坂尻・登山道の続き:
やまぼうしさんのお友達のお家のすぐ裏のヤブツバキの木に何者かのツメ痕があった。
左上から右下に流れる爪痕が二つ見られる。3条の巾は、2,5センチから3センチだ。
これは、前足の爪痕だと考えられる。
頭を上にして、尾を下にして前足の爪で幹を抑えながら下ってきたものだろう。
頭を上にして、尾を下にして前足の爪で幹を抑えながら下ってきたものだろう。
2006年5月にハクビシンの轢死体を津久井郡の道路上で見つけた。
その時の前足を撮っている。上の爪痕は第二指、第三指、第四指の爪の痕だとすると、二指と四指間の爪は2センチあまりの開きがある。
テンはもっと巾が狭いだろうし、体重が軽いので、滑り下りたとしても樹皮に深い傷痕はできないだろう。そんな訳でハクビシンの爪痕と考えた。
なお、この木の幹にはイノシシが身体を擦った痕があった。
どうも、イノシシは何度もこの幹を利用して身体を擦っているようだ。
もしかしたら、クマも背中を擦りにきているかな?
何だか、この家の離れにでも泊まって一夜を明かしてみたくなった。
野生動物は人家から離れた山の中よりも人里近くの方が棲みやすいのだろうか?
昨日の鈴木庸夫さんのHP(フィールド日記)に
k-ta隊員が清川村で撮ったリスの可愛い動画が載ってます。