「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年8月13日土曜日

緑の島ースリランカー(6)

8月2日のお昼頃、ポロンナルワの10-12世紀の遺跡がたくさんあるグワドラングル行く。
寺院は全て、素足になり帽子を脱がなくてはならない。
強烈な直射日光で遺跡の石の床は70度くらいはありそう。熱くてまるで焼けたフライパンの上を歩いている感じだ。少しでも日陰になった部分に足を置く。
ここでは、ガル・ヴィハーラの三つの石像の載せる。
まず、入場してすぐ座像がある。
坐像の右に立像だ。
この像の顔が一番気に入った。
胸に交差させた腕、どこかで似たものを見た。
エジプトのアーメン神の像だ!HPのエジプトの自然と遺跡-たゆとうナイル川(2)を参照。 
立像の右に涅槃像があるが、全体が見れない、、。 
岩の上に上がって写真を撮る。
もう、足の裏は火傷状態。 
トクモンキーがいて、これはオスだ! 
ハヌマンラングールの群れがいた。 
近くの売店で、ヤシ実を割ってもらい、ストローで汁を吸い、果肉を食べる。
ぼくは二つ飲み、食べる。 冷えていればさらに美味しいとおもう。
木陰などで一同ほっとする。
ゾウを見るために国立公園に向かう途中の水路で、人々が水浴している。
さぞかし気持ち良いだろう。車窓から撮る。 
スリランカは動物も植物も遺跡もたくさんあるので、
整理してHPの自然・動植物の項目で「緑の島-スリランカ」として載せたい。
このブログのスリランカはとりあえず終えたい。
夏休み中にしなければいけない仕事ができてしまったからだ。
緑の島とタイトルにしておきながら一度も花や木をアップしなかった。
何かの機会にこのブログでも載せたい。
ぼくの今の気持ちは丹沢だ!早戸川上流域だ!
ただ、ゲリラ豪雨の心配があるので、躊躇しているだけだ。

2011年8月12日金曜日

緑の島ースリランカー(5)

8月2日午後、ミネリア国立公園に行く。国立公園のガイドが運転手も兼ねて、お馴染みのサファリーカーに乗って、下の写真のような森とは云えないような中を走る。
まず、ハヌマンラングールの群れが木の葉を採食している。
こいつはオトナオスだ。そうするのこの群れの唯一のボス(アルファーオス)だ! 
林の中を過ぎると広々としたまるで、アフリカのンゴロンゴロのようなところにでる。
湖の周りにはツル?サギ?の仲間がたくさん群れているが、ぼくは哺乳類だけを探す。
いた!ゾウの母子だ。もちろん、周りには他のゾウもいる。
ここで、D.ハミルトンが明らかにしたアフリカゾウの社会をアジアゾウにも反映させて考える。
ゾウは家族群というメスと娘と子供のメスグループが基本的社会単位である。
オスは5-8歳で家族群から出て、放浪し、発情メスがいると交尾する。 
家族群が集まって血縁群を形成する。
さらに、血縁群が集まってクランを形成する。
いずれの集団でもリーダーは最高齢のメスである。
他の家族群である。
中央の二頭が頭を付き合って争っている。どうした? 
とうとう、群れからちょっと離れて押し合い始めた。
他の個体は無関心だ。遊びとは思われなかった。
とすると、発情したメスをめぐるオス同士の争いとなる。
最後まで見ることができず。自分だけの旅行でないので仕方がない。 
片キバだけの単独オスがいた。
アジアゾウはアフリカゾウに比べて、キバがずいぶん短い。メスはキバがないものもいる。オスであっても申し訳程度にあるだけだ。でも、こいつのキバは立派だ! 
トクモンキーも採食していた。 
このワカモノオス、こちらを威嚇している。なかなかやる! 
もっともっと、ゆっくり一人で、動きたかった。
移動する車の中での観察である。
これから、ヌワラ・エリアの紅茶畑まで移動だ!

2011年8月11日木曜日

緑の島ースリランカー(4)

8月2日は朝も夕もゾウだった。
朝、ホテルのテーブルの上の上に子供のヤモリが、へばりついている。
8時にホテルを出て、昨日予約したゾウ乗りツアーへ。
左の階段を登って、ゾウに乗る。 
ゾウの頭である。
撫でると4、5センチの剛毛が痛いくらいだ。
で、荷台から降りて、ゾウの肩?首?に座った。
あるく度に右・左と肩が揺れるので、首の方に落ち加減になる。
すると、ゾウは両耳でぼくの足を押さえてくれる。 
後ろからドイツ娘が一人で軽やかについてきている。
ぼくらは6人も乗っている。 
ゾウ一頭に、ゾウ使いと渡したカメラでぼくらの様子を撮ったり、
スイレン、ハイビスカス、プルメリアの花を女子たちに渡し、耳の上に付けるように指示。
ゾウがウンチをするときは、立ち止まって踏ん張る。耳をぎゅーっと閉じる。
川に入る。大きなカワセミだ。クリックせよ! 
クイナの仲間(右に走る)が何かをついばんでいた。 
川から土手に上がる時は、大変なようで力が入った。
最後はお礼に、ゾウにパンやバナナなどの果物を直接一人一人口の中に入れる。
唇?が柔らかく、バナナごと食べられそうに口の中に入るが、、、、、。 
めったにない経験で、皆、朝から盛り上がる。
ゾウは、ここでは昔の馬のように荷役に使われている。
ゾウが、自動車道路を歩いていて、渋滞になっても運転手もバスの乗客も文句を言わない。そう、ここスリランカでは、イヌが道路で寝そべっていても車がゆっくり避けて走る。
その一方、二輪車や三輪車は僅かの隙間があればすり抜けて走っていく。

2011年8月10日水曜日

緑の島ースリランカー(3)

8月1日ミヒンタレの後、シーギリア・ロックの美女たちに会いに行く。
シーギリア・ロックへ向かう。
5世紀の後半に、この岩の上に城をつくり岩壁に美女たちのフレスコ画を残した王様がいたようだ。正面の凹んだところに画があり、そこは回廊となっている。
登るには、正面の錆びて破れた金網に覆われた鉄製の細いラセン階段を登る。
ハッと驚くような見事なものだ。僕の目は乳房や腰のくびれにひきつけられる。
先ずは、見てもらおう。 
クリックすると拡大 
胴は細くくびれてはいるが、すこし肉がだぶついている。 
この肉が少しだぶついているのが美しさの基本かも知れない。 
画は雨水に当たらないように、上部の岩がひさし状に削られている。
ここから、さらに鉄製の階段を登って上部へと続く。
近い将来にこの階段が崩れて多くの人たちが事故に遭うだろう。
ここでも大半がスリランカの人たちだ。 
階段を登っていくと、トクモンキーの群れが階段を支える支柱から下りてきた。
このような頼りない錆びた支柱に支えられている。
一行、思わず城跡でバンザーイ。 
僕もバンザーイ! 
下りは登りの人たちとすれ違うので怖い!
皆、引き攣った表情の笑顔だ。 
このシーギリア・ロックの上には王様がつくった貯水池(あるいは沐浴場?)があり、
サル糞があった。この場所を行動域にしているトクモンキーの群れがいるのが分かるが、複数いるのかな?
日本やヨーロッパにも敵から守るために岩山の上に作られた天守閣をもつお城がある。

2011年8月9日火曜日

緑の島ースリランカー(2)

8月1日午前中にスリランカで仏教が最初に伝来した聖地とされる
ミヒンタレの寺院遺跡を巡った。
ここでもサルやリスが見られた。
参道の岩に付けられた道を登っていくと、オオリスだ。
こんなに近くに出会えるなんて!
take隊員にこのリスを見せたかった。
参拝客が捨てたマンゴーの種子を齧っている。 
何と、人を威嚇までしている。
動物たちの天国?かも知れない。 
トカゲがいた。 
トクモンキーの群れだ!
ニホンザルと同じマカク属だが、ニホンザルよりもずーと小さく痩せている。 
オスのトクモンキーだ。 
メスのトクモンキーだ。ニホンザルと同じ群れ構造を作る。
頭の上の毛が放射状に広がり、カッパの皿になっている。 
何と、ほとんど混在するようにハヌマンラングールの群れがいた。
ここで丸一年でもサルの観察・調査をしたいものだ。
同時に2種類のサルが観察できる。 
こちらの遺跡のお寺に向かう場合は、素足で帽子を取らなければならない。
岩肌が焼けているので、日陰になっている箇所を探して飛び跳ねるようにして歩く。
海外からの観光客の数はほんの少し、大半がスリランカの人たちだ。
スリランカの小・中学生のバス遠足による参拝も多い。

32ギガのSDHCメモリーカードで何でもかんでも撮ってきたので、
写真の整理に頭を抱えている。
GPSを現地時間に合わせてなかったので、写真との対応が混乱している。

2011年8月8日月曜日

緑の島ースリランカー(1)

アヌラダプラという紀元前からスリランカ最古の都があったところで、
スリー・マハー菩提樹(お釈迦様がこの菩提樹の下で悟りを開き、紀元前3世紀に枝を分けて挿し木)の入り口で裸足になろうとしたら、幹の下の方にリスだ!
   (クリックして拡大)
シマリス風なので、調べているが、いまいち同定できず。
何かを拾って食べている。
菩提樹の枝の穴からインコが顔を覗かせている。 
ボケている。
周りはハヌマンラングールのいくつかの群れが生息。
ここの個体群のラングールたちは怪我をしている個体が見られる。
ラングールの群れは群れの中にオトナオスが一頭だけだ。
献花するスイレンの花を食べるオトナメス 
尾に注目!付け根の方の毛が無い。
ゴミ箱を漁っているラングール。
こんな姿、何となく懐かしい。 
参道に出ている群れもいる。
人々はサルたちをほとんど無視して歩いている。 
何かくれないかな?と待っているサルもいる。 
膝から下の右後ろ足が無い、立派なオトナオス、なかなか活発なボスだった。
睾丸を撮ってこなかったのが悔やまれる。 
日本各地にはかって餌付けられたニホンザルの群れがいた。
ニホンザルによる農作物被害や人への被害のため、ニホンザルの餌付けが中止された。
餌付けを経験しない群れでも農作物に被害を及ぼしている。
ここスリランカでもサルたちは農作物に被害を及ぼしているだろう。

しかし、人々はサル糞を踏まないように歩くだけで、
サルを含む動物たちを追い払おうとしない。

ハヌマンラングールはニホンザルより痩せて小さいので、口を開けて威嚇してくるラングールもいるが、人々は軽くいなしている。

2011年8月7日日曜日

スリランカの蛇使いの動画

蛇使いの動画です。
その独特の笛の音色を聞いてください。
籠が二つあり、開けたのは一つだけだった。
この音色、アジアの音色というよりも中東のような感じだ。
まず、お聞き下さい。

緑の島ースリランカー

両手を胸の前で合わせてお祈りするように
「アイボーワン(こんにちは)!」

スリランカは緑の島だった。
光と濃い緑と花々と遺蹟、寺院、動物と人が一緒だった。
昼に立ち寄ったレストランの庭で花々を撮っていたら、
手招きするしゃがんだ男がいた。
近寄ると笛を吹き始めて、コプラのはいった籠の蓋を取り、
蓋でコプラを怒らせて
立ち上がらせ、上手く操っている。
もちろん、お金を払う。
紀元前に栄えた古代の仏教寺院遺跡があるアヌラーダプラも含めて、
スリランカの至る処でハヌマンラングールやトクモンキー、
アジアゾウ、2種類のリスに出合えた。 
白壁の塀の上にいる。
顔が黒いので表情を見てもらうために露出を変えた。
ハヌマンラングールはキンシコウなどと同じコロブス亜科のサルだ。
いつでもどこでもサルを含む動物たちに会えるので、
ヒトと動物との共存をあり方を考えさせられた。
もちろん、気をつけないと糞を踏むことになる。
スリランカの人たちは上手に動物たちを追い払っている。
しばらくは、スリランカの動植物を紹介したい。

連れ合いの友人夫婦たちとの5回目の海外旅行だったが、
今回は、ぼくにとってはサルの予備調査をしているような感じさえした。