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原発不要・核廃絶


2023年3月2日木曜日

ウサギの翼状突起  Processus pteygoideus of rabbit

日本に生息する陸生哺乳類頭骨の翼状突起を霊長目、食肉目、鯨偶蹄目と見てきた。残るのは齧歯目、兎型目、真無盲腸目、翼手目である。その中から兎型目のアナウサギ(カイウサギ)Oryctolagus cuniculusを取り出す。アナウサギとノウサギLepus brachyurusの頭骨背面からでは後鼻孔からの左右の翼状突起間の幅が狭いのがアナウサギだが、ノウサギは広い。それは鼻骨の横幅にも表れている。しかし、両者間で翼状突起の形状の違いを見つけられない。
図1.アナウサギの頭骨底面から翼状突起
i:内側板 o:外側板
ウサギの翼状突起は内側板iと外側板oからなる。これはヒトなどのサルの仲間やカモシカ、イノシシと同じだ。

この翼状突起は咀嚼筋の外側翼突筋と内側翼突筋がついて下顎頭付近や下顎角内面に付着して下顎を前方に動かしたり、下顎を上げたりする筋肉のようだ。でも、食肉目のように内側板は無い動物はどんな咀嚼筋がその代わりとなっているのか?それとも食肉目は必要ないのか?動物の身体は生理も骨や筋肉も基本的に同じだろうから、そこから類推していかなければならないか?何だか解らない事だらけだ!

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