2013年7月20日土曜日

谷太郎林道から尾根を登って登山道へ Climibe up the ridge from the Yatarou forest road to the climbing road.

昨日は、ぼくにとっては6月23日以来の丹沢であった。
煤ヶ谷でバスを降りるつもりが乗り越してしまい次のバス停で降りて、谷太郎林道を歩く。
石垣からは豪華に花をつけたヤマユリが待ち受けてくれた。
不動沢と鳥屋待沢に挟まれた尾根に取り付く。
ぼくとY.M君は鳥屋待沢を詰めてから尾根に取り付くことにする。
作業用の車が数台停まっている。山仕事の人たちが大勢山に入っているんだ。
ストックは力を入れると痛いので、右手のストックはただ持っているだけだ。
途中から尾根を目差す。尾根に着いたのにまだ学生たちはついていない。
「ホーイ、ホーイ」と声を上げると林道の方から声が返ってくる。
トランシーバーで交信するとまだまだ下の方だ。
汗を拭いても拭いても噴出してくる。鼻先から汗が落ち、目にも汗が入る。
学生たちが上がってくる。合流だ。
 
テン糞を見つけて登って行くと、チェーソーの音が聞こえ、415ピークには作業の人たちのシートが広げられ、荷物が置かれている。
そこで休憩する予定であったが、素通りすることになる。
登っていくと間伐をしているところに出くわす。
尾根沿い3ヶ所で間伐をしている。お互いに挨拶を交わし合う。
ぼくらが歩いている時は作業を中断して、大汗をかいてぼくらを見送ってくれる。
アナグマの糞をみつけ、616ピークを過ぎたところで、鳥屋待沢方面から上がってくる古い山道がある。そのうちこの道を探して歩きたい。
もう、今回はクマに出合えるなんてことは考えられなくなった。
登っていくと再びアナグマ糞だ。大量にある。
前にあったところと300mくらいしか離れていないので、同じグループのアナグマだと思い、
糞採集はしなかった。
11時に登山道に着く、9時に登りだしたので、3時間で着いたことになる。
このあたりのササは少なくとも4年前から枯れたままだ。
原因は?酸性雨?
ここでお昼を食べていて、サルの群れが登山道を横切る、
ぼくが見たのは4歳くらいの個体の後姿だけだ。学生たちは写真を撮っていた。
ここで1時間くらい時間をつぶして、身体を休める。
後は物見峠まで下り、唐沢林道に下りて、そこでも1時間くらいのんびりと辺りを散策する。
ぼくは、家を出る時に薄手の靴下2枚に飽和食塩水を噴霧したいったので、
全くヒルにやられなかったが、数名の学生がヒルに吸い付かれていた。
唐沢林道沿いでは、エビガライチゴの赤い実が食べごろであり、学生たちと争うようにして
口にほうりこんだ。すっぱみが暑さと疲れを吹き飛ばしてくれる。
上煤ヶ谷までのショートカットの休み台で、小休憩し集合写真。
半分以上の学生が休んだのでちょっとさみしい。、
ショートカットの道はヒルが多いので林道をいくことにする。
ここを出たのが15時20分。
上煤ヶ谷16時発のバスにゆうゆう間に合う。
誰も乗ってなく、ぼくら貸切状態だった。
自分ではどうなるかと思った右肩であったが、
どうにか無事に夏休み前、最後の実習を終えることができた。
これも学生たちに感謝だ!

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