りは楽かというと膝が痛くなるからこれまたゆっくりだ。
今回のコースはGPSでは13.1キロであり、これを7時間もかかって歩いている。

2014年4月8日火曜日

テンは腐肉を食べない?  The marten don't eat the carrion?

4月2日、伊勢沢の続き:拾ったテン糞の内容物について
今日は、もう4月7日だ。
1日が過ぎていくのが早すぎる。
2日の伊勢沢林道歩きでは、4個のテン糞を拾ったのだが、11時56分に撮ったテン糞3を紛失してしまった。おそらくお昼を食べたところで、ショルダーバックから箸を取り出したりした時にビニールのチャック付き小袋を落としたのだろう。
イヤ、その前にショルダーバックからナイフを取り出して、アザミの新葉を切り取った時か!
 拾った糞を1日水に浸けて柔らかくしてから0.5ミリメッシュの茶漉しに空けて水洗いした。
茶漉しのそれぞれの残渣が下記のものである。
 
10:06、テン糞1
オオウラジロノキ果皮果肉、ケンポナシ果柄3、キブシ種子、甲虫外骨格脚、小哺乳類毛少し
11:44、 テン糞2
ケンポナシ種子7個果柄
11:56、テン糞3
13:21、テン糞4
キブシ種子、アカネズミ毛骨片上顎切歯、肩甲骨 
 
これら4個のテン糞を拾った位置をテン糞①から④までGPSのルートに図示した。
テン糞3の位置③でアザミの新葉を採ったところでもある。
 不思議なことにこれらの糞の内容物には、伊勢沢林道に死骸があるシカ、カモシカ、タヌキ、ノネコの毛や骨は含まれていなかった。
テン糞1とテン糞4に動物の毛と骨片が含まれていたが、
テン糞1はネズミかヒミズか判断できない毛が少し含まれ、テン糞4には切歯と肩甲骨から明らかにアカネズミを食べたと考えられるものだった。
テンは、シカ、カモシカなどのような腐ったような死骸を食べないということなのかもしれない。
それとも、たまたまぼくが拾った糞には見つからなかったということなのだろうか?
丹沢に棲む野生食肉目の動物で、腐肉を食べるのは、タヌキやアナグマなのかな?

2014年4月7日月曜日

サクラと新学期 The Sakura and the new term.

昨日は寒かった。5日は連れ合いと引地川沿いのサクラを見に行ってきた。
コートを着て丁度良い陽気であった。
ちょっとの風でサクラの花びら散り、川面に流れていた。
 我が家の一軒隣りに教会があるが、その前庭にあるハナカイドウの花が満開だ。
 ハナカイドウ、部分的にはこの花の方がソメイヨシノよりも艶やかできれいなのだ。 

しかし、葉も同時に出ているし、何よりも全体の樹形が一つ整わない。
ソメイヨシノは一歩の木だけでも花が咲いた時の樹形が美しい。
 
今日から新学期が始まるところも多いだろう。
さぁー、こちらも今週から学校が始まる。
先ずは水曜日の慶応からだ。来週は火・金と専門学校も始まる。

2014年4月6日日曜日

伊勢沢の春  The early spring in the Isezawa.

4月2日の伊勢沢の続きです。
日陰には雪が残ってましたが、日向は春の便りがいっぱいでした。
テンナンショウの仲間だ。
春一番のアザミの仲間の芽生えである。
これをインスタントラーメンに容れた。
味噌汁の具にしてもいける。もちろん天婦羅は言うまでもない。
シバヤナギかな?
ミヤマキケマンが咲いているが、土埃がかかっている。
このシダは?ゼンマイとは似ているようで似ていない。

これはネコヤナギ?
ヤナギの仲間は花瓶に挿しておくとすぐ根が生える。
モミジイチゴの葉が広がり、早くも蕾が!
これもネコヤナギ?
ヤマルリソウが土を被って可哀想だ。
ヨゴレネコノメが沢近くにあった。
奥野隧道のところの植栽されたレンギョウだ。
今日は4月6日、雨が降るたびに草木の芽が伸びるようだ。
我が家のサンショウの新葉も展開し始めた。
週末には若葉を摘めそうだ。
でも、まだまだ室内の洋蘭類は屋外に出せない。
八重桜が咲くまで、ぼくの部屋の窓ぎわは吊り下げられたラン鉢で埋まっている。

2014年4月5日土曜日

カヤランの花芽 The flower buds of Sarcochilus japonicus

 2012年2月下旬に花好きの友人4人と丹沢を歩いた時に、
いくつかのフウランが林床に落ちていた。
isa隊員たちは落ちていた株を拾って木の幹に縛り付けた。
ぼくは、保護捕獲だと称して小さな一株を持ち帰った。
ここでもその様子を何度かアップしているので覚えている方もいらしゃるだろう。
昨年11月頃から針状に細く伸びていたものが、全体的に太くなり、
しかも先に明らかに花芽と思われるものが三つついている。
バンザーイ!とうとうやった!
とうとう花が咲きます。
拡大したものだ。花の大きさはどのくらいだろうか?
きっと、小さなものに違いない。
上の写真の白い根はフウランの根で、カヤランの根の太ささはこの三分の一くらいだ。
2012年の2月の株には花茎らしきものもついてなかった。
その年は、消滅するのでは思ったのでフウランの鉢に同居させた。
その年の暮れから2013年の冬は敢えて屋外に置きっぱなしにしておいた。
もちろん雪もあった。
2013年の夏ごろから葉の枚数が一枚増え、
新しい根も一本増えた。さらに短いがさらなる根も出てきていた。
11月には葉と茎の間から針状の細いものが一気に伸びていた。
今年の大雪にも耐え、昨日の強風もなんのそのだ。
写真はウメの木に下げていた鉢を部屋に持ち込んで、接写レンズをつけて撮った。

2014年4月4日金曜日

カナヘビだ! A lacertid is!

4月2日の伊勢沢林道の続きです。
お昼のインスタントラーメンにアザミの新芽を鍋に入れて一緒にグツグツさせようと思って、
アザミの新芽に近づいた。素早く動くものが、トカゲ?と思ったが、身体の色ですぐカナヘビだと判る。コヤツ、すぐ木の根元でこのままの状態で動かない。
周囲の色と似ているので、隠れているつもりだろう。
ストックで石の向こう側をガサガサとさせてやった。
ヤツは木の根元を巻いて、枯れ葉の下から顔を出した。
上の写真を拡大したものだ。お昼の楽しい時間を騒がすヤツはお前か!
っとこちらを睨んでいるようだ。
お天気が良く、歩いていると暑く、セーターまで脱ぐくらいであった。
そんな陽気に誘われて越冬していた処から出てきたのだろう。
お腹が大きく見えたのでメスだったのかな?
実は、この後、コヤツを捕まえた。
歯を見せてもらおうと思ったが、無理だった。
 
昨日に続き今日も雨だ。拾ってきたテン糞は外で洗えない。
庭の梅の木のフウラン鉢に植えているカヤランの花芽が3個膨らんできた。
楽しみだ。いつの話しになるか判らいが、株が増えたら、拾ってきた付近の木につけてあげよう。

2014年4月3日木曜日

昨日見つけた死骸、死骸、死骸、、、   The carcass, carcass, carcass and ,, that I found yesterday.

昨日は、やまぼうしさんと会った後、伊勢沢林道を歩いた。
そこは動物たちの死骸が散在していた。
最初に見つけたのが、これだ!
山側の側溝に枯葉、枯木とともに埋まっていた。
スミレやヤマルリソウの写真を撮っていて、見つけたのだ。
また、タヌキ?と思って見ると違う。ノネコだ。
お腹にはウジが湧いていた。
死骸の上に枯木を乗せ、そのうえに枯葉で覆った。もちろん近くの木に目印をつけたよ。
雪が融けた跡は、荒れ放題だ。 
 ん?たくさんカラスが群がって騒いでいる。ぼくが近づくとカラスたちは逃げる。
何を食べていたんだ?カモシカだ!
頭部が見当たらない。
さらに、日向の斜面の草木の芽生えを見ながら歩いていく。
え?また死骸だ。シカだ! 
さらに、また死骸だ。いずれも頭が無い。
狩猟されたものではない。
え?今度はシカかカモシカの骨盤と仙骨や腰骨だ。
これまで見てきた死骸とは違ってまだ新しい。 
メスジカの頭骨だ。これは古いので持ち帰った。
林道終点から山道を登って、沢に沿った危ない木道を渡っていく。
ヤマトリカブトが元気よく出ている。シカが食べないから下草はトリカブトが増えてきた。
大雪の影響だろう。倒木が多い。
うわー、もうここでギブアップだ。
でも一応登ってみる。 
やはり、無理だ。諦めて帰ろう。 
 
 


2014年4月2日水曜日

今日は死体の日! Today is carcass day!

今朝8時に尾崎のコンビニ前でやまぼうしさんと待ち合わせる。
コンビニで買い物し、ナナコポイントの使い方を教わり、スパッツを着け終わると、
彼女が紙袋をもってやってきた。
一つは、もう3週間も前に飯山の小鮎川右岸の土手で拾っておいてくれたイヌだ。
随分小さなイヌだ。子犬かな?と思ったが、永久歯もしっかり生えている。
チワワくらいのイヌのようだ。 
もう一つあるのだ。
これだ!
やまぼうしさんの記録では、4月1日、
このネズミは、早戸川林道の金沢橋から早戸川橋の中間点の
林道の真ん中に転がっていたようだ。すでに、アリが付き始めていたようだが、今、匂いを嗅いでも腐った匂いはしない。アリが付き始めていたようだから、
死んで間もない時にやまぼうしさんが見つけて拾ってくれたのだ。
 
尾長は、頭胴長よりわずかに短いようだ。え?そうなると、、、、、?
ハタネズミ亜科のネズミ?
ハタネズミ亜科のネズミはもっと尾が短いはずだ。でも、顔も長くは見えない。
?????どういうことだ。
ヒメネズミかカヤネズミと思っていたのに。
仕方がない。ハタネズミ亜科かネズミ亜科を見なくては。
そう、臼歯を見れば、区別することができる。
口を開けた。下の写真は下顎の臼歯だ。
ハタネズミ亜科のネズミではないことは確実だ。
ネズミ亜科の動物だ。臼歯の咬面が尖っている。
ということはこの個体はまだ子供なんだ。
ヒメネズミの子供それともカヤネズミの子供まだ判らない。
もう、今夜は頭だけでも、剥皮し、所肉し、頭骨標本を作ろう。
そうすると、金子之史博士の同定法によって分かるゾ!
 
今日は、伊勢沢林道から伊勢沢を歩いたのだが、ネコ、カモシカ、シカ、シカと4体の死骸を見つけた。前回のタヌキの死骸はそのままにしてきた。全て餓死したと思われる。次回にアップします。