2019年10月26日土曜日

タヌキは木に登ってサルナシを食べた!  A racoon dog climbed a tree and ate arguta!

タヌキ糞は地獄沢右岸尾根を登って最初の667ピークを過ぎてから再び登り始めて間もなく見つけた(図1)。他にも3ヶ所でタヌキのタメ糞があったが、学生たちの登山靴で踏み潰されていた。きっとテン糞もあったことだろうにと思うとちょっと残念。でも、ぼくが遅れてしまったので仕方がない。
昨日夕方、雨が上がったので早速庭に出て水道栓でタヌキ糞を洗った。こんな内容物のタヌキ糞はこれまで無かった。
図1. タヌキのタメ糞
水洗いして0.5ミリメッシュの茶漉しに残ったのは、
サルナシの果皮と種子だけだ!砂泥や腐葉片はまったく無い。ぼくは、タヌキは木には登れないと思っていた。しかし、砂泥や腐葉片が混じってないことはこのタヌキは木に登ってサルナシの実を食べたことを物語っている。
実は、20日に学校に行った時に動物写真家の岩合光昭氏が撮った「カキの木に登っているタヌキ」(WWF「地球のこと」)の表紙写真を見たばかりなので、タヌキが木に登ってサルナシの実を食べているのを想像することができる。
テンはするすると木にに登るが、タヌキは体形からして木に登るにはかなり無理があるね。どんな木でも登れる訳ではないだろう。タヌキよりも鋭く頑丈な爪を持ったアナグマの方が木登りができそうだが、、、。

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