今年の夏の暑さが長引いたせいか、我が家の菊はみすぼらしい。この白い菊は我が家の前が畑だった頃にその土手に秋なるとわんさか咲き誇っていたものだ。いつの間にか我が家の庭に入ってきて咲いている。この菊の親がいた場所は畑から調剤薬局と駐車場になっている。
我が家の庭の一番日当たりの良い場所で生育しているが、今年は草丈も短く、花数も少なく、花も小さく、しかもいびつだ(図1-1&-2))。
今年の夏の暑さが長引いたせいか、我が家の菊はみすぼらしい。この白い菊は我が家の前が畑だった頃にその土手に秋なるとわんさか咲き誇っていたものだ。いつの間にか我が家の庭に入ってきて咲いている。この菊の親がいた場所は畑から調剤薬局と駐車場になっている。
我が家の庭の一番日当たりの良い場所で生育しているが、今年は草丈も短く、花数も少なく、花も小さく、しかもいびつだ(図1-1&-2))。
この所丹沢に行かなくなったので全く車に乗らなくなった。その為、昨年暮れはバッテェリーを交換してもらわなけれならないほどだった。以来、1、2ヶ月に1度は車に乗っている。今日もそろそろ車を動かさなければと思い。キーを持って駐車場に行くが、フロントガラスを含め埃だらけだ。どうせすぐ埃まみれになるのでフロントガラスとリァーガラスだけ水道栓からシャワーを吹きかけ前後のワイパーを作動させただけで、カメラを持って「くわくわ森」に向かった。走っている車は掃除が行き届いていて綺麗だ。ぼくの車はまるで砂漠を走ってきたように汚れている。でも、そんな事は構わない。境川遊水地公園管理事務所の方まで行き、遠くの駐車場まで行く。
そこから、歩いて「くわくわ森」だ。登山靴を久しぶりにはいったので何だか不思議な感じだ。風が強いが晴天だし、寒くはないので、コート無しでも気持ちが良い。ゆっくり「くわくわ森」を目差す。入口に着いたが、階段の登りが続くので一歩一歩登る。風で木々が揺れて茶色の葉が飛び舞う。あー、これでは松茸山も登れないなぁーっと思いながら階段を登る。
ようやく尾根道に着き、さらにゆっくり歩をすすめる。ガマズミの実がこんなになっている(図1)。誰も取らないんだ。一粒もらい、口に放り込む。あー、懐かしいまだ少し固いが酸っぱい味で旨い。コムラサキシキブの実やマンリョウやセンリョウの実も色づいてた。カラスウリの実を見つけた。カラスウリは山の中には少ないが里で見る事が多い。
ニホンザル♂の5個の頭骨を見比べている(図1)。いずれも性成熟を過ぎた個体だ。5個の内、丹沢、富津市の頭骨は自分が見つけたものだ。大町のは2015年に専門学校生のI君から貰ったもので、秩父のは友人YNからだ。もう一つ老♂の頭骨は大学医学部の実験室で飼われていた個体で、出所が不明だ。
生息地が判る4つの頭骨について、その違いを見つけようと思っているが、図1の左から右に若い個体だ。それは、頭骨の各部分の縫合・癒合具合や頭頂部の盛り上がり具合、歯の減り具合(実験室個体は除く)から年齢判断をした。
この5個をこうやって見比べてみると、真ん中の房総半島産の♂の鼻孔の形(上部は鼻骨、他は前顎骨で囲まれる)がが他の4個隊よりも丸く、右端の秩父産の♂の鼻孔が細長い(図1&2)。
ヌートリアの切歯前面の赤褐色についてアップしたが、この赤褐色はヌートリアの切歯前面のエナメル質に鉄分の含まれていることからなるもので、臼歯の黒っぽい汚れはヌートリアが食べる植物の化学物質による二次的なものであった。日本に生息のネズミ科には雑食のアカネズミなどのネズミ亜科と植物食のスミスネズミなどのハタネズミ亜科が生息している。イノシシやブタ、あるいはノウサギやカイウサギの歯の表面に見られたように、ネズミ亜科の動物とハタネズミ亜科の動物の食性の違いによる歯の表面の汚れはあるだろうか?
野生のイノシシはヒトと同じ雑食性でほぼ食べられる物は何でも食べる。しかし、野外では、イノシシが有り付けるのはせいぜい木の実や新芽、葉、枝、根などの樹皮や、腐葉が積もったところにいる土壌動物と云われるミミズや節足動物である。タケノコや木から落ちたカキの実やドングリなどを漁ることができるのはほんの短い期間だけだ。シカやウサギなどの死肉を見つけることは不可能に近い。専ら、イノシシは土壌動物漁りと木や草の根を掘り起こして生きている。
イノシシの歯は茶渋で汚れたようになっている(図1)。これはどうしても植物を摂取しなければならない事によるだろう。
昨日、喪中葉書を一枚受け取った。それは、専門学校の教え子の死を知らせるものだった。4年生の大学を出てから専門学校へきた女子であった。癌で入退院を繰り返しているのは、賀状で知っていた。しかし、今の癌なら治療法が進んでいるので治るだろうと思っていた。だから、一瞬誰が亡くなったのか判らなかった。喪中葉書の左には、住所の横に彼女の連れ合いと子供たちの名が書かれていた。
教えているとウマが合うクラスとそうでないクラスがあるものだが、彼女たちのクラスとはウマが合い授業も実習も楽しかった。
年上の者たちが逝った事を耳にしても「そうか!」くらいでそんなに驚かないが、年下、しかも教え子の死を知ることはこんなにも驚き、悲しいものだとは思わなかった。
下は彼女のクラスの丹沢実習や千葉実習の写真だ。彼女を偲んでアップする。41歳の余りにも若い死である。
ウサギも植物食だ。しかし、ノウサギの歯は茶褐色に染まっている(図1)が、カイウサギの歯は少し茶褐色だが白い(図2)。たまたまこの両者の違いなのか、他の手持ちのノウサギやカイウサギの頭骨をみた。ノウサギでは切歯の方も黒褐色に染まっていたものがあったが、カイウサギで真っ白のものがあった。真っ白の歯をもつ2個体はラビットフードを与えられて実験動物として飼われていた。ヨーロッパの屋外で生活しているカイウサギの原種アナウサギの歯は黒ずんでいるだろう。