「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年4月11日木曜日

ヤッター、カモシカだ! A serow!

今日は、堤川林道を入ってまもなく、斜面に取り付き尾根を登る。
一人で歩くと気楽だ。自在に思いを変更できる。
最初の目的は、林道終点から熊ノ爪をめざしながらヤブツバキの花を見つけようと思っていた。
何故か、スギの倒木や枝がごちゃごちゃしている沢筋に足を踏み入れ。
すぐに、斜面を登り、尾根にとりついた。
その尾根はカモシカの糞、糞、糞がたくさんある。
こんなにあるんだからカモシカに会えるかなと思いながらあるく。
最初のピークからが大変だった。
シカ柵を何度も乗り越える。
08:54最初のシカ柵だ。
09:02すぐ2度目のシカ柵
09:32 3度目のシカ柵を乗り越える。
この頃から冷たい小雨が降ってくる。
09:43 倒れているシカ柵を乗り越える。
10:03 小雨からヒョウに変わり、バラバラと地表をたたく。
しろい、つぶつぶが雹(ヒョウ)だ。
10:08ようやく「岩のピーク」に到達する。もう、雹混じりの冷たい雨だ。
ここは宮ケ瀬尾根上になる。稜線を南西に進む。
ゴジラ尾根がすぐそこにある。山桜が咲いている。
と、誰かに見つめられているような視線を感じる。
カモシカだ!すぐ下にいる。
このカモシカ、この姿勢で動かない。ぼくは座って、レインギアの上着を着る。
眼下腺が膨らんでいる。性別は判らない。
もう、新生児が生まれているだろう。
それにしても、草食獣が食べるものが無い。いくつかのスミレの仲間が咲いていたが、
シカもカモシカも、スミレやジュウニヒトエ、ヤマルリソウの仲間は食べないのだろう。
食べられる下草が春になってもほとんど出てこない東丹沢の山麓。

初めての尾根!

今、堤川林道から初めての尾根を登って最初のビークだ。
仏果山方面を望む。
この間、カモシカの糞塊だらけ。カモシカに出逢えるかな?

2013年4月9日火曜日

日本の諸問題  The problems in Japan.

いよいよ、ぼくの新学期が今日から始まる。
短いような長いような春休みだった。
 
日本を象徴する富士山が顔を出している。
富士山は内部に問題を抱えているようだ。
 
お隣の国々との国境問題、さらには北朝鮮の乱暴な宣戦布告、さらに、経済のおかしなグローバル化、TPP問題このような国際情勢に対抗するかのように、とうとう、憲法改変が叫ばれている。
1)石原慎太郎日本維新の会代表は軍事政権を目差し、核武装し、徴兵制が
日本が生き残る道だと述べている。自民党政権はこの考えを推し進めかねない。
現在の日本では、諸外国からの攻撃に対して自衛できない。襲ってこないだろうと相手国に
自制を促している。しかし、ドアに鍵を掛けないで、家に勝手に入ってくるなと泥棒に云っている
ようなものなので、ここは少し考えなければいけない。しかし、だからと過剰防衛は、侵略へとつながり紛争の原因でもある。
無頼な国々から僕らの国、日本を防衛することを考えなくてはならない。
また、2)安倍首相は、経済同友会の意向で、正社員をもっと簡単にリストラできる「限定生社員」
制度を労働契約法で規定する考えを打ち出している。
アベノミックスで一部の人々は浮かれており、景気が回復すると喜んでおり、第三の矢として
企業側一方的に都合の良い雇用関係を作り出そうとしている。
これもグローバル化の流れをうけて企業が競争力をつけるためだと妄想している。
小泉内閣による規制緩和路線によってできた、貧富の格差はますます広がり、労働者を働く機械の一つとしてしか考えなくなっている。今の米倉も前の御手洗経団連会長も企業さえ潤えばそこで働く労働者はどうなっても良いような企業家精神には腹が立つ。
若者はもちろんのこと、老人も住みづらい日本となっていくのは間違いない。

2013年4月8日月曜日

この食痕はカモシカ?シカ?Who did bite this bark? Serrow? or Deer?

