皮を剥いたイタチを煮た。ホエブスに白ガソリンを容れ、固形燃料でプレヒートしてアルミ製のスフリアsufria(スワヒリ語で鍋の事)、下の写真のような蓋もない金盥(たらい)のような容れ物をスワヒリ語でスフリアと云った。何故か、もうアフリカから戻ってから20年以上経っているのにこのようなモノをスフリアと云っていたのを突然思い出した。
スフリアで湯を沸かし、その中にキャッサバの粉を入れて手早く掻きまわして柔らかいモチ状のウガリを作くるのだ。マハレでは朝、夕、ウガリを食べたものだ。おかずはダガーとビトュングー(玉ねぎ)のチュンビ(塩)とピリピリの油炒めだった。
沸騰しないように煮る
ホエブスの使用も久しぶりなので、40分くらい庭に居て肉の色の状態を見ながら庭をウロチョロ見て回る。4、5か所にタチツボスミレが咲いていた。
シランのプランターで咲いていたタチツボスミレ
お昼頃から陽が射してきたので、水道栓の前に座って肉をできるだけ取り除いた。
が、いつものように首から尾までの脊椎骨や肋骨の部分の徐肉が上手くいかず、また、手足先の部分はそのままにして、水に浸した。
イタチの後足や前足の裏がどのようになっているか?写真を撮ったので、アップする。
尚、イタチの上腕骨には顆上孔があった。イタチ科は木に登らないアナグマにもある。
頭骨は、かなり酷く割れているので、頭の部分だけ第二頸椎から切り離して、小瓶に容れパソコンの横に置いて腐敗の様子を見ることにした。
イタチの左後足
イタチの右後足
イタチの左前手
イタチの右前手
これで、物置にはスローロリスとイタチが2.7リットルのサントリー角のペットボトルに容れられて水に浸けられ、肉を腐敗させている。早くとも4月一杯までかかるだろう。
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