2013年7月31日水曜日
夏の昆虫:オニヤンマ・ゴマダラカミキリ・ウスバカゲロウ・バッタ Insects in Summer season.
湖岸林道を歩いてると、オニヤンマが停まった。
このソニーのデジカメは接写から1200mm相当の望遠まで撮れるので、一台で臨機応変だ。
小さなボディの一眼よりも気に入ってる。
飛び方が、ん?イトトンボかな?と思ったが違う。
頭がまるっきり違う。これは、幼虫がアリジゴクとなって乾いたところで過ごすウスバカゲロウだ。
これはゴマダラカミキリだ。以前はどこにでもたくさんいたものだが、最近見かけなくなっていた。
東宮御所のシジュウカラを研究していたT.Sさんがカミキリ虫のコレクターだったことを思い出した。
これは、何バッタかな?
ヒロハネヒナバッタの♀でいいのかな?
林道沿いの草むらが異様に動く、じっと目を凝らしているとトカゲが何かをくわえて出てきた。
うまい具合に斜面に吹き付けたコンクリートを登ってとまった。
狙って撮った。甲虫の幼虫だ!うまそうだ!
ぼくが写真を撮ったらすぐに吞み込んでしまった。さぞかしうまかったことだろう。
しかし、トカゲたちはどこで味が分かるのかな?
ちょっと林道沿いの草むらに入っただけで、ヒルがついてきた。
トカゲたちはヒルを食べないのかな?ヒルは哺乳動物が近くに来ない限り、枯葉の下で、じっと動かないからトカゲたちの餌食にはならないのかな?そうすると、鼻面をつけて腐葉土を漁るイノシシやアナグマにはヒルがたくさん着いていることだろう。
2013年7月30日火曜日
土山峠に来た! I came to the Tuchiyama pass.
右肩の調子が悪いからとぐずぐず家に引き籠っていられない、
糞を見つけて今年の初夏の動物たちの食べ物を調べなくてはと思い、7時を過ぎてから家をでる。
夏休みに入ったからだろうか?朝のラッシュ時間帯に入っているのに少し車が少ないかな?
慶応湘南校の前を通り、ショートカットの道に入る。国道246に出て、東海大医学部の横を通って
神奈川県自然環境センター前の道路を走り抜け、清川村のコンビニでお昼を買い、土山峠に着いたのが、8時ちょっと前だった。
土山峠からの湖岸林道を歩いていくと。3条の腺が平行に道を横切っている。
これは何の跡?
近寄ってみると、砂が1センチくらい少し盛り上がっている。
モグラの仕業かな?否違う。
皆さんは何の跡だと思いますか?
盛り上がった砂を登山靴で擦ってみた。と云うよりは盛り上がった砂を靴で取り除いた。
小さな、小さなアリンコの通り道だった。
清川トンネルに向かう経路に入る。
子ガエルがぴょこぴょこ飛び回る。
これは、何ガエルかな?何と足元にはヒルがわさわさ近寄っている。
取り敢えず、この沢の所までやってきた。水がずいぶん少ない。きっと豪雨に備えてダムから放水しているんだろう。足跡が向こう岸の近くに多数ある。下りる。
沢の中をバシャバシャ魚が動き回っている。
浅瀬に追い込んで捕まえる。
ヤマメでもイワナでもない。何だ?この魚は?
アブラハヤ?モツゴ?
アブラハヤだ!釧路ではこれに似た魚にヤチウグイがいた、
足がチクチクするのでズボンをたくし上げるとヒルが何匹もついて膨らんでいる。
今回はまったくヒル対策はしてこなかったのだ。
サル糞2個とテン糞1個を拾ったので、戻ることにする。
家に着いたのが11時半だ。ヒルに血を吸われたところの2カ所から血が止まらず靴下を赤く染めている。やはり、今の時季は靴下にしっかり飽和食潜水を噴霧していかないとヒルにやられる。
2013年7月28日日曜日
これは高粱だ! Sorghum!
先ほど、連れ合いと近くのヴィクトリアというスポーツやアウトドア用品を売っているお店に行ってきた。途中、空き地に下のようなものが植えられている。
草丈2メートルを超すものだ。遠目にはトウモロコシかな?と思って近づくと違う。
しかし、トウモロコシの仲間だ。
密植して植え付けられている。
どこかで見たことがあるものだ。
北海道ではない。
穂が出ていた。ピンボケだ。が、これで思い出した。
タンガニーカ湖畔の村の畑に植えられていたものである。
ヴィクトリアで買い物をした後、今度は、上の植物が刈り取られた畑があった。
そこに、2番穂が出ていた。
間違いない。
高粱(コーリャン)、ソルガムだ!
それにしても、何故高粱を植えているのだろう。
お酒を造る?
パンやお菓子を作る?
健康食として、米に他の穀物を加えて一緒に食べる?
2013年7月27日土曜日
映画「風立ちぬ」
慶応日吉の動物行動学の採点が終わり、評価をつけてWeb入力し終えたので、
連れ合いと上大岡の映画館に行ってきた。
この映画館は横浜市営地下鉄の上大岡駅で下車したなら、そのままエレベーターに乗り、
映画館の入場口がある3階でおりる。
もう、夏休みに入っているので、子供連れ、若いカップルなどが多く賑やかで、
いつもの雰囲気が一変している。
連れ合いがパソコンで席を予約していた。
券売機の前で、予約番号と電話番号を入力し、券を受け取る。
上は、始まる15分前の状態だ。これから7割くらいのお客で席が埋まった。
初めは、ジャンヌ・モローの「クロワッサンで朝食」を見たいと思ったのだが、
銀座に行かなければ見られないことがわかり、諦めたのだ。
予約したのが、「風立ちぬ」であった。
これは、宣伝されていたことと、韓国のマスコミがこの映画を戦争賛美だと非難したことが話題になっていたからだ。
「風立ちぬ」は堀辰夫の短編小説で、ぼくは中学の時に読んだものだ。
主人公の飛行機設計技師の堀越二郎は結核になっている菜穂子(菜穂子は堀辰夫の小説の題名にもでてくる)と結婚する。
ぼくは、この時、?????状態だ。
「風立ちぬ」と「菜穂子」は堀辰夫の小説の題名だ。
この映画は堀越二郎という飛行機設計技師の夢と「風立ちぬ」と「菜穂子」を絡めた物語であるということが、こうやってブログにアップしていて明らかになった。
しかし、まだ、自分としては頭の中が整理されていない。
エンディングに流れる荒井由美の「ひこうき雲」は文句なく良い。
ユーミンとアフリカでワインやビールを飲んでわいわいやった15年前のことを思い出した。
2013年7月24日水曜日
ミンミンゼミだ! Cicada!
昨日、雨が降ってもう暗くなり始めた頃、居間の網戸にセミがとまった。
今年初めてのセミだ。アブラゼミではないことが判るが、何ゼミがわからない。
メスだ。網戸が邪魔してうまく撮れない。っと!飛んでしまった。
50センチも離れていない場所でカメラを操作したからだ。
が、梅の木に停まった。
ここで、このソニーのカメラは、一気に50倍の1200ミリ相当にズームアップできる。
撮ったが、暗いのでピンが今一つ、マニュアルに変えるが、どうも今一つだ。
動いて、ピントが合わせやすい位置にきた。
これは、ミンミンゼミだ。
子供の頃、釧路で取ったクマゼミに似ているが身体が小さい。
ぼくの耳はセミの鳴き声やスズムシの鳴き声も聞こえない。
だから、道路を歩いていてしばしば一緒に歩いている人から自転車が来ている。危ないと袖を引っ張られる。自転車のチリンチリンというベルの音が聞こえないのだ。
つまり、高い波長の音域が聞こえない。
CDで好きなクラシックを聴いていても、突然、無音状態になる。高音になったのだ。
アフリカから戻って、逆カルチャーショックでアフリカに帰りたいと思う日々が1年くらい続いた。
その間に、マラリアが出たり、メニエール症候の眩暈を何度か経験したりして、高い音域が聞こえなくなった。
一番困るのは山歩きで音で動物を見つけることができなくなったことだ。
動物の発見は視覚によるではなく、聴覚によって気配に気が付くことである。
だから、ぼくが動物たちの骨や糞に興味持ち出したのは必然かもしれない。
今日は慶応の試験だ。300名分の採点と評価付けを終えて月末にはぼくの夏休みが始まる。
2013年7月23日火曜日
実習で出合った脊椎動物 Vertebrate who encounted with in the Tanzawa outdoor practice.
19日に丹沢実習で、一緒に歩いた卒業生でアシスタントの竹下史也君から出合った動物たちの写真が送られてきた。
ここで、見てもらいたい。
先ず、尾根を登っている途中で出合ったのがこれだ。
H君がスギの木の上にとまっているのを見つけ、ワイワイ声を出すと舞い上がっていったのだ。
今年も鳥に詳しい学生が何人かいて、クマタカだ!と興奮していた。
ぼくも撮ろうと思ったが、右腕を目の上まで上げなくてはダメなので、諦めた。
このシマヘビは登山道沿いの木の上にいた。
皆で捕まえようとしたが逃げられた。
これが登山道を横切っていった群れのサルだ。
9-10歳くらいのメスだ。
生意気にもこちらの学生たちの方を口をちょっと開けて威嚇している。
この風景、まるでアラビア半島の砂漠地帯のようだ。
登山道を物見峠方面に歩いていて、西側の斜面にメスジカだ。
物見隧道から唐沢林道を下ってきて、出合ったアオゲラだ。
コヤツは独特の笑うような鳴き声をあげて飛びまわっていた。
ついでに、ぼくが撮ったオオルリだ。
脊椎動物で撮った唯一の写真だ。
これは、カメラを腰のあたりに持ち、ディスプレイ画面の角度を変えて撮った。
大分、右腕を持ち上げられるようになってきた。
まだ、ぐるぐる腕を回すおとはできないが、かなり快復してきている。
いよいよ明日で夏休み前最後の学校だ。
慶応の試験だ。右肩を怪我したときはどうなることかた憂鬱な気持ちになることもあったが、一週間の休講で済んだ。慶応は一度も休むことなくできた。
そのシワ寄せが学生たちに行ったことは間違いない。
今年の山の出来は? How about the harvest of the forest in the year?
19日の実習の続き:
今年は、東丹沢の山の実生りは良いのではないだろうか?
テンは早くもサルナシの実を食べていた。
今年は、東丹沢の山の実生りは良いのではないだろうか?
テンは早くもサルナシの実を食べていた。
しかし、まだまだ固く、酸っぱくえぐいだけだ。
これはアブラチャンの実だ。
この実は動物たちは利用しないようだが、、、。
サンカクヅルの実がたくさんついていた。
これは、動物たちが喜びそうだ。
シラキの実だ。これを食べる動物がいるかな?
シロダモの実がこんなになっているのを見たのは初めてかな?
東丹沢に増えている樹種の一つだ。
ヒョドリが摘まんでまき散らしているのかな?
ん?これは実でなくタマアジサイの蕾だ。
アケビの実がなんだかいじけている。
日差しが強いため?暑いため?
今年の東丹沢の山の実生りは良いようだ。
あとは、コナラ、ミズナラ、シラカシやブナなどの堅果の実生りがどうなるかな?
2013年7月22日月曜日
初夏のテン糞、アナグマ糞の内容物 The contents of a marten scat & a badger scat in the early summer.
先日の谷太郎林道からの登山道までの尾根歩きで
テン、アナグマ、サルの真新しい糞を拾うことができた。
昨日は、サル糞から出てきたクマヤナギの種子をお伝えした。
昨日は、サル糞から出てきたクマヤナギの種子をお伝えした。
今日は、尾根の途中で見つけたテン糞とアナグマ糞の内容物についてのアップだ。
9:41、テン糞
真新しいものだ。サルナシの果皮と種子が見えるが、サルナシを食べたら淡い緑色の糞になるのだが、どうして黒っぽいのか?
10:13、アナグマ糞
これも真新しく、上の一個を崩れないように摘まみあげた。
アナグマ糞の特徴が表れている。一つは、①6,7cmの深さの穴を掘ってトイレとすることだ。もう一つは、②どんな場合にも真っ黒で、まるで黒土をやわらかく練って円筒状にしたものだ。
もう、土壌動物だけを食べたようだ。
結果
テン糞は水洗いして、鉢受け皿に開けた。
サルナシの1個分の果皮と種子60個、および6cm前後のムカデ一匹分の脚や外骨格。
ムカデを食べていたので、黒ずんだ糞となったようだ。
サルナシ一個で60個の種子が入っているのかな?いずれにしても早くもまだ固いサルナシの実を食べ始めている。
サルナシの種子をピンセットで取って乾かした。
もう、種子はできている。
サルが早生食いして排出しても、サルナシの種子は排出されたところで発芽しそうだ。
アナグマ糞を水洗いして、鉢受け皿に開けた。
0.5ミリメッシュからは90パーセント以上の土質のものが流れた。
残ったものは4.5cmのムカデ一匹分の外骨格と脚、甲虫の外骨格と翅の一部、枯れ葉の一部、モミの枯れ葉一つ、他は土砂であった。
テンはムカデを食べても土砂を一緒に食べることは無いようだ。
しかし、アナグマはムカデやミミズや甲虫などの腐葉土に潜んでいる土壌動物を食べる時は、
ムカデや甲虫そのものと一緒に多量の腐葉土そのものを食べていると思われる。
テン糞がムカデを食べたことによって黒ずんだ糞を排泄した。これは、アナグマの糞がいつも黒ずんでいることから考えて、節足動物のタンパク質や脂質を消化する腸内酵素か細菌によって糞が黒っぽくなるのではないだろうか?
ヒトの糞の色は腸内細菌によって、茶色や黒色が決まるようだ。悪玉菌(どんな細菌?)が多いと腸内がアルカリ性になり黒っぽい糞になるようだ。
もし、これをアナグマやテンのお腹に当てはめると、テンは、ムカデを食べるとお腹の状態は良くないと云えますが、本当かね?
ぼくは消化酵素によって糞の色が変わると思うのですが、もちろんこのようなことは獣医学の方で解明済みかな?
2013年7月21日日曜日
サルたちはクマヤナギの実を食べていた。 Monkeys were eating the fruits of Berchemia racemosa.
19日の続き:三峰・物見峠間の登山道でお昼を食べていると、
サルの群れが移動していった。
残念ながらぼくが見に行った時は、4歳くらいの個体の後ろ姿を見ただけだった。
お昼を食べ終えて、物見峠方面に歩きはじめてすぐ、先ほど通過したサルたちの落し物があった。
早くも、糞虫たちが活動している。
この糞を持ち帰る。種子が見えるがはっきりしない。
庭の水道栓のあるところで、0.5ミリメッシュの茶漉しに容れて洗う。
残渣を鉢の受け皿にあけて、少し水に浸す。
茶色の種子と果皮だ。
この種子はヨコグラノキかクマヤナギか?
種子は257個あった。
1ミリメッシュの方眼紙に載せて撮った。
クマヤナギの種子であった。
もちろん、手持ちの標本と鈴木他著の「草木の種子と果実」(誠文堂新光社)を参照する。
一個の糞塊にこれほど多くの種子が含まれているのに驚きだ。
また、サルの採食方法の特徴もあらわしている。
サルたちは、一種類のものを食べ始めると群れのメンバーが皆その食物を食べることになる。
同じ内容物のサル糞が物見隧道付近の唐沢林道の道路上にも転がっていた。
サルたちは早生食いで、まだ完熟していない果実を食べる。
アケビ食いやサルナシ食いは8月に入ってから始めるだろう。
久しぶりに見たサルは後姿だけであり、このところサルに出合ってない。
拾ってきた新しいテン糞とアナグマ糞の内容物は?
エゴノキの葉にできた虫こぶ The gall of the storax's leaf.
19日の続き:
エゴノキの葉に虫こぶがたくさんついている。
この虫こぶの主はだれなのか?
今はネットがあるので便利だ、
「エゴノキ 葉 虫こぶ」で検索したら、すぐに上の写真と良く似たものが出てきた。
この虫こぶはエゴノキハヒラタマルフシというもので、
タマバエ科のエゴタマバエが卵を産みつけてできたもののようです。
しかし、そのハエがどのようなハエなのかが画像を探せなかった。
エゴノキには、エゴノネコアシという虫こぶで、エゴノネコアシアブラムシが住みついたり、
ゾウムシの仲間のエゴヒゲナガゾウムシがエゴノキの実に穴をあけて卵を産んだりしている。
エゴノキの果実はサボニンを含む毒だと云われているが、虫たちはそんなものをお構いなく生活史に取り入れている。
2013年7月20日土曜日
谷太郎林道から尾根を登って登山道へ Climibe up the ridge from the Yatarou forest road to the climbing road.
昨日は、ぼくにとっては6月23日以来の丹沢であった。
煤ヶ谷でバスを降りるつもりが乗り越してしまい次のバス停で降りて、谷太郎林道を歩く。
石垣からは豪華に花をつけたヤマユリが待ち受けてくれた。
不動沢と鳥屋待沢に挟まれた尾根に取り付く。
ぼくとY.M君は鳥屋待沢を詰めてから尾根に取り付くことにする。
作業用の車が数台停まっている。山仕事の人たちが大勢山に入っているんだ。
ストックは力を入れると痛いので、右手のストックはただ持っているだけだ。
途中から尾根を目差す。尾根に着いたのにまだ学生たちはついていない。
「ホーイ、ホーイ」と声を上げると林道の方から声が返ってくる。
トランシーバーで交信するとまだまだ下の方だ。
汗を拭いても拭いても噴出してくる。鼻先から汗が落ち、目にも汗が入る。
学生たちが上がってくる。合流だ。
テン糞を見つけて登って行くと、チェーソーの音が聞こえ、415ピークには作業の人たちのシートが広げられ、荷物が置かれている。
そこで休憩する予定であったが、素通りすることになる。
登っていくと間伐をしているところに出くわす。
尾根沿い3ヶ所で間伐をしている。お互いに挨拶を交わし合う。
ぼくらが歩いている時は作業を中断して、大汗をかいてぼくらを見送ってくれる。
アナグマの糞をみつけ、616ピークを過ぎたところで、鳥屋待沢方面から上がってくる古い山道がある。そのうちこの道を探して歩きたい。
もう、今回はクマに出合えるなんてことは考えられなくなった。
登っていくと再びアナグマ糞だ。大量にある。
前にあったところと300mくらいしか離れていないので、同じグループのアナグマだと思い、
糞採集はしなかった。
11時に登山道に着く、9時に登りだしたので、3時間で着いたことになる。
このあたりのササは少なくとも4年前から枯れたままだ。
原因は?酸性雨?
ここでお昼を食べていて、サルの群れが登山道を横切る、
ぼくが見たのは4歳くらいの個体の後姿だけだ。学生たちは写真を撮っていた。
ここで1時間くらい時間をつぶして、身体を休める。
後は物見峠まで下り、唐沢林道に下りて、そこでも1時間くらいのんびりと辺りを散策する。
ぼくは、家を出る時に薄手の靴下2枚に飽和食塩水を噴霧したいったので、
全くヒルにやられなかったが、数名の学生がヒルに吸い付かれていた。
唐沢林道沿いでは、エビガライチゴの赤い実が食べごろであり、学生たちと争うようにして
口にほうりこんだ。すっぱみが暑さと疲れを吹き飛ばしてくれる。
上煤ヶ谷までのショートカットの休み台で、小休憩し集合写真。
半分以上の学生が休んだのでちょっとさみしい。、
ショートカットの道はヒルが多いので林道をいくことにする。
ここを出たのが15時20分。
上煤ヶ谷16時発のバスにゆうゆう間に合う。
誰も乗ってなく、ぼくら貸切状態だった。
自分ではどうなるかと思った右肩であったが、
どうにか無事に夏休み前、最後の実習を終えることができた。
これも学生たちに感謝だ!