今朝4時に目覚めたがもう一寝した。それが間違っていた。5時に起きた時、腰が痛かった。天井を見て寝入ってしまったのだ。横向きに寝た場合は腰を痛めることは少ないが、あお向けに寝たために腰部分の筋肉を痛めてしまった。
でも、山を歩けば腰の筋肉がほぐれて痛みが無くなるだろうと思い、山へ行くことにした。車を運転している時はまったく問題ない。
しかし、参った!足を踏み出す度に右腰の奥が痛むのだ。それでも筋肉が温まれば自然と痛みがなくなるだろうと考えながら歩いた。
車を停めたのは早戸川林道の終点付近。魚止橋付近には4台も車が留められている。ヘアピンカーブのところから榛の木丸を目差そうと思った。が、急な登りを目の前にして、取り敢えず伝導まで行こうと歩いた。身体はなかなか温まらない。長袖を手首まで着、軍手をつけ、帽子を被っているのに汗など出そうにもない。涼しいのだ。
伝導の手前で3人の釣り人と出会った。ぼくの歩き方がおかしかったからか「雷平までの路は、橋は落ちていますよ!」と教えてくれる。橋は落ちたり、路が崩壊しているのは3、4年前からだ。
真っ直ぐ進んで橋を渡ったところからすぐ尾根に取り付く。木の根を持ち、幹を持って身体を引き上げる。いつもなら、この登りで汗がでるのにゆっくりなため身体が温まってきただけだ。
8:22 造林小屋だ。内部はかなり荒れ果て崩壊している。小屋の前の苔むしたコンクリートに座って朝食用にアメリカンドックを食べていると何故か、小鳥の鳴き声のような音が近づいてくる。それは軽快な服装をした釣り人であった。腰につけているクマ避けの鈴が小鳥の声のように聞こえたのだ。
図1.造林小屋
8:34 造林小屋の前の尾根を登って榛の木丸に行くことにする。
8:53 シロヨメナが咲いている。昭和初期の女学生のような雰囲気だ!
図2.シロヨメナ
9:40 ツチグリの仲間だ!
図3.ケフクロツチガキGeastrum velllutinum
9:47 テングタケ科のキノコだ!調べてもちょっと判らなかった。
図4.テングタケ科の幼菌
テングタケ科のキノコには、タマゴタケ、ツルタケ、ガンタケ、シカタケ、ベニヒダタケなど食べられるキノコがあるが、真っ白のドクツルタケ、コタマゴテングタケ、ベニテングタケ、テングタケなどの猛毒のキノコが多いので、写真を撮っただけだ!
10:52 別れ道にきた。切り倒されて朽ちた杉の木の左上に行くと榛の木丸へ、ぼくが座っている足元のつづら折りの仕事道を行くと伝導近くの登山道に出る。
図5.別れ道で
ここで、休みながらスポーツ飲料を飲んだりしていて、右腰の痛さがとれないので、日和ってしまった。このつづら折りの仕事道を下ることにしたのだ。
しかし、ジェオグラフィカは優れモノだ。現在地確認にはもってこいのものだ。これを紹介してくれたM.Tさんに感謝だ!