4月5日土山峠の続き:
沢の詰め、シカ柵の扉をくぐり、さらに又新しいシカ柵で脚立を乗り越えて、斜面を
トラバースしていくと、カモシカの糞があった。
え?どこかに柵に穴が開いているんだ。
獣道が沢に沿ってトラバースしていくのでそれを辿っていく。
新しい食痕がある。
カモシカ?否、シカかも知れない。
この木は昨年も樹皮食いされたようだ。
コインより下は昨年の食痕だ。
10円玉からカモシカの食痕と推定した。 
昨年の樹皮食いの痕は、林床よりも1メートルくらい下である。しかし、最近、齧られた痕はその上の部分である。
きっと、昨年の下の部分は一昨年生まれの子供のカモシカが昨年の2、3月に齧り、新しい部分は
その親が今年齧ったものであると考えた。
あるいは、親のナワバリから追い出された子供のカモシカが、この場所をナワバリとして、昨年食べ、大きくなってさらに上の部分を食べたということが考えられる。
尚、この木は対生なので、カエデの仲間だろうか?
クリックして拡大して葉を見ると判るかな?
なお、すぐ傍には、オニシバリが食べられずに青い葉を茂らせていた。
 ここは2重に囲まれたシカ柵内なのに、シカやカモシカが入ってくる穴が開いているか、
倒木が柵を押し倒しているんだろう。
メインテナンスをしないシカ柵はお金の無駄遣いだ。
 

 

2013年4月7日日曜日

この昆虫はオサムシの仲間? Is this a group of ground beetle?

4月5日土山峠から湖岸林道を歩いていると、オサムシより少しちいさい黒光りする
昆虫が、サッサッと早足で歩いている。
何だか、胸部・頭部はアリにも似ている。
オサムシで調べたが、ぶち当たらない。
この昆虫は何だろう?
歩き回るのでピンが合せられなかった。
エゾマイマイカブリに似ているかな?と思ったが、触覚がぜんぜん違う。
だれだこの虫は?

テン糞に含まれていたヤブツバキの葯 The anthers of Camellia sp. that were included in the scats of martens.

やまぼうしさんからヤブツバキの雄蕊部分の画像が添付ファイルで送られてきた。
お隣さんのツバキの花を一つ失敬した。
ヤブツバキの雄蕊と似ているようだが、少し違う。 
大きさを比べることはできないが、葯は似ている。
 このツバキの雄蕊の葯部分を採って、動物の腸内の環境に似せるために
ぬるま湯に浸けて、花粉を指先で揉むようにして落とした。
葯の部分が粉々に壊れてしまわないか不安でもあった。
上手く花粉を落とすことができたので写真を撮った。
テン糞から出てきたものは長径は最大で4ミリくらい、しかし、ツバキの葯はちょっと曲がっていたりして、長径は4ミリは軽く超えてしまう大きなものだ。
テン糞から出てきた下のものは素直なオオムギ状だ。
上のテン糞から出てきたものはヤブツバキの葯で間違いないと思うが、
ぼくとしては、ヤブツバキの花の雄蕊を採ってきて、同じようにして比べてみたい。

2013年4月6日土曜日

オタマジャクシだ! Tadpoles!

昨日、朝一番で内科に行き、脳のMRI検査の結果を聞きに行く。
眩暈の原因が内耳付近の毛細血管の詰まりにあるのではと思っていたが、
脳内の毛細管が詰まって膨らんでいるような兆候は全くないことが分かった。
従弟のお通夜の日時が決まっていないので、取り敢えず丹沢だ!
っと、10時にはなっていたが家を飛び出す。
土山峠に車を置いて、歩き出す。
脳には問題が無いことや従弟の事もあり、爽やかというか目に見える風景が、
綺麗に見える。身体も軽くなったように感じる。
湖岸林道を進む。水溜りの中にオタマジャクシがもう孵化している。
たしかここは、どうせ干上がるし車に轢かれるから7、8個の卵を持ち帰ったところだ。
我が家のスイレン鉢の中のはまだ孵っていないと思うが、、、。

こんなところの水溜りに早くもオタマが孵化している。
干上がる前に車に轢かれる?
それにしても成長が早い!

庭のスイレン鉢を覗いた、上よりも少し大きいオタマがいた。
嬉しいネェー。
となりの、藻が入れられているところにあった卵塊もみなオタマになっている。
オタマジャクシはなんだか優しい気持ちになる。


桜が変わる   Cherry blossoms change.

一昨日は、引地川沿いを親水公園の方まで歩いた。
川沿いの桜の花弁が舗装道路に状に落ちて溜まっている。 
川面にも、、、。海まで浮かんでいくのかな? 
カワヅザクラが最初に咲き、次にソメイヨシノが咲き、
今は、オオシマザクラが真白く咲き誇っている。
さらに、八重桜も、咲き始めた。
これは、白っぽい八重桜だ。
八重桜が咲き始めたので、部屋の一部の洋蘭を庭に出すことができる。
庭のナツツバキの枝にぶら下げたままのフウランやカヤランはまだ動きがない。

2013年4月5日金曜日

土山峠

今朝、脳検査の結果を聞きに行く。
ノープロブレムだ。
で、家を出たのが10時過ぎだ。
今朝、子供のころよく相撲をした従弟が亡くなった。何故かいつもの土山峠とは違う感じだ。

タヌキのトイレ再開 Reuse the scats site for raccoon dog!

3月29日、土山峠付近の湖岸道路から尾根に登って、タヌキのタメ糞があるかどうか見にいった。
これは、昨日アップしたものをもうすこし広い範囲で撮ったものだ。
クリックして拡大すると昨日のタヌキ糞の部分がはっきりします。
この場所は、ここ1年近くタヌキが糞をしなくなったところだ。
2012年5月14日に「タヌキのタメ糞は苗床だ!」と報告したところである。
2012年7月16日「何故、タメ糞場は放棄された?」とこの場所が放棄された理由を考えた。
2012年8月2日「ちょっと、不思議だ!」とタメ糞場には木の苗が伸びで、タヌキがウンチがしづらいだろうが、もしタヌキ家族が生きているんならどこに新たに糞をするトイレ場にしたのだろうかと疑問を呈した。
2012年10月12日には、ぼくの土山峠のフォルダーに「元タヌキのタメ糞場」として写真が残されている。
 
8月2日にアップした時に比べると、苗がシカに食べられてすくなくなっている。
タヌキ糞はありませんでした。


8月以降、ここには登らなくなった。
12月13日に行ったときには、全く何もはえていない剥き出しの尾根になっていた。
 
それが、今回、行ってみたら、タヌキたちはトイレとしてこの場所を使い始めたのだ。
この上部にもタメ糞場があったので、次回はそこも再び使われているか見に行ってみたい。
 
タヌキはタメ糞をすることによって、そこに排泄された種子が雨風とともにあるいは、昆虫たちによって尾根から斜面に転がり落ちて分散する可能性、さらには、排出された種子が春になって芽生えて伸びることによってタヌキが糞をしづらくなって、その場を放棄する。そのことによってタヌキのタメ糞場は森の再生・快復に一役を担っていると考えた。
しかし、それはシカなどの草食獣と他の哺乳類の個体数がバランスが取れている状態の時か、草食獣が少ない場合だろう。
丹沢のようにシカの個体数が多い場合は、テンやタヌキ、サルなどの動物たちによる糞としての種子分散は効果が期待されないことを示している。

2013年4月4日木曜日

3月下旬のイタチ、テン、タヌキの糞  Scats of weasel, marten and racoon dog in late March

3月29日の土山峠の続き:イタチ、テン、タヌキの糞の内容物
タヌキのタメ糞だ。
一番新しそうな十円玉の左下にある黄土色のものを拾ってきた。
コインの右上にも同じ色の糞がある。
水洗いして残った内容物は、サワガニの外骨格であった。
 テン糞である。 
水洗いして0.5ミリメッシュの茶漉しに残ったものは、不明の植物質のものである。
一見、もみ殻というか米粒のようなもだ。一番下にその写真を載せる。
さらに、このテン糞?イタチ糞?細いのでテンのメスかな? 
これも何と、上の内容物と同じものだった。
もみ殻のようなものばかりだ。
さて、これがもみ殻状、米粒状の植物質のものは?
これ、まだ濡れている状態。
もちろん、種子ではない。3月下旬頃の丹沢に咲く木の花の雄蕊(オシベ)の部分ではないだろうか?この回りに花粉を密集させているのではないだろうか?
もし、そうだとしたら、テンたちは花を食べている?花の蜜をなめている?
でも、まだ、これが植物質なのは確実だが、何か不明だ。





2013年4月2日火曜日

誰の毛?   Whose hair?

3月29日の土山峠続き:
今回は、イタチ糞、テン糞、タヌキ糞と拾ってきた。
下は、湖岸道路沿いの橋の上にあったテン糞だ。
10円玉の右上の黒っぽい塊を持ち帰った。
右の白い毛の塊は見ただけでそのままにしてきた。
白い毛は、シカの毛だと思って拾わなかった。
シカ毛だと思った根拠は、右角に太く短い毛が折れているのがあったからだ。
ん?誰かがここで体を擦ったかな? 
長い毛が10本以上幹についている。7本毛をゲットしてきた。
で、手持ちのカモシカとシカの毛で、クローズアップレンズをつけて覗きながら見比べた。
シカ毛よりも見ただけで細く柔らかい。シカ毛は凸凹したところがあるが、
カモシカ毛はスーッと伸びている。カモシカ毛であった。
昨年、3月5日にノウサギやネズミ、シカ、カモシカの毛をクローズアップして比較した写真を載せてます。ご覧ください。
カモシカがここで身体を擦ったのだ。
丹沢はシカとカモシカが同所に棲んでいるので、糞や、食痕や足跡などのフィールドサインも、見てすぐに判るようになりたい。
マハレ山塊のトングエ族のムサラギやムトゥンダは、もう見ただけですぐ言い当てた。
人の足跡なども個人まで特定した。もう、神業だ!

2013年4月1日月曜日

東丹沢の花  Spring flowers in the eastern Tanzawa area.

今日はもう4月1日、3月29日に土山峠で撮ってきた春の花をアップしたい。

この花、花弁が5枚のキンポウゲ科だとばかり思っていたが、
調べきれない。で、やまぼうしさんに教えてもらいました。
花弁は5枚ではなく4枚のアブラナ科タネツケバナ属のミツバコンロンソウとのことです。
このジュウニヒトエも以前キランソウと間違えてアップしてやまぼうしさんに指摘されたものです。
 ヤマルリソウである。キランソウやヤマルリソウは日向を好むようで、
結構乾いた斜面でもみられる。
 ユリワサビで、渓流沿いの少し水がかかるようなところ見られる。
ナガバノスミレサイシンだ。
このスミレがたくさん咲いていた。 
ウワバミソウの花が咲きかけている。
5月頃のウワバミソウを根元から摘んで葉を取り、茎のスジを取ってから
まな板の上で叩いてから味わうようだが、一度も試したことがない。
以前、奥湯河原の旅館の人たちが毎年、背負い籠に採ってたから、
さぞおいしいものになるのだろう。
タチツボスミレを山中でみるとほっとする。
これ白い花だが、ナガバノスミレサイシンかな?
これも一つの沢の斜面に、上のナガバノスミレサイシンとともにあった。
尾根沿いのどのアセビも満開だ。 
同じくどのシキミも開花していた。 
 湖岸林道沿いにのミヤマシキミが満開だ。
これは、尾根上のミヤマシキミの花を上から撮った。 
他に、多くの木の花が咲いていた。
これから、リンゴの仲間やアジサイの仲間の目立つ花々が咲きだす。
丹沢のシカの個体数が減少し、林床に下草が戻ってくれて、
もっともっとにぎやかな春を楽しみたいものだ。