2019年10月13日日曜日

地球温暖化  Global Warming

スウェーデンからきた16歳の少女の地球温暖化に対する、国連での発言はもっともなものだと思う。世界各国の首脳の前で、16歳の少女にまで地球の危機を言わしめたのに、その反応は鈍いどころか逆光するような発言が見られる。皆、目の前の利益・幸福しか追い求めていないことが明らかになった。
ぼくのように動植物が好き、自然探索が好きな者にとって、気温が高くなっているのは明らかな事実である。
①50年前、ゼラニュームは冬が近づくと屋外から部屋に取り込まなければ寒さで死んでしまった。今では、冬の屋外でも花を咲かせてくれる。
②50年前は、庭に置いている水蓮鉢は凍って割れた。今では、薄氷が張るくらいなものだ。

このような事は大人たちの誰もが体感しているはずだ。スウェーデンには行ったことがないが、夏は白夜となり、冬は暗い夜が長く、国民は自然を愛しハイキング・トレッキングが大好きなようだ。当然、日本の山でも8月でも雪渓が残っているだから、年中消えずに残っている雪渓はたくさんあることだろう。そんな自然を体得しているしてスウェーデン人は、温暖化によって雪渓が消えて湿地や沼地が増えていることを16歳の少女でさえ見ていることなのだろう。

このところの台風の強風・豪雨は、いまだ経験した事がないものののようだ。規模が大きい台風となるのは日本近海の海水温まで26,7度と高いからのようだ。
つまり、我家の庭で感じている気温が高くなっている事が地球規模で起こっており、それが、化け物のような台風となって日本列島を襲ってくる。これからは梅雨の時季に想定外の豪雨や強風、夏から怪物台風が襲ってくるばかりでなく、冬季の豪雪など想定外の気候変動もあるかも知れない。
ぼくらは、とんでもない時代に生きており、子孫たちに穏やかな気候の日本の自然を残していくためには、早急に温暖化を食い止めなければならない。

しかし、多くの人たちは経済の発展を願う。これから、インド・中国・ブラジル・東南アジア諸国・アフリカ諸国の人々はますます先進国に追いつき追い越せとばかりに二酸化炭素を放出するだろう。
それには、経済の右肩上がりを是としない考えを世界に広めなければならない。

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