「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年2月24日月曜日

純白のデンドロ Pure white Dendrobium.

この純白のデンドロも背丈が低い。高くても30センチくらいである。
デンドロは花芽を葉芽にしないように、12月にしっかり5度C以下の低温にあてる。
もちろん、水は鉢が乾ききるまで上げない。だから雨が当たらないような日当たりの良い
軒下などの取り込んでおく。
これがデンドロを開花させることができるか葉芽になるかどうかの境目であるだろう。
デンドロやカトレアやファレノプシスも着生ランであるので、水切れが良くなければいけない。
鉢内は湿っているよりも乾いているくらいの方が失敗はしない。
いづれにしても暇な時は見て様子を見ることが一番だ。
水、肥料、陽の光、温度のどれを欲しがっているか?
あるいは多すぎるのかを見ていると判るようになるから不思議だ。

2014年2月23日日曜日

河津桜 The Kawazu cherry blossom

昨日、引地川沿いを歩き親水公園まで往復した。
河津桜が咲き始めていた。
来週末には満開になるのかな?
サクラの花を見ると何故か気持ちが浮き立つ。
間もなく温かい季節がやってくるんだ。
まだ、平地の日陰には雪が残ってはいるが、今週中にはなくなるだろう。


 

雪上のテン糞  A marten's scats on the snow.

8:46、山神隧道を過ぎてから雪上にあったテン糞。これ1個だけ!
谷間では1メートル以上の雪に覆われた山間で、テンは降雪後巣穴から出て何を探して、あるいは見つけて食べることができたのだろうか?
これを見つけて拾ったことだけでも満足だ。
雪上のためだろう。ウンチが真っ黒に写ってる。
ちょっと修正したものだ。 
内容物には、 マメガキ種子5個と果皮付き果肉、サルナシ種子12個と
さらにトリの羽毛と骨片が混じっていた。
羽毛と骨片をアップする。クリックすると拡大。
右上の羽毛から鳥であることが分かった。
橙色の線で囲った骨は腰椎か仙骨のすぐ近縁の尾椎であると思えるが、
手持ちのメジロの骨と比べると大きいので、メジロよりも一回り大きい鳥である。
 
このテンは、雪面を歩きながら樹に付いているマメガキの実を食べ、またサルナシの実を食べ、さらには二日続いた降雪による飢えと寒さで動けなくなっていた小鳥を食べることができたのだ。
 
テンがこのような干し柿状態になったマメガキやサルナシをどうやって見つけるのだろう。
視覚がテンより優れているぼくのようなヒトでもマメガキやサルナシの木を知っていても黒ずんで小さくしぼんでいるマメガキやサルナシを見つけがたい。
彼らは、自分の行動域内のマメガキやサルナシなど果実をつけている木がどこにあるのか自分の頭の中で地図を作っているのだろう。雪が止んだから食物を探しに歩き回って偶然に見つけたものではないだろう。見つけたと云う言い方は正しくないかもしれない。
これは、ぼくらヒトが物を探してその物に辿り着いたときの云い方だ。
テンにしてみれば、匂いを感知して辿り着いたのだろう。
 
では、小鳥はどうなるなだろう。これも匂ったのであろう。
絶え間なく降雪が続くと小鳥たちは飢えと寒さで動きが鈍くなる。
テンにとっての降雪は肉食の絶好の機会なのかもしれない。

2014年2月22日土曜日

イノシシの足跡と、、、 The footprints of wild boar and,,,,.

昨日見た雪上の足跡、これは、砂防堰堤工事からまもなく見つけた偶蹄類の蹄の跡。
日向は雪が融けている。
樹木が多数倒れたり、折れていた。
こんなに明確に副蹄の跡がつくものか!
ここは雪深が20センチくらいだ。
イノシシが雪で倒れたり、折れた木々の枝や樹皮を食べ歩いたのかな?
 山神隧道を過ぎると陽が射す時間が短くなるため、雪深が深い。
ガードレールは陽が当たると温まりやすいのだ。回りの雪が融けている。
 
ここに足跡がテンテンと着く。
 この歩き方は右前足の跡の上に右後足が置かれる歩き方だ。
 十円玉を置いた跡が後足ですね。
そう。テンの足跡だと思います。
このような雪深が60センチ以上のところでは、イノシシやシカの足跡はありません。
足を雪に取られて歩けなくなるからでしょう。
雪面が硬くなるまで、じっと待って飢餓に耐えているのでしょう。
日光では積雪量が多い年は多くのシカが飢え死にすることが報告されていますね。
丹沢では増えたシカを減らすために猟期以外に管理捕獲がなされているが、
今年はシカの餓死が増えるので管理捕獲の必要がなくなるかな?

2014年2月21日金曜日

雪で動けなくなった!  Couldn't move because of deep snow!

今朝、6時半に家を出て丹沢に向かった。
始めは久しぶりに土山峠の湖岸林道から宮ケ瀬尾根を歩こうと思っていたが、
車を走らすうちに考えが変わった。
車を広沢寺温泉無料駐車場に置き、不動尻に向かった。
予定は不動尻・唐沢峠・大沢分岐・梅ノ木尾根・駐車場だった。
7:57、あのヤマアカガエルの卵塊は凍っているようだ。
林道は路肩には雪があるが、路面には雪がない。
8:02堰堤工事の場を左に見ながら進む。
なんと、この堰堤工事のために除雪されていたのだ。
8:06、ここからは雪上を歩くことになる。
8:35、山神隧道の手前は雪が融けて路面が見える。
ここまでは、30センチくらいの雪深だが、雪面に乗っても陥没しないで歩ける。
朝だから、昨日融けた雪が凍っているのだ。
トンネルを抜けて、
8:56、重機が置かれていて、雪搔きがなされたようだ。
9:02、ここの雪深は1メートル以上もある。
9:03、ここから60センチ以上ありそうな雪の上をあるくことになる。
9:12、結局、正面にある看板のところまで行ったが、3、4歩進む毎に足が股まで埋まる。
馬力ある20代の頃ならまだしも、引き返すことにした。
雪の中でもがいて動けなくなったのだ。
何と不動尻までも到達できなかった。
雪上に動物たちの足跡を見つけ、雪面にあったテン糞を拾ってきた。それらは次回アップかな?
アイゼンを持っていくよりも、スノーシューを持って行くべきだった。
スノーシューを持って行くつもりだったが、重いのだ。
ゲレンデスキーが軽くなっているのだから軽いスノーシューが出てくるだろう。
それとももう、出回っているのかな?
11時半には帰宅した。

ピンクのデンドロ  Pink dendrobium.

このピンクのデンドロがお気に入りだ。
セッコクとの交配種として売っていた。だから背丈が低くく、幹?も鉛筆よりも細い。
デンドロとの交配種だから屋外に出しっ放しでも大丈夫とも思うが、
毎年クリスマスを過ぎた頃に部屋に取り入れてしまう。
フウランも出しっ放しにしているのはこの2,3年前からだ。
このデンドロの一鉢くらいは冬も取り込まないでいようかな?



2014年2月20日木曜日

沈丁花の香り! The perfume of the thymelaeaceous!

庭は雪で埋もれているのに、家の壁際に植えている沈丁花の花が咲き始めた。
白い沈丁花はまだだ。この花の匂いが好きだ。
それにしても沈丁花は不思議だ。
いい香りを放っても虫など飛んでこないのに、何故、この時季に
こんな良い匂いをだすのか?
沈丁花の匂いはスズランの匂いと似ている。
子供の頃、釧路の原野でスズラン狩りをした頃の事が思い出される。
スズランの季節は、家の居間や玄関、学校、お店にコップに挿し込められたスズランがあり、
家の中、学校、街中にスズランの匂いが漂っていた。
 
大学の時、北大の空手部の友人からスズランが届いたことがあった。
その頃はまだ珍しかった航空便であった。
その時は、下宿のおばさんや友人たちに小分けしてあげた。
北海道にいるその友人とはこの10年近く、年賀状のやり取りも途絶えてしまった。
どうしているだろうか?

2014年2月19日水曜日

川を変えよう! Let's change the river!

昨日、お昼を食べてから税務署に確定申告を提出してきた。
このところの大雪で運動不足なので、税務署から家まで歩くことにした。
藤沢税務署から境川沿いのサイクリング道路を歩いて帰宅した。
GPS上の軌跡では11.9キロだった。
境川の下流は雪解けの汚れた水が溢れんばかりに流れていた。
そんな汚れた川に、カワセミ、セキレイ、コサギ、カワウ、コガモ、カルガモが
餌を求めていた。Lumix GF5のチビカメラで撮った。
汚れた水は雪解けが原因ではなかった。重機で川床の砂利を取り除いているのだ。
土手をコンクリートで囲い、さらに川床までコンクリートを敷き詰めている。
川は直線になり、まるでパイプの中を流れるように掃除されている。
川岸には草木も生えない、川床に藻も生えないような川。
自然のままに蛇行した川は洪水をおこすということで、このような川の改修工事が行われているのだが、川の役割は余分な水を速やかに海に流すことではないはずだ。
治山・治水について、土木技術者の考えだけで行われるのは、
時代に逆行しているのではないだろうか?
ぼくは、このような場を写真に撮るのはなんだか見てはいけない現場を撮ったようで恐ろしい。

2014年2月18日火曜日

見城山・日向山ルートで見つけた糞と内容物   The scats and their contents which were found in the route of Mt.Mijyou and Mt.Hinata.

大雪前の13日に広沢寺温泉・見城山・日向山・弁天の森キャンプ場のルートを
歩いた時に見つけ拾ってきた糞
12:10、テン糞でしょう。それともハクビシンかな?いずれにしても降雪前のものですね。
      エゾエノキ種子41個
 12:15、テン糞
    カキ種子4個、サルナシ種子27個、ネズミ毛、骨片、カマドウマ脚
12:21、テン糞 
   カキ種子1、エゾエノキ種子12個
 
これら3個のテン糞は日向山から梅ノ木尾根の鞍部までの尾根道で見つけた。
 
真ん中の糞にネズミの毛?と骨片が入っていたので、接写レンズをつけて拡大した。
Aは尺骨の前腕骨との関節部分である。
BとCは尾骨であり、Cは仙骨に近接する尾骨であり、Bの下のは尾の先の方の骨である。
Aの尺骨は、ジネズミより大きく、ヒミズより小さい。また、トガリネズミとは形が少し異なる。
ハタネズミと比べると関節部分の凹みがハタネズミより大きい。
アカネズミの可能性が高いが、ぼくはアカネズミの骨格を持っていないのだ。
10数年前までは死骸を拾っても頭骨だけ標本にしていた。
小哺乳類や他の脊椎動物の頭骨以外の骨まで標本にするようになったのは、
食肉目の糞を拾うようになってからだ。

 

2014年2月17日月曜日

デンドロが咲き始めた!  Dendrobium has begun to bloom!

デンドロビユームの花が咲き始めた。
このデンドロの品種名は確かユキダルマだった。
大雪の時に咲く訳ではないが、この大きな白い花が雪達磨という連想となったのだろう。
このデンドロも良い香りを漂わせる。
このデンドロは背丈が60センチくらいになるので、面倒を見ないでいたら、
株も小さく、背丈も40センチくらいになったので、可哀想になり、面倒をみてやることにした。
それでも鉢は野菜苗などを植えて売っている薄っぺらな黒いプラ鉢だし、植え付け材料も水苔などではなく、庭木の枝の枯れたものを足で踏み割って細かくしたものに庭土を混ぜたものだ。
それでも、肥料食いなので油粕と骨粉を混ぜたものを混ぜ与えて夏を過ごさせる。
すると、背丈が伸びるので、支えをしなければならないのでその手間が掛かる。
花のときだけ愛でている気の毒なデンドロだ。
春になったら素焼きの鉢に植え替えて、これからは大事にしてやろう。

雪かき  Snow shoveling

これは、昨日11時半頃の雪の状態。
左は小田急江ノ島線の線路で向こうは藤沢・江の島である。
これは、同じ時刻の我が家の前の道路。
ここに移ってきた当時はこの方向を見ると富士山が見えた。
まだまだ雪で覆われている。
 午後、3時頃、隣近所の家々の人々が出て雪搔きだ。
もちろん我が家からもぼくと連れ合いが出て、家の前の雪を掻いた。
が、雪の捨て場がない。

2014年2月16日日曜日

雪上に残された足跡 Some footprints which were remainded on the snow.

これは13日の見城山・日向山・弁天の森キャンプ場・駐車場と歩いた時に見つけた
足跡である。
1):下の写真は、登り始めて間もなくの足跡だ。
 2):これは、弁天の森キャンプ場口から林道に出たところにあった足跡だ。
3):これは、1)の足跡の近くにあった足跡だ。
4):これは大釜大弁財天近くにあった足跡だ。 
5):雪上ではないが、見城山三頂付近にあった跡。
今回のルートは動物たちのフィールドサインが少なかった。
これはハイカーが気軽に登るため、しかも飼い犬を連れた人たちもいるために、
野生動物たちがこのルートから遠ざかるのかもしれない。
1)と2)は飼い犬の足跡であり、2)は大型犬の足跡だ。
3)と4)はシカのものだ。シカの足跡はたくさんあった。この辺りでも管理捕獲が実施されている。
下は見城山山頂付近の様子だが、シロダモの幼木が繁茂している。
シカが食べないためにシロダモ林になっている。
5)はアイゼンをつけて歩いたヒトの足跡ということになる。

2014年2月15日土曜日

カモシカの歳をとると癒合する尺骨と橈骨  As serows are getting older, their ulna and radius become to fuse.

先日、ほねやさんは「ウシでは橈骨と尺骨が完全に癒合していた」とコメントをくれた。
ぼくは、いままでタヌキ、ウサギ、サル、ネズミなどの中・小型哺乳類の骨は
煎餅の入っていた菓子箱を開けるだけですぐ見られたので、しばしば見ているが、
シカやカモシカの骨は大きな衣装ケースに容れているので取り出して見ることはなく、
取り出すのが面倒なので骨格図だけに頼っていた。
頭骨コレクションのようにすぐ取り出して見られるようにしなければいけないと反省だ。
 
後肢の脛骨と腓骨が完全に癒合して一つの骨のようになっている動物には
カモシカやシカの仲間がいる。
この仲間はさらに前肢の橈骨と尺骨も癒合する。
下は、下北半島で拾ったカモシカの右の前腕骨(上腕骨)と橈骨と尺骨である。
赤で囲った〇の部分で癒合し、それが歳をとると上の方まで癒合する。
下は、シカの左の橈骨と尺骨だ。
上は右の赤丸から前腕骨間隙まで癒合している。
下は、若いシカの左の橈骨と尺骨だが、癒合しないで離れている。
尺骨の左右の赤丸部分には軟骨があり年齢とともに骨化して上のような
尺骨になるのだが、軟骨が剥がれ落ちている。 
下の尺骨の左上の肘頭の軟骨があった部分。
尺骨の右赤丸の尺骨頭の軟骨が落ちた部分。
性成熟前の動物の長骨の骨端には軟骨があり、そが骨化していく。

シカもカモシカも年齢を経るにつれて橈骨と尺骨は手首にあたる
尺骨頭の方から癒合していくのだ。
歳をとったヒトでは脊椎骨でさせも癒合してしまっていく。
 
だから、いつも体操をしなければ骨が固まってしまう。
ぼくは、前屈が子供の頃からできなかったが、今では足の爪を切るのが大変だ。
出かける時に靴の紐を結ぶが、結ぶ前に前屈運動ストレッチをしなければダメ。
それだけ動かなくなっている。だからエネルギーを使わない。
それでも以前のように食べ、飲む。だから太る。
でも、年寄りザルが死ぬは痩せた個体だ。
ちょっとした病気でも体力がないため死んでしまう。
酒は美味しいし、食事も美味しいし、ダイエットって難しい。
 
今回の積雪量は、ぼくが釧路からこちらに出てきて一番多いかな?
つまりこの49年間で一番の積雪かな?

2014年2月14日金曜日

昨日歩いたルート  The walking route in yesterday.

昨日のGPSの軌跡である。
広沢寺温泉無料駐車場からすぐ横の愛宕社の右側の山道を登っていく。
ピーク375が見城山(ミジョウと読む)でなだらかに下って鞍部にでて、再び登り
日向山404.4に出る。そこから西に下り、赤丸の鞍部にでる。
今回は梅ノ木尾根を登らないで、弁天の森キャンプ場をたどった。
先日は梅ノ木尾根から①の地点でキャンプ場へ降りたのだ。
腐って柔らかくなった上に汚れた雪を踏んでいく。
尾根上は陽が当たるので、雪が融けていたが、日陰は20センチ以上の積雪があった。
シカやイノシシ、イヌ、ヒトの足跡があった。
アイゼンを持っていったが使う必要がなかった。それよりもスノーシューがあれば、
楽しかったかな?否、折り畳み式の軽い山スキーでもあれば良いのにと思いながら歩いてた。
6.5キロの短いルートであったが、糞を3個見つけることができた。
また、キャンプ場を過ぎてから林道を歩いていると、向かって左の斜面の方から人の声がするので、そちらを注意しながら見ていると、岩場があり、ロッククライミングをしている人たちがいた。
ちょっと知られた岩場のようだ。

2014年2月13日木曜日

ファレノプシスが咲きだした。   The Phalaenopsis has begun to bloom.

今日は8時半過ぎに家をでて、広沢寺温泉無料駐車場に車を置いて、
見城山・日向山・弁天の森キャンプ場と歩いてきた。帰宅は15時半であり、わずか6キロちょとの距離なので物足りなかったが、雪を踏みしめたし、糞は3ヶ所で見つけたし、
まーまーの山歩きだった。
これについては明日アップしたい。
 
帰ってきて、部屋に吊り下げているラン鉢をみるとファレノプシスが咲き始めている。
 この鉢は株が一つで花茎が一本だが、もう一つの鉢は花茎が2本でている。
一本は花が終わった後、花茎を途中で切り戻していたのだ。
デンドロもそうだが、ファレノプシスも花芽が葉芽になって新しい株になる。
この咲いた株は小さな葉芽を育てて5、6年経ったものだ。
 


2014年2月12日水曜日

アメリカモモンガの腓骨は脛骨と癒合しているか? The fibula is fused with the tibia in American flying squirrel?

せっかく雪が降ってくれたのに、丹沢に行くことができない。
降った8日は専門学校の丹沢実習の日であったが、朝の電車は走っていたが、帰路の電車が運休になる恐れがあったので、丹沢実習は中止。翌日、電車は大丈夫だったが、路線バスが目的地までいけない。もちろん、ぼくの普通タイヤの車ではダメ。
昨日は専門学校で高校生向け授業。今日は、東京駅付近で4時から呑み会。
と山に行きそびれている。
 
山にいけない諦めもあって、このところ、骨を見る時間が増えた。
で、プラスティックのフィルム缶に入ってたアメリカモモンガの骨を探し出した。
1992年にペットショップで死んだアメリカモモンガをそこでバイトをしていた動物植物専門学院の教え子がわざわざぼくのためにもらってきてくれたのだ。
頭骨は壊れていたので、頭骨標本をつくることこはできなかったが、
他の骨はフィルム缶に容れていたのだ。
 
Rodentia齧歯目の腓骨は脛骨と足首の方で癒合合体していると間違ってアップした。
確かに、地上を這いずり回るラットやアカネズミやハタネズミ、さらにはハムスターは
トガリネズミ目Soricomorphaのモグラやトガリネズミ、兎形目Ragomorphaのノウサギと
同じように腓骨は脛骨と足首の方で癒合・合体している。
 
しかし、エゾシマリスでは、腓骨は脛骨と完全に分かれていたことをアップして誤りを正した。
この時のアップで、take隊員からムササビやモモンガ、カヤネズミでは?
というコメントがあった。
ぼくは、ムササビは木の枝にいるところや幹を這い登っていくところを見ている。
モモンガは下北半島で木から飛び幹を登りまた滑空するとことを一度みている。
ムササビやモモンガは滑空することを除いては、食べているものも木の実や樹皮でリスと良く似たような樹上生活をしている。もちろん冬眠はしない。頭骨もリスにそっくりだ。
リスと同じような足首と考えられる。
下はアメリカモモンガGlaucomys sp.の左大腿骨(左)、腓骨(右上)、脛骨(右下)
エゾシマリスと同じように腓骨と脛骨は離れている。
つまり、足首が前後、左右に動かすことができるのだ。
尚、アメリカモモンガとしてペットショップで売られているものは、
Southern flying squirrel かNorthern flying squirrelのどちらかであろう